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Wein, Weib und Gesang https://blog.goo.ne.jp/pfaelzerwein

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター

Wein, Weib und Gesang
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2015/11/02

1件〜100件

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  • みんなみんな狼だか

    週末は二つの新制作初日がある。先ずは土曜日もミュンヘンの「ローエングリン」、翌日曜日のフランクフルトの「魔女」となる。「ローエングリン」の総稽古の音や指揮者の話などが流れていたが、想定通り可也厳しいものとなりそうだ。指揮者のロートは、ヴァ―クナーをリゲティの前駆者として、その分割された弦の響きを挙げている。そしてローエングリン役の当代切っての第一人者のフォークトの歌声が聴こえるが、そうもその他の歌手ほどではないにしてもアーティキュレーションが乱れていてどこかおかしい。更にヴィヴラートなどを挙げて、制限するそしていて、配役のカムぺなどはそれによって漸く大劇場に通る声を出している。無理をすれば声を飛ばしてしまうのではなかろうか。初日のブーが誰に向けられるか。だからこちらの公演の方は12月に序に出かける。初日の...みんなみんな狼だか

  • 法人口座の調査終了

    駐車の際に隣の車の方向指示器を壊した。VOLVOのSV型の車でこちらのバムパーが相手のそこに突っ込んだ。珍しい衝突で、普通はブリキを壊すのだがそこだけ破裂していた。あまりに破裂の音が大きかったので事故逃亡もならず、名刺を置いてきた。写真も取っておいたので問題は起こらない。そこは道端で狭いのでよく当てたり当てられたりする。先方も少々こすられただけならば、知らないふりだろうが、これは其の儘走られないので警察に届けるだろう。するとこちらは事故逃亡で減点を食らう。その前に金を払った方が遥かに安くつく。横のレストランの車かもしれないがまだ電話が掛かってこない。事故逃亡となることはないと思うが、写真等で現場保存だけはしておいた。ラムプ全体故交換するのがプラスティックだけで交換か、自分でやるのか任せるのかでも工賃が違う...法人口座の調査終了

  • 金持ちのチャイコフスキー

    チャイコフスキーのオペラ「魔女」の一幕と二幕のヴィデオを観た。幾つか出てきた中で少しだけ映像を観て興味を持ったのはボリショイ劇場で2012年に簡易にヴィデオが回されて録音も拙いものだ。真面に演奏しているように思われたからで、実際に無名の陣営乍、想定以上に参考になる上演のようだ。なによりも指揮が素晴らしい。調べてみると2012年の制作で、そこで一度だけ主役を歌っている若い歌手の時も指揮しているのはアレクサンドル・ナザレフという人で、日本でお馴染みの指揮者らしい。ドイツではディスブルクあたりで振っていたようだが、ムラヴィンスキーの後継者となっていた時にボリショイの音楽監督になっているようだ。カラヤンコンクールでも優勝している。名前は聞いたことがあるのだがよく知らなかった。無名で聴いていても明らかにゲルギーエフ...金持ちのチャイコフスキー

  • 反教養の為のスケルツォ化

    フランクフルトの新制作「魔女」の初日が一週間後に迫った。先ずはダウンロードした楽譜をざっと捲ってしまうしかない。そして粗筋をWIKIなどで読む。チャイコフスキーの音楽もそのオペラの創作の仕方も大体分かっている。それに関しては最早面倒なことはない。寧ろ創作の背景とか環境とかそういうものも探っておいた方が良いだろうか。先日民謡とシューベルトに関しての話題が出たことから、吉田秀和が間接的に言及しているトーマス・マンの「魔の山」のことを思い浮かべた。そこで歌われていることは記憶にあったのだが、最初は明白には思い出せなかった。そしてフィッシャー版の文庫本を開けると「買い物」とする節にGe-stattenSiemirという綴りが出て来て、目を引いた。どう考えても、サッテンブリーニの喋りの特徴として映像化されているもの...反教養の為のスケルツォ化

  • 冬のメルへェンへと

    朝から一っ走り。篭り部屋の一晩目は、気持ちよく眠られた。夜中に温度を調整する必要はあったのだが、以前よりも安定して湯が流れていて、寝室にも薄っすらと暖房を入れることが可能となっている。先の冬までは夜中は完全に切ることで快眠を目指していたのだが、本当に薄っすらであると室温を上げることもなく凍えることもない。ポムプなどを含む天然ガスのボイラーのお陰でもあるのだろうが、同時に交換した弁の機能向上もあるかもしれない。水の流れの音が継続的に流すことで無くなると同時に、安定して暖房体に貯まっているのは、前後の圧が上手に保たれているからだろう。以前は水量を絞ると貯まらなくなって直ぐに冷たくなった。冷たくなるなら完全に切るのと同じで殆ど意味をなさなかった。要するに今までは負圧に負けていた。最上階にあるために最初から苦労し...冬のメルへェンへと

  • 実感する数年での深化

    週末から篭り部屋に移動する。先二週間ほどはあまり強い陽光は期待出来ない。座っているのが厳しくなるので、ヒーターの入った部屋へと移動する。準備は整った。幾らかのPCの使い方などを考えればそれで足りる。ヒーターの試運転では薄く入れておけば昨年までよりも安定している感じがするが、冬の間を通して使ってみなければ分からない。なによりも零下で吹雪くとなると薄く入れていたのでは我慢ならない。以前の問題は湯圧が安定しないことから強く入れることでしか加減が効かなかったのだが、弱く定温度を保ってくれると一番助かる。それが最も経済的な筈なのだが、さてどうなるか。ラインガウからお知らせがあった。2021年産リースリングを売れ切れないうちに買ってくれというものだった。予定してあったグローセスゲヴェックスを一ダース注文した。一部ご進...実感する数年での深化

  • 朝食のガチョウ脂

    車中のラディオが午後のニュースを伝えていた。金曜日にバーデンバーデンに続いて支配人の古巣ドルトムントでテオドール・クレンツィス指揮ムジカエテルナの演奏会が開かれる。そのギャラをウクライナに寄付するという報道だった。文化波とは言いながらそこに音楽ニュースが入ってくるのはペトレンコがベルリナーフィルハーモニカーによって推挙されたという事以来だろう。亡くなってもそこの位置で伝えられる音楽家はドミンゴぐらいかもしれない。印象は奇妙な感じで、自らの交響楽団に未だ君臨していることから時間稼ぎの為にもなんとか首を繋ぎたいのだろう。バーデンバーデン前後でそのロシア人演奏家のコンサートマスターなどまたテノール歌手からプーティンの為のプロパガンダをSNS等で展開するものが続出して、即出場停止となった。そうした楽員や合唱団員の...朝食のガチョウ脂

  • 小夜曲と火祭りの喧噪

    (承前)演奏の困難さがこの交響曲の理解を困難にした。そのことが今回の一連の演奏会がそれを証明した。1908年にプラハで初演のアシスタントをした指揮者オットー・クレムペラーが生き証人になっていて、その晩年の指揮の録音は貴重である。しかしその得意なテムポ設定などは、その演奏の難しさを示していて、「一楽章と五楽章が取り分け問題が大きい」と語っている。まさに膝を打つしかないのだが、一年後のヴィーン初演でのシェーンベルクのコメントが更に興味深い。「芸術的な和声上にある完成された落ち着き…作曲家を古典的として賞すると同時に、未だお手本である。」としていて、感激して書き送っている。このコメントには初めて接するのだが、言わずもがなであり、我々はこの意味を今初めて噛み締めている。実はこの文章は昨年秋のハノーファーの劇場での...小夜曲と火祭りの喧噪

  • 11月の古い鎮魂歌

    陽が射さない、11月らしくなってきた。寒くなってきた。天気予想によると木曜日と金曜日は陽が出て、週末には本格的に寒くなる。もう耐えようがないだろう。それまでに準備をしておかないと駄目だ。月曜日に走っても足の調子は好転しているので、これで治ると思われる。内出血していたところに痒みが増してきているので、無理にでも使って早く散らしたい。ミュンヘンの「ローエングリン」の立見席を売るつもりだが、まだ様子が分からない。安いので売り易く、当日でも可能であろうが、来週の初日次第であろう。その他では車の不凍液も準備しておかないといけない。あとは冷蔵庫の掃除がまだ終わっていない。カビ取りを剤をどの様にするかである。厨房の換気扇掃除は済んだ。オーヴンの脂取り剤を使うと一番効果があるようだ。フィルターもそれ程古くなっておらず、新...11月の古い鎮魂歌

  • サロメの夢の夢物語

    週末は雨で走れなかった。可也の雨量がここのところあった。しかしアイスヴァインなどを除けばとっくの昔に摘み取りを終えているので、葡萄の落葉だけである。週明けに晴れて少しだけ走れた。一週間ぶりになる。既に患部は炎症下ところが固まって来ていて、痒みになってきた。所謂怪我のかさぶた状態である。こういう時に動かしておくのが大切だ。それでもに日常の歩行が覚束ないぐらいに痛みが残っているので、トレイルランニングシューズの硬さで走るようなものである。少なくとも一週間前にはケリが入らなかったが少しは力が入るようでそれ程バランスを崩さずに下りて来れた。上りは早くなくても下りが平常に近くなってきた。一週間ぶりで心臓への負担は大きかったのだがそれは仕方がない。アスミク・グリゴーリアンが「サロメ」を演奏会形式で歌った件で、声に管弦...サロメの夢の夢物語

  • 聖マルティンを越えて

    暖房を入れている。週半ばぐらいからだった。11月後半からとなる。雨勝ちで陽が射さなくなると寒い。それでもまだ篭り部屋には移動していない。理由は仕事机に座っていても未だ耐えられるからで、ヒーターを薄く入れているだけで足りているからである。寒くなると一つを完全に開けても耐えられなくなる。すると篭り部屋で暖かくしていた方が経済的で暖かい。今年は11月としては異常に陽射しがあり暖かかった。如何に待降節までが苦しいか、これが欧州の冬である。篭り部屋は北向きの寝室なので、陽も射さなく、ヒーターを全開にするしかない、それよりは安くついているだろうということで、出来る限り陽射しを使いたい。来夏のザルツブルク音楽祭などの日程が出てくる前に、それ以外の日程も押さえておきたい。ザルツブルクはお付き合いで一日ぐらいはと思うが全く...聖マルティンを越えて

  • 見事なシカゴの音楽会批評

    マーラー交響曲七番に関する可也いい批評がシカゴで出た。この曲の演奏に関しては今まで読んだ中で最も優れたものだ。キーワードに、先ずはバルコニーで聴いていたシカゴ交響楽団の女性奏者がベルリナーフィルハーモニカーは「ボールで遊んでいる」と語らしていて、複数のボールとなっている。この表現も流石と思うのだが、これを聴き逃さなかった著者もよく分かっている。特に終楽章のロンドにおける動きとこの楽曲における奏者間の受け渡しがこの楽曲を恐らく交響曲の頂点に押しやっている。その気の利いた表現から、先ずは一楽章冒頭のテノールホルンの真っ直ぐな不幸そうな表現に、ペトレンコはゆっくりしたマーチで指示通りのテムポを維持して、不安定な音色を創出と書く。ラプソディックな第二主題ではセンチメンタルにならない様に洗練させた。輝く木管群の色彩...見事なシカゴの音楽会批評

