夜ごと涙で寝床を浸す
詩6篇「私は嘆き疲れました。夜ごと涙で寝床を浸し、床を漂わせています」(聖書協会共同訳7節)1節「指揮者によって、弦楽器で。シュミニトによる。賛歌。ダビデの詩」。共同訳は「シュミニト」を「第八調」と訳しているが、正確な意味は不明で、数詞八を指し、歌の調子を表すと思われる。七つの悔い改めの一つである。2節「主よ、怒りに燃えて私を責めず憤りに任せて懲らしめないで下さい」。主よ、憐れんで下さい。私は病み衰えています。主よ、癒して下さい。わたしの骨はおののいています(3節)。「怒り」(ペアぺは-)は烈火のごとく憤激すること。赦しと憐れみを求める内容は何なのか。「癒して下さい」とは罪過の故に心が千々に乱れ打ち沈んだ状態に陥っているのでる。それは何時までなのかと問う(4節)。5節「主よ、帰ってきて下さい。私の魂を助け出し慈...夜ごと涙で寝床を浸す
2020/01/31 15:17