退院してきたオヤジがある日突然、覚醒し、しゃべり始めたのは1月半ばのことだった。あう、うう、とうなるばかりで言葉がでてこなかったのに、ある朝「今夜はハリーポッターを見よう」とか言うんだから驚いた。いつも喋れるわけではないし、すらすらとはいか
母は要介護4、父は要介護2、妹は重度障害者。シングル在宅介護をしながらも、私の仕事は介護士で、職場は訪問介護とデイサービス。寝ても覚めても介護な人生。家族と事業所、どっちのキモチも分かってしまう板挟み。なにはともあれ楽しくやるよー!
「在宅介護しながら自分の人生を生きる」を目標にするブログです。 本業は介護士、ときどき作家。2018年、たかはたゆきこの名前で「おでかけは最高のリハビリ! 要介護5の母とウィーンを旅する 」(雷鳥社)を出版。第4回斎藤茂太賞受賞。
デイサービスでコロナがでて両親が「濃厚接触者に当たるかも」と言われて3日目。両親も私もピンピンしてるけど。仕事も行けずデイにも行けず。自粛して買い物にも行かず。両親とただ家に籠もってるのって・・・息が詰まりそう!なにしろ親の相手しなくちゃい
昨日、両親の通うデイサービスでコロナ陽性が出たという連絡があった。「今、保健所の指導待ちです。明日また連絡します!」と言われたので私は仕事を休み、連絡を待っていた。だが待てど暮せど音沙汰がない。夕方になってようやく連絡がつき、「保健所は手一
本日8月29日は焼き肉の日。安いお肉とビールを用意して、家族で楽しく焼き肉を食べているところへ電話がかかってきた。Aデイサービス。両親がお世話になっているデイだ。「すみません、コロナが出てしまいました」きたかー。またきたかー。我が家はいくつ
先日始まったパラリンピック。全国的に非常事態宣言が広がる中、複雑な思いはあるけど、やっぱり見てしまう。オリンピックとはまた別の意味で「すげえ!」と思ってしまう。ガチガチに車椅子をぶつけあうラグビー、片手で猛スピードをだす競泳、義足のランナー
忙しい忙しいとバタバタしていると「忙しかった頃がなつかしいわ」と母がいう。「今は忙しいような用事がなんにもないもん」仕事で走りまわっていると、「あんたみたいに動きまわってた頃に戻りたい」と利用者さんがいう。「今はもうぜんぜん動けないもん」時
昨日の昼頃に1回目のワクチンを打った。1回目の副反応は軽い人が多いらしいが、私はアレルギーがあるから何が起こるかわからないと、母をショートステイに預けていた。それはもう大正解だった!接種した瞬間から強烈な肩こりと腱鞘炎のような痛みに襲われた
新型コロナウイルスのワクチン。個人病院で打ってもらおうと予約をしたが「あんたアレルギーがあるから危ない」とドタキャンをされた。「手洗いとマスクで頑張って!」いや、頑張ってと言われましても。感染拡大の一途をたどるこの状況である。とても頑張りき
訪問介護の仕事で関わるのは、利用者さんだけではない。ご家族さんともよくお話をする。挨拶だけ、置き手紙のやりとりだけの方もいれば、介護相談をされる方もいらっしゃるし、遠距離介護なのにちょいちょいお会いする方もいれば、同居なのにまったく出会わな
私は長いあいだサービス業をやっていたので、今でもつい、利用者さんのことを「お客さん」と言ってしまうことがある。癖ってなかなか直らない。サービス業をやっているときも「いろんな人がいるもんだなあ」と思いながら接客していた。優しい人もいたし、意地
昨日の記事にも書いたように、このところ「介護と違うことがしたいなあ」と、ずっと思っていた。気分転換がしたいと。でもこのご時世である。兵庫県も新規感染者は一日千人を越えている。当分はどこにも行けず誰にも会えない。・・・仕事以外は。ということで
なんかこう・・・ときどき発作的に「介護と離れたい」という気持ちになる。正確にいうなら「介護とぜんぜん関係のない話がしたい」という気持だ。家も仕事も介護だし、出会う人すべてが介護してる人か介護されてる人である。読むのも書くのも介護の話である。