  • 初めてのファミリー公演

    クリスマスのミュンヘン行きの準備。主な目的はファミリー公演でのティテュス・エンゲル指揮フンパーティング作「ヘンゼルとグレーテル」である。指揮者のチョットした請負仕事にしか思えないのだが、裏を読んだ。エンゲルのバイロイトデビューが決まっているかどうかは確認していない、しかしこの公演でその方向性は分かると思う。2019年のエアル音楽祭での好評だった新制作「ローエングリン」を聴けていないので、どうしても聴いておきたかった。その序に、並行上演中の新制作「ローエングリン」も聴いて来る。フランソワ―・ザヴィエロート指揮がどれ程叩かれるかは分からないのだが、万が一欠場となるとカヴァーに入るのではないかと思う。勿論そうなれば万時を排して駆けつけるつもりでいる。既に書いたようにメリハリのない焦点の定まらない指揮での上演で立...初めてのファミリー公演

  • 「松風」からの向かい風

    ミュンヘンの新制作「ローエングリン」の座席を入手した。既に立ち見をオファーされていたのだが、椅子席が欲しかったからだ。結果としてバルコンに座る。しかし視界も制限されるので僅か18ユーロしか払わない。歌手はこの役として当代随一で世界的に人気のあるフォークトである。日本でも何度か歌って大成功しているようだ。だからそれ目当てに観に来る人もいる、しかし、指揮者がロートというフランス人で、誰も彼のヴァ―クナーなどには期待をしていない。支配人がベルギー人でなければこの選択は無かったろうか。誰が演出するのかも知らない。序に観に行くだけだ。だから20ユーロ以上払うつもりなどはなかった。歌手のフォークトも何回も聴いていて分かっている。その他の配役でも独語歌唱の模範的なマルリス・ペーターセンが下りて、然したる興味も失せた。声...「松風」からの向かい風

  • 作品に奉仕する天才

    ベルリナーフィルハーモニカー米国ツアーのボストン公演は一つのプログラムが演奏された。有名紙ボストングローブが批評を載せている。ここでは裏のプログラムの公演であった。日曜日に開かれたようだが、灼熱の演奏が終わってからも天井が振動していたと書いている。要するに彼の有名なボストンのシムフォニーホールでは通常ではない音響が響いていたのだろう。折からホール主の交響楽団の日本公演でのヴィデオがサントリーホール等から出ているが、端からお話しにならない。指揮者だけでなくて楽団もここまで水準が下がると後任も大変である。それ以上にそんなヴィデオもSNSに流してしまう楽団のスタッフもとても程度が悪いようだ。新聞は、それ以前に音符を一つ演奏する前から、そのプログラミング自体に感心して、本物の芸術や歴史的な声明を語っていたと書いて...作品に奉仕する天才

  • 運動可能になった週明け

    火曜日から右足の親指が調子悪かった。第二関節が捻挫したようになった。それから親指の付け根まで炎症で腫れた。二月の足の裏とは異なり、指だったのでその前の週にテューシューズの様なクライミングシューズを履いて足を酷使したからだと思った。その意味では複雑骨折というような危惧はなかった。しかし痛風が一番嫌なので気になったがその様な痛さではない。但し靴は前回と異なり履けたのだが、正常な歩行が出来なくなっていた。幸運にも週末から徐々に腫れが収まりだして、日曜日のワイン試飲会も足元は不自由なものの普通に参加可能だった。月曜日にはマンハイムの会計士の事務所に出かけ、よりよくなったので走りに出かけた。通常の歩行は不自由でも健康の為に、先週の距離は先ず置いておいて、準備運動から歩みを進めた。坂を上るのが苦しかった。片足仕掛けれ...運動可能になった週明け

  • 暗黒の歴史を払拭へ

    大成功のベルリナーフィルハーモニカー米国ツアーからボストンでの一夜の演奏会評が出た。カーネーギーホールの二夜目に続くコルンゴールトの嬰へ交響曲をフィナーレとする裏プログラムの公演である。先ず何よりも第二曲目のモーツァルトの協奏曲が終わった時点でスタンディングオヴェーションが起こったというのだ。珍しいことで、更にソロストのベネディクスバルグレーがイ―デッシュのクレズマー音楽をアンコールで弾いたことも珍しいと書いている。このアンコールの意味を祝祷としたのはニューヨークタイムズで、ナチ時代の帝国管弦楽団とされたフィルハーモニカーの黒歴史を払拭すべく、こうして初めてのユダヤ人指揮者が率いて、コルンゴールトと同じように1930年代に父親がナチから逃れたコンサートマスターがソロを演奏して、ユダヤ人作曲家二人の曲を演奏...暗黒の歴史を払拭へ

  • ニューヨークタイムスの耳

    カーネーギーホールでの三日間に批評がニューヨークタイムスに載っているようだ。プリントで14日付けらしい。一番興味深い記載は、初日よりも三晩目の方が大分よくなっているということである。先ず初日のマーラーの七番について、六年前の前任者ラトル指揮が最後のアメリカ公演でのプログラムとしていたことから、それとの比較となる。そのラトル指揮は表現力満々で屡これ見よがしにまたは発し発しであったが、ペトレンコ指揮となると小柄ににこにことして反表現のようで、透明さやバランスを整えることに重きが置かれていて、まるで小さな自由な非強制を求めて、まるで指揮台では自分自身の意欲を敢えて犯すよりもやり易くするような指揮だったとなる。ここまで読めばこの筆者ウールフという2015年から編集者で今年から評論となった人の見識が大体分かる。その...ニューヨークタイムスの耳

  • 耳を掃除してチェック

    本日は慰霊の日である。11月にある2日の万霊祭から水晶の夜とかの並びで暗い月の付き物だ。それゆえか知らないがまた街ではどんちゃん騒ぎをやっていた。祭りほどではないので問題はないのだが土曜の朝から近いではバザーみたいなことをやっていて騒がしかった。足の故障で閉じ籠っていたので夕方になって始めて気が付いた。よそ者がどんどん入ってくるのでこちらは足を引きずり不機嫌な表情になる。嫌がらせに不自然な大咳を繰り返しておいた。でも以前と異なりコロナを怖がるものはそんなところには来ない。序にニューヨークからの放送録音をチェックがてらに大音量で一部繰り返しで鳴らしてやった。また可笑しな評判が立つかもしれないが、それは仕方がない。こちらもどさくさに紛れて用を足せれば満足だ。なによりも生中継放送の瑕疵を確認した。四楽章のマンド...耳を掃除してチェック

  • 来夏のツアーの予定

    来年の夏以降の日程が出つつある。先ずはべルリナ―フィルハーモニカ―の夏のツアーのプログラムが分かった。初日は、レーガーのモーツァルトの主題による変奏曲とリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」、ツアーの裏プログラムはベルリンの一月定期で演奏され復活祭でも予定されてたシェーンベルク作曲「管弦楽の為の変奏曲」の前にブラームスのハイドン変奏曲、後半にベートーヴェンの八番である。これのどちらかは11月の東京公演でも演奏される筈だ。どちらともいえない。なぜならば初日の「英雄の生涯」も既に復活祭で二回演奏されている。つまり初日は三回目の演奏で久しぶりにベルリンの聴衆もいい演奏が聴ける筈だ。しかしその後三回ぐらい演奏して全部で五回ほどの演奏になる。後者の方は、定期で三日演奏して、ツアーで三回とすると計六回程になる。どち...来夏のツアーの予定

  • そこから学べる音楽会

    (承前)夜中にニューヨークからのライヴを聴いた。流石にヘッドフォーンで聴いた。未明二時から四時頃に掛けては最も眠い時間帯である。数時間前にベットに入ったが寒かったので泡風呂に入ることにした。右足の親指の関節がフランクフルトから帰って来てから調子悪く、走るどころか歩行さえ不自由になっていた。だから風呂は良かった。これも夜更けなので水を流さずに静かに入っておいた。放送が始まる半時程前からタイマー駆動にしてあった録音などを手動に切り替えて、サブのシステムも準備していたらギリギリになった。それでも問題なく聴視録音可能となった。先だ録音は全て確認していないが、悪くないと思う。さて演奏の方は既に真夜中に批評を出していて、それを読む。アメリカの人のようで、現地の人の様に体験できていないのだがと、ペトレンコの音楽には多大...そこから学べる音楽会

  • カーネーギーホールライヴ

    ニューヨークとの時差は6時間のようだ。木曜日の20時にカーネーギーホールで初日を迎えるベルリナーフィルハーモニカー新シェフお披露目米国公演。九回かの本番で生中継があるのもこの晩のみとなっている。もう一度どこかで録って欲しいものである。つまりこちらでは26時始まりとなる。一番眠くなる時刻だ。起きていても朝四時までが一番厳しい。やはりタイマー録音を設置してから一眠りしておく方が起きれるかもしれない。兎に角どうしても聴いておきたいのは、そこからの反響をはかるためで、一水向こうの評価はとても大切なのだ。本当は東京公演の方が早く予定されたのだが、それも流れて、米国公演も一度流れた。その時は「英雄の生涯」などがプログラムに入っていた。今回は表のプログラムはマーラー交響曲七番のみで、裏のプログラムが新しい曲とモーツァル...カーネーギーホールライヴ

  • 一人称、二人称、複数!

    (承前)マーラ―作曲交響曲七番はあまり理解されていない。なぜならば、技術的にもその内容的にも最も理解するのに困難な交響曲だからである。もちろんのこと幾多の解説がなされているが、釈然としない。それは演奏会前の小講演でもその事実が証明されるだけとなっている。ルツェルンでのそれをフランクフルトでの一時間半に亘る音楽学者のそれでも補強された。講演者はシノポリの本などを書いている人なのだが、フランクフルトの音楽学者である。だから美学的な文献には目を通している筈なのだが、自身の仮説を紹介するに止まった。つまりそれ以上の学術的成果は未だにないという事だろう。要するに難しい。哲学的な概念として、この創作にはショウペンハウワーがあり、それは八回現れるフィナーレ楽章のマイスタージンガーのファンファーレのヴァ―クナー繋がりでも...一人称、二人称、複数!

