エンジニアリングや設計における「中途半端さ」
エンジニアリングや設計における「中途半端さ」というのは、ある意味、最も致命的な「中途半端」だ。日常生活なら、曖昧な選択も「まあ、何とかなる」で済むことが多いけれど、工学の世界ではそれが通じない。 たとえば、ビルの設計。基礎工事が中途半端だったら、どうなるか? ビルが崩れないかもしれないが、地震や台風が来たときに命取りになる。土台がしっかりしていないものは、いずれガタが来る。これ、物理的な話だけど、実は人間関係や仕事のスタンスなんかにも通じるところがあって、基礎がしっかりしてないと、どんなに華やかな外見を作っても、いつかは崩れるんだよね。 もう一つ例を出すなら、車の設計だろう。エンジンのパーツの…
2024/10/31 06:00