オヤジは食いしん坊である。若い頃と変わらないほどよく食べる。お菓子も果物も食べまくる。我が家は朝と夜は家族そろって食べるが、昼ごはんは別々だ。昼はとにかく忙しい。私は仕事の合間に一瞬だけ帰宅してカップ麺をかきこんだり、車の中でパンをかじる。
慢性腎不全を患うサンジは毎月、動物病院のお世話になっている。今は調子がよくて点滴もいらないからほぼ健診と投薬のみ。「体重も維持できてる。ちゃんとご飯食べてウンチも出てるんですね。えらいえらい」と先生にほめてもらった。「これだけの状態で元気に
最近、母は本を読んですごす日が多い。仕事に追われているとどうしても家のことは後回しになって。最低限の介護をしたあとは、本とテレビにお守りをさせてしまっている。「大丈夫だよ、私はミステリーさえあればいつまででもお留守番できるよ」と口ではいうが
ヘルパーが毎日入るお宅では、複数のヘルパーが入るために情報共有をする。作業が1つ増えることになったとき、「そんな時間ありますか?」と私は他のヘルパーに問いかけた。「犬のうんち掃除にわりと時間かかるので」そのお宅ではペットの老犬がお粗相をしち
一週間のご無沙汰です。大雨とデルタ株が猛威を奮った一週間でしたが、皆様お変わりありませんでしょうか。おかげさまで我が家は平穏無事でした。私はバタバタと働き、母は本を読み、猫たちは「ごはん!」とせがみ、オヤジはぼーっとテレビを見ておりました。
いつだったか、在宅介護者の方から「すべてを放り出したくなる瞬間がある」というコメントが寄せられたことがある。そのときはまだ私にはそういう瞬間はきてないなって思ってたけど。母の介護が始まって8年。・・・まあ、そういうこともあるな。特に理由はな
ねじている。この夏はすごく、ねじれていると思う。緊急事態なのに、オリンピックやってるし。接種会場はガラガラなのに、ワクチン打ちたい人にまわってこないし。飢えている人がたくさんいるのに、大量の弁当が廃棄されている。私もそう。おでかけは最高のリ
デイサービスのレクで「トランプのババ抜きをしましょう!」と言ったら、利用者さんに必ず「これだけ婆ぁばっかり集めといて、ババ抜き?誰もいなくなるよ」と言われてしまいます。定番のギャグなんでしょうか。めんどくさいから次からジジ抜きに変更します。
新型コロナワクチンの予約をとった。本当は先月のうちに接種できるはずだったのだが、先生にドタキャンされたのだ。たしかに私はアレルギーがあるけど今のところワクチンに含まれる成分に反応したことはない。そのためアレルギー科の先生は「打ってもいい」と
よく、リサイクル業者から営業の電話がかかってくる。「ご不要になったモノなどありませんか?引取りに伺います」っていうやつ。悪徳業者もいるからあんまり相手しちゃいけないやつ。今日もかかってきた。「壊れたモノやもう使えなくなったモノはありませんか
私は介護福祉士を目指している。最終的には国試に受からなくちゃいけない。研修でも模擬テストをやったら、その中にとんでもない問題があった。移動・移乗の介助に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選べという問題で1)ベッドから移乗するとき車椅子は
私はそこそこのアレルギー持ちだ。アトピーのせいでお化けみたいな顔にもなるし、喘息の発作がでると死ぬかと思う。でも生まれてからずっとだから、なんかもう慣れちゃって、あんまり気にしていなかった。とくにここ数年は自分の体どころじゃなかったから。け
朝から二度寝してやっと起きた母が変なことを言い出した。「ねえ、『二度寝』っていうけど、それ以上寝るのはなんていうの?三度寝?」まだ寝るの?そんなに寝なくていいよ。「しようよ、三度寝! 私だんだん猫になってきた気がする。あ、やっぱり三度寝じゃ