  • 歴史的な瞬間にいること

    フランクフルト行は大変な成果だった。なによりもコンサート経験の中で最も優秀な管弦楽団を聴けた。夏のツアーのベルリナーフィルハーモニカーから大きく前進していた。敢えて完成とは言わない。先ずはカーネーギーホールからの世界に向けた生中継の準備は万端だ。それを確認しただけで毎年開かれる壮行会演奏会の中でも取り分け価値があった。音楽的に詳しくは改めてとなるのだが、指揮者キリル・ペトレンコがネット会見で語った言葉が現実化していた。ルツェルンよりもそのアンサムブルの在り方が洗練されていて、取り分けマーラー交響曲第一楽章ではもはやその機能性としてあの歴史的な衝撃を与えたショルティ―指揮シカゴ交響楽団演奏会のマーラー交響曲五番としか比較のしようがなかった。一楽章が終わってベルリンからの生中継の様に子供でなくて一斉に拍手喝さ...歴史的な瞬間にいること

  • 漸く見えて来た闇の陰陽

    やっぱり面白い、交響曲七番。漸く懸念のスケルツォへと戻る。マーラーが導入から一楽章を書き上げ三楽章スケルツォへと、その創作思考過程が分かればしめたものだ。勿論すぐに証拠を出せるような分析がが出来る筈がない。精々もう一度細かな構造を自ら探るぐらいしかない。これは先日のエンゲルのインタヴューで以外に参考になった。なぜならば名指揮者ズビン・メーターが先生のスヴァロフスキー教授に習った様に、先ずは厳密な「腑分け」するの真っ先かと思っていたので―実際にロスでそのようにチェックしている若いメータのヴィデオが残っている―、それならばと感じたのだった。勿論楽譜にある音をなんでもいいからキーボードで叩けば確認できるという指揮者修行をしている訳でもなく、生憎指が十本しかない平凡な人間には無理だ。そこで登場するのが裏の手、これ...漸く見えて来た闇の陰陽

  • オール回旋からの主題

    (承前)第七交響曲の作曲過程は興味深い。先ずフィナーレが先行して創作されて、中間の夜の音楽を書き、最後の第一楽章となっている。ルツェルン音楽祭でもこの冒頭楽章は最も聴き甲斐があった。実際に作曲家は七転八倒していたのが伝えられている。最も知られるエピソードは導入部となっていて、1910年に手紙に本人がアルマ・マーラ―に書いている言葉が有名だ。「ドロミテへといつものことを繰り返すまで、この夏も無駄になったと諦めて帰宅しようとしたとき、君は、帰宅の意思を知らせなかったので、クラムペンドルフで待っていないということで、ボートに乗った。そこでオールの一掻き目で、導入部の主題が思い浮かんだ。その四週間以内に第一、第三、第五楽章を完成させたんだ。」。オールの回旋はとても興味深い運動だと思うのだが、それに見合うだけのユニ...オール回旋からの主題

  • 索引 2022年10月

    時計の針を戻すとき2022-10-31   暦「可笑しな劇」の現実性2022-10-30   文化一般一足先の蝙蝠の歯2022-10-29   アウトドーア・環境苦みの残る「愛の学校」2022-10-28   音25周年記念の祝祭劇場2022-10-27   文化一般まだまだ黄金の十月2022-10-26   暦週明け朝一番の電話2022-10-25   生活ワークシェアーの工程票2022-10-24   暦ナチ資料館の隣家の展示2022-10-23   歴史・時事夜の歌のレムブラント2022-10-22   音蘇生のボストンサウンド2022-10-21   文化一般エリートのルツェルン音楽祭2022-10-20   文化一般三大氏神下しへの可能性2022-10-19   文化一般透過性を上げる試み202...索引2022年10月

  • 核レパートリーに組込み

    玄人筋がマーラー作曲第七交響曲に閉口している。幾つかの問題点は考えられるが、所謂こうした大きなメディアに何かを書いたり発言したりしている多くのジャーナリストは、従来のメインストリームで仕事をしている物書きばかりで、芸術的先端で何かに触れている人たちではない。だから、各々の経験や知識で纏まった印象を持てないとして苦情している。改めてベルリンの初日の録音を聴いてみた。傷はあってもやはり画期的な演奏になっている。ロンドンでペトレンコ指揮ミュンヘンの座付き楽団での同曲を演奏した節、ベルリナーフィルハーモニカーは調印していたペトレンコと早くこうした関係になりたいと語っていた。その成果は改めてとなるが、細かなところをもう少し磨いていくとより全体像が表れてくるかどうか。兎に角、フランクフルターアルゲマイネ紙も、翌日にベ...核レパートリーに組込み

  • 積もり重なる落穂

    落穂拾いである。来週7日(月)のアルテオパーでのベルリナーフィルハーモニカー米国ツアー壮行会の席をグレードアップした。マーラー作曲交響曲七番で大きな成果が期待される。既に夏のツアーではルツェルンの優れた会場でそこそこの音響で聴いた。しかし、今回は米国のカーネギーホールでの10日(木)初日演奏生中継に先駆けた最終的な調整となる。それなり以上の演奏が期待されるところで、夏のツアーから更にどれ程進化させて来るかが聴きどころだ。特に米国の聴衆にとっては、バーンスタイン指揮のマーラー演奏のルネッサンス更にショルティ指揮における近代管弦楽団演奏の頂点との比較となり、就任披露のペトレンコにとってもそして大管弦楽団の今日のあり方を問うベルリナーフィルハーモニカーにとってもそこでの反響はエピックメーキングとなる。言及した様...積もり重なる落穂

  • 賞味期限を早める試み

    (承前)「音楽劇場とはなにか」とタグをつけた。今回の新制作「コシファンテュッテ」にはそれが明確にされていないと書いた。それでもダポンテの台本からすれば二百年以上後の現在に舞台が移されていて、オペラ愛好家には「読み替え」とされる。しかしそれは音楽劇場が意味するものとはまた異なる。大きな意味で「レジ―テアター」つまり「演出劇場」となるものだろう。「読み替え」とは舞台設定を主に現在に移植するもので、作曲家が生きた創作時期に重ねるものは一般的な演出手法であって、「読み替え」としての抗議は最早起きないスタンダードなものとなっている。なぜならばその対象とされる上演作品の多くがその様に「読み替え」をしなければ創作者即ち作曲家の意思が汲み取れない古典となってきているからである。例えば楽匠ヴァ―クナーが、同時代の資本主義の...賞味期限を早める試み

  • 一先ずガラガラの席を

    メトのバーデンバーデンでのガラ公演の席を確保した。来夏の事なのであわてることはなかったが、おいしい席は先ずは手を付けておいた方がいい。席の幾つか違い位は固定しておらず、昨年と今年では少しずらしている。昨年試したみたよりも少しでも良いと考えるからだ。勿論オペラ公演と演奏会では視界も音響も変わる。しかし、共通した面もあって、特に視角などは変わってくる。以前からそれ程システマティックではないのだが、色々と二十五年間程で試しているので、外れは流石にない。そうして常連さんは色々と分かっているので価格は安いほど旨味が多い。どこの会場でも劇場でも其れらしき人が何処に座っているかの見極めが出来るならば通であろう。フランクフルトのアルテオパーはより常連で今迄で一番通っている演奏会場、だから分かっている。但し試していない席も...一先ずガラガラの席を

  • プロット変換で主客転換

    (承前)「可笑しな劇」の制作への反響は大きい。大絶賛もある反面、最も厳しい評がフランクフルターアルゲマイネ紙に載っている。書き手は、ミュンヘンやらヴィーンなどを担当している人だと思うがあまり知らない。特筆すべきは、ルイーズ・アドラーの歌唱だけだったとしている。先ずは、アンドリュースの演出に駄目出しをする。抑々モーツァルトの「愛の学校」の複雑さの前提にあるものを唱えているようだが、全然分かっておらず、ゴムのペニスや壁の証明された精子の落書きやそれどころかドナベラの下着がそうだとは思われないとしている。抑々「コシファンテュッテ」は、学びと空の個人と政治におけるプロットの変換での主客の転換の作品であるとしている。それがミュンヘンでは、フリーセックス、覗き趣味、多婚への傾倒に矮小化されていたと、サドマゾなどとそこ...プロット変換で主客転換

  • 時計の針を戻すとき

    ワインを回収に行った。2021年産のグランクリュである。三本しか発注していなかったが、それも漸くで回して貰った。収穫量が限定されていたという事だが、やはり毎年購入する人には優先させるだろう。しかし2020年産は珍しくパスしたのだった。その分、追加で購入した2020年産の先落としの葡萄からの「雑食砂岩リースリング」は通常通り6本購入していた。態々既購入分の数を調べて貰ったのは、試飲させて貰って、そのまだ開いていない味筋を確認したからだった。印象からすると2019年よりも酸がある感じがした。似ているという話しだったが、恐らく果実風味が強いのだろう。まだ明けられないが来春を過ぎればどんどんと9本開けれるので助かる。同時期に2022年産を試飲して購入も可能となる。そういうことで日常消費用のその下のリースリングが売...時計の針を戻すとき

  • 「可笑しな劇」の現実性

    (承前)音楽劇場公演であっただけに様々な評が出ている。これこそがモーツァルトの音楽がクラシカルな音楽が芸術が今日の劇場にその社会に活きていることを証明している。同劇場が前回日本で引っ越し公演した時に同行した記者マルコ・ファイが異なる角度で批判、疑問を呈している。州の機関紙に書いている。舞台上にセットとして使われたBMWの大きなSUVを問題にしていて、これは公的な舞台での隠れた広告ではないかと持ち出して、厳つく決して環境に優しくない車であるとまで書いている。そして今日において嫌がられるライフスタイルのデカダンスをグローバルパートナーのBMWが体現している事への疑問である。勿論の事、この演出においては最終的な劇の苦みと共にあるそうした現実、つまりここでは性欲以外の物欲としてもよいのかもしれないが、必ずしも肯定...「可笑しな劇」の現実性

  • 一足先の蝙蝠の歯

    コロナ以来初めてボールダーに出かけた。否、その前三年程の2017年以来かもしれない。コロナ期間中に出かけようと思ったのだが、車が動かなくなったらどうしようかなどを考えて、二年経った。結局五年程触っていなかった。一か所を見たのだが、岩の周りが掃除されているようで、この間に林も一部手が入って足元もよくなっていた。それでも有名な岩の間にこうもりが寝ていたことからすれば、それほど訪問者が多いとも思われない。これだけ天気が良くても誰も見かけなかったので、不思議にも思った。兎に角、そこに出かけて、マットを広げて靴を履き替えてが結構面倒なのだが、更に手も足も出ないとなると落ち込む。簡単なところで試したが、やはり力が入らなかった。これでは通常のクライミングも簡単なところしか登れない。平素使っていない神経が先まで回る様に複...一足先の蝙蝠の歯

  • 苦みの残る「愛の学校」

    本シーズンの最初の新制作公演の生中継を観た。ミュンヘンから新制作「コシファンテュッテ」だった。珍しく多くの時間をモニターの前で過ごした。それでも音を聴いてちらちらと様子を観ていただけであるが、劇場効果は伝わった。先ず音楽的には成功していた。現音楽監督が指名されたその一つの根拠として、前任者、前々前任者のキリル・ペトレンコとズビン・メータの二人共が三大氏神のモーツァルトで成功していなかったからだ。それをして、BRのノイホッフ氏は、高給取りの指揮者の中でモーツァルトを指揮できる人はごく少数としている。そこで、ヴラディミール・ユロウスキーの指揮は高く評価された。初めての作品指揮だったようだが、古楽器奏法や楽器を活かしながら―先月の「魔弾の射手」を思い出させるが―、大劇場に一杯に通るだけの音楽を提供していたと思う...苦みの残る「愛の学校」

  • 25周年記念の祝祭劇場

    券を追加購入した。トリフォノフがフィラデルフィア管弦楽団と共演する両日のもう一つを見逃していたからだが、実はどちらを購入したのか分かっていなかった。どうも月曜日に急いで押さえた時に売れ行きのいい方を先に手を付けたようで、その場で判断したのであった。だからパガニーニの主題と協奏曲四番と混同していた。勘違いしていた四番が演奏されるラフマニノフの交響曲二番のプログラムの売れ行きがいい。だからそちらを購入していて、パガニーニの晩を購入していなかった。一時はしくじったかと思って、悪い席からの選考に四苦八苦していたのだが、パガニーニの方は未だ席の選択に余裕があった。無事適当な券を買えた。来年11月の最初の週末なので、極東旅行前のアルテオパーのベルリナーフィルハーモニカー壮行演奏会とダブルブッキングになっても一晩は行け...25周年記念の祝祭劇場

  • まだまだ黄金の十月

    月曜日にティケットを購入した。後で気が付いた。来年11月の丁度その頃ベルリナーフィルハーモニカーへの極東旅行壮行演奏会がアルテオパーで開かれるのだ。丁度重なるといけない。そしてもう二日フィリーが演奏する。少なくとももう一枚は確保しておかないと万が一の時に聴き逃す。追加で購入しておかないといけない。ダブルブッキングになるアルテオパーでも公演があるかもしれないが、日程が分からないので無駄が出ても致し方がない。万が一、一枚捨てても遠くに出かけるよりも安上がりである。その他にも二枚ほど購入するものがある。明日にでも時間があればワインも回収しに行かなければいけないかもしれない。三本だけグロースゲヴェックスを予約してあるので、あと六本はその下のランク、その他何本を購入するか。11月13日にはノイシュタットの醸造所の試...まだまだ黄金の十月

