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ブログタイトル
Sibaccio Notes
ブログURL
https://sibaccio.blogspot.com/
ブログ紹介文
フランス文学(プルースト・シムノン)/フランス音楽(サン=サーンス)
更新頻度(1年)

35回 / 365日(平均0.7回/週)

ブログ村参加:2015/11/01

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sibaccioさんの新着記事

1件〜30件

  • シムノン『オランダの犯罪』

    〔小説の冒頭〕 「五月のある午後、デルフゼイルに着いたとき、オランダ最北部に位置するこの小さな町に彼を呼び寄せた事件のことについて、メグレはごく最低限の知識しか持ち合わせていなかった。ジャン・デュクロなるナンシー大学の教授が、講演旅行で北方の国々を周遊していた。 デルフゼイルでは...

  • 村上光彦『イニシエーションの旅 マルセル・ブリヨンの幻想小説』

    マルセル・ブリヨンの一連の作品は、短編小説であれ長編小説であれ、 密儀参入 イニシエーション の旅を主題としている。それらの小説の主人公はすべて旅人である。彼らはときとして、それと知らぬまに、現実の時空から異界の時空に迷い込むこともある。 本書は、フランスの文人マルセル・ブ...

  • サン=サーンスにみちびかれ

    フォーレが描いたサン=サーンスの横顔 高校、大学ではオーケストラに所属していました。当然、実際に演奏する作品を聴く機会が多く、作曲家はチャイコフスキーやドヴォルザーク、ベートーヴェン、ブラームスなどが主流でした。ほかにも名曲、珍曲、演奏の難易度が高そうな曲などを仲間と競うように聴...

  • ジャン・ギャバン主演の『メグレ』

    ジャン・ギャバン Jean Gabin, 1904-1976 はフランス映画界で活躍した往年の大スター。『望郷』(1937)や『霧の波止場』(1938)で人気を不動のものとし、戦後は『現金に手を出すな』(1954)などに主演したほか、『地下室のメロディー』(1963)や『暗...

  • クリスティ『鏡は横にひび割れて』

    親切と思いやり  「でもね、あの妻は──そうねえ、思いやりのあるひとだったとは思えないわ。(she wasn't a considerate woman.) 親切なことは親切だったけど、思いやりは、なかったわ。(Kind, yes. Considerate - no.) ...

  • クリスティ『杉の柩』

     「ほかの人間を激しく慕うってことは、常に喜びよりも悲しみを意味するんだから。でもそれはともかく、そういう経験なしでは、人間は一人前じゃあない。本当に恋したことのない人間は、本当に人生を生きたとは言えないからね」 小説は短いプロローグに、大きく三部で構成されてい...

  • 角田喜久雄『高木家の惨劇』

    加賀美敬介登場 「庁の方においでがなかったんで随分方々探しました。事件です! 今、現場からおかけしているところです。殺人ですよ。どうも一寸妙な所のある事件なんで……被害者は資産家。拳銃でやられています。現場は 西武電車の鷺の宮駅から北へ十二三分 ……え? 兇行の時刻? 三時...

  • アルトー『ヴァン・ゴッホ』

    そして、黒い鴉の群れが、まるで洪水のように、彼の内なる樹木の繊維のなかに流れ込み、かくして、社会は、 最後に激しく沸き立って彼を押し流し、 彼にとってかわり、 彼を殺したのである。 『ヴァン・ゴッホ 社会によって自殺させられた者』は、アルトーが展...

  • ボルヘス『ブロディーの報告書』

    作者の短篇は『千一夜物語』とおなじく、説得することよりもむしろ、人々を楽しませ感動させることをねらったものである。(ボルヘス自身のまえがきより) ボルヘスの作品には深遠で難解なイメージがある気がする。「夢と現実のあわいに浮び上がる「迷宮」としての世界を描いて現代文学...

