知床観光船事故
北海道・知床の観光船の事故は沈没した船が引き上げられていよいよ検査が行われる。船会社は風速や波高報告を15日間同じにしていた。国はそれを指摘もしなかった。その他にも船の運航に関する安全管理規程(波高1m)、救命具の低温対策なし、通信装置の不備、運行管理者うやむや、などのズサンナ実態が明らかになった。何よりも悪天候を押し切って無理な運航に至ったことが良くない。コロナ禍で観光客が少なかったのを取り戻すためにしては、いささかお粗末と言わざるを得ない。どこで安全と経済をバランスさせるかは監督者の器量に掛かっている。それが今回のような事故で安全を犠牲にしていたことが分かった、安全側に舵を取っていなかった。大きな代償を払うことになった。経営は難しい。目先の利益にとらわれると墓穴を掘ることになる。知床観光船事故
2022/05/27 09:35