誇り高き絆 18
ふたりの想いが重なり合い、寝室へと向かったのは自然な流れだった。あの夜ほどアルコールを摂取していないせいか、見慣れた部屋なのに、そばにオーターがいるだけでひどく落ち着かなくなる。ルームライトを間接照明に切り替え、オレンジがかった柔らかな灯りに照らされたベッドを前にして、レインは足が竦みそうになった。月明りのみの薄暗い空間とはわけが違い、急に怖気づく自分を叱咤する。これまで、ここには自分以外に誰も入...
2024/11/22 12:39
2024年11月 (1件〜100件)
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