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しらぼさんのプロフィール

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渋谷区
出身
南区

一つ読んでつまらなかったらもう読まなくていいです。それくらい面白い記事を書いてそんなこと言ってみたいです全部読んでください。

ブログタイトル
しらぼ、
ブログURL
http://shirabo.hateblo.jp/
ブログ紹介文
numeriのpatoさん目指して書いてます。そっち系好きなら是非。
更新頻度(1年)

7回 / 365日(平均0.1回/週)

ブログ村参加:2016/05/06

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ハンドル名
しらぼさん
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しらぼ、
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しらぼ、

しらぼさんの新着記事

1件〜30件

  • 正月企画!青春18きっぷ一人旅 熊本〜大阪 7

    軽い頭痛にうなされながら寝返りをうった。いまの夢はなんだ??知らないおっさんが舌を出している。ぼんやりと目を開ける。一瞬、ここはどこだ?となったのだが、昨日の出来事を思い出し、そしてドヤにたどり着いて倒れ込むように寝たことを思い出した。 窓をガラガラと引いて開けてみると、ロの字の形のドヤの他の部屋の窓が無機質に並んでいるのが見えた。飛び降りられないように鉄格子のようなものもついている。まるで刑務所だ。携帯を開くと、待ち受け画面には10:00という文字が浮かび上がっていた。どうやら5、6時間は寝たらしい。 他のドヤを探してみよう。僕はそそくさと表に出た。強い日差し。正月日和だ。 外には数人の老人…

  • 正月企画!青春18きっぷ一人旅 熊本〜大阪 6

    1月5日。深夜0時を回った。 西成の街はどこかしこもシャッターを閉ざし、眠りについていた。その街の街頭の下を、赤い頭とピンクの服がうごめく。 「この辺の飲み屋さんは面白いですよー。ま、私は行ったことないんですがね。」 ヨネさんは行ったこともない店を次々と紹介していた。ふーん、とかへー、とか相槌は打つのだけれど、指差す先の店はどこもシャッターが閉まっているので想像するしかなく、あまりにも空虚なガイドだった。 それでもヨネさんは楽しそうに説明していく。どんどんと小道を抜けていく。裏路地の先に小さな神社があった。 「ここは昔、置屋で働いていたたくさんの女性たちが健康や収入を祈願する場所で有名なんです…

  • 正月企画!青春18きっぷ一人旅 熊本〜大阪 5

    少しずつ、空が白んできた。 銀色を帯びた雲が風で流れつつ、新しい一日の始まりを日の出が教えてくれた。 僕は結局どこのホテルにも泊まるつもりはなく、その辺の路上の脇に寝袋をひいて寝た。もちろん、地面に体温を奪われないようにマットは持参していた。 寝袋に包まりながら鬼殺しをチュウチュウと吸う路上の正月。なかなかに趣があった。 生活保護受給者みたいなのや、野良猫みたいな年寄りが僕を可哀想だと横目で眺めながら通り過ぎていく。街は動き出したのだ。僕もそろそろ動かないと。荷物をまとめて、歩きだした。 早朝からオープンしたソープランドの入り口に、たしかに微かな重力を感じながらもふりほどき、広島駅へ向かう。 …

  • 正月企画!青春18きっぷ一人旅 熊本〜大阪 4

    23時33分。 涙を流しながら見える車窓からの景色は、漆黒の闇だけだったが、車内のアナウンスで流れた「広島」というワードが僕の心に小さなともしびを滾らせた。次第に漆黒の中に点々と灯りが見え始め、車両はホームに流れ着いた。広島だ。 閑散としたホームを抜け、外へ。風が冷たく頬を叩く。広島駅周辺はオフィス街となっており、チェーン店の居酒屋やコンビニなど、面白味に欠けた街並みで、人もまばらにしか歩いていなかった。 よし、ここは過去の戦争の悲惨さ、核原発の恐ろしさをメディアではなくこの目で、更には五感で感じとろうではないか!いざ参らん!原爆ドーム! とは微塵も考えずに「広島 風俗」でGoogleマップで…

  • 正月企画!青春18きっぷ一人旅 熊本〜大阪 3

    後悔はしたくない。その一心だった。荷物をそそくさとまとめ、駅に出た。ここからの乗客は居ないのか、すぐさま走り出す電車。ホームには3人の影が取り残された。その時、ユウキは言った。 「まっ、さっきの話、ウソなんだけどな。」 「う、ウソだと?マジかよ〜期待して損しちゃったよ〜。」 「ほら、俺徳山に親戚の家があるから、今日はそこに泊まろうぜ。」 あはは、と笑う2人を少し離れたところから見ていた僕は、ガクガクと震えていた。 もちろん、一月の寒さではない。見ず知らずの土地にカズの陰謀によって放り出されてしまったのだ。なんもないだろ、ここ。 次着の電車が来るまではおよそ2時間程度。ホームで1人待つなんてあま…

