没後70年 北野恒富 @千葉市美術館

没後70年 北野恒富 @千葉市美術館

我が家からだとドアツードアで2時間半。そんなに遠い千葉市美術館までわざわざ足を運んだのは、↓がどうしても観たかったから。 www.museum.or.jp 日本美術史の授業の中だったと思うけれど、北野恒富のこの絵が紹介されたのがとても印象に残っていました。 《暖か》大正4年(1915) 赤い襦袢の芸妓さん。なんて淫らで、だけれども下品さを感じなくて。 夢二よりも人の肉感があって。「画壇の悪魔派」と呼ばれるのがわかるような気がします。 いつかは実物を見たいと思いつつ、活躍の場が大阪だったのでその作品の多くが関西に集中しています。今回2時間半といえども日帰り圏内であることが有難いものでした。 まず…