中学1年の夏、末の叔母の家に遊びに行った、小学5年のイトコがいた。すると、「買い物たのまれてくれない」「・・・」「となりの子にたのむとお礼をしなけりゃいけないでしょう」「・・・」「あんたならお礼をしなくてもいいでしょう」「・・・」「だから買い物たのまれてくれない」「うちの子は今お勉強中なのね」万事が、こんなチョウシなのだ、あの父親というオトコ、なにも言わない、「ニッポンの一面であろうか」2低劣な三女
「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるの
11月、和服の女性が彼のベンチを訪ねた、「どんな人だった」「清楚なんだ」「そんなもんさ」「彼はどうした」「振り向かない」「なるほど」「なにも言わない」「その沈黙は100万言だ」「それだけ思っていたんだ」その年の冬、亡くなったんだ、「ちょっと微笑んでいた」それがハマのオトコなのさ・・・4下
彼は短い人生を楽しんだのであろうか、Byronisdead.Thewholeworldseemedtobedarkenedforme.Toseeaworldinagrainofsand,Andheaveninawildflower.Toholdinfinityinthepalmofyourhand,Andeternityinanhour.思わず、「Blakeだね」「ふふふ」なんと、うれしそうだったことか。「これがわたしたちの街なんだね」3中
「それじゃあちょっとガマンしてトーキョーの大学に入ったらいい」「・・・」「どうだい」「どこがいいの」「そうだね10トーキョーの大学
英字新聞を手放さないホームレスがいた、彼は元商社員、予定より一日早く帰ると、彼の妻と上司が、「くんずほぐれつ」「へなへな」立ち直れなかった、「そういう人もいるんだろう」一日中、フラフラ、それでも英字新聞だけは手放さない、「英文学やりたかったんです」2野毛のホームレス
IdothinkYokohamaisthebestcityinJapan.,Therearemanygoodmenandwomen.Theyareproudofthemselves.ヨコハマは、日本一の街、神戸や長崎と比較してはいけない、「赤いクツの女の子にしかられる」あかいクツはいてーたおんなのこいじーさんにつーれられていっちゃったヨコハマの波止場からフネに乗って異人さんのお国に行っちゃった・・・小学2年生の運動会の翌日までヨコハマ、それからカワサキに引っ越し、「つらく孤独な少年時代であった」これがYOKHAMAだ!
漱石の人気は江戸の人気だろう、「さっぱりとしてあたたかみがあり分をわきまえている」今は、どうであろう。公武合体の方が良かった、そこまでは言わないが、「なにか大切なものを失ってしまった」続々とやって来る外国人観光客を見るにつけ、彼らは、「それを求めているのか」「世界に稀な祭政の社会その成功」それが、1安全2清潔3おつりをごまかさない4食べ物がうまいどこかとは比較にならない、これは、やはり、「江戸文化の威風であろうか」終漱石の人気
老僧は子供の頃、漱石を見ていた、「どうでしたか」「子供心にああいい人だなあそばにいたいなあー」明治の品格であろうか。その後、大学の前身の「禅林」に入学したが、そこで、あの昭和の傑僧・原田祖岳に会う、ある日、原田が水を浴びていた、「君も浴びるかな」「はい」その後、一生の行者・沢木興堂と原田が対立する、全山が二つに割れる、沢木派と原田派である、だから、あの禅僧はどちらか、「沢木派の名簿に見つけた」「さすがだなあ」6禅僧の出処進退
だから、「シュメールと古代インドとの関係はどうなんでしょうどういうつながりなんでしょう」「そこだな」「どこですか」「人間がバカになったから分からないんだ」「民主主義はどうしようもない多数決なんかメチャクチャだな」どうなんだろう、「もっと深かったのかもしれない」無上甚深微妙の法は百千万ゴウにも遭い奉ること難し我今見聞し受持することを得たり・・・5もっと深いのかもしれない
その後、フランスに行った時、日本大使館でその教授の消息を尋ねた、日本人の職員、ケンモホロロ、まるで相手にしてくれない、よくあることだ、部屋を出ようとするとフランス人の女性職員がメモを手渡す、「わたしのセンセイなんです」「・・・」「でも今はバカンスで留守だと思います」この女性、日本人よりも日本的、不思議なコトだ、それを老師に話す、「フランス人もいろいろですね」「ふふふ」「メソポタミアのレリーフに合掌している人物が多いんですね」「気が付いたか」「これはエジプトとは関係がない」「そうだな」「多元宇宙論だな」4パリの日本大使館
当時、あの禅僧の寺にフランスの教授が通っていて、漱石についての一書をまとめた、ニッポンの老僧は、「秋のさびしさがよくわかるものだ」「むこうにもいますよ」「静かな夜、「永遠を見た」」「ほーう」「なかなかでしょう」「臨済宗が喜びそうだな」「ふふふひっかかりそうですね」「大悟数回小悟その数を知らず」「まあまあ」なつかしい思い出である。3フランス人の禅解釈