  • 正月企画!青春18きっぷ一人旅 熊本〜大阪 2

    1月3日。午前11時。 元日に熊本に到着してからは、地元の友人と会っては酒を呑み、と楽しい2日間を過ごし、そしていま、僕は西熊本駅に着いた。無人の改札を抜けてホームに出る。冷たい風が肌を刺すが、正月らしい快晴。なんてめでたいんだ。こんな日にまさか電車にこれから十数時間も電車に乗るバカ野郎なんてきっといないはず。 列車がホームに滑り込んできた。2両車。小豆色の渋い車体が陽の光を浴びてギラギラとしている。田舎の閑散とした車内、と思いきやまさかの満員電車で、もみくちゃにされながらなんとか乗車。え、こんなに乗るやつおるん??? ジャコメッティみたいなポージングのまま博多駅まで行くのかと考えただけで震え…

  • 正月企画!青春18きっぷ一人旅 熊本〜大阪 1

    年が明けた。 2020年、1月1日。令和に改元されてから初めての正月。世の中は浮かれていた。そして当然、浮かれて軽トラとかひっくり返しちゃう渋谷の街も浮かれていて、そこに住むイカれた住人も浮かれていて、この僕も相当に浮かれきっていた。 毎年のこの浮かれきった時期はいつもなら歌舞伎町でおっパブの女の胸の谷間に顔を埋めながら新年の抱負を考えたりしてるのだけど、今年はついに東京を離れることに。 友人に正月に熊本に帰ってこい!との誘いを受け、いつもならアホみたいな飛行機代がもったいないから断るのだけど、なぜか奇跡的に元日の夕方の便が1万3000円で残っており、こりゃしめたわい、しかも羽田空港からやない…

  • 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語 10

    ここまでの旅を読みたい人はこちら↓ 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語1 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語2 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語3 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語4 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語5 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語6 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語7 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語8 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語9 - しらぼ、 9:0…

  • 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語9

    ここまでの旅を読みたい人はこちら↓ 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語1 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語2 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語3 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語4 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語5 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語6 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語7 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語8 - しらぼ、 11/3 10:00 いつもより少し早めに起きた時にはまた新たなダニ…

  • 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの旅8

    ここまでの旅を読みたい人はこちら↓ 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語1 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語2 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語3 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語4 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語5 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語6 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語7 - しらぼ、 ~前回のあらすじ~ 山奥に潜むガンジャ仙人との死闘の末、ボロボロになりながらもかろうじて勝利した僕らは仙人から魔界の剣を譲り受ける…

  • 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語7

    ここまでの旅を読みたい人はこちら↓ 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語1 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語2 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語3 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語4 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語5 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語6 - しらぼ、 ぶっはー!! 11月2日 12:00 同じ宿にそのまま連泊した僕らは昼頃まで寝ていた。この先の旅を考えるとブッダガヤで連泊するか、先を急いでコルカタに行くか、の二択なのだけど、ブッダガヤの喧騒…

  • 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語6

    ぶっはー!!! ここまでの旅を読みたい人はこちら↓ 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語1 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語2 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語3 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語4 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語5 - しらぼ、 11月1日昼12時。 昨夜のマンチ飯から部屋に戻り爆睡した僕らは昼まで寝てしまっていた。 と思ったらどうやらJ君は一足先に何処かへ出かけてしまったらしい。部屋には僕とT君の二人になった。 身体がめっちゃくちゃ痒い。肌には腕も足もビッチリと…

  • 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語5

    ここまでの旅を読みたい人はこちら↓ 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語1 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語2 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語3 - しらぼ、 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語4 - しらぼ、 現在地、久美子の家。 10月31日 午前7時。 未だ薄暗い外の空気が部屋に入ってきていた。まだ陽は昇っていないらしく、ホッとした。寝坊してはいないらしい。 簡単に荷物を片付けて、着替え、T君を起こす。彼は昨夜寝付けなかったのか、昨日から泊まっていた中国人?らしきツーリストと仲良く吸っていたらしい。ほんとフットワーク…

