佛智山信楽院
滋賀県蒲生郡日野町にある浄土宗佛智山信楽院「しがらきいん」ではなく、「しんぎょういん」と読みます。発祥は定かではありませんが、奈良時代前半に聖武天皇の勅令により建立されたと伝わります。もともとは天台寺院で、現在の甲賀市信楽にあった信楽寺を、室町時代に阿弥陀寺の三世厳誉宗真を中興開山に迎えて浄土宗に改宗し、日野一帯を統治した蒲生氏代々の菩提寺にしたと云われてます。また、別の説によれば、明応7年(1498年)に蒲生貞秀が開基して一族の菩提寺としたとも云われます。日野町で開催されている『日野ひなまつり紀行』に因んで、お雛様の折り紙がお寺の掲示板の前に飾られてました。過去記事<日野ひなまつり紀行2024(2)>元文4年(1739年)に建立された滋賀県指定有形文化財の本堂。一般的なお寺では、山門から入ると、その正面...佛智山信楽院
2024/02/29 20:18