蒼き運命 -アオキサダメ- 87
再びふたりきりになった第三診察室で、事態の急速な展開に呆気に取られていたヨンファは、困惑しながらも気を取り直してジョンシンに問いかけてみる。「――ということになってしまったが……、俺が診察するのでも構わないか?」「超大歓迎」大きく目を見開いていた本人はすでにそのつもりなのか、短く即答した。その言い方が妙に可笑しくて、肩の力が少し抜けたヨンファは脱いだダウンジャケットをベッド横の脱衣カゴに置き、白熱灯の...
2019/10/25 23:39
2019年10月 (1件〜100件)
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