  • 週明け朝一番の電話

    来年のティケットを何枚か購入した。バーデンバーデンとハイデルベルクである。復活祭の時期のハイデルベルクでは春の音楽祭が開かれていて、前者はベルリナーフィルハーモニカーによるスーパーオパー、それに対して後者はピアニストのイゴール・レヴィットが主体になる室内楽音楽祭となっている。そこに歌唱のセミナーなどが絡んで、弦楽四重奏の音楽祭と歌唱の演奏会も加味される。ティケットはコロナ時期に購入していたのだが、復活祭同様に流れた。大学との共催になっていても、ハイデルベルクは姉妹大学のケムブリッジの様に実技の音楽学部は無くてマンハイム・ハイデルベルクの高等音楽大学となっている。大学の新講堂は大き目なのでそこでは比較的大き目の催し物も可能となっている。それ以上のものになると歩いて数分の市の会場に場所が移される。今回の目玉は...週明け朝一番の電話

  • ワークシェアーの工程票

    窓拭きが一通り終わった。これで一週間後の冬時間になっても篭り部屋移動を遅らせることが可能だろう。天気予想を見ると少なくとも11月第二週までは陽射しがありそうだ。そこからどれだけ太陽が出る日があるかどうかで冷え方が変わってくる。週に日照時間数時間では厳しくなる。長袖のシャツとセーターに作業着の白衣を羽織っていれば最高気温摂氏一桁でも何とかなるかどうか。摂氏五度ぐらいになると厳しい。そして風が吹いて葡萄の黄色い葉が落ちると暖房が必要になってくる。そこで篭り部屋への移動となる。今年の様にロシアのガスの関係で燃料費高騰となって、連邦政府もシャワーの浴び方まで指導するようになり、催し物会場も設定温度を下げた。そのようなご時世で如何に暖房を入れずに過ごすかが山となっている。一昨年までは一度篭り部屋に入ると新春までは夜...ワークシェアーの工程票

  • ナチ資料館の隣家の展示

    先日試した栗のパンも直ぐに白いものが生えてくる。酵母の関係が大きいのだろうが、栄養価の高そうな物が入っていると足が早い。大きいものは買わないので何とかなるのだが、この時期はまだまだ難しい。同じ日の安売り品のカマンベールも期限前に平らげて仕舞った。朝食二回分であるので、やはりソーセージ類よりも高価になる。国境を越えてフランスまで行けばその価格で大きな塊が買えるのだが、時間も燃料費もない。しかし味質は全然悪くはなかった。リヒャルト・ヴァ―クナー音楽祭で有名なバイロイト市が英国人ナチのチェンバレン亭を改装して、ヴァ―クナー家とナチ資料の記念館にすることにした。また隣地を取得して各地にあるようなナチス資料館にすることにしたとあった。11.5ミリオンの結構な予算の市の事業の様である。バイロイト音楽祭の大きな株主は友...ナチ資料館の隣家の展示

  • 夜の歌のレムブラント

    (承前)二週間と少し経つと再びマーラーの第七番をキリル・ペトレンコ指揮ベルリナーフィルハーモニカーで聴く。その前に改めて、楽曲に関してのより深く、しかしより広がりを以ってお勉強しておきたい。先ずは当日の公演前レクチャーでの認識は可也の大風呂敷で興味深かった。途中から聴講したので、第一楽章に関しては聴きそびれたのだが、真ん中の夜の音楽のところでレムブラントの「夜警」についての話しになった。その話は面白かったのだが、それが何処から来たのがよく分からなかった。調べてみた。この曲の楽譜の前書きにグローリアと書いてあって、それは明らかとして、実は作曲家自身がこの夜の曲二曲を「夜警」と比較しているというのが根拠の様だった。それは1920年のパウル・シュテファンの書籍に述べられているようだ。それ以前にアルマ・マーラ-の...夜の歌のレムブラント

  • 蘇生のボストンサウンド

    英国の世界的なオペラハウスの音楽監督にチェコのヤクブ・ヒュルサが選ばれた。2024年の新シーズンからロンドンのコヴェントガーデンで采配を振るう。現在の音楽監督パパ―ノはミュンヘンにくる話も合ったのだが、交響楽団を振りたいとして断っていて、恐らくアンドリス・ネルソンズやらへの打診はあった筈なのだが、期間延長したパパーノを継ぐことになる。この指揮者は、日本の管弦楽団などを振っていてそこでは有名らしいが、生ではそれも直ぐ近くでその指揮を聴いたのは一度しかない。それもリハーサルで、おかしな管弦楽団を前にフルートの名人パユと苦心していたのを身近に見ている。その結果は決して良くなかった。古楽器奏法交じりのおかしな管弦楽から思い通りの音楽を引き出せなかったのだろう。しかし、昨シーズンのビッグファオヴデビューでのクリーヴ...蘇生のボストンサウンド

  • エリートのルツェルン音楽祭

    例年の如くルツェルンの音楽祭からアンケート調査を受けた。可也本格的な調査会社がやっているもので、あれこれ合わせると30分以上の仕事だった。音楽祭や音楽会にどのような意思で出かけるのか出かけないのかその選考基準は何かという事を尋ねられた。例えば最初に音楽祭と言えばなにかと問われる。勿論バーデンバーデンの復活祭だ。その他の音楽祭を挙げて、ザルツブルク、バイロイト、シュヴェツィンゲン、ミュンヘンと挙げた。最後のはヤーマイには頭にはなかったのでオペルンフェストシュピーレにしたが、まだ一年目だからそれは仕方がないだろう。その他で向こうが上げてきたのは、グシュタート、ヴェルビエール、トーンハレ、チュリッヒ、ジュネーヴ、エクサンプロヴァンスのオペラ座だった。その各々の経験やイメージについて尋ねて、どこがフレンドリーで、...エリートのルツェルン音楽祭

  • 三大氏神下しへの可能性

    12月の券の一枚は入った。「ローエングリン」の立見席である。18ユーロの立ち見なので、同じ価格で吸われる席を追加購入してもいいと思っている。ロート指揮には全く期待していない。恐らく初日に叩かれてべそをかくと思う。こちらも序に出かけるだけなのでこの価格を狙ったのだが、流石に予約椅子席は限られた数しかなく、半分は一般発売される。それを狙ってみるが、視覚は立ち見の方がいい筈だ。但しあの長いロマンティックオペラを立っていると疲れるだけである。演奏がよければよいのだが、歌も十八番にしているフォークトのタイトルロ-ルだけで、声の出なくなっているペーターセンは既に下りている。しかし実は期待していることもあって、なにかあった場合にカヴァーにエンゲルが入る可能性である。ただ唯一のヴァークナーオペラのレパートリーとして、新制...三大氏神下しへの可能性

  • 透過性を上げる試み

    ガラスに筋が垂れていようがどちらでもいいのだ。神経性のものではなくてただただ日射量を通すだけの目的である。その効果は実際に試してみると考えるよりも遙かの大きい。肌感覚として、これから鬱陶しい季節でも室内の光度が全く変わる。曇天であろうが太陽光線の赤外線部分が通れば効果覿面である。特にバスルームなどは黴防止の為にも冬季も窓を開けるのだが陽射しの恩恵が無いと湿度が上がる。更に室温も上がり難くなるのでとても影響が多い。バスルームが冷え込むとなると厳しいので、以前は暖房を入れていた。しかし最近はそこに通っているお湯の熱を出来る限り生かす形で、年に数えるぐらいにしか暖房を入れないことにしている。篭り部屋に移動するようになったのも大きく、その屋根裏部屋に出来る限りの太陽光を活かすことになった。陽射しが戻ってくる新年に...透過性を上げる試み

  • 猫も招くコンニチワ

    土曜日は久しぶりに日本の生中継を聴いてみた。先頃試したVPNを使った。結果からすると不安定で時間制限もあったのだが用は足りた。タブレットなどでの使用はとても簡単なのだが、音楽ファンなどが目論む高品質の録音とか録画とかには向かない。そこでエミュレーターを使ったのだが、安定録音等にはもう少しいろいろと試してみる必要がある。また夜中にはボストンからの生中継があったのでこれも先日旅行用に構築した携帯録音システムで留守録した。ベットの中から動きが作動可能なのもよい。なによりも今迄よりも気持ちの良いのが排出が少ないことだ。このシステムならば先日購入したUSB接続DACヘッドフォーンアンプ接続のみで稼働する。夜中つけっぱなしにしていても痛くも痒くもない。そして再生してみると予想以上の音質だったので、とても満足した。旅行...猫も招くコンニチワ

  • YouTubeで演奏会紹介

    一挙に12月のミュンヘン行の準備である。宿泊等は準備してあるのだが、まだ入場券が揃っていない。特に入手困難なものではない筈だが、予算を定めると中々希望の席が入るかどうかは分からない。昨年のようになにがなんでもというのとは違って、予算の上限を決めたい。元々座席指定に予算は余り立てない。理由は価値があるかないかだけにしか興味がないからで、高価であってもその価値があるかどうか、たとえ安くても価値がなければ無意味だからだ。まさしく関西人の「高くて美味いのは当たり前」はその価値を値踏みするという事である。勿論、「廉くて美味いもの」にこそ価値がある。しかし今回はそこ迄の価値がないことが分かっているので、上限を設けて、その予算内で何とか押さえようとしている。一枚は最終的にはスコア席でも良いと思っているのだが、先ずは舞台...YouTubeで演奏会紹介

  • ミュンヘン行の代わりに

    金曜日は七月以来のミュンヘンの夜を過ごす予定でいた。それが全部流れた。被害額は知れている。その代わりとも思うのだが、15ユーロの協奏曲付き演奏会に躊躇した。30分ほどのドライヴで買い物のついでに有名ヴェテランピアニストで有名指揮者のコンサートであるが、期待される内容からすればまだ高いと感じた。10ユーロなら燃料費も往復10ユーロぐらいなのでいいと思ったが、先のウクライナの30ユーロ程のユースコンサートの様に動機付けがなかった。同じバイロイトで指揮する指揮者と言ってもやはりオクサーナ・リニヴはスター指揮者だ。ユース楽団に寄付することも構わない。嘗て催し物の出場者の頭数とかでその値踏みをしていた人を知っている。なるほど経済的に考えれば、そのギャラの頭割りと会場の客席数となる。でも少し事情を知れば必ずしも頭割り...ミュンヘン行の代わりに

  • 吹かされる黒い森の心理

    (承前)ロマン的な跳躍というものも存在するだろう。偶々乍ら、ベルクの歌劇などの後の作品としてヒンデミートによる「ヴェーバーの主題によるメタモルフォーゼン」が浮かび上がった。この曲には昨秋再び巡り合えた。その演奏に関しては既に纏めたのだが、その時に調べた原曲の民謡風のものにも想いが向かった。そしてメタモルフォーゼン、まさしくこの制作におけるそのヴェーバーの音楽の本来持っている危険性とその後のナチズムにおける「黒い森」の心理がここではパロディー化されている。ヒンデミートの場合は、反ロマン主義と反ナチズムとしての基本コンセプトであったのだが、それがまた今日的な視座からあらゆる社会的な関心事としてここでは扱われている。バーゼルの「魔弾の射手」は長期ランで好評のようだ。どうも12月まで10回ほどの公演が計画されてい...吹かされる黒い森の心理

