幕屋の構造に見るエクレシアの建造のための四役-天の写したる聖書の正確な理解に立ち返ること-
ニッポンキ業界を20年以上にわたって観察してきたことで分かることは、アメリカやカンコクのいわゆる油注ぎの器を呼んできて聖会なるものを開催し、大勢の群衆を集めて、ワーシップと称する一種のショー空間において夢のあるメッセを提供して盛り上がる、これがどうも彼らの夢想している「リバイバル」と思われる。 しかしながらそのメッセは極めて薄っぺらいものであり、聖書真理の正確な理解や深い意味を説いているものとは、残念ながら言えないようだ。そもそも"poimen(ポイメン)"を「牧師」としており、イエシュアが だが、あなたがたは『先生』と呼ばれてはならない。あなたがたの師は一人だけで、あとは皆兄弟なのだ。-Matt 23:8 と明示的諫めているにも関わらず、御言葉を確信犯的に無視している状況だ。しかもそのポイメンはエペソ4章11節にあるエクレシアを建て上げるための機能(役割)の最も最後である((ニッポンキ業界では牧師が頂点に立ち、伝道師はその見習いといった立場にあるが、これは聖書を無視したニッポンキ業界の因習に他ならない。))。 さて、ここで聖書を正確に読んでほしい((こんな細かいことこだわることなく、一致して歩みましょうといった発言はなしでよろしく。主はモーセに幕屋を正確に作れと命じられたのだ。イエシュアも小さなことに忠実ではない者は・・・と言われた次第。))。 ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を伝道者、ある人を牧者/教える者-Eph 4:11 とあるとおり、これは四役である(∵ある人×4回)。牧することと教えることの機能は重なっている同一の機能である。ちなみにキリスト教という宗教システムに組み込まれると、ポイメンが牧師となり、伝道者は時に伝道師ともなるが、預言者は預言師とはまだ言わない。そこで彼らは「五役の回復」とかのスローガンの下、いずれキリスト教に組み込まれると預言師も出現するのかもしれない。 さて、YHWHエロヒムはモーセに幕屋の構造図を啓示されたが、それは天の実体の正確な写しであった: この祭司たちは、天にあるものの写しであり影であるものに仕えており、そのことは、モーセが幕屋を建てようとしたときに、お告げを受けたとおりです。神は、「見よ、山で示された型どおりに、すべてのものを作れ」と言われたのです。-Heb 8:5 このように、天にあるものの写しは、これらのものによって清められねばならないのですが、天にあるもの自体
2024/02/27 18:10