大江健三郎もノーベル文学賞を授章していたようだ、「なにか意味があるのかjこのあいだ、NHKで朗読していたが、よくわからない、「こなれのわるい文章でなにを言っているのかなにを言いたいのか」江戸時代なら、「汝らは何を笑うと隠居の”へ”」この文章、英訳すると魅力が出るのか、まあー「ちょっと論理的なんだろうが・・・」どうこう言うほどのものではない、「彼らも生き残るためにあの手この手なんだろう」日本の側の賞は、一応、審査員がいるようだが、「彼ら大乗仏教を読んでいるのか日本の古典に親しんできたのか」2ノーベル文学賞の毀誉褒貶
漱石は49歳、鴎外は60で亡くなっている、大正5年と11年だ、夏目漱石は今でも人気があるようだ。漱石の前半の作品は、明るい、楽しい、これは、「江戸っ子の世界」希少価値がある、江戸の空気が彷彿とする、「これが欲しかった」うじうじした関西のモノとは違う、そう、「男はこうでなくっちゃあ」だから、漱石の後半は、「病気だったんだろう」漱石と鴎外1
インドの人口が中国を抜いて世界一になった、しかも若い人が多い、どうやら、「インドの時代がくるようだ」しかも、この国は、1、民主主義2,自由経済どこかの国とはちがう、ちょっと気になるのは大国主義、「はなもちならない大国主義が出てこないか」日本と中国から日本とインドへ、「デカン高原のIT都市がアジアのいや世界の中心になる日が近いかもしれない」8インドが来た
だから、尖閣湾で衝突したらどうなるか、あちらは鋼鉄の軍艦、こちらはペラペラの巡視船、「セイサン・凄惨な結果になるだろう」政治的に利用するという手もあるが、「それだけの政治家がいるか」アメリカの方針もある、「バイデンには元気がないだろう」新日鉄の元会長のアマ〜イ考えが、こんな事態を招いたのだ。7尖閣湾で不測の衝突
いつの間にか世界第2位の経済大国になっていた、これは、アメリカのせいかと思っていたが、どうやら、「ニッポンの貢献のようだ」最新の製鉄所を建設してやる、「なにもそこまですることはないのではあるまいか」それは高性能の機械を製造することになり、高品質の製品を大量製造できるコトにつながる、それを、「あの国の国民につたえているのだろうか」アメリカは、どう立ち回ったか、「金持ちはさらに豊かになったのかもしれない」6GDP第2位の経済大国
それでも、産業の根本は製鉄であろう、中国、この生産が出来なかった、彼らは半ばあきらめかけていた、ところが、ニッポンの新日鉄の元会長がタイヘンな援助を続けた、「このあいだの戦争でメーワクをかけた」最新の技術を導入して日本にもない製鉄所を建設してやった、「あの国は感謝しない」最新の鋼鉄艦が東シナ海で漁船を追い回している、「そういう民族なのだ」地図を見れば分かるだろう、「あの広大な国土はどうやって獲得したか」新日鉄の元会長の政治オンチ、これが、「なにをもたらしたか」5おろかな新日鉄の元会長
中國では、新幹線が走っているらしい、新聞・テレビ、あまり報道しようとしないようだ、これはJR東日本の工作と画策か、JR東海は、「止めてくれ」「それだけはやめてくれ」「新幹線は日本の宝だ日本の魂だそれは日本を売ることになる」おそらく経済界も二つに割れ、政治家も割れたのだろう、だが・・・4中國の新幹線
ひょっとするとあの政府の高官が、「アリナミンを買ってきてくれ」「いいんですか」「あれはタイヘンなもんなんだ」「わかってますよ」「安いのがあります」「いやこれでいい効き目が確かだ」「わが国では作れないんですか」パクリとコピイ、ここまでは及ばなかったか。3ひょっとすると
中国人観光客にアリナミンが人気らしい、その評価は、「決定しているようだ」いくら店主が説明しても。「こっちを選ぶ」タイヘンな信用だ、これで、「尖閣湾と交換してもらったらどうだろう」漢方薬の二代横綱は、1,霊芝②、朝鮮人参いい霊芝が発見されて元号が変わったことがある、なかば信仰が入っている、だから、「実際はどうなんだろう」こちらはデーターがある、そこで、「わざわざ買いにくるんだろう」2アリナミンの人気
築地の屋台で食べていた中国人、なんと、「おコメがおいしい」彼ら、味がわかるのだ・・・あんまり締め付けては、不満が蓄積する、この辺で、「ちょっとガス抜きをするか」だから、次の一手はどうするのか。どうする中国1
原宿の竹下通りの入り口にドラッグ・ストアがある、ここにあの国のツアー、クスリを買っていく、「やまのようにだ」「どうするんですかね」「売るんでしょう」アリナミンというクスリがある、「たいへんな人気」このアリナミンのジェネリック、成分は同じで価格は半分、「ところがいくら説明してもホンモノのほうを勝っていくんですね」ジェネリックの方がいい成分を加えているらしい、それでもこっちを選ぶ、「コースに入っているんですかね」7竹下通りの真実