  • プロパガンダの管弦楽

    先日話題のテオドール・クレンツィス、バーデンバーデンがその支配人の前任地ドルトムントらと元々の公演を変更して開催しようとしている。その反響が小さな渦となっている。先ずは一貫してその指揮者やアンサムブルのプーティン政権との繋がりを追及していた音楽ジャーナリストのアクセル・ブリュッゲマンが告発のYouTubeを上げた。とても問題点が纏まっていて、これを観たら、これらの活動がやはりプロパガンダの活動でしかないとしか思えなくなる。既に事実関係に関してはここでも扱っていて一通りは言及していたと思うが、各々の事象をこうして結び付けられるともはやその活動に一貫性を見出す。ここでは扱われていないが元々の活動がペルムの地元の劇場からの援助が切られて追い出される形で最終的にペテルスブルクを新たな本拠前提にそこの経済的な援助つ...プロパガンダの管弦楽

  • 縁の無い放送交響楽団

    案の定、キリル・ペトレンコがミュンヘンの交響楽団演奏会指揮をキャンセルした。既にリハーサルは始まっていたようだが、体調不十分で下りたようだ。足のケガは、先月のベルリンでのフェストシュピーレで改善されていた様であり、それが更に悪くなってもあまり考えられない。やはり指揮者特有の鞭打ち症状や肩への負担ではないかと思う。次の予定は11月初めからの米国就任お披露目ツアーへの準備の三晩の定期公演と壮行のフランクフルトでの会となる。なによりも重要なツアーなので大事を期したということもあり得る。兎も角、こちらは早速宿をキャンセルした。まだ無料キャンセル迄一日以上余裕があって良かった。券は67ユーロであるが、楽団に寄付である。ペトレンコ指揮キャンセルでは過去にアムステルダムでの演奏会があって、それもその価格帯であった。ペト...縁の無い放送交響楽団

  • ミュンヘンの放送楽団

    週末金曜日ミュンヘンからの中継があった。ラディオもストリーミングも両方流していた。ご当地の放送交響楽団がミュンヘンのレジデンツ一角にあるヘラクレスザールから生中継した。曲目は一曲だけ新しい作品があったのだが、他の曲が何だったかも忘れた。指揮者は以前にそこの劇場のアシスタントをしていたジャコーという女性でフランス人である。彼女が仕事をした「南極」初演は記憶に残り、初日当日も話しをしていたと思う。トロンボーンの管楽器出身の人で、新しい音楽の感覚も期待した。残念ながら今回も彼女の音楽は不明確だった。折からPCでのアンドロイドエミュレーションを弄っていて、ネット回線が切れてしまったので、映像は殆ど観ていない。しかし音楽は流していたのだ。指揮の技術もあるのだろう、女性はキリル・ペトレンコの助手をしていたといううだけ...ミュンヘンの放送楽団

  • いつの間にか宣伝に

    二月のプーティンによる侵略以降色々な影響があった。最も顕著なのはロシア音楽化の扱いだった。楽曲などの文化へのボイコットは特殊なポーランドの様な後進国でしか起こっていないが、圧力は少なからずあったと思われる。そうした波の中で最も顕著だったのはプーティン政府の協力者であった指揮者の追放で、ミュンヘンのフィルハーモニーの音楽監督をしていたゲルギーエフだった。個人的にもそのドイツでの活動拠点であったバーデンバーデンの祝祭劇場には間接的に圧力を掛けれたと思う。成果でもあった。反面、ロシア人ゆえのボイコットなどは許容されるものではないので、それに対するカウンター署名はした。その様な経過の中で、一人問題になるロシア人がいた。日本でもソニーの後押しで大々的に売り込まれて、二時間程の握手会に行列を作ったことで話題になったテ...いつの間にか宣伝に

  • 索引 2022年8月

    晩夏のセレナーデの準備2022-08-31   生活新管弦楽音響への道程2022-08-30   音お友達の輪の序奏部2022-08-29   雑感素晴らしい夏の響き2022-08-28 アウトドーア・環境あれやこれやの試み2022-08-27   雑感芸術を通した天才の共感2022-08-26   文化一般プログラムの意思が2022-08-25   雑感エミュレーションの仕方2022-08-24 雑感深夜にはヘッドフォーンで2022-08-23 テクニック作曲家の心象風景を表出2022-08-22 文化一般眠りに就く前にUBUNTU2022-08-21   テクニックアポイントメント調整2022-08-20   生活安物セイロン茶の効用は2022-08-19   生活二十世紀前半のその感覚2022-08...索引2022年8月

  • 第一回カザルス賞授与式

    (承前)日曜日のクロンベルクでは、第一回カザルス賞の授与式もあった。てっきりアカデミーの生徒の中から優秀なチェロ奏者が選ばれるものと勘違いしていた。しかし表彰されったのは、スターピアニストのマルティン・ヘルムヒェンとチェロ奏者ヘッカーの夫妻であった。選考理由はそのアフリカでの音楽を通じた社会的な活動に対しての授与だった。考えてみればカザルスの名前の下でそうした社会的な活動以外の何ものもその名に価しないことは当然であった。その為、思いがけなく夫妻お二人のデュオを聴けた。シューマンのファンタジーであった。ヘルムヒヘェンは今最もドイツでいいピアニストだと思うが、それもなにもソリストとしてではなく室内楽奏者としての確かさとその音楽性である。まさしくカザルス賞に相応しいと思う。この二人の活動を敢えて紹介することもな...第一回カザルス賞授与式

  • 索引 2022年9月

    携帯型DACの実力は?2022-09-30   音独FBIの方からの電話2022-09-29   暦室内楽会場の環境芸術2022-09-28   アウトドーア・環境「半糞有色黒人」の総譜2022-09-27   音クロンベルク再訪へと2022-09-26   文化一般傲は指揮者の特性か2022-09-25   雑感あまりにも美しい音の響き2022-09-24 音難しい切り替えの指令2022-09-23   テクニック失敗を演出する制作意図2022-09-22   文化一般ミンガス作演奏の第一人者2022-09-21   文化一般冬タイヤ装着への準備2022-09-20   暦形而上の深淵が開く仕草2022-09-19   文化一般三年ぶりのライン渡し舟2022-09-18   アウトドーア・環境紙一重の読...索引2022年9月

  • ドイツの上に開く窓枠

    ベットに入ってタブレットを弄った。先日来試していたウィンドーズ10で使うリモートコントロールデスクトップの為にタブレットにマイクロソフトのそのアプリケーションをインストールした。それが使えるようになった。他にも方法はあるのだが、一番問題がなさそうなのでそれを使った。これで、PCでDLか何かをしながらベットに入ってもそこから終了がしやすくなる。LINUXへはVNCを使っていて、これで殆どのイントラネットでの操作がリモートで可能となった。寒い冬になると助かる。その勢いで、タブレットのアプリを整理していたら暫く使っていないNHKの放送などを聞くアプリの為の位置情報フェークアプリなどを消去して、新たなものが見つかったので試してみた。すると二三年ぶりで上手く入った。つまりNHKのラディオ放送が再び聞けるようになった...ドイツの上に開く窓枠

  • ピアノ付きの演奏会アリア

    (承前)日曜日のクロンベルクの演奏会、なにも禿頭を観ていたばかりではなかった。プログラムとしての頂点は、アナ・プロハスカが歌った「イダマンテの歌」から編曲のコンサートアリア「あなたの事を忘れろというのか」K505であった。コンサートアリアとして注意していなかったのでお勉強をしていなかったのが残念だった。そもそも管弦楽が伴奏するコンサートアリアに平均率ピアノが入っていることが分からなかった。実際にはモーツァルトが伴奏したらしい。所謂弾きぶりだったのだろう、レチタティーヴ付きロンドピアノ協奏曲と考えると間違いか?当夜の感想としては、おかしな伴奏から逃れて、ピアノのしっかりした伴奏で歌が聴けると嬉しかった。実際に伴奏のヘルベルト・シューヒュというルーマニアのピアニストは上手く、調べるとエコー賞もウルマンの協奏曲...ピアノ付きの演奏会アリア

  • 名曲もイントロ当てクイズ

    ヴィーンの国立劇場の音楽監督フィリップ・ヨルダンが事実上更迭となった。夏には2025年シーズンからの延長が発表されていなかったので、終了と見られていたが、夏の間に既に告知されていたらしい。しかしなぜかヨルダンの方が強い反論をしている。最も興味深いのは現支配人のロスチッチに請われて就任したので、何ら変わりがなく、更迭とは何事かと反論している。自らは応募したポストではないというのだ。これはとても興味深い発言で、なるほど同じマネージメント事務所のキリル・ペトレンコがベルリナーフィルハーモニカーの直前の試験公演をキャンセルした事情にあやかったぐらいにしか思われない。そんなことが通るのは世紀の天才しかいない。パリの国立オペラの音楽監督をしていた立場からヴィーンに就任するとなって、到底勤まらないだろうというのが大方の...名曲もイントロ当てクイズ

  • 頭のどうも冴えなさ

    月曜日には久々に頂上往復を果たした。どうも前回は5月だったようで、その時のタイムよりも大分悪くなっている。2月に足の調子が悪くなってから三回目ぐらいなのかもしれない。何とか最初の急坂だけは爪先足立蹴りが堪えたが、その後は問題がなかった。やはり坂の角度によるのか。それでも始終抑えて走っていた事は間違いがない。気になっていたのは、一時間ほどの走りでも、上りの20分過ぎからのばて方なのだ。なぜならばその様な運動は7月のキムゼーアルプス以来怠っていたからで、平素の30分ほどの運動とは有酸素運動の質が違う。それに気が付くのは、幸いなことに上りではなくて、折り返し下りの汗の質だった。べっとりとした汗が出てきていた。誰が考えても運動の質が違うと分かる。そこまでやらないとスタミナもつかない、脂肪も燃えないだろう。しかし帰...頭のどうも冴えなさ

  • 基礎となるのは環境

    カザルスフォールムを視察した。外観の完成は未だ来年になるらしい。それでも環境ニュートラルの雰囲気は佇まいにもあり、フランクフルトのアルテオパーに行くならこちらの方がいいと思った。緑も水もあって美しい。そうした自然の恩恵を使ってヒートポンプで賄っている。気が付いたのはロビーの広さが十分ではないことで、開場廻りが片付くことでテラスやバルコンなどが使えるようになるからだろう。今後に期待したい。肝心の音響に関しては放送で聴いていた程ではなかった。座席の関係もあるだろうが、あれだけマイクを使えばホールトーンと細かな音とのバランスをとれる。演奏した楽団と指揮者がよくなかったので、到底高度な音楽的な表現は確認できなかった。最大の問題は、ミナシというイタリア人の指揮が古楽器奏法を使うにしても和声のバランスもとれておらず、...基礎となるのは環境

  • 引き寄せられた街の様子

    クロンベルクから帰宅すると殆ど午前様だった。19時30分始まりのコンサートで一度休憩があっただけだ。演奏会としては長めではあったが20分ぐらいだったろうか。写真撮影していたのであまり良く分からないが、30分は越えていない。それでも盛り沢山だった。15時半前にはワイン街道を出て、途中立ち寄り先によって、クロンベルクの街には17時20分前には着いた。街道は、アウトバーンにはなっていないのだが、フランクフルト通勤者も多いだろうから、綺麗なバイパス道路になっていて、アウトバーンとあまり変わらない。対向車線でもなかったと思う。前回の訪問では普通の信号のある国道を走ったような記憶がある。だから今回も覚悟していたのだが、サムスンなどの大きな建物も過ぎ去っていった。そこからホールの駐車場探しに30分ほどを掛けた。既に一つ...引き寄せられた街の様子