  • ボルヘス『伝奇集』

    まねごと ... パリの国立図書館の書庫から『失われた時を求めて』の新たな手稿が発見されて以来、人々は好奇心と無視の狭間で揺れ続けている。というのも、いくつかの疑問点をのぞけば、これまでに確認されている草稿と照らし合わせる限り、また厳密かつ精確な筆跡鑑定を行わない限り、 こ...

  • シムノン『メグレ間違う』

    《ルイーズ・フィロン(無職)がカルノー大通りのアパルトマンで、死んでいるところを、今朝、家政婦によって発見された。彼女は至近距離で発射された拳銃で、おそらく昨夜のうちに殺されたらしい。盗みが殺人の動機とは考えられない。メグレ警視がみずからこの捜査にあたっており、警視はすでに手が...

  • ポー『ユリイカ』

    科学に精通している人の目には、ポーの『ユリイカ』で展開される文章はどのように映るのだろう? 『ユリイカ』にはニュートンの万有引力に関する諸法則、ケプラーの惑星運動に関する三つの法則、あるいはラプラスが拡大した星雲説が登場する。しかも、ポーはこれらを取っ掛かりに、時に科学的根拠とし...

  • クノー『文体練習』

    つまり、すぐれた料理人がたった一つの食材からさまざまな味の料理をつぎつぎと作り出してみせるように、限られた材料をを使って九九通りの異なった「書き方」を実践してみせたものがこの書物というわけである。 「訳者あとがき」より れえもん・くのおハ、るい・まるノ映画『地下鉄のザジ』(196...

  • (人物事典)レーモン・クノー

    レーモン・クノー Raymond Queneau, 1903-1976 フランスの小説家、詩人。ル・アーブル生まれ。パリ大学に学ぶ 。ポーランとともに「N.R.F.」誌の編集主幹を努める一方、伝統的な表現形式を根幹から揺さぶる詩や小説を制作。ささいな出来事を99種類の文体で書き分...

  • サン=サーンス『黄色い王女』

    当時、日本が大流行していました。そこで我々は日本に向けて出航しました。こうして『黄色の姫君』が生まれたのです... サン=サーンス「ルイ・ガレ」『肖像と思い出』所収 サン=サーンスは『黄色の姫君(黄色い王女) La princesse jaune 』という一幕のオペラ・コミックを...

  • シムノン『メグレ保安官になる』

    十日前から私が上衣を着ていないことを、そして腹にカウ・ボーイのベルトを巻いているのを想像してください。相手の言うままにならなかっただけでもしあわせだよ。というのは、そうでなかったら、西部劇映画に出てくるように、足には長靴、頭には縁広の帽子といういでたちになるところだった。 死因審...

  • サフォン『風の影』

    バルセローナ出身の作家、カルロス・ルイス・サフォンが2020年6月19日に亡くなった。10年以上も前になるが、『風の影』をとても楽しく読んだ記憶というのか感覚は今も残っていて、次作の『天使のゲーム』や『天国の囚人』も、近いうちに読もう、読まなくてはなどと思っていたところだったので...

  • コクトー『恐るべき子供たち』

    肱掛椅子のうしろに立って眺めると、客間は見知らぬ部屋に変わり、降る雪のせいで宙に浮かんでいるように見えた。向かい側の歩道に立つ街灯の輝きが、天井に濃い影と薄い影の窓を開き、光のレースを広げ、その唐草模様の上で、実物よりも小さな通行人の影が動きまわっていた。 サキコは...

  • ロメール『愛の昼下がり』

    シリーズ《6つの教訓物語》の最終話。パリから始まったこのシリーズも、クレルモン=フェラン、プロヴァンス、アヌシーと周遊したのち、ふたたび冬空のパリでその終楽章を飾る。集客のために適当に付された邦題のようであるけれど、原題は « L'Amour l'après-midi »で、愚...

