「カルド、あります」~冬の暖まる代名詞
はっきりといつから、とはいえないのだけど、秋が深まり、朝の冷え込みが日に日に強まり、いよいよ寒さも本格的になってきたぞ…と感じる頃になると「HayCaldoカルドあります」の貼り紙が、バルの入り口や店内に見られるようになる。カルド、というのはいわゆる“ブイヨンスープ”のこと。もしくは“スープストック、ブロス(英)”、“ブロード(伊)”とも言うようですが。もちろん肉や魚、野菜と素材によって数々の種類のカルドあり。美味しいスープや煮込みの大元となる、料理のハハ的存在。もちろんそのままでも供される。そしてわざわざレストランに入らずとも、バルのカウンターにて、カップでさっくりと手軽に飲める。お値段1~2ユーロ程度で、アツアツが出てくる。大抵「ちょっとシェリー酒(もしくは白ワイン)を入れますか?」と訊かれ、これはお好みで...「カルド、あります」~冬の暖まる代名詞
2019/01/25 20:50