ヒオドシチョウ(緋縅蝶) 冬の戦いで満身創痍の武者!
①桜の木の先端にオレンジ色の蝶が止まりました。②下から翅を見るとボロボロです。まさに満身創痍です。③成虫で越冬したヒオドシチョウ(緋縅蝶)のオスです。越冬したオスは、縄張り意識が強く、近づく他の個体を追いかけては元の場所に戻ります。この時は、ヒヨドリやメジロの飛ぶ影にも反応し、追いかけていました。④これは、5月下旬に庭にやって来た羽化直後の綺麗なヒオドシチョウ(緋縅蝶)です。5~6月に羽化した成虫は、そのまま冬を越す長生きの蝶です。名前は、武士が身につけた赤い糸でつづられた“緋縅(ひおどし)の鎧”の色に由来します。⑤今朝、庭にやって来たヒオドシチョウ(緋縅蝶)です。春先のボロボロの翅は、冬との戦いに疲れた武士が最後の力を振り絞っているようで、思わず応援したくなります。ヒオドシチョウ(緋縅蝶)冬の戦いで満身創痍の武者!
2021/03/31 12:57