  • 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語4

    10月30日 午前2時 激しく鳴るクラクションの音を少しでも聞かなくて済むようにイヤホンをつけて音楽を聴く。午前2時だからって天体観測とか聞くテンションはカケラも持ち合わせてない。 少しずつウトウトと眠りに入ろうとする度に、他の車を追い越したり、舗装されていない道の段差で跳ねたり左右に揺さぶるバスによって強制的に起こされる。 だけど隣のJ君はまるでゆりかごに揺られるかの様に安眠している。微笑んですらいる。羨ましすぎてなんかムカつくからバスの窓から投げ出そうと思った。 いくら頭で観念していても、ジェットコースターの様なフワッと浮き上がる感覚の恐怖だけは拭えなかった。日にちが遅れてしまっても、列車…

  • 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの旅3

    そろそろアグラにつくよっ! そう相席の夫婦に呼ばれて、ボンヤリとした意識のまま目を覚ました。 約2時間半程、距離で200キロほどの道を進んできた。 200キロはだいぶ進んだなぁ、と思ったが、Googleで見ると全然まだだった。左上の黄色ピンがニューデリー、小さい赤ピンがアグラ、そして我々のゴールであるコルカタ空港は画像右端の赤ピン。その距離1470キロ。 日本の距離で例えるなら茨城県から鹿児島市まで山陽高速を使って1470キロ。200キロだと茨城から熱海くらいだ。まだちょっとしか進んでいない。 慣れ親しんだ列車とも別れを告げ、僕達はホームに降りた。すっかりあたりは暗い。夜の11時。今回は予算を…

  • 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語2

    10月27日22時過ぎに僕らのタイ航空はインディラ・ガンディー空港に到着した。外に出ることなく通路に入っていくので暑さはよくわからない。 かなり長い通路を抜けて、今回の旅の難所、アライバルビザの発行へ。 もともと日本でインド大使館に行ってクソみたいな手間のかかるビザの取得を済ませてからじゃないといけなかったのが、昨年?あたりから現地でそのままビザがとれるようになったらしい。そんなアライバルビザは日本人くらいが恩恵を受けられるらしく、なんだ、インドいいやつやんっ。ってなった。 ビザを取得して手荷物のベルトコンベアの列に行くと、僕たちだけ遅かったからか、J君のトランクとT君のバックはすでに床に転が…

  • 印度放浪記 ガンジャとカレーと深夜バスの物語1

    キィ、キィ、ザプン… 聴こえるのは櫂の軋む音と小さな波とボートとが微かにぶつかり合う音だけだった。朝6時。岸辺には色とりどりの衣を着た人達が祈り、体を清めながらも、今にも登るであろう日の光を待ち望んでいた。 風も穏やかで、ガンジスの水面はまるでCGグラフィックの様に規則的に、そしてゼリーの様に弾力があり、なんとも判別つかない鮮やかな色をしている。 根元ギリギリまでガンジャを回して吸った。ゆっくり、息を吐く。煙が空に昇る。景色がかなり鮮明になる。色が濃くなっていく。その時だった。 日が昇った。なぜガンジスの人々が神を信じて生きているのか、少しだけ分かった気がした。 はい、という訳で今回は10月2…

  • 悲しみのクンニ 〜kohhと宮本彩菜と白虎の洞窟〜

    新年早々、インスタで踊る様に羅列されたワードがある。そう、「クンニ」だ。たった3文字しかないのに、あまりにも破壊力のあるその言葉は、早くも今年の流行語大賞を予感させた。 モデルの宮本彩菜に対しその彼氏、ヒップホップアーティストのkohhが2018年を早くもひっくり返す様な勢いでクンニする動画がインスタで公開され、注目を集めた。どうやら宮本彩菜の誤爆らしい。 ブログの閲覧数を1人でも増やしたい僕としては「この手があったか!!」とただ唸るしかなく、この波に乗れとばかりに急いでクンニする為に女性器を部屋中探し回った。しかし冷蔵庫からクローゼット、靴箱の中まで隅々見渡したが、女性器は家に無かった。 震…

  • 審美眼

    「お前の審美眼を見せてみろ。」 悪天候の続く夏のお盆の最終日、僕はそんな挑発的な言葉を受けてしまい、動揺した。審美眼?なんじゃそら。である。 ただ、そう言ってきたおじさんは顎に生えた白毛と金毛の入り混じった髭を指で触りながら、眼は真っ直ぐに僕を見据えていた。お前がどれ程の者か確かめてやろう。とでも言いたげな眼。 僕は戸惑った挙句の果てに、おじさんの問いに答えることにした。緊張からか、背中にはTシャツに滲む程の汗をかいていた。 「いや…ちょっと僕には分かりません。」 おじさんは僕の返答によほど落胆したのか、先程までの鋭い眼光はフッと消えてしまい、ため息をついた。 「世の中は沢山のもので溢れている…

