休み時間になると、早速、咲月の前の席に座った女子生徒、中西アルノがくるりと身体を後ろに向けた。 「ねえねえ、菅原さんと井上さんって、姉妹なの?顔にてないけど双…
松井玲奈さんと松井珠理奈さんが大好きな じゅりれなクラスタです。主に妄想小説書いています。
投稿タイトル 「世界が泣いてるなら」 「強がり時計」 「片想いFinally」 などなど
暫くすると理佐が所属する事務所の社長の周望明が到着した。 年齢40歳で会社設立して10年を迎える。 「平手さん!お願いです。このまま理佐を警護して下さい!うち…
不審人物の追跡を諦めた友梨奈は腰を抜かしている理佐に右手を差し出した 「だいじょうぶですか?」 理佐は拗ねた顔で右手を掴み立ちあがった。 「本当に狙われていた…
友梨奈たちが寝静まった夜中の2時頃。 玄関のドアが静かに開いたのだ 何者かが合鍵でこのドアを開けたみたいだ この人物は、マスクで顔を隠しており身長170cmぐ…
やがて友梨奈が運転する車は理佐の住むマンションに到着する。 「つきましたよ!理佐さん!」 「…もぉ?…じゃあ、貴方の一緒にきて」 理佐は眠り足りないような仕草…
早速次の日、午後21:00におよびがかかった。 場所は、ドラマの撮影現場 友梨奈はレンタカーを借りて現場に駆け付け、理佐が終わるのを待っていた。 待つこと15…
友梨奈に事情を聞かれたマネージャーの森田が口を開く。 「実は1カ月前から、脅迫文が届いてましてただ、実害もないのですが、明日から主演映画の撮影がはじまるのです…
ボディーガードとお姫様駅前の裏どおりに、5階建てのビルがある。 その3階に「SUPER ガード」なる看板が掲げられている。 ここは、身辺警護も請け負う探偵社。…
それから2週間後、 私はキャバクラを辞めて 小さな工場の事務員として働きだしたのだ。 廉とも縁を切り、私は自分らしく生きている。 今日も仕事帰り私は友梨奈の部…
おにぎりを食べ終えると友梨奈はカメラを取り出し海の写真を撮り始めた。 写真を撮る友梨奈の表情は生き生きとしているなあ・・・ それに比べて私ときたら定職にもつか…
私達は和歌山に向かう途中休憩を挟み、朝の7時頃海は見えてきた。 「海だ~~~!海が見えてきたよ。」 私は窓をあけて我を忘れてはしゃいでしまった。 「潮風が気持…
友梨奈はカメラ専門店で販売業をしているらしく趣味もカメラで風景写真を撮るみたいだ。 時折自分の撮影した写真を見せながら熱く語っていた。 私はだんだん彼女のペー…
私は友梨奈の案内で彼女の住むアパートに到着した。 「狭い所だけど、どうぞ!」 入り口に台所があり、その奥に6畳ぐらいの小さな洋室があった。 「この奥に小さな浴…
この夏松井玲奈さん の快進撃が始まりました 月曜23時から始まった『やわ男とカタ子』ではヒロイン藤子役で出演。モテない女子を演じておりそのリアルさに大反響 8…
廉の浮気を知って私は雨の中彷徨っていた この雨が私の心も洗い流してくれたらどんなに楽なんだろう そうなんだ、どうなに自分に言い聞かせても廉に優しくされた時のこ…
廉のアパートにつきドアのノブを回すと鍵がかかっていた。 今が21時過ぎだから、どこか出かけているのかな? 私は合鍵を取り出し、鍵をあけて部屋にはいった。 する…
お店に着くと私はドレスに着替えてメークをしていた。 「ちょっと、“ねる”!どう言うつもりよ!」 私に声をかけてきたのはこの店のNO3である柏木由紀。 彼女はオ…
廉に抱きしめられると私に幸福感が押し寄せる でも、どうしてだろう・・・ こんなに駄目な奴なのに 彼に抱きしめられると私は幸せな気持ちになれる。 「今日は泊って…
「いらないわよ!貴方だって濡れるわよ。」 私はいきなり現われた彼女に傘をさしだされた。 「私の住んでるところはあそこなんです。」 女性は指を指すとその方角には…
(長濱ねるside)私はただひたすら小雨の中を走っていた。 自分が惨めだった・・・ 仕事だとは言え、我慢して嫌々中年を相手していたのに その客に罵倒されるなん…
長瀬と別れた後“ねる”は自分の勤めている店に戻る 「明菜ちゃん、お客さんまってるよ!」 「すいません。今行きます。」 明菜とは”ねる”の源氏名である。 “ねる…
雨の出会い2月の下旬、東京の夜の街 気温がマイナス2度になり、 空から雪が舞い降りてきた。 その雪の中、繁華街の路地裏で男女がなにやら話をしている。 女の名前…
(松井玲奈side)こうして、私と圭人さんの結婚は流れて岡本工業との提携は無くなった。 だが、私の力を必要とする父健一は私を常務からは解任せず私は今もM―LI…
その頃友梨奈は涙を堪えながら駅に向かっていた。 (はっきりと言われたんだ・・・こんどこそ玲奈さんを忘れないと) やがて、雪が舞い降りてくる。 友梨奈は立ち止ま…
友梨奈が部屋を去った後 玲奈の迫力に圧倒されていた圭人がようやく口を開いた。 「びっくりしたよ。でも、俺は過去のことは気にしないからな!」 「ありがとうござい…
梨奈の言葉に圭人は驚いて友梨奈を見た。 「風俗嬢??」 「そうよ!この子はデリバリーヘルスの風俗嬢よ!」 利奈は友梨奈の両肩を掴んで再度念を押した。 すると玲…