RedChinaannouncedthatthepeoplewanttogotoJapancantravelJapanfreely.ItpermmitedforthemtogotoJapan.ItseemestobesopoppularamongthemhavingSusiandSukiyaki.Theywillenjoyit.共産中国がニッポンへのツアー旅行を許可した、「ぞくぞくとやって来るだろう」これは、中国には、「ガス抜きの目的があるのかもしれない」日本にとってはどうか、経済以外はどうか、日本の何倍ものトリチームを放出しているのにああした態度、「これでは反発を受けるだけだろう」6キナクサい方針転換
アベさんは、山口県・長州の出身、あれからも影響力を保持していたのか、「薩摩は脱落したが聴衆は今なお持続しているのか」すると、この国の政治、報道されていないコトがあるのかもしれない。5真相はヤブの中
青春を戦前の東京で過ごした台湾の老人、「東京の下町にはなんとも言えぬ風情があった」そして、「山の手には山の手の気品と格調があった世界のどこにもない秋の日の静けさがあった」あの谷崎が求めた世界であろう、「東洋の秋は滅びていない」しかし、どこに行ってしまったのだろう、「どこもかしこも動物臭がムンムンする国になってしまった」そう、この大戦前の、山の手にはなかったものだ。秋の日の静けさは、やはり、江戸の日の面影であろう、「惜しいことをしたものだ」4江戸の残り香
ある落語家、古典をやらない、「だってわたは静岡出身ですから」わかっている、これは見識、江戸の文化・江戸の空気・江戸の言葉、それは、身につくものではない。あのNHK、地方出身の落語家を重用している、「ひどいもんだ」こんなものだとおもいこんでしまう、こやつが落語をやる、粋もいなせもない、カエルみたいだ、「これはもう犯罪ではあるまいか」関西出身の司馬、「江戸の文化がわかったのか」3時流に乗った作家
司馬遼太郎の作品、今でも人気があるのか、このヒト、「時流に乗った」だが、どれだけ分かっていたのか。彼の出世作「竜馬が行く」に疑問をもったのは、国会議員の秘書をしていたころ、高知県選出の議員、連日、陳情団がやってきた、みんな元気がいい、「トーキョーの水はカルキくさい」この辺は、まあまあ、山手線の前の座席の女性に、「どくとくのニオイ」「あれはバイドクだな」「まちがいねえー」たとえそうだったとしても、こんなところで大声でしゃべることはないだろう・・・今でもこうだから100ネン以上前はどうだったか、「坂本龍馬それほどの人物か」「かなりウソがあるのではあるまいか」そもそも、このヒト、信用できるヒトなのか・・・2司馬遼太郎の詐術
現在の日本、商業や工業が中心、官僚の暗躍は発覚してスキャンダル、もっと大きな悪が隠されてしまう・・・幕末維新のサムライのモラルは高かったらしい、列強の公使や領事、「一度も約束を反故にされたコトはなかった」少年のような誠意ではあるまいか。アメリカの領事が伊豆の下田から江戸に出府、ところが、途中で馬子・まごが、「ここから先は下りてください」わけがわからない、なぜ下りなきゃあいけないんだ、アメリカの領事はオカンムリ、馬がカドを曲がった、すると、「白雪を頂いた壮麗な山」おごそかで美しい・・・「この馬子はこれを言いたかったのだ」アメリカ領事のハリス、「世界の果の小さな国・貧しい国」「だがこの国はいつか世界の一等国になる」「崇高なものを敬う気高いこころこれこそがこの国の財産この国の財産なのだ」士農工商から「商工士農」へ
江戸時代の260年間が近代日本のポイントかもしれない、なにしろ、「士農工商だ」武士がトップ、知的階級を上に置く、それが300年間続いた。「おどろくべきこと」そして、ロシアが南下を始める、今回のウクライナ侵攻に似ている、ロシアの南下の先にはインド、イギリスの利権があやうくなる、そこで日本を利用したのだろう、イギリスの手足になる政権を成立させる。これが、「至上命題」その使い走りが坂本龍馬たちだったんだろう、「うまく使われたものだ」8260年の士農工商
この国には、かなりの頭脳集団がいたのだが、元気がない、あの大戦で優秀なモノから先に死んでいった、「なにもそんなに責任をかんじることはないのに・・・」老教授がこっそりと、「教授会に出るのがこわい」まるでセンスがない、本質的に、「形而上の世界がわからない」これは、タテ型の社会を民主主義がぶちこわしたためだろう、「古い良い日本を破壊した!」7GHQの策略
WecanfindthesamefacesonthereliefofMesopotamia.Onemansaidthattheywereclonemenbythegeneofmanipluation.Isittrueornot?ある学者が、「渚原人を提唱していた」人類の先祖は、何代かの歳月、海岸で生活していた、それで、1,体毛が減少した2、生殖期間が延びた元気が良すぎるヒトもいる。日本の成人男性の平均身長が170を越えたと言うが、横浜の朝の列車などでは、それ以上だ、この原因は、シンプルに、「食事だろう」小さい頃、「一杯のミルクが飲めていたら・・・」.6Theymaybetheclonemen!