  • 味無しのカボチャの実

    クロンベルク視察行の準備である。ここワイン街道からはフランクフルト市内に行くよりも早い。距離としても10km近く遠いだけで、ラッシュ時でなければ大分早い。日曜日なのでどちらも空いているが、アウトバーンが走り易いだけ楽である。よって、燃料だけは給油しておいたが、エンジンオイルも不要であり、飲み物も何も必要ないだろう。寧ろ現地で現金を使って小銭を作りたい。車の中の小銭が全くなくなってしまって困っているからだ。ヘッセンだから、暖かいコーヒーなどは期待していないけど、水ぐらいか。さて、楽曲のお勉強は、一曲目のハフナー交響曲、古楽奏法の折衷的なハンブルクの楽団の演奏なので、其れに留意してとも思うが、参照音源を探す程の事があるのかどうか。二曲目は、エマニュエルバッハのイ長調チェロ協奏曲Wq170で殆ど知らない曲だ。楽...味無しのカボチャの実

  • 天才だけのオペラ指揮

    オペラ専門誌「オペルンヴェルト」の今年度の賞が発表された。多くの評論家やジャーナリストがそのシーズンのオペラ公演からリストアップして劇場、公演、演出、座付き楽団、指揮者、歌手、合唱などの各分野からベストを選んでいくものだ。玄人の選択なのでそれなりの権威はある。2020年度には、ティテュス・エンゲルとキリル・ペトレンコが別けあったので記憶に新しい。今年は残念ながらエンゲルは入っていないが、そこは無理してベストプリマドンナに彼の指導で歌った「ブルートハウス」で驚愕の授賞となった。その公演は今世紀前半の最も重要なオペラ公演であったことは間違いないので、何とかこじ入れたという感じがする。ペトレンコの授賞理由は、オペラを振る唯一の機会であるバーデンバーデンの復活祭でただ四回だけ指揮した新制作「スペードの女王」に全て...天才だけのオペラ指揮

  • 携帯型DACの実力は?

    旅行用のDACが届いた。支払いは済んだのかどうか確認していないが、早速開けて試してみた。なによりもの目的は、ミニノートブックに繋いで、デジタル出力から録音可能となるかどうかだった。先ず荷物を受け取ると封筒に入っていて、思ったよりも簡単な送り方だった。箱はこの辺りの中華製品と同じく頑丈にコムパクトに出来ていて、これだけで日本製品よりもいいと思わせる。いいところを安く真似しているのだろう。早速同封のUSBケーブルで接続して、ヴォルュ―ムのスイッチをオンにすると、LINUXが読み込んでいた。ブラウザーでラディオを流すと綺麗に流れて、ヘッドフォンでも快適な音が流れたが、以前の録音を流すとどこか歪みやノイズも感じた。例のBRのノイズだったかもしれない。しかし何よりもヘッドフォンを外しても録音可能で、オフにするとアナ...携帯型DACの実力は?

  • 独FBIの方からの電話

    散髪に行った。前回は7月10日頃なので、二か月以上伸ばした。先日の寒気がなければ早く言っていただろうか予想外に冷えた。ここに来て雨となって冷えが和らいだ。チャンスであった。来週中頃からは摂氏20度近くまで上がりそうなので、気持ちの良い黄金のオクトーバーを過ごせるだろう。最近は日の出が7時半近くになっていて、朝が起きれなくなっている。早く夏時間が終わって欲しい。夜は反面19時過ぎ迄は野外活動が可能である。床屋ではもうマスクが要らなかった。10月1日からどうなるかと四方山話を振ると、まだ決まっていないというのである。土曜日が初日なので、恐らくこのまま突き進むのだろう。流石にやり手婆も、近隣交通機関やお店では必要になるのにおかしいと話している。勿論誰もマスクなどは望んでいない。勿論婆らはブースターを何回も打って...独FBIの方からの電話

  • 室内楽会場の環境芸術

    街道筋の閉鎖が除去された。その一日前に数日ぶりに走った。前回水曜日は足の調子が悪かったが、休んだお陰で全く問題がなかった。やはり疲れると駄目なのだと分かった。新ホールへの訪問は週末に迫った。曲目等は様々なのでと思ったが、改めてプログラムを見るとそんなに悪くないと気が付いた。時間を作ろうと思う。杮落としに関する評が載っている。音響が大絶賛されている一方、その環境にやさしいコンセプトなど全てが成功しているようだ。そこから世界の有名室内楽会場、フィラデルフィアの1726ローカスストリート、ロンドンの36ヴィグモア―ストリート、マサチューセッツリノックスの297ウエストストリートの横にベートーヴェンプラッツのカザルスフォールムが置かれるだろうとしていて、カーティス、ウィグモアー、タングルウッドとカザルスフォールム...室内楽会場の環境芸術

  • 「半糞有色黒人」の総譜

    本年のベルリンナーフェストシュピーレ最終日の評がベルリンのターゲスシュピール紙に出ていた。今回のミンガスの曲の再演でも学ぶことがあったので、最後纏めておきたい。生放送番組でも作曲の背景などを知っているか知らないかはどちらもあり得るという事だった。しかし、今回のコンセプトの中でのフィナーレとしてのそれは記しておく必要がある。先ずこの高名なジャズメンの背景なのだが、チェロで管弦楽団員を目指していてその人種故に成れずにジャズを目指したところまではよく知られる。この「エピタフ」初演の1961年当時に問題となっていた黒人差別問題では、実は本物の黒人ではなかったのだ。本人が「ハーフシットカラードニーガー」と称していたように、スェーデン、英国、中華の血が混じっていたというのである。その実1940年には黒人特許のジャズし...「半糞有色黒人」の総譜

  • クロンベルク再訪へと

    土曜日はクロンベルクからの生中継を流していた。新しいホールの杮落とし特番だった。17時15分から始まる最初のコンサートの前の15時過ぎには番組が始まった。凄い力の入れようだ。21時半前まで中継が続いた。HR文化波が直接関わっていた様ではないのだが、ホールの本体であるセミナーの録音などはアーカイヴとして大分持っているようで、今後もメディアパートナーとして活躍するのだろう。そもそもこのアカデミーは弦楽それもチェロを中心とした演奏家を輩出したのでカザルスホールになったのだが、最近では日本ではミュンヘンで優勝した岡本が杮落としでも弾いたように成果であった―今回は弦を切ったらしいが。そしてソロを弾いたタメスティも卒業生となっているようだ。今回はスイスで演奏拒否を受けたチェロの女の子なども出ている。そのような塩梅で、...クロンベルク再訪へと

  • 傲は指揮者の特性か

    FiiO(飞傲)のDACを買おうかと思っている。切っ掛けは旅行中の宿でのライヴ放送録音が動機付けとなっている。七月のザルツブルクは祝祭劇場から30分ほどのところに泊まったので、WiFiさえ動いて呉れれば留守録も不可能ではなかった。しかし10月にアウグスブルクから早めに出かけてとなると、放送の受信だけでなくPCからどこかにデジタル出力しないとデジタルサウンドを録音出来ない。ザルツブルクではノイズキャンセルイヤフォーンを使ったが、充電時間など覚束ないので、USB-DACへ送り出して、それを録音しようかと思う。HDMI出力を録音しても構わないのだが、20ユーロ程でUSB電源で使えても、何か無駄な配線が増えるような感じで、重量も200gほどになっている。それに比較すれば小さなヘッドフォーンアンプが数倍の価格である...傲は指揮者の特性か

  • あまりにも美しい音の響き

    オクトーバーのミュンヘン行を練った。11月の二泊の宿をキャンセルしたから、その予算が浮いた。やはり帰宅が25時前は無理だと思った。念の為にアウグスブルクにミニバー付きの宿をとっておいた。安いところだけならばミュンヘンの南や東にもあったが、コンサートの翌日に、態々買い物に行くのも面倒だと思った。だから、帰路に泊る所として確保した。往路に15時にチェックインして仕舞えば、適当な時刻にミュンヘン入りして、翌日のチェックアウト迄ゆったりと出来ると思った。お土産に何かを購入しても、秋でもありお昼ごろワイン街道を出発すれば17時間ほどはアイスボックスの氷はもつので朝までは大丈夫である。ミニバーではあまり氷はもたないのだが、アウグスブルクから3時間ぐらいなら何とかなるか。天候状況や体調などにもよるが、前々日まではキャン...あまりにも美しい音の響き

  • 難しい切り替えの指令

    懸念となっていた旅行用PCの録音が可能となった。前回のザルツブルク行では生放送を祝祭会場の大ホールにいながらにして録音出来た。そして、その後バッテリー交換から少しシステムを強化していた。主に旅行で使う音楽以外のプログラムやネット関連をインストールしただけと思っていたが、どこでそのようになったのかその後一切オンラインでは録音出来ないようになって仕舞った。調べた結果、PulseAudioのコントロールで入力等を設定することで使いたいように使えるとあったのでやってみた。それでも上手く入力しない。以前はDACをUSB経由で接続していたので、そちらからの返しとして録音可能だった。しかし旅行中にはDACもなかったのでブルーテユースでノイズキャンセルイヤフォーンに送り込むときにそこから録音した。予想よりも綺麗に録音出来...難しい切り替えの指令

  • 失敗を演出する制作意図

    (承前)チューリッヒの老舗高級紙が「魔弾の射手」の初日について書いている。二日目公演があったのでそれまでに一通り出たのだろう。チューリッヒの新聞がオペラについて書くとなれば勿論地元のそれが基準で、必要な対照はミュンヘンやシュトッツガルトに取られているのだろう。見出しに、マルターラはヴェーバーの人気狩人オペラでの失敗を演出して、それがこの世紀の作品の制作をとてもワクワクするものにしたと掲げた。それによってなにが得られたか。よりヴェーバーの音楽の歴史的な価値とその内容の本質だとなる。こうした公的な劇場での古い作品の上演の目的は、それに態々接してメルヘンの世界を垣間見ることなどではないのである。先ず音楽的には奈落の床をリフトアップして―エンゲルの奈落入りはその頭しか見えずに拍手を拒否していたのだが、序曲で上がり...失敗を演出する制作意図

  • ミンガス「エピタフ」の第一人者

    月曜夜にベルリンからの生中継を聴いた。同地で開かれていたベルリナーフェストシュピーレの最終日のフィナーレ公演である。夏前に出かけようかと計画した公演だった。結局その前々日の同じフィルハーモニーでのベルリナーフィルハーモニカー公演との中日を埋められなくて断念した。美術館周りだけで一泊払うにはベルリン市街でのホテルは高すぎた。また車で行くほどの意欲もなかった。しかし、こうした大フィナーレと称賛されるような演奏会になるとは思っていなかった、更に満席になるとも思っていなかった。この状況を知っていたら、少なくともマスク義務さえ列車になければ出かけていただろう―序ながら、ドイツで最も有名な指揮者ユスティス・フランツがマスクせずに途中下車させられたらしい。躊躇させたのはそのベルリンドイツオペラのビッグバンドの腕とかその...ミンガス「エピタフ」の第一人者

