ビオトープが完全放置に
今年の春は入院していたせいもあり、ビオトープは完全放置状態でした。 今ではアジサイが咲き誇り、ビオトープは影も形も見えません。知らない人が見たら、木々の下にビオトープがあるなんて全く思いもしないと思います。 うっそうとした茂みをかき分けて、初めて水面が見えます。 先日カキツバタが咲いたと書きましたが、その前に実はナガバオモダカ(サジタリアグラミネア)もひっそり咲いていました。 このナガバオモダカは実に強靭で、氷の張るようなところからお湯のような灼熱の環境下でも生き延びて、どんどん増えます。 カキツバタのような派手な花ではありませんが、自然のビオトープを再現するには、非常に便利な植物です。ビオトープやスイレン鉢にメダカの隠れ家としてもぴったりです。 もともと日本の植物なので、花付きもよく小さな花でですが、次から次へ咲かせます。 この植物、寒い時期は笹のように細長い葉っぱをして水中で広がっているが、温かい季節だと水面へ出てきて、しゃもじのように丸くなる。 花がさくころはちょうど中間で、笹のような葉っぱが水面から出てきて、後半はしゃもじのようになっている(下の写真はまだ細い葉っぱで、上の写真は丸くなった葉っぱ)。 体調が戻ってきたら、水面が見えるようにアジサイをばっさりと剪定しようと思います。 果たして、タナゴなどのお魚さんたちは元気でしょうか・・・。
2020/06/27 05:00