夏の花も終盤 火打山

夏の花も終盤 火打山

◎山の特徴新潟県頸城地方にある火打山(2,462m)。峰続きのゴツゴツした妙高山や焼山とは対照的に穏やかな山容です。冬の積雪量が多く、山頂近くに湿原が広がり、花の種類が多い。これまで2回、残雪期に登ったが、夏山登山は初めて。花の最盛期の7月に行きたかったが、叶わず。さすがに花の百名山だけあって、8月でも多くの花に出会えた。◎山行日2022年8月5日前日まで北陸や東北地方に線状降水帯がかかり、各地に甚大な土砂災害をもたらしたが、この地は比較的雨が少なかった。登山口の笹ヶ峰に車中泊し、朝5時前に歩き出す。朝から日差しがまぶしい。尾根道に出ると、北アルプスの槍ヶ岳から白馬岳まで一望できた。火打山から焼山、金山(かなやま)の稜線も間近に見えた。高谷池から天狗の庭までの広大な湿原の間は、ハクサンコザクラやワタスゲな...夏の花も終盤火打山