  • 冬タイヤ装着への準備

    アルプスの峠では積雪のようだ。まだ10月晴れが期待できるが、ミュンヘンなどへ向かうとどこで降られるか分からなくなる。今年は早く冬タイヤに替える事にした。既に予約を取っておいた。そのあとでミュンヘンに向かう。不安定要素を除いておきたい。EU統一の夏時間終了になってから遅くなる傾向があった。以前は4月~10月が夏タイヤで、11月第一週のスキーシーズンに合わせていた。其れからすると早いのだが、今年は雪が降りそうなので、勘を働かして勝負である。冬タイヤ二本はまだ新しいので、残り二本さえ使えれば問題がない筈だ。燃費はあまり変わらない。そもそも遠出する回数は限られる。それでも9月にしては寒い。布団などはまだいいのだが半袖短パンで寝るのは寒くなった。今晩から長袖長ズボンにする。朝走る時も走って温まるまでは裸では寒かった...冬タイヤ装着への準備

  • 形而上の深淵が開く仕草

    (承前)オペラの読み替え演出って何だろう?恐らく、舞台設定を変えて、ト書きやテキストやその配置などを変える事なのだろう。「魔弾の射手」は同じジングシュピールとされる「魔笛」などのメルヘンオパーにも影響を受けているのだろうが、その内容はシカネーダーにおける啓蒙的なものではなく、当時のグリム童話などにも通じる昔話に近いかもしれない。但しその音楽的内容はオペラとして、「フォデリオ」を通してそれらを継ぐ作品として、死の一年前のETA・ホフマンによっても評価されている。同時に劇場作品として問題点が指摘されている。まさしくマルタ―ラーのこのオペラ作品に対する原点がそこにあって、永く演出のアイデアを温めていたようだが、其の儘今回の演出の核になっている。その批評点は後世のアドルノの論文に扱われている通りであって、その具体...形而上の深淵が開く仕草

  • 三年ぶりのライン渡し舟

    ライン河を越えて試飲会に出かけるのは久しぶりである。前回はコロナ禍の前になるので2019年9月だった。三年ぶりになる。ロンドンのウェストミンスター付近でも凍えているようだが、これほど冷える九月は初めてだ。久しぶりにヴィ―スバーデンから車を走らせると、最近は見ていなかった東側からのワイン地所も眺められて気持ち良かった。最近は行くことも無くなったのだが、それはそれで美しい場所柄である。ブラームスは1883年5月から滞在してライン交響曲の影響を受けて秋に三番を書き上げた。行きは船賃をケチって遠回りして陸路を向かったが、やはり橋の工事だけでなくヴィ―スバーデンのアウトバーン入り口閉鎖などナヴィに把握されていなかったもので、街中も15分ほど余計に走った。船賃は一人一車5ユーロだったので、それぐらい余分に燃料を使った...三年ぶりのライン渡し舟

  • 紙一重の読み替え思考

    バーゼルでのマルタ―ラー演出「魔弾の射手」初日、予想に違わない公演だった。少なくとも個人的にはティテュ―ス・エンゲル指揮でなければいかなかった。しかし序曲が始まってからせり上げられた奈落には少なくとも二人の友人と更に住所氏名など分かる人がいた。正直あまり指揮や演出に集中するには邪魔になる。楽団の中でのその音楽家としての出来栄えを特別評価したいとも思わないからで、これはまさに個人的な感想だ。ベルリナーフィルハーモニカーを客観的に品定めするときとは一寸違う。公演30分前のレクチャーは満員になっていて、初日に集まる人々はやはり意識が高い。1000席の大劇場は平土間は詰まっていたが、安いサイドなど視覚に問題のある席は空いていた。ざっと入場者数は900人未満だったと思う。因みに、最も安い席を30フランで自分で購入し...紙一重の読み替え思考

  • 往復499kmのバーゼル劇場

    バーゼルの劇場往復は499kmだった。アルザス経由で最短距離を走れたと思う。所有時間は帰り飛ばして2時間半ぐらいだった。嘗ては2時間を目指したが、流石に廃車同然の車では潰すのを早めるだけだ。それでも最高速220kmを越え乍ら急ブレーキ無しに走り抜けたから空いていたという事だ。新しい眼鏡と新しい車なら2時間も可能だったろう。ミュンヘンの劇場往復が最短を目指しても700kmに至るので、往復200kmは大分違う。走行時間にして帰宅までの一時間は居眠り運転には十分だ。未明1時半前の帰宅は安全運転の限度だと思う。バーゼルでは19時半に始まる所を駐車場が開く18時半を目指した。14時半ぐらいにワイン街道を出た。順調に燃費を押さえていつものところで手洗い休憩して、国境で再び、今度はスイス側で停められた。18時ごろに遠方...往復499kmのバーゼル劇場

  • 何時の間にドイツの森に

    「魔弾の射手」のお勉強だ。動画資料のハーン指揮コンセルトヘボーのが面白い。演出は悪魔の進行みたいで、なんとも言いかねるが、その指揮はやはり間の取り方が絶妙で、アウフタクトが効く。ぺトレンコのアシスタントとして、復活祭の「フィデリオ」をつけていたようで、なるほどペトレンコが出来ないような間で稽古をつけていたのだろう。なによりも歌手が歌詞を歌いやすいと思う、だからテキストがよく際立つ。合唱出身ということで、それだけでもおおきな長所である。反面、管弦楽に細かな指示をするだけの指揮は出来ていないようで、それは犠牲になっている。しかし十分に音楽的で響きも美しく、ミュンヘンで振った人気のマナコルダがお話しにならなかった。そうなるとどうしても考えてしまうのが、今回振るエンゲルの若い時分の指揮との比較であるが、テムピの安...何時の間にドイツの森に

  • 来年の祭りからの避難計画

    来年の入場券を購入した。来年のワインフェスト期間中の避難計画である。既にアパートメントは予約してある。致し方なく外泊するならば、どこかで少しでも価値のある滞在をとなる。すると早くから各地の催し物などを調べて当該の週末を過ごすように計画しなければいけない。まだ未定の音楽祭などもあるので先ずはこれというのを選んでおいた。イザールフィルハーモニーの券は幾つか購入した。知らないホールや劇場の席を購入するときは写真などから徹底的にその音響等を想像する。その時点で、過去の経験や勘で可也の予想可能である。そうした時にも役立つのはやはり座席の価格クラス分け配置である。なぜここから安くなっているのか、若しくは隣は高いのかなどはとても参考になるのである。多くの場合は明らかな理由が見つかったりする。平土間なら舞台との高さ関係と...来年の祭りからの避難計画

  • 宝物館とならぬ音楽劇場

    秋の満月を写した。今年は1963年以来の近距離にあるという木星に気が付いた。次にこれほど近づくのは103年後らしい。天体少年ではなかったので、平素からあまり意識していないが、あれだけ近いと木星であろうが土星であろうが気が付く。土星に関しては嘗て望遠鏡で輪を確認したことがあるので、認識があったが、木星に関しては記憶があやふやだ。先の1963年も知らない。月の写真に関してはデジタルカメラを、それも手撮りでクレーター迄確認可能な写真を撮れるのは分かっている。しかし、木星を撮ったことなどはなかった。眼鏡を整えれば肉眼でもかなりのところまで見えそうなのだが、木星の横縞迄はなかなか確認できないだろう。木星の公転軌道が12年周期で最も太陽に近づいて、更に内側の地球の近づくという事になる。その距離591ミリオンキロらしい...宝物館とならぬ音楽劇場

  • クレーンゲームのど飴

    ルツェルン音楽祭名物のリコラの摑み取りである。何時頃から始めたのかは記憶がないが、新会場になってからはいつもあったような気がする。毎年通うようになったのはここ四年ほどの事で、その前は2013年が初めての訪問。会場では、アバド指揮のベルリナーフィルハーモニカーとサロネン指揮ロスフィル、ガルティーニ指揮などを聴いた記憶があるのだが、今の様に通うことはなかった。こちらの気のせいでなく、ルツェルンの会場kklの係員やら全ての雰囲気はコロナ期を過ぎて代わってきた印象がある。あり得るのは、パワハラ騒動で支配人のヘフリガーなどへの批判もあって、よりそうしたマネージメントの在り方がソフトになってきた印象はある。同時に大スポンサーの威光は以前よりも感じるようになった。全体としては、ズルヒャー保険やロッシュ、クレディスイス、...クレーンゲームのど飴

  • 魔弾の射手から守護者へ

    注文していたエンジンオイルが届いた。1リットルで送料込み12ユーロ程のハイテク合成オイルだ。既に10本ほど買っているらしい。でもこれが使い易い。往復1000キロ程乗れば必ず必要になる。大した費用ではない。それでエンジン清掃も兼ねる。フィルターも詰まることなく動いている。まだまだ最高速度も230kmぐらいは簡単に出た。それ以上は旧ブレーキでディスクがちびるのも嫌なので出さない。スイスのスピード違反も金だけで済むので気にしない。それでもまだ安い。動く車があって、モビールであるだけで感謝だ。‹DerFreischütz›–DirigentTitusEngelüberdieArbeitamStückそろそろ来週木曜日の準備である。初めて生演奏に接するカルロフォンヴェーバーの「魔弾の射手」のマルタ―ラー演出の初日で...魔弾の射手から守護者へ

  • セル指揮ブルックナーの響き

    当夜のプログラムでのヴォルガンク・リーム関する記述は興味深かった。そしてそれを聴くだけに出かけた価値もあった。それには少し突っ込んで書きたいが、後半のブルックナー交響曲九番に関しては簡単に覚書としておきたい。この曲はやはりとても面白い、しかし頻繁に聴ける曲ではない、先ずは超一流の管弦楽団が演奏しない事にはやはり真価は聴けないからだ。だから今回は価値があった。それでも全てを音化していたかどうかは疑わしく、結論じみたことは言えないからだ。そこでどうしてもこのアメリカの人口比でも第五十位にも入らないクリーヴランドの管弦楽団が、その伝統と共にアメリカで一番のブリリアントな管弦楽団とされていて、今回のブルックナーの曲を演奏したハムブルクでは世界一とされたが、果たしてそれが正しいのかどうか。結論からすると、今回のツア...セル指揮ブルックナーの響き

  • 行きはよいよい帰りは怖い

    ルツェルンへの往路はこれ以上ないほど予定通りに進んだ。12時45分ほどにワイン街道を出発して、途中一度WCで停車。既にリームの変身二曲とブルックナーの九番の試聴は二巡目に入っていた。バーゼルの国境も誰もいないぐらいで入国、15時30分ぐらいだったので、途中で一時間ほどピクニック休憩してもまだ余裕がある。ゆっくりといつもの場所へと車を走らせる。車庫入れも、街中の新航路をいろいろと試してみて、結局側溝路に入ると駄目なことも確認、駅前へとバスレーンの横を走り、更に強引な右折をせずに、Uターン禁止のところを駐車場侵入Uターン。あれは何度試してみても不安になる。要するに進入路はUターンでないのだろうが、誰もそんなことは分からない。もしそれを逃してしまうと湖を渡って街外れ迄行かないと戻ってこれないのである。それで18...行きはよいよい帰りは怖い

  • 隔世遺伝かはいざ知らず

    ヴォルフガンク・リームの「変身」三番と二番をお勉強している。先日中継されたベルリンからの演奏でも明らかなのだが、アルバンベルク風と言ってもいいような作風で、作曲家の嗜好は分かるのだが趣向が分からない。それ程昔の曲ではなく、精々ここ15年程の創作で、連作化されている。同時代のご近所の作曲家なのでそれなりに新曲初演なども接しているのだが、大編成の創作でのこれはその趣旨がよく分からなかった。可也保守的な印象を否めなく、伝統をどのように先へと進めているのかがなかなか見えない。プログラミングをした指揮者のヴェルサーメストによると、ルツェルンではブルックナーの第九の未完成版を休憩後に演奏する。そして、アルバンベルクはブルックナーの直系であると結論している。なるほど、そのブルックナー交響曲九番の12本技法的な創作は新ヴ...隔世遺伝かはいざ知らず

