●宇宙探査●アストロスケール、デブリ(宇宙ゴミ)を近距離で撮影した画像を世界で初めて公開
人工衛星システムの製造・開発・運用を担うアストロスケールは、今年2月に開始した商業デブリ(宇宙ゴミ)除去実証衛星「ADRAS-J」のミッションにおいて、観測対象のデブリに接近する過程で撮影したデブリの画像を公開した。デブリへ接近し近距離で撮影した画像を公開するのは世界初。運用を終了した衛星等のデブリは、外形や寸法などの情報が限られるほか、位置データの提供や姿勢制御などの協力が得られず、接近・捕獲等を行うための技術的な観点から非協力物体とも呼ばれる。デブリについて、その劣化状況や回転レートなど、軌道上での状態を把握しつつ、安全・確実にRPO(ランデブ・近傍運用)を実施することは、デブリ除去を含む軌道上サービスを提供するために不可欠な技術。ADRAS-Jは、実際のデブリへの安全な接近を行い、近距離でデブリの状...●宇宙探査●アストロスケール、デブリ(宇宙ゴミ)を近距離で撮影した画像を世界で初めて公開
2024/04/29 20:55