翌日の午後19時 玲奈は個室で圭人とフランス料理を食べていた。 「あと、4ヶ月もしたら俺たち夫婦だよね。」 圭人はニコニコしていた。 玲奈とつき合いだして、す…
玲奈と圭人の結婚を快く思わない松井家の長女利奈はまたも友梨奈を指名してホテルに呼んでいた。 プレイが終わった後、 シーツに身を包んだ友梨奈が冷蔵庫から飲み物を…
一方、ラウンジを後にした玲奈は 友梨奈にはすまない気持ちが溢れ出ていた。 だが、玲奈は友梨奈に迷惑をかけても信一達の言いなりにはなる気はなかった。 それだけ玲…
玲奈は友梨奈の写真を手に取り黙って見つめていた。 「で??こんな写真見せて私にどうしろって言うの?」 「この友梨奈ちゃん、弟がいるそうじゃないか?お姉さんが風…
それから、更に1カ月が経過していた。 玲奈は圭人と正式に婚約して8カ月後の6月に挙式を挙げることが正式に決まった。 そして、岡本工業との業務提携も正式に決まり…
そんなある日の夜、 今日も松井家には戻りたいとは思わず月を見上げながら玲奈は借りている古いアパートを目指していた。 (友梨奈・・・どうしてるかなぁ・・・ でも…
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休み時間になると、早速、咲月の前の席に座った女子生徒、中西アルノがくるりと身体を後ろに向けた。 「ねえねえ、菅原さんと井上さんって、姉妹なの?顔にてないけど双…
高校2年の新学期を迎えた、春の日。 A高等学校。 ここは共学で、各学年に5クラスが編成されている。 新学期のクラス発表の掲示板には、今年も「2年A組 井上和」…
井上和(いのうえ なぎ)、17歳。 高校2年生。 菅原咲月(すがわら さつき)、 16歳。同じく高校2年生。 二人は一つ違いの姉妹。けれど、血の繋がりはない…
あれから数日。東京の空は、何事もなかったかのように青く澄んでいた。 だが、裏通りに吹き溜まる空気は、まだどこか湿り気を帯びている。 喫茶「ブラックレイン」。 …
最初の標的、宮本は派手好きで、女好きだった。 その夜も、彼は西麻布の会員制ラウンジで、取り巻きを侍らせて高級シャンパンを浴びるように飲んでいた。 その中に、ひ…
筒井あやめが、震える指で闇サイトのエンターキーを押した翌日。 松井玲奈のスマートフォンが、無機質な振動音を立てた。 ディスプレイに表示されたのは、非通知の番号…
北村匠が筒井あやめから弟・隼人の相談を受けてから、 一週間も経たないうちに、その恐れていた事態は最悪の形で現実となった。 深夜、けたたましく鳴り響く電話の音…
その頃、東京の別の街角。 賑やかなカフェのテラス席で、北村匠は深刻な表情の筒井あやめと向かい合っていた。 高校時代の同級生である彼女は、明らかに憔悴しきってお…
ガラスを割れ~東京ノクターン~ 東京、その巨大な都市の片隅、 迷路のような路地裏に、その店は存在した。 ドアに刻まれた控えめな「L」のサイン。 そこは、かつて…
最後までご愛読していただきまことにありがとうございます。 この物語「遠距離恋愛の終着駅」は、そのタイトルの通り、愛し合う二人が距離によって翻弄される難しさ、…
それから、1ヶ月が過ぎた。 ある金曜日の夜、私は昴さんと、少しお洒落なバーで食事をしながらお酒を飲んでいた あれ以来、友梨奈は一度も私に接触してこなかった。 …
その日以来、友梨奈は私に気安く話しかけることはなくなった。 やがて週末を迎え、友梨奈の歓迎会が営業所全体で行われた。 営業職、事務職合わせて30名が参加する、…
そんな4月のことだった。 「ねる~~、今度の人事異動の話、聞いた??」 明るい声で私に話しかけてきたのは、同期の事務員である渡邉理佐だった。 彼女はいつも明る…
あれから2年。私は社内の給湯室で、営業部の男性社員と二人きりになった。 湯気が立ち上る中、彼の低い声が耳に届く。 「ねる…今晩、少しでも会えるかな?」 私は少…
友梨奈は、しばらくの間、テーブルの一点を見つめていたが、やがて、意を決したように顔を上げ、真っ直ぐに私の目を見て言った。 「ねる…本当に、ごめん。でも…私は…
どれくらい彷徨っただろうか。 気づけば、私は煌々と明かりの灯る、ネットカフェの個室ブースの中にいた。 もう、終電の時間はとっくに過ぎている。東京へ帰る手段も…
夜の21時過ぎ、私は友梨奈のマンションの前に立っていた。 ドキドキしながら、合鍵を使って、できるだけ静かにドアを開ける。 (友梨奈、ただいまー!って言って驚か…
しかし、次に私が大阪へ行く約束の前日、木曜日の夜のことだった。 友梨奈からLINEが入った。 「ごめん、ねる! 急なんだけど、明後日の土曜日に、どうしても外せ…
ベッドの中でうとうとしながら、友梨奈を待っていた。時計の針が午前1時10分を指していたのをぼんやりと見た記憶はあるが、その後はいつの間にか深い眠りに落ちていた…
季節は移ろい、街路樹の葉が少しずつ色づき始めた9月。 友梨奈が大阪へ転勤してから、早いもので5