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退院してきたオヤジがある日突然、覚醒し、しゃべり始めたのは1月半ばのことだった。あう、うう、とうなるばかりで言葉がでてこなかったのに、ある朝「今夜はハリーポッターを見よう」とか言うんだから驚いた。いつも喋れるわけではないし、すらすらとはいか
オヤジがそこらへんにオシッコをまき散らすようになり「話が違うー!無理ー!」とケアマネさんに泣きついたその夜。オヤジはまた転倒をした。ケガはなかったが、とっさに縋った手すりが壊れるありさまだった。そのあと、私はまじめに話てきかせた。周囲からは
退院に際し、病院からの報告では「柔らかいものしか食べられない」「ほぼ歩けない」「活力、気力の低下がみられる」と言われていたオヤジ。退院してからの3日間で・・・大方の予想どおり、めちゃくちゃ元気になっていった。だって、家には孫たちがいるんだも
病院からは「もう少し入院されたほうが」「このまま施設入所はどうか」とすすめられたが、ぜんぶ断って帰宅した。理由は、孫に会わせてやりたかったから。小学4年生の龍と、高校生になった梅(もう一人の椿は今回来日しなかった)。オーストラリアで暮らす孫
前回の記事からまた数か月あいてしまった。現在、オヤジは退院して両親ともに在宅介護となった。相変わらずいろんなことがある。相変わらずバタバタしている。気が向いたときに少しずつ書いていこうと思う。------------------------
退院から20日。母は元気だ。絶好調といっても良い。薬こそ続けているものの、喘息なんて本当にあったのかと思うくらい元気。「酸素ボンベつけて帰宅」とか言われていたのが夢だったのかなくらいに元気。毎日のようにCMに乗せられて「ほら、『人生にもっと
「筋力低下で立位がとれません。在宅介護は厳しいでしょう」と言われたのに「私ならできます!」と言い切って母を退院させることに決めたけれど。私はちょとドキドキしていた。先週、病院ではちゃんと介助できたけど、あれはきっと、すごく調子がよかったから
「在宅介護は厳しいでしょう」気管支炎で入院した母。転院をくりかえし「あと1、2週間で退院できそう」というところまできた。呼吸も落ち着き、酸素ボンベももう要らない。いよいよ退院して元の生活に戻れる!と、思いきや。「正直、厳しいと思います」と言
7月に脳梗塞を起こすも「風邪じゃないですか」と処置されず、救急でようやく入院させてもらったオヤジ。8月に気管支炎となるも入院させてもらえず、悪化してようやく入院できた母。・・・やれやれ。私は過労で熱なんか出してしまった。それでも入院させたら
母は風邪をこじらせて気管支炎となり、紆余曲折の末ようやく入院することができた。そこは7月からオヤジが入院している市民病院。「夫婦2人で同じ病院だ!」と私は喜んだ。「通う手間が省ける!」入院したって放ったらかしにはできない。オムツなどの消耗品
療養型病院(1回目)在宅医の紹介をもって救急にいったのに「これくらいじゃ入院させられない」と帰宅させられた母。翌朝になっても状態は芳しくなかった。まったく飲み食いできないし、息も苦しそうだ。血中酸素飽和濃度は90を切っている。・・・本当はも
母が入院しました。経過とご報告です。長くなるんで分けます。風邪前回、私が風邪をひいて熱を出した話を書いた。39度くらいの熱が1週間ほど続き、ようやく引いてきたと思ったら・・・母に風邪がうつった。まあ、そりゃ、うつるよね。移乗も排泄も食事介助
熱が出た。火曜の夜のことだ。ちょっと喉が痛いな、程度だったのが夜遅くなって突然、関節が痛くなって、気が付いたら高熱だった。「これは、アカンやつや!」とうとうコロナが来てしまったのか。もちろんこういう仕事をしているので5類だろうが酷暑だろうが
