ユキワリソウとカタクリの競艶―角田山
角田山は新潟県にある弥彦山系の北端にある山で、標高は481.7Ⅿ。高くはなく、しかも日本海の傍にあるせいか3月中旬から花が咲き始める。登山コースはいくつかあるが、一番花が多いといわれる桜尾根コースから登ることにした。午前10時、駐車場にはすでに車が十数台止められている。天気は申し分ない。急な斜面を登り始めたらすぐにユキワリソウの群生が現れた。一時間ほどの登りの間、これでもかこれでもかと花の絶えることはない。眼下に見える角田浜ユキワリソウの群落はまだまだ続く。野生の花にもかかわらず、色形の変異の派手なことは他には見当たらない。急坂を登り切った辺りから、主役はユキワリソウからカタクリへと変わる。斜面を埋め尽くすように咲くカタクリキクザキイチゲとのコラボその他にはミチノクエンゴサクやキクザキイチゲの花も多くみられた。...ユキワリソウとカタクリの競艶―角田山
2019/03/31 17:42