S・スピルバーグ✕R・ディカプリオ✕T・ハンクスが醸し出すビター・スウィートな作品。
フランク・W・アバクネイルの自伝小説「世界をだました男」をスティーヴン・スピルバーグ監督、レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクスの共演で映画化。’68年、NYブロンクスヴィルに住む16歳の高校生フランクJr(R・ディカプリオ)が、両親の離婚をキッカケで家出。生活のため小切手詐欺に手を染めるが上手く行かない。パイロットに成りすますことがキッカケで成功するのを手始めに医師・弁護士として偽名を使いFBI捜査官カール(T・ハンクス)との追走劇が繰り広げられる。昔から偽名を使った詐欺事件の映画は数多くあって楽しませてくれている。筆者は「チャップリンの殺人狂時代」(47)、「スティング」(73)、「ペーパー・ムーン」(73)などが好みだが邦画では「クヒオ大佐」(09)が本作によく似ている。事実だがウソのようなストー...S・スピルバーグ✕R・ディカプリオ✕T・ハンクスが醸し出すビター・スウィートな作品。
2023/07/28 17:30