ブログみるアプリ
日本中の好きなブログをすばやく見られます
無料ダウンロード
ブログ村とはIDが異なります
メインカテゴリーを選択しなおす
フォロー
バシュラール『蝋燭の焔』
焔の夢想家は容易に焔の思想家となる。彼は、彼の蝋燭という沈黙している存在が、なぜ突如として呻吟しはじめるのかを理解したいと望む。 バシュラールは晩年、これまでの心理学的なアプローチから現象学的方法に転回して、詩的イメージにもとづく想像力や夢想を考察する書物を出しています。本書はそ...
2022/10/29 18:00
マリヴォー『贋の侍女』『愛の勝利』
騎士 わたしの変身はあなたのやさしい愛情には向きませんね、いとしい伯爵夫人。(『贋の侍女』第3幕第9景より) 『贋の侍女』と『愛の勝利』は、ボーマルシェと並んで18世紀フランスを代表する劇作家マリヴォー Pierre Carlet de Chamblain de Mariva...
2022/10/22 18:00
(人物事典)マリヴォー
ピエール・カルレ・ド・シャブラン・ド・マリヴォー Pierre Carlet de Chamblain de Marivaux, 1688-1763 劇作家、小説家。パリ生まれ。1720年上演の『恋に磨かれたアルルカン』で成功し、以来『愛と偶然の戯れ』(1730)をはじめ多くの戯...
2022/10/22 17:55
(人物事典)ジャン・ド・ラ・ブリュイエール
ジャン・ド・ラ・ブリュイエール Jean de La Bruyère, 1645-1696 モラリスト(人間探究家)。パリ生まれ。法律を学んだ後叔父の遺産で細々と暮らしていたが、1684年に王家の傍系コンデ公ルイ2世の孫の家庭教師となる。1688年にギリシアの哲学者テオフラストス...
2022/10/15 18:00
ラ・ブリュイエール『カラクテール』(人さまざま)
ライプニッツは、すべてについて知ることができた最後の人間と言われた。たぶんラ・ブリュイエール自身もまた、人間全般について語ることのできた、一冊の本のなかに人間世界のすべての領域を含みこむことができた、最後のモラリストであった。 (ロラン・バルト、吉村和明訳) 文学史の本や百科事典...
イヨネスコ『物語番号 4』
仏文科に入った最初の年に、フランス語の授業でこれを読んだ。「まだ三歳にならない子どもたちのために」書かれていて、確かに読むのはやさしい。女の子が朝はね起きて、大好きなパパに会うべく寝室に向かうのだけど、なぜかパパには会えない。パパは、娘の執拗な追跡からするりとのがれてしまう、そん...
2022/10/08 18:00
ジュリアン・グリーン『真夜中』
ジュリアン・グリーン Julien Green, 1900-1998 はアメリカ人の両親のあいだにパリで生まれた。ヴァージニア大学に通い、第二次世界大戦中にはアメリカの情報機関に勤務した経歴をもつ一方で、第一次世界大戦ではフランス軍に従軍している。作家としても主にフランス語を用い...
2022/10/01 18:00
2022年10月 (1件〜100件)
「ブログリーダー」を活用して、sibaccioさんをフォローしませんか?