  • 「時間にルーズ過ぎるのは人としてクソだな!」

    「晴海埠頭行 6時59分着」と電光掲示板に輝く文字を見ながら、僕はワナワナと震えていた。背後にはローソン、正面にはバス停を見据える位置。そして、早朝の空は青く澄んでいて、どこまでも高い。腕時計を見ると7時。だが来るべきバスの姿は未だにない。続けて電光掲示板に映る文字には、「4分後到着」とある。なぜ震えているのかというと、僕は当然ウンコをしたい訳で、そこの説明はあまり必要なさそうなので割愛する。ではなぜブルブルとではなく、ワナワナと震えるのか。ここには決定的な違いがある。人が恐怖に追い込まれた時、他に手段もなく、恐れおののきながら震えてその時を待つしかない、そんな時の震えは「ブルブル」と震えるも…

  • 上京タラレバ娘

    僕は割と中華が好きだ。とりあえず最後に片栗粉でトロミをつけとけばいいという安易な考えで炒められた食材達と、日本食にはない独特な味。料理は専ら食べる専門なので、味付けがどうなっているのかは知らないが。その料理に黒酢をぶっかけて食べる。 黒酢が好きで好きでしょうがなく、一時期は黒酢を持ち歩いて使っていたくらいだ。もう元の味なんて分からなくなるくらいに黒酢をぶっかける。料理を作った人の気持ちを考えろ!なんてしばしば言われるのだけれど、そんなの金払って食べる側の自由だと思う。 だから、冒頭で割と好きと書いた。ただ、中華で黒酢を頼むというのは簡単そうで実に難しい。何故なら、テーブルに置かれた黒酢、あれは…

  • その女、デンマーク

    今、左の乳首がヒリヒリする。ブログを書き出してから早いこと8年目になるが、いまでもこんな書き出しでブログを書けると思うと、日本はつくづく平和なものよと感慨深い。 今年も良い年になりそうだ。 さて、本題に戻る。左の乳首がヒリヒリするのだ。何故ヒリヒリするのかというと、それはある1人の女との出会いが全ての始まりだった。また妄想かよ!!と多くの読者は感じるかもしれないが、決してそうではない。初めての出会いは唐突だった。 朝夕が寒くなってきた昨年の10月頃、彼女はショップの店頭にいた。 上野でも有名な、市場や居酒屋が軒を連ねるアメ横から、一本隣の通りに出ると、喧騒も少し治り、そこにはいくつものセレクト…

  • 君に捧げるエンブレム

    世の中の常識を不意に押し付けられる事がある。夜、友人と小汚い立ち飲み屋で酒を飲み交わしながら語りあっていた。年明け早々僕の語る来年の抱負を、まるで僕が存在しないかのように見事にシカトする友人。もはや会話にならない。僕のことが嫌いなんじゃないか。とまで感じるのだけど、これは裏を返せば、「貴様は面白くない話をしている。」と暗に伝えてくれているのかもしれない。こいつとはこれからも仲良くいれそうだ。そんな時、友人が口を開いた。 「君に捧げるエンブレム、面白いよね。」 友人は唐突に僕の話を遮り、話題を変えた。こいつはなにを言ってやがるんだ。冷や汗で背中が湿る。「櫻井翔の演技が上手いよな。」どうやら友人は…

  • 心に残るイケメン

    人生の中で誰しもが心に残る光景を観てきたことだろう。苦労して登った山頂からの眺め、初めてのデートで一緒に眺めた夜景。それらは幾ばくの時が過ぎ去ろうとも、心の中では鮮やかな色彩を放ち続ける。 僕はなかなかに強烈な友人達がいて、その中の1人にゲイの友達がいる。次々と強かに酔ったノンケの男共をあらゆる手を尽くしては連れ去っていく、北朝鮮の工作員みたいなゲイだ。もはや手抜かりはない。 そんな彼と久しぶりに会った時、彼はまだお酒を呑む前から頬を、日の出の空のような赤色に染め、トロンと虚ろな目をしていた。そうだ。彼は恋をしていた。話を聞くと、その彼(好きになった相手)は今時の塩顔なイケメンだったのよ…と呟…

