3・1独立運動100年:いまだに「不逞鮮人」恐怖を振りまく日本政府
今からちょうど100年前の3月1日、日本による強制「併合」から9年目の朝鮮で、独立と民族の尊厳の回復を求める大規模な大衆運動が始まった。「3・1独立運動」または単に「3・1運動」と呼ばれている。[1] (略)一月二二日徳寿宮に幽閉されていた高宗(李朝第二六代の王)が急死したことも、朝鮮人の民族的感情をたかめていた。葬儀の日は三月三日と定められ、参列のため全国から多数の人びとがソウル(京城)に集まってきた。 この機会をとらえ、天道教の第三代教主孫秉熙らは、キリスト教徒・仏教徒と協議したうえ、三月一日ソウルで独立宣言を発した。各教団の組織などをつうじて計画がつたえられていたため、ソウルのパゴダ(塔…
2019/02/28 21:28