恐らく、彼ら、念入りに調査したのではあるまいか、「ここがいい」ナイル河の上流、「ミネラルや貴重な元素を含有している地層だ」それが水に溶け下流に運ばれている、「ここで栽培すれば十分な収穫が得られる」文明の基礎・土台が準備できる。しかし、なんとシンプルで骨太な発想ではあるまいか。5ナイル河上流の栄養豊富な地層
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中学1年の夏、末の叔母の家に遊びに行った、小学5年のイトコがいた。すると、「買い物たのまれてくれない」「・・・」「となりの子にたのむとお礼をしなけりゃいけないでしょう」「・・・」「あんたならお礼をしなくてもいいでしょう」「・・・」「だから買い物たのまれてくれない」「うちの子は今お勉強中なのね」万事が、こんなチョウシなのだ、あの父親というオトコ、なにも言わない、「ニッポンの一面であろうか」2低劣な三女
昭和の前期、川崎の高津にちょっとした素封家があり、ここに3姉妹、その長女が私の母になる、どうしたわけか家を出て野卑・やひなオトコに嫁ぐ、私の父親、このオトコ、私を目のカタキにした、5歳の私に、「おまえは人間ができていない」5歳である、できるもできないもない、それにワタシは、そんなわるさなんかしない、、それを、このオトコ、「オマエはニンゲンができてない」メチャクチャである、軍国主義と教団の荒行のせぃであったのか、それも、いうだけなららよかったのだが、ゲンコツで殴った、「1メートル飛び2メートル飛んだ」アタマがはれて帽子をかぶれなかった、実話である・・・カラマーゾフの3姉妹
Onthiscountry,aboutJyomonperiodtheculturewassohigh.IthinkaworkisbetterthanthatofPicasso,buttheydidnothavethewaytorecordit.Butafteronethousandyears,itfloweredassomeart.なんと奇妙な作品だろうか。この列島の中央部で創作されたらしい。モダンである。シュールである。宇宙的ですらある。これとくらべるならば今の人々は、臆病であろう、日本人という人間集団は、このゲノムとソフトを受け継いでいるのではあるまいか。,,,Theuproadofthecivilization
文明には、上り道があるようだ、1,単純・未開2,複雑・高等3,本質・象徴この列島では、縄文の後期から晩期、相当なレベルに到達していた、ただ、それを記録する文字を持たなかった、それが千数百年後の室町期に吹き上がる、単純化である、しかし、この単純は複雑や高等を秘めた「単純」、その原理が、さまざまの分野に浸透する、その代表が、「能と石庭であろうか」そして、逆流と紆余曲折の600年、あの世界大戦の後、アングロサクソンは、この国を骨抜きにしようとする、天皇から権力を剥奪、この時、なにが起こったか、「象徴天皇の誕生であろう」これこそが「神風」、いい言葉がある、「邪知分別知」11文明の上り道
社会形態の進化は、1,自然的社会2,抽象的社会3,象徴的次元多くは、1の段階に留まる、あの中国は毛沢東の神格化に失敗している、民主主義は2の産物であろう、なかなかうまくはいかない、だから、2から3への飛躍は至難のワザ、それが、あの大戦後、なんとしたことか、「ピョン」しかし、これには、あの南北朝から500年の準備があったからだ、300万人の犠牲があったからだ、そして、人類の至宝を獲得したのだ。わがために泣くひとありと聞きし時とめどころなくなみだこぼれぬわがむくろけむりとなりてはてしなきかの大空にかよい行くかもだから、大石の死はムダではなかった、実に、なんと、多くのナミダがこめられていることか・・・10社会の進化
続々とやって来る外国人観光客は、それに気がついているのかもしれない、彼らが気にいっているのは、1,安全2、清潔3,食べ物・・・そして、この背後に象徴的天皇制のあることに思いが至るだろうか、あの大戦で苦しんだ白人国家、「なんとしても二度と立ち向かい出来ないようにしよう」そのためには、天皇の絶対権力を奪うことだ、そこまでは思いが至った、そこで、「人間天皇の宣言」だが、ここで、歴史が跳ねた、2の段階から3に飛躍したのだ、アングロサクソンの推測を超える、というより彼らの歴史やソフトにはないもの・・・ロシアが崩れ、中国が自滅しかかっている。この国のチャンスなのかもしれない、「いい政治家がほしいものだ」9落花深き処南朝を説く
明治43年、大審院、肥前出身の判事・鶴丈一郎が、「今上陛下を弑・しいし奉らんとするとはなにごとぞ」すると、幸徳秋水、「あれは正統な南朝を騙し三種の神器を奪い取った北朝の子孫だ」「・・・」「おれはみとめない」千古の静寂が大審院を支配した。当時の日本人は、「それを知悉していた」ここに、この国の秘密がある、紀州の山奥に消え去った後南朝の幻ほど日本人と呼ばれる人間集団のこころの琴線をかき鳴らすものはないようだ。8幸徳秋水の血を吐く叫び
