春惜しむ
令和4年4月30日(土)春惜しむ:四月尽、行く春、過ぎ行く春を惜しむこと。暮れの春、行く春と大差はないが詠嘆的な心が言葉自体に強くこもり一種もの寂しく惜しむ様な情を含んでいる。「ああ、もう春も過ぎ去ろうとしている」行く春の愛惜の心が込められている。「四月尽」は、四月最後の日。四月が終わること。「行く春」は、立春の後しばらくは寒さがぶり返し、時には春の雪に見舞われたりしながら、だんだん日が永くなり季節が移ろい、春の盛りに日本人に馴染の深い梅や桜をはじめ、多くの草木が花を咲かせ目を楽しませてくれる。厳しい冬過ごした後だけに、人々は解放感」と伴にこの季節を享受する。然し、時は更に移り動いて春もまさに過ぎ去ろうとしている。「行く春は、季節を動くものとして捉え、その終ろうとする春を惜しむ心のこもった季語である。私の青春時...春惜しむ
2022/04/30 16:25