亡くなった弟は、いつも太陽みたいに僕たちを見ていてくれている【6歳で弟を亡くした兄の言葉】
ハルが亡くなった日、私たち大人は悲しんでいる暇もなくバタバタと動き回っていました。 ふと、仏間を見ると、お兄ちゃんはハルの側に座り、優しく顔を撫でていました。 その姿を見ていると、涙が止まらなくなってきました。 お兄ちゃんも辛かっただろうけど、泣きませんでした。 お通夜でも告別式でも、父親と一緒に立ち、参列者の方たちにお礼をしていました。 ハルのお通夜、告別式には、葬儀屋さんの担当の方も 「こんなに参列者が多いお通夜は初めてです。 しかもお通夜の最後まで、こうやって皆さんが残ってくれるなんて、 経験したことがないです」 と言われるくらい、参列してくださる方がたくさんいました。 いつもなら「疲れた~」「お腹すいた~」「眠たい~」なんてすぐ言うお兄ちゃんが、 最後まで立って頑張ってくれていたのは、嬉しかったです。
2019/10/13 14:00