水頭症の手術から2週間近くがたつ。手術によってオヤジはどうなったのか?少しでもよくなったのか?気になるところだが全然わからない。だって、ぜんぜん面会できていないからだ。術後すぐに「病棟でコロナがでました。面会は完全禁止です」となり、私はただ
オヤジが手術を受けることに決めたはいいが、さあ、大変だ。なにしろ手術は「明後日です」ときたもんだ。「ご家族さん、明日と明後日は病院に詰めてください」2日間、体をあけなくてはいけない!申し訳ないけど仕事は休む。母はデイサービス・ヘルパーさん・
脳梗塞で入院したら、なんと水頭症が発覚したオヤジ。根性なしのオヤジがリハビリをするとは思えなかったため「手術は受けない」と決めたのだが…。●オヤジの決意担当医と話した翌日。私は仕事でイベントに出席していたが、自分の講演だけ終わらせるとそのま
●手術をするかどうか「さて本題ですが」病院食をさんざんディスったあと、担当医はMRIの画像を見せながら話を切り替えた。「お父さんの脳の隙間、異常に大きいんですよ。これ水痘症ですね」・・・あ。水痘症。「脳に髄液がたまる水痘症で、失禁、歩行障害
オヤジが脳梗塞を発症して約1ヶ月がたつ。入院先の病院からは何の連絡もなくちょっとやきもきしていたところ、入院3週間でようやく進展があった。長いので分けて投稿していく。病院の待ち時間にポメラで書いて投稿しているため読みにくかったらすみません。
脳梗塞で入院したオヤジ。面会は午後2時~4時の2時間だけと制限されているから、仕事のある日は行けないが、休日には顔を見ることができる。いつもベッドで横になっていて、体位変換用のクッションが当てられ、自力で起き上がることもできないのは見てとれ
ちょっと調子が悪いだけオヤジの調子がおかしくなったのは2週間ほど前だ。その木曜は朝から少し調子が悪かった。寝起きのせいかふらふらしている。でもそれだけで、朝ごはんも普通に食べていた。デイサービスから帰ってきたとき、スタッフさんからも「ちょっ
両親がショートステイに行ってくれたので、姪っ子の椿と2人でUSJに行ってきた。三が日は過ぎたとは言え、かなりの混雑。「うわあ2時間待ち・・・」「でもこっちは190分待ちだよ」「2時間のほうがまだマシかあ」いや、文句なんか言ってる場合じゃない
新年あけましておめでとうございます。昨年は気を抜きすぎてしまいましたが、今年もきっと気を抜くでしょう。在宅介護生活もそろそろ10年。なるべく手を抜いて、ゆるゆるやっていく所存です。今年もよろしくお願いします。さて、昨夜。オーストラリアに住む
2022年も残りわずか。今年一年を振り返ってみると・・・ああ・・・書かなかったな・・・としか言いようがありません。介護福祉士の資格をとったり、仕事の種類が増えたり。講演の仕事がちらちら舞い込んできた李、オヤジの介護度が上がったり。今年も一年
サンタさんお願いですお金をください現金をください電気代とガス代とオムツ代と薬代をください袋いっぱいの万札をくださいそれができないのなら戦争を止めてください魔法使いがいないのは知っていますそれでも願うことが許されるなら今夜だけ望みを口にするこ
子供の頃、本が好きで、ずっと本ばかり読んでいた。冒険の話が好きだった。トム・ソーヤーにロビンソン・クルーソー。小人のニルス・カールソンに長靴下のピッピ。ETやグーニーズのノベライズも好きだったな。現実がおもしろくなかったから物語の中に逃げて
案内ハガキが届いたのはいつだっただろうか。オヤジの職場のOB会のお知らせはがき。退職した人たちでゴルフをしてお茶会をする会で、コロナで中止が続いていたけれど「今年は集まります」と。「行きたい!」とオヤジは言った。オヤジがこんなにはっきり意思