大谷選手の記者会見、6年間在籍したエンジェルスへの感謝、それまで交渉した各球団への配慮、まだこんな若者がいたのか、さらに巨額の年俸は退団後の支払い、ドジャースの財政を考えてのことか、「東洋礼儀の国」「東海に君子あり」このせちがらい時代に、なんということか。トコロで、社会のシステムは、1、具体的現実2、抽象的世界3,象徴的次元この国の天皇制は、15世紀の南北朝の時代に、象徴性への足掛かりを確保したのかもしれない。7シュールでモダンな若者
学者や研究者と呼ばれている連中はなに考えているのか、「1ミリの独創がない」マンネリの思い上がりと思いこみ、それでも、なにもしなければいいのだが、ひとの足を引っ張るのだけはうまい、「100年の停滞の元凶」だれかに似ている、やる気の失せた大東亜戦争のお役人たち、「彼らは戦争の行方よりも自分の出世を心配していた」せめて、小学校・中学校の教育と教室の空気だけは次元の高いものであってほしいものだ。6シュールでモダンなニッポン
毛沢東のカリスマは大躍進の失敗で地に堕ちた、それに、毛には少女趣味があったようだ、とても公表できないものだ、「権力は腐敗する」古代中国の名君の栄光はなんであったのか、舜四門に礼す四門穆穆たりこれとおなじことがあったではないか、天皇世界に礼す世界諾諾たり不倒翁・周恩来、「一礼しないわけにはいかない」5不倒翁・周恩来の一礼
1972年9月に日中共同声明が締結されたのだが、その折、不倒翁・周恩来は日本の宰相・田中角栄に、「昭和天皇さまによろしくお伝えください」意味深長な発言だ、「毛沢東の神格化に失敗した共産中国には忸怩・じくじたる思いがあったのかもしれない」作ろうとしても作れないモノがある、あの大戦をヒトコトで終結させた、「8000万人が矛を収める」人類史の奇観であろうか。こんなことができるのは日本だけだろう、アメリカの後に世界を導けるのはこの国であろうか・・・4権力から権威への脱皮
大谷選手が天文学的な金額で契約、世界中が湧きかえっている、英語のコメントにはエンゼルスへの感謝がふくまれていた、「少年のような文面」どうしたらこんな若者ができるんだろう、そうそう、日本中の小学校にグラブのプレゼントがあった、「こういうおカネのの使い方があったのだなあー」将棋の八冠の若者と同じくスケールの大きな日本人の誕生だが、この列島には2000年前に同じような現象があったと思う、縄文の晩期である、「シュールでモダンな文明の華が開きかけていた」今回は、どうであろうか。新しい日本人
プロトコルによると、世界の外交のランクは厳然としており、1,POPEEMPEROR2,KINGQUEEN3,PRESIDENT日本の天皇は、EMPERORと訳される、だから、世界の最高権威だ、なんとか利用しようとする国がある、中国がそうだ、ダライラマの神格化に失敗したこの国は、天安門事件後の経済制裁を、平成天皇の訪中で打開しようとした、「まんまと成功する」中国はGDP2位の大国にのし上がった、だが、「これっぽちも感謝しない」,3エンペラーは天皇陛下
中国経済がひどいことになっている、アメリカはユダヤ系の圧力で動きが取れない、EUも漸くにして馬脚が出た、内から見るとどうしようもない自民党政権だが、どうしてどうして、「どこの国よりも整っているではないか」1,平和である2,街が清潔3,食べ物がうまい4、おつりをごまかさない・・・それに、「エンペラーがいる」どうだろう・・・2混乱する世界の中の日本
Totellthedifferencebetweenthefactandthefantasyisatestofmaturate.Well,thefantasymaybetomakeitdeveloping.事実と空想を区別できるのが大人の証明らしいが、空想が現実を導き向上させるケースも多い続々とやって来る外国人観光客は、「なにかに気がつているのかもしれない」それは、「この国は世界のリーダー国になる資格がある」Thefactandthefantasy
アキハバラの駅前の日本そば屋が満員、それも中国語、どうやら大陸の方らしい、みんなと食事をするのがうれしいらしい、「一人っ子政策が長かったからだろう」ニッポンのマンガを取り上げられそうになった少年が泣いてテイコウ、「友情のストリー・・・」日本では陳腐・ちんぷな内容が、この少年にはタカラモノだった、だから、何が楽しいのか、「ニコニコしている少年がいた」今ニッポンにいる今アキハバラにいるそのカドにルパンがいるジゲンがいるゴエモンがいる、ミネ・フジコがいる・・・「ルパンは大ドロボーなんです」「あの方はなにも盗んではいません」「いえなによりも大切なモノを盗んだんです」「・・・」「あなたのこころです」異国の少年が、泣いていた。カリオロスの城
