『腰辨頑張れ』成瀬巳喜男、現存最古の監督作
監督/原作:成瀬巳喜男 1931年 成瀬巳喜男8本目の監督作。現存最古の成瀬作品でもある。今日の目で見ると月並みなストーリーだが、単なるドタバタコメディに留まらず、生きた人間の悲哀を盛り込んだことが当時は高く評価されている。'30年代初頭、日本映画がまだ発展途上にあり、成瀬自身もキャリアをスタートして1年ほどの頃だ。 そして統一された全体としての作品の出来は平凡かもしれないが、細部には魅力も沢山ある。日常の...
2019/09/06 12:57
2019年9月 (1件〜100件)
「ブログリーダー」を活用して、ぱこぺらさんをフォローしませんか?