公教要理図解:第46図 天主の十戒 第8戒 なんじ偽証するなかれ(続き)
「第46図天主の十戒第8戒なんじ偽証するなかれ(続き)」『公教要理図解』ワグネル神父第46図1讒言とは、無い罪または無い落ち度を、有りとして人に負わせることである。2誹りとは、ゆえなく人の罪や不足を言い表わし、もしくは、その徳を言い汚すことである。3他人の罪や不足を言い表わすべき場合もあるが、そのような場合には、ただその罪や不足を矯正する権利のある人、またはその罪や不足のために損害をこうむるべき者にのみ、これを言い表さねばならぬのである。4実際、他人にある不足や罪でも、ゆえなくしてこれを言い表わすのは罪である。なぜならば、ゆえなくして他人の名誉を無理に奪い、愛徳に背くからである。5既に広く人々に知れ渡っている他人の不名誉なことについて、話をするも罪にはならぬ。しかし、悪意をもって話すことは、避けねばならぬのであ...公教要理図解:第46図天主の十戒第8戒なんじ偽証するなかれ(続き)
2022/01/31 14:44