自己イメージの表裏

自己イメージの表裏

自分が思う自分は、他人に見えた自分と一致しない。中には一致する人もいるだろうけれど、私の場合は同像ではない。毎週の金曜、バレエのヴァリエーションクラスが終わる10分前に、夫が私の授業を受けている風景を撮ってくれる。帰宅する車の中で、撮ってくれた写真をチェックして、何が悪いのか、何が間違ったのかをわかるためである。夫は毎回50枚ほどの写真を撮る。始めてから約2ヶ月ほど経つが、撮ってくれた写真の100%は、全部ゴミ箱行になる。その写真を見るといつもショックを受けるのは、自分が見せようとしたイメージと実際見えたイメージでは完全なる違いがあるということである。自分では体の軸を安定させて真っ直ぐな重心線を保てたと確信したのに取られた写真では、軸はあやふやで体の重心線はバラバラに散らばっている。肩は下げたつもりだった...自己イメージの表裏