  • いきすぎた便器

    朝、気持ちをナイーブにさせる出来事があった。仕事の前にトイレで用でも足すかとコンビニへ。最近のコンビニはトイレが綺麗だと客足が伸びるみたいな思想が根付いているものだから、割とトイレが綺麗になっている。昔はトイレが汚かった店舗も見事に改装されていたりして、昔はあんな奴だったけど、ここまで立派に育ったのか。と感慨深いものがあり、胸が熱くなる。さてトイレしようとするのだけれど、便器の蓋を途中まで開けると、そこからが硬くなっていて蓋が開けられないのだ。恐れおののいて手をはなすと、その蓋は再び元の位置まで下がっていき、閉まってしまう。なんということだろう。生まれてこの方、便器に拒絶されたのは初めてであっ…

  • 「残業100時間で自殺は情けない。」

    「残業100時間で自殺は情けない。」とコメントした武蔵野大学教授、長谷川秀夫さんが処分を受けるに至った件。電通に勤める女性が「仕事にいくのが怖い。」等のツイートをしていた事も話題になりました。この一件がTwitterやらニュースタグやらでお盛んになっていて、僕としては非常に良くないと思うんです。何がいけないかって、このコメントがじゃあ亡くなられた女性に失礼極まりないとか、いや確かに情けないよね、とかの内容の部分ではないんですよ。こういう世論とは反したコメントが圧倒的な勢いで叩かれて処分されていく、この世の中が非常に良くないと僕は思う訳です。世の中には様々な人がいる訳で、みんな頭の中じゃ多様なこ…

  • 青春を独り占め

    袋とじが消えた。 あんなに暑かった夏が終わりを告げ、いつの間にか季節が変わりゆく様に、それは消えた。 物質が音を立てて崩れ消えていくような激しさもなく、さざ波が砂浜でうっすらと砂に潜りこんでいく潮の余韻のようだ。 雑誌の袋とじのあるはずのページを開くと、どこか淋しげに袋とじの切り取った余紙が、もうしわけなさそうに少しだけ残っていた。 いつもは成人雑誌なんて読まないし、買うこともない。専らXVIDEOを観るくらいだ。ただ、コンビニに置かれた雑誌の表紙に書かれていた、「青春を独り占め!袋とじ18P!」という文章が僕を魅了した。 何らかの文章を書く人間は絶えずアンテナを張っていて、世の中の溢れかえる…

  • ○んこう少女

    東京では変な事がよく起きる。 田舎では起きないのか、というとそういう訳ではないのだけれど、様々な悩みや欲望を抱えた人間が多く集まる東京は、人間のエネルギーが渦巻いているのかもしれない。 だから外を歩いてたりすると、ダライ・ラマ5世みたいな女子が鼻息を荒げていたり、気持ち悪いキャップとサングラスのデブが歩いていたり、風俗で詐欺にあったと騒ぎ立てる酔っ払いがいたりする。 そんな人達が交錯する東京。そんな場所に生きている一人一人が僕の横を通り過ぎていく度に、彼らにもいままでの人生があって、何かしらの悩みや欲望があるということが不思議で、思わず感慨に耽ってしまう。そこにはドラマがある。そして何かしらの…

  • 詐欺は人を傷つける

    彼は深く、深く傷ついていた。 顔は憎しみの重圧に耐えかねたように醜く歪んでいた。血の気の失せた青白い頬と対照的な赤く煮え滾る充血した目はあまりに悲惨だった。小刻みに肩を震わせながら、彼は、神に命乞いをするかのように静かに、しかし力強く、僕に言った。 「俺は…騙されたんだ。」 ーーーーーーーーーーーー 昨今、詐欺が多発している。「日本は詐欺大国だ。」と感じている人が多いかもしれない。昨今のオレオレ詐欺や特殊詐欺は厳罰化が進む中で被害総額は一向に減らない。 平成20年頃から盛んになったオレオレ詐欺や特殊詐欺。しかし、詐欺認知件数と人口比率で計算すると、詐欺大国と呼べるのはむしろ韓国だ。日本に比べ偽…

  • キミハボクノセンタクキ

    強い陽射しに照らされた西口公園は月曜日の昼間とあって、閑散としていた。早口で喋る中国人、ポケモンGOをしているだろう姿の若者が数人。 大した理由も目的もない空洞な人達を惹きつける何かがきっと西口公園にはあるのかもしれない。 気圧の流れで集まった小さな雲達が目的もなく一つの入道雲となって空に浮かんでいる、ここはあんな場所なのかもしれない。 そしてそんな自分もその内の1人なのかも知れない。ダンは自虐的な笑みを口元に浮かべながら楽器を置き、ベンチに座った。 昨夜長年一緒に活動してきたのに解散したバンド「ass kisser」のことよりも、ダンにとっては一緒に暮らしていた女の子のことで頭がいっぱいだっ…

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