真生寺跡

真生寺跡

名称真生寺跡読みしんしょうじあと別名大倉山地蔵院住所松阪市上蛸路町建立年康生3年(1457)頃か(注1)築造者不明形式山腹の丘頂遺構削平地高台規模東西75m×南北60m一族北畠家祈願所(注1)標高143m比高94m経緯平成17年(2005)、旧松阪市を中心として周辺4町と合併し新たな松阪市が誕生したことによって従来の各市町文化財も新市に引き継がれた。その数219件(当時)が『松阪市の指定文化財案内』として一冊の本にまとめられた。その中の一つに、気になる記述を見つけた。その像の底に「康生三年丁丑三月廿三日持住明斗」と墨書銘があり、造像時期(1457年・注1)のわかる貴重な仏像として説明されている。気になる記述は続き、「真生寺は天台真盛宗(注3)に属し、大倉山地蔵院を称し、もとは2Km離れた大倉山中腹にあったが、織...真生寺跡