続々と外国人観光客が来ている、この人気の秘密はなにか、あるいは、「アニメの楽しさがあるのかもしれない」そのシーンがこころを打つ、「いちどニッポン見てやろう」ヒロインはルパンに恋する、ゼニガタは、「ルパンはドロボーです」「あのかたはなにもぬすんでいません」「いえぬすんでいますなによりも大切なものをぬすんだのです」「・・・」「あなたのこころです」会場がナクハツした、ハクシュ・ハクシュ・ハクシュ・・・ルパン・ゴエモン・ジゲンそれにゼニガタ、「なんて気持ちのいいオトコたちだろう」だから、「ニッポンにニッポンに行こう」ニッポンの人気
「皇国の興廃はこの一戦にあり」この国が滅びるか繫栄するかは、この戦いにある、だから、諸君は、「いっそうの工夫と努力をしてほしい」「本日は天気晴朗なれど波高し」敗けていたら、ウクライナのようなことになっていたのかもしれない、大国のエゴイズムは変わらない、左翼系のリベラリストの出番は少ない。この時のニッポンの司令官の判断は、合理主義ではない、全体をキャッチ、一瞬一瞬、変化している、間髪を入れずに決断、さりげなくだ、だから、「知性だけではない」なにか言葉がないか、「大賢は大愚に似たり」大賢は大愚に似たり
横須賀には、戦艦・三笠が係留されている、皇国の興廃はこの一戦にあり各員一層奮励努力せよ本日天気晴朗なれど波高しこの日、日本の司令官は、一歩も動かなかったらしい、バルチック艦隊の前方をを横切って進行を押さえる、ふりそそぐ砲弾一歩も動かないそこに明治があった前に前に、敵艦隊の進行止める、そして、「艦船をたたく」世界の海戦史にない徹底した勝利、日本の艦船に乗船していた、各国の観戦武官は、「しかしこれは応用が効かない」一回限りの判断と決断、「前頭葉だけではない」日本海海戦の知性
地球を吹き飛ばすぐらいだから「海を割るのははなんでもないだろう」、モーセの奇蹟のいくつかは、こうした背景があったのかもしれない。これは、ブラック・ホール以上のテーマだろう、それにしてもこの世界・この宇宙はどうなっているんだろう、「人間の前頭葉だけでは対処できないのかもしれない」海が割れる
だれも言わないコト、もうひとつ。それは、「人間の質」ワアーワアー泣き騒ぐ子供、そばに母親がいる、スマホを見ている、「どんな大人になるんだろう」その答えが、この母親。これでは、ますます、「社会的なレベルが低下する」8000万人でも、精神的に自立した、しっかりした日本人を目指してもいいはずだ。9だれも言わないコト
これに対して、この国は小さなコトに右往左往、「人口が減っていく」「一億人を割り込み8000万人台になるらしい」だれも本当のコトを言わない、「消費税を廃止したら出生率は回復する」このキャンペーンを展開したらいい、なにからなにまでムダが多い、現状にすがりついている、「世のなかはさようしからばごもっともそうでござるかしかとはぞんぜぬ」役所などはムダの集積場だろう、中国さまが笑ってる、「だから専制政治がいいんですよ」8消費税の廃止
彼らの特質は宗族という強固な連帯であり、コトに及んで、連帯し結束する、世界中に親類がおり、自由に宿泊できる、だから、外国に行くのが比較的に安価、幼い時から外国の空気と文化を体験する。ある一族は学者の家系で、ノーベル賞レベルの学者がいて、宗族全体で応援している、「それが彼らの文化・伝統で一族繁栄の秘密」2週間ほど東京に滞在した、時々、アメ横で肉や魚を買ってきた、「それが滞在費らしい」だから、見るところを見ていく、「ニッポンすっかり変わりましたね」「若者が柔弱になり快楽に遊ぶようになっている」「・・・」「せめて質実剛健の気風を死守しておけば良かったにに・・・」7宗族の強固な結束
黄河の中流域に成立した漢民族の国家は、その後、あの大陸をものにしてしまった、「今後はどうなるか」彼らは政治的民族で、「ウソも100回言えばホントウになる」彼らは、世界の中心にいるのが自分たちと思いこんでおり、「これっぽっちも反省しない」そして、周辺の民族を見下しており、これを迫害しても反省しない、三国志に登場する諸葛孔明は、なかなかの人気のようだが、南方の部族を攻めて、谷に押し込め、入り口を閉ざし、谷の上から油を流し、「全員を焚き滅ぼした」しかも、この油は蜀の成都から運んだもの、「計画殺人である」2000年は、その集積である。6漢民族は父系血縁集団