  • ロメール『クレールの膝』

    (イントロダクション) 夏の休暇にアヌシー湖畔へやってきたジェロームは、旧友のオーロラと再会する。彼女の間借りしている別荘に足しげく通うようになったジェロームはそこで、オーロラの娘ローラと知り合う。小説家であるオーロラは自作の参考にと、ローラを誘惑してみたらどうかともちかける。...

  • ラ・フォンテーヌ『詩で書かれた寓話選』

    芸術の創造は先に生まれた者のなしうることで、 われわれは寓話を古代ギリシャからうけている。 しかしこの畠はいくら刈り取っても、 あとから来た者には拾う落穂もないということにはならない。 創作は処女地がたくさんある国土のようなもの。 日ごとにわれらの作家たちはそこに新し...

  • (人物事典)ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ

    ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ Jean de La Fontaine, 1621-1695 フランスの詩人。シャンパーニュ地方シャトー=ティエリ生まれ。フーケやオルレアン公夫人など時の有力者の庇護を受けた文人。フランスでは子供の頃から皆が親しんでいる『寓話(詩で書か...

  • デュラス『ヴィオルヌの犯罪』

    下敷きにしているのは、1949年12月に起こった事件。パリ 南部にある町サヴィニー・スュル・オルジュで、アメリー・ラビルーという女性が夫を殺害、遺体を切断した後、その断片を数度に分けて通過する貨物列車に投げ入れたという。 独自の世界観をみせるデュラスが、実...

  • (人物事典)マルグリット・デュラス

    マルグリット・デュラス Maegueritte Duras, 1914-1996 Ph. © M. Pelletier / Gamma フランスの小説家。インドシナ生まれ。パリ大学に学ぶ。静かな熱狂と底知れぬ不毛の予感が同居する情念の世界を、心理分析を無視した凝...

  • D.M.ディヴァイン完読計画

    デイヴィッド・マクドナルド・ディヴァイン David McDonald Devine (1920-1980)、あるいはドミニック・ディヴァインは、スコットランドの作家。今年は生誕100年。日本では訳者たちの尽力もあり、ミステリーファンによく知られている。探偵小説研究会が刊行...

  • ロメール『シュザンヌの生き方』

    (イントロダクション) シュザンヌは昼間は働きながら、夜学に通う女の子。ベルトランの友人ギヨームはシュザンヌに声をかけ、自宅のパーティに誘う。ところが彼女にすぐ飽きて、別の女の子にご執心。そんな様子をベルトランは同情もせずに見ているのだが…… 『シュザンヌの生き...

  • ロメール『モンソーのパン屋の女の子』

    (イントロダクション) 語り手の「ぼく」は、街角ですれちがうある女の子に憧れている。向こうも気があるのではないかと淡い期待をもっている。ところがある日から、彼女が見かけられなくなり、語り手は当てもなく界隈をうろつく。やがてルブトー街の角にあるパン屋にぶつかり...... ...

  • サロート『プラネタリウム』

    彼の頭上では空がまわり、星々が動いている、彼は惑星が移動してゆくのを眺める、めまい、苦悶、恐怖感に彼は捕らえられる、すべてが一挙に傾き、ひっくりかえる…… ドアの修繕で取り付けられた把手に始まり、安楽椅子にすべきか肘掛椅子にすべきか、伯母の住む広いアパルトマンと住まいを...

  • (人物事典)ナタリー・サロート

    ナタリー・サロート Nathalie Sarraute, 1900-1999 Ph. Patrice Pascal © Archives Larbor フランスの小説家。ロシア生まれ。ヌーヴォー・ロマンを代表する作家の一人。すでに戦前の作品『トロピスム』(193...

  • 清水徹『ヴァレリー』

    どうして熱狂を感じないでいられよう、(...) どうして夢中にならずにいられよう、(...) ポール・ヴァレリー『ムッシュー・テスト』清水徹訳 ヴァレリー、ヴァレリーと連呼してみせるけれど 、きみは彼の著作をたいして読んでいるわけではない。森然と並ぶ全集に比べた...

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