  • 初の本格的な秋の降雨

    夕立が激しかった。先ずは幾らかは今年の分を取り戻したぐらいの雨量だった。流石にこうなると傘をさす人も出てくる。それ以前に庇から前には誰も出てこない。洗濯屋、パン屋でと、スーパで合わせて五回程は激しい雨に打たれた。断続的ではあったが数時間続いた。安物のブドウは雹でやられないうちに収穫とトラクターが走り回っていた。夏用のシャツを出して、普段着も敢えて長袖に変えたので、雨には直接触れなかったが、大分濡れた。まだ冷たくも無いのがいいが、街には下着まで濡れているような女性も沢山いた。結構過激だが、こうした降雨があっても直ぐにまた乾くなら、雹の直撃さえ受けていなければ大丈夫だ。スーパーでは少し雹が降った。そこから傷みとなると葡萄が腐って来るので危ない。かび臭いようなリースリングになる。木曜日は、18時に車庫入れを目指...初の本格的な秋の降雨

  • 堪える夏の終わり

    旅行前から冷やしておいたスイカ。今年最後である。週末は寒かったが、再び午後には摂氏28度にまで上がる。窓を閉めて就寝から、また夜中に一部開けておくなど温度変化が大きい。夏の終わりに結構堪える。何とか乗り越えたい。先日からのNASのファイルを片付けで、ブルーレイも二枚ほど焼き付けた。確実なアーカイヴが出来ると無駄に重ねたコピーが必要なくなる。しかしマニュアルでコピーしたり確認する迄の時間がないのである。まだLINUXで再生や焼き付けの準備は整っていない。主に再生に使おうと思っている。特に冬場はリモートでLINUXを上階から操作して、篭り部屋で鳴らすので、少々の転送映像とハイレゾで楽しめるといい。読み取り機の雑音も邪魔にならない。その為にも音楽専用LINUXのPCで再生したいのだ。作業で改めてオペラの録画等を...堪える夏の終わり

  • 聴認識の限界を試す

    水曜日のルツェルンでの演奏会の批評が地元紙ノイエズルヒャーに出ている。本質に触れるジャーナルとなっている。流石に独語圏最古の高級紙だけのことはある。先ずは記事を前日のレゾナンス演奏会即ちジーメンス財団の現代音楽振興の企画ものと半分づつに割っている。第一印象として、その様な扱いが正しいかどうかわからなかった。しかし、この書き方が詳しく内容を吟味することでより多くのことを示唆した。その演奏会とはフィンランドの指揮者マルキ女史がリゲティや地元アーラウのアムマンの曲をスイス初演した演奏会である。ピアノ協奏曲のピアノは音楽祭支配人の弟のヘフリガーが受け持ちヘルシンキの楽団の客演となっていた。先ずはそのリゲティ作「コンティニウム」では最後にはBPMつまり分で1080もの音が出される―楽譜上では秒に18らしい。音楽の速...聴認識の限界を試す

  • 米国お披露目ツアーへの弾み

    土曜日の晩にロンドンから中継があった。ベルリナーフィルハーモニカーのオープニングツアー公演のプロムス公演だった。録音をしながら食事の背景で流していた。ロイヤルアルバートホールの音響がよく捉えられている中継だった。例年よりもいい感じがしたが、なぜか分からない。つまりあそこの音響の雑さがよく聞こえた。座っている感じと同じだった。ドーム型の特徴でどこか音が固まるような印象がある。ケルンの半ドームもザルツブルクの祝祭大劇場の扇型も似ている。残響があって質が悪いだけだ。今回の初日のプログラムのマーラー交響曲七番は音響が重要になる。今回も独伝統型の楽器配置つまり、第一ヴァイオリンと第二が対抗するように左右前面に配置されて、その後ろに下方からチェロが後ろにコントラバスを控えてその右側にヴィオラ群となる。ベルリンの新フィ...米国お披露目ツアーへの弾み

  • ルツェルンのお土産吟味

    ルツェルンから戻ってきた。ナヴィの到着時刻は14時30分ごろになっていたが、帰路で給油しなければいけなかったので、15時が目安だった。18時にただ券のデジタルコンサートホールの有効が切れるので、アップされたオープニング演奏会をハイレゾでと思った。幸い土曜日に生中継されるクリーヴランド管弦楽団の演奏会は翌日にはオンデマンド化されて無料で観れるので、来週のルツェルンでの演奏会の為の映像は予め観れることになる。帰路どこで給油すれば安いのか調べる。場所からするとフライブルク周辺だと考えて、出来る限り無駄時間がなくて、アウトバーンから離れずにの場所を考えた。調べると、バートクロイィンゲンが比較的安いことが分かった。一度試したことがあるがスタンドの位置など面倒な印象があるが、一件が安売りすれば競争になって安い。一件ぐ...ルツェルンのお土産吟味

  • 終わらないドタバタの一日

    水曜日は大変だった。ワイン街道を10時に出てゆっくりとバーゼルで待ち合わせの計画であった。しかし先方が交通の遅れで予定の一時間半遅れとなった。後ろが詰まっているのでデットポイントのギリギリで、結局予定していたように一八時に車庫入れが30分遅れた。それも尋常ではないガタガタぶりで、我ながらよくもその時刻に入れて、お話に間に合ったものと思う。第一楽章の説明は終わりだったが。そのガタガタの一つに無料のナヴィシステムがスイス内で使えなくなっていたことだ。直ぐにインターネット接続が出来ないと出てくる。いつも使っていないので、また出かける前に目的地が出ていることを確認していたので、訳が分からなった。バーゼルまでは問題なく使えていた。GPSの現在地とその周りの地図を頼りにマニュアルでナヴィして行くしかない。勿論運転しな...終わらないドタバタの一日

  • 晩夏のセレナーデの準備

    さて恒例のお出かけ準備である。先ずは水曜日の行程を確認。バーゼルで一寸立ち寄るので、そこ迄途上スイスのヴィヌェッテを購入したりで、3時半30分ほど見ておく。朝はゆっくりした良いが、何とかピクニックの準備も出来るか。ルツェルンでは16時の約束なので、14時頃にバーゼルを出ても大分の余裕がある。換金や買い物をその間に済ませれる。ピクニックは欠かせない。朝食も摂っている時間はないので、スイスの湖でも観ながら暫しお昼が出来るといい。その場所はもう決まっている。それで演奏会終了予定時刻が異例の早さの21時であるから、そこ迄頑張ればよい。今回は途中から宿泊先が変わって、近場に戻るだけなので、上手くいけば21時45分には食卓に着けるだろう。流石に陽は落ちていいるのだが、晩夏の夏の夜を愉しめる筈だ。昨日までは悪天候が予想...晩夏のセレナーデの準備

  • 新管弦楽音響への道程

    昨年11月の「マゼッパ」公演の録音を頂いた。バーデンバーデン祝祭劇場で季節外れの「復活祭」として、新制作の舞台が二年続けてコロナ規制で駄目になり、その代わりに極東旅行がキャンセルされた時に演奏会形式で辛うじて演奏された。11月10日と12日に「マゼッパ」が演奏されて、オープニングのシューベルトプログラムとこれまた本来ならば今再演されるべきショスタコーヴィッチ交響曲10番などが演奏された。先ず録音の雰囲気が、偶々前日に聴いたその数日後のベルリンでの映像とは全く違う。このラディオ放送時の復活祭月曜日には「スペードの女王」の最終公演に出かけていた。留守録音をしていたのだが、朝一番に出かけてユース楽団の運命交響曲などを聴いたので、六時間ほどで放送は消えて仕舞っていて、無音しか録音されていなかった。そのような訳で、...新管弦楽音響への道程

  • お友達の輪の序奏部

    水曜日のマーラー作曲七番のお勉強をしている。金曜日の批評が出てきていて気になるので、他の録音を聴いてみた。やはり問題は第一楽章が全てだと思っている。今迄の批評を纏めると、その批判は一楽章の冒頭から為されていて、四楽章のフィナーレから逆算しての演奏解釈だというのが典型だ。要するに明る過ぎると、同じ筆者らしきがブラームス作曲二番を指して陽が射さないとしたのと正反対になっている。その印象が何処から来ているのかがとても気になった。大きな音色的な影響はテノールホルンのぷかぷかと鳴らす印象もあるが、まさにどうしてこうした音色を求めたのかとなる。今回の開幕演奏会のプログラムには執拗に、ドロミテに避暑を動かしてからも、嘗ての湖の小舟のオールを思い浮かべたようにとなっているが、まさにあのぷかぷかはそうとしか思えない。しかし...お友達の輪の序奏部

  • 素晴らしい夏の響き

    久しぶりの落雷停電だった。無料券で18時過ぎからのディジタルコンサートホールを生中継から、過去アーカイヴへと移って流し続けていた。23時30分は過ぎていたか、ブラックアウトになった。早速、デスクの前のボードのヘッドランムプをつけて、いつもの蠟燭に火を灯した。遠雷であったが当分回復しそうにないので、就寝することにした。それでも零時を回っていた。やはりWLANも切れ、電話も掛からないとなると為すすべもない。タブレットに入っているフランス映画などを観ながら大人しくしていたが1時半ぐらいかに点灯した。その時のことを考えて、もう一度電源が入った時の危険性をチェックして起き上がろうと思っていた時だ。結局階下のラムプを消し忘れていた。やはりそういうことは仕方がないので、消し忘れるのが普通だと思う。炊事時に地震などの時は...素晴らしい夏の響き

  • あれやこれやの試み

    金曜日の晩はベルリンからの生中継となる。DCHの無料券があるので使おうかと思う。通常ならばアーカイヴを待つのだが、今回は来週のルツェルンでの実演前に聴いておきたい。それならばラディオだけでもいいかもしれないが、指揮者の足の故障もあり、やはり生で観たい。記者会見の様子によると、怪我をしたのは夏休みが始まって最初とあるから七月の事だろう。そして直ぐに手術で、今回も座ったり寄りかかったりの間で試すらしい。それならばもう一つのプログラムもとも思い、なによりも早く公表すべきと思った。しかし、最後まで開幕も振れるかどうかは不明だったのかもしれない。その言い訳に足からの運動が指揮に重要でという説明がなされている。今晩は夕立があるようでこれで秋らしくなるだろう。乾燥しているので今夏は暑くはならないと思っていたが最高気温月...あれやこれやの試み

  • 芸術を通した天才の共感

    (承前)華美なネオロココ景で描かれたチャイコフスキーの心象はモーツァルトを通して描かれる。モーツァルトの楽曲が歴史的に偉大な芸術として輝くのは、または天才作曲家の仕事として輝くのは、その内心の描き方である。取り分け評価される楽曲は、後期のオペラ作品とピアノ協奏曲である。とくに後者において天才作曲家の生涯がその心象風景として記録されている。その手紙でも有名な身辺への気遣いの社会の中での自身とその内面心理を対置させ乍ら、客観化から高度な芸術へと高めている。勿論チャイコフスキーが魅了されたのもその芸術性であったことが復活祭の制作によって明白になっていた。それゆえにこの作品がチャイコフスキーにおいて欠かすことが出来ない作品となっている。言及した様に二幕に描かれているのは、弟のモデストによってテキスト化され劇中劇で...芸術を通した天才の共感

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