バイク1台、作れなかった国が、宇宙にまで飛び立っている、どれだけのコトをしてきたのか、東大の工学部にも中国人留学生が来ているが、彼ら、中国にもどるとその成果を政府に提出するらしい、「なるほど専制政治でいい」しかし、これからは、こうは行かないだろう、「フランス以外は警戒する」そして、この専制政治の重苦しい空気は、人々の発想や社会の空気を停滞させる、「精神のヒラメキを阻害しないわけにはいかない」だから、中国この国を発展させたその政策で、「発展を阻害していく」その点、インド、この機運に乗って、「とんでもない発明・発見をするかもしれない」5学習成果の提出
龍角散というノド飴、中国人観光客に大人気、アキハバラの駅の近くのドラッグストアでは300円近い値段だった、ところが駅を離れると260円ほど、ちなみにヨコハマでは200円ちょいの価格の店があった、今はどうなっているのか。この龍角散が中国に工場を造ることになった、すると、地方政府が、「レシピを提出するように」数年前のコト、これもどうなったか。このくらいのものなら彼らの努力で、なんとかできるのではあるまいか。最近、味覚糖ののど飴にめぐりあった、独特の風味、プロポリスローヤルゼリーマヌカハニー「のどにまっすぐこなのちから」かなりクセガある、「どの程度の人気か」なんだか江戸時代の人気商品のような気がする、「漢方薬を利用したらユニークなものができるのではあるまいか」4
習近平、アメリカの高官と数時間、対談したのだが、そこで、「中国は専制政治でいい」それで、ここまで発展した、「これからもこれで行く」自由と民主政治でなくともいい、中国の国民も満足しているのだろうか、その辺がはっきりしない、この国の新聞、日中の友好を妨げる問題には、「タッチしないコトになっているらしい」この国のジャーナリズムの姿勢、これでは、「ネットに対抗できない」3
ところが、堂内に一歩、「ピタリ」見事に空気にとけた、あっけにとられる、「やるなあー」そして、このインド人、神父であった、ここではミサをするのだが、数名の神父のなかでイチバン、「これが4000年の伝統なのか」そのインドがデカン高原にAI都市を建設するらしい、「いよいよである」2000年の時を超えて、インドと中国と日本、「なんの因果か」三国がそろいぶみ、そしてイチバン先に脱落するのは「中国だろう」、あの習近平、「中国は専制政治でいいつべこべ言わせずにどんどんやる」コピイでも盗みでもやる、「そこのけそこのけチュウゴクさまがとおる」「ルールも規則もクソクラエ」今まではなんとかやってこられたが、「これからはどうであろう」2
接心の三日目、ようやく落ち着いてきた、日本人も外国人も黙々と座っている、堂内は、「しんとしていた」そこで、山の小鳥が巣を作り始めた、「カサ・カサ」休息の時間に出てもらった、鳥類にはこうしたところがある、「恐竜から進化したからだろうか」これと反対は、屋根職人が,坐禅堂の屋根を修理していたら、下から、「むわ〜ん」転がり落ちそうになった、何十人もの座禅の集中力、「こちらも面白い」そうそうインド人がやって来たのは接心の三日目、目がギラギラ、手足はバタバタ、全身から不気味な気を発している、接心を、「ぶちこわしてしまいそうだ」インドが来る1
「たちまち遠くまで行ってしまった」インド人神父。私の隣に座る、それが、この部屋の誰よりも見事な座禅に見えた、「いや座禅ではない」「座禅には意識がある」「彼は意識を飛ばしている」「彼の意識は頭上30センチに滞在して彼の肉体をみおろしていた」「これなら足がしびれないつかれない」「しかしこれは座禅ではないインドの魔術だインドの魔法だ」印度から来た人上
座禅が終わるとセイセイとした顔をしている、「まるで100億光年の旅をしてきたようだ」多元宇宙を見下ろしブラック・ホールから帰還したかのようなのだ、「これはまさしくインドの魔術・魔法ではあるまいか」戦前、神田の教会にお茶の師匠が集まった、それは、一生を修行に費やした老神父のミサを見学するためで、それは、彼の動作になんとも味があったからかえあswdw親王位のb下
人類史において、1905年ほど重要な年はない、それは、「相対性理論」が発表されたからで、「この世界・この宇宙に絶対はない」「時間や空間も絶対ではない」タイヘンな宣言、あらゆる価値・権威・八百万の神々が吹っ飛んだ。では、あのキリスト教の、「天にまします我らが父よ」この世界を創造したと言われる神、「かれはゼッタイではないのか」ヨロッパのクリスチャンには重要なモンダイ。ヨーロッパでは、教会が減少しているらしい、そして、イスラム教の施設が増加しているようだ、「それも1905年に出発していることになる」41905年の意味
三島由紀夫は徴兵検査に落ちている、彼の学友の多くが戦争に出かけ亡くなっていた、それが、「三島のこころのキズになったのだろう」私は国会議員の秘書をしたのだが、第何回かの臨時国会の開会日の前に、自民党の控室をのぞくと議員たちが三々五々、くつろいでいた、「K君に今の日本を見せてやりたかったな」「ああ優秀な奴から先に先に死んでいった」「なにもあんなに責任を感じることないのにな」彼らが、戦後の復興に貢献してきたようだ。「逃げてまわった学生が大学の教員になったそれで」「センソウ反対だろよく言うわ」「まったくそれにマスコミも悪いね」ホンネであろうか。3三島のボデイ・ビル
あの三島由紀夫は、神さまについて、「人知の辺境守備兵」巧みな表現をしている、かつては玄関や神棚にいた、ちょっと遠ざかりお月様のあたり、三島の時代には木星ぐらいか、現在は多元宇宙にブラックホールまで遠ざかった。だから、ニヒリズムも成長したものだ。45歳で自決した三島を高く評価したのは武田泰淳、三島を、「空前絶後の文章の達人」奔放で驕慢な言動の裏の無垢の魂を理解していたのかもしれない、三島の最後は、数珠を繰るような蝉の声があたりを領しているその他にはなにもない・・・庭の木立は夏の日盛りの日を浴びて「しん」としているあの時代には、まだ、大人がいて、若者がいた。2人知の辺境守備兵
"ItwouldseemthatFatherEnomiya'sloveunittingZenandCatholichadprevailedovermoderneraandopenedtheonewayforustosavehumanity."カトリックの座禅道場・秋川神冥窟は秋川渓谷の中にあるのだが、一生を山林の労働に投じた老人が、「あの若いのはまだまだだが年配の方はなかなかだ」若いのはイエズス会のエリート神父、年配は、カトリック禅の創始者・愛宮神父、「見てないようで見ている」1905年にアインシュタインが「相対性理論」を宣言、「この世界・この宇宙には絶対的なものはない」「時間や空間‣光線でも相対的な現象である」ということは、「キリスト教の神はどうなるか」「天地創造はフイクションなのか」理神論・deism...Therevolutionin1905ー1ー
代々木公園のカタスミに終戦の時に自決した少年たちの記念碑がある、「七生報国」七たび生まれ変わって、この国に奉仕したい、まだ少年である、「あの頃の日本人はそうであったのか」これは、教育のためだけではあるまい。雲こそ我が墓標落暉・らっきよ碑銘を飾れ「雲は私のお墓夕日よどうぞ私の碑銘を照らしてください」透徹した心境、今の七十代八十代でも到達できない心境だろうか、ローマ発の列車で会ったアメリカの若者なら分かってくれたかもしれない。下
列車の窓から見えるイタリアの景色に、「きれいだきれいだ」数か月、サウジの砂漠で生活していたからだろう、「ニッポンはもっときれいだよ」幕末にアメリカの領事が下田から江戸に出府しなければならなかった、馬子が、「この先で馬をおりてください」「・・・」意味が分からない、しばらく行くと大きく曲がらななければいけなかった、すると、目の前に、「雪を頂いた冨士山」崇高で気高いスガタ・・・「ああこれだったのか」ハリスは理解した、貧しいニッポンの馬子は、これを言いたかったのだ、「ああなんということか」「なんというアイロニイだ」「この貧しい馬子は貴族の魂を持っている」それに対してアメリカの教会の牧師は、「金持ちを優遇しているそれが今の風潮になってしまった」「このツギハギの服の貧しい馬子の方が高貴ではあるまいか」ハリスは記す、「...中
パリ行の寝台席はひとつ空いていた、うつらうつらして目を開けると、20台の若者が、「どうぞよろしく」サウジで石油を採掘している父親の手伝いをしてきた、少年のような若者だ、食堂で中年の婦人と親しげに会話していた、「知り合いなの」「いいえ」フランクで率直、彼らには、こういう文化があるようだ。この若者は、アメリカの良さと魅力を教えてくれた。窓からの景色を見て、「きれいだきれいだ」みどりがうれしいらしい、砂ばかり見ていたからなおさらなんだろう、だから、「ニッポンはもっときれいだよ」ヨーロッパのアメリカ人1
かつての日本なら、「姓名と出身地でそうとうなコトが分かった」「今はどうかな」「これだけ入り組んでしまったからね」「高度経済成長の後は特にだ」姓名と出身地が強固だった時代、たとえば関ケ原で対峙したケース、「あの旗印は遠い親戚になるから手をゆるめるという配慮があったのではあるまいか」そんな日本的事情があったのかもしれない。5
海岸に蒸着した人々、昼間は隠れていて、夜になると、「どうしたんだい」「どうしたと思う」「とにかく生きなければいけない」「彼ら川をさかのぼったようだ」「動物の本能だな」「そんな祭りが残っていないものかな」「いい着眼点だな」「しかしこの偽善的な社会ではどうかな」どんどん上り、「山間の小さな盆地を見つけそこで彼らのゲノムを守った」「凄惨な歴史だ戦前の徴兵検査のその若者たちはそれだったのだろう」「現在はどうだろう」「それだきれいな若者がいるね」「白人の血統なんじゃないかな」「もうちょっと研究してほしいね」4