火曜は私は仕事の日。両親は家にいて、ヘルパーさんや訪問看護にみてもらう、そういう日だ。昨日も安心して出かけていった。午前中の仕事が終わり、さあ家に帰ろうというタイミングで。着信があった。ケアマネさんである。車を停めて電話にでると、ケアマネさ
訪問介護をしていたら利用者さんの話がおもしろくて、もっと聞きたいと思うけど仕事しなくちゃだから時間が足りない。そう言ったら、職場のひとに「なんでそんなの聞きたいの?」不思議がられた。「なんで?」なんでって!おもしろい、から、です!利用者さん
猫のことをあまりよく知らない人たちは、猫はツンツンしているとか、冷たいなどというけれど。全然そんなことはない。少なくとも我が家の猫たちは感情表現が豊かだ。そのうえよくしゃべる。サンジもシシィも、うちのオヤジなんかよりずっと多弁。朝はちゃんと
介護が終わったという方からリハパンを頂いた。「まだ1枚しか使ってないから、もったいなくて!」ありがたい。本当にありがたい。うちは2人ともリハパン使用なので紙パンツ代が途方もないのだ。こういうことはちょくちょくある。介護って、突然始まるけど、
昼ごはんにレトルトカレーを食べようと思った。それでオヤジをスーパーへ連れていき、「どれにする?」と選んでもらおうとしたら、オヤジは絶句した。レトルトカレーも種類がめちゃくちゃ増えたので困ってしまったようだ。そこで私はオヤジが好みそうなものを
オヤジは努力することが苦手だ。必要に迫られるから仕事はなんとかやってたみたいだけど、向上心をもって学んだり、コツコツ頑張ることができない。昔からそういう性格なのだそうだ。だから「健康のために」「体のために」といわれてもピンとこない。「このま
昨日、前職の先輩にお会いした。なんと10年ぶりの再会!お互いこの10年は介護に追われて、いろんなことがありすぎて、会うチャンスがなかったのだ。とっても嬉しくて、調子にのっていっぱい話した。ぺらぺらしゃべった。普段は話さないようなことまで話し
今日は「いい夫婦の日」だそうで。世間的には「会話の多い夫婦ほど円満である」といわれているが、なんとか離婚をまぬがれている我が両親にはおよそ会話というものはない。高次脳の母はとぼけた話ばかりしているし、オヤジはまるで口をきかない。「おとうさん
先日はじめた両親の日記はなんとかまだ続いている。日記がめんどうくさくなる理由の一つは「何を書けばいいのかわからない」ということだ。母などは「だって今日は何もしてないもん。『退屈な一日だった』終わり!」という。オヤジは黙ってノートを見つめてい
職場のデイサービスで紅葉をみにいった。ご近所のただの並木道が、秋の日ざしに照り輝いていた。赤や黄色やオレンジや・・・目もくらむほどに美しかった。「わあ、すごい色!あれみて!」「きれいやなあ」「なんときれいな!」利用者さんたちは口々に感嘆した
健康診断にひっかかった。生まれて初めてのことだから「おっ!」と驚いた。「いよいよ私もそんなトシになったか!」といってもコレステロール値とかじゃなくて。『肺のレントゲンで影が写ったので再検査を受けてください』とのこと。再検査のために仕事を休ま
母がどうしても見たいというので行ってきた。映画館にいってきた!以前はよく見に来てたんだけど、コロナ渦だったのとつい面倒になってたのとで足が遠のいていたのだ。前にきたときは、車いす席と介助者席とが通路をはさんで離れていたが、今日は「車椅子の隣
急速に衰えていくオヤジをなんとか留めておこうと、朝の散歩を始めた。そしてもう一つ、始めたことがある。日記を書くことだ。オヤジはもともと言語能力が低い。話すことも書くことも極端に苦手である。そのうえに左脳の脳梗塞をやらかしたもんだから、言語野
日曜に冷たい雨が降った。朝からどんよりとして起きにくい。前の晩から眠れなくて変な夢ばかりみて。今日は何もしたくない。ちょっと体調が悪いのかな。寒さのせいか。気圧のせいか。雨のせいか。一日中ぼーっとしていた。一夜明けてもまだぼんやりが抜けなく