柔で剛を倒して見せた永瀬貴規、オリンピック柔道2連覇。
パリ五輪・柔道男子81キロ級で、この階級で史上初の五輪連覇の快挙を成し遂げた東京五輪金メダリストの永瀬貴規選手⬆。決勝戦の相手は、世界選手権3連覇(2022年〜2024年)中のタト・グリガラシビリ(ジョージア)、一撃必殺の破壊力を持ちその腕力で「投げて勝つ」攻撃柔道つまり「剛」が持ち味の強豪選手だ。それに対する永瀬選手は、「自身の柔道は派手さはないが、自分の組み手にこだわりをしぶとく持って、自分の間合いやペースに持っていく。相手の気持ちが徐々に折れてきて、ワンチャンスをものにする」といわば「柔」が持ち味の選手。「柔」と「剛」の決勝対決、どんな風に永瀬選手が戦うのかとハラハラして見ていたが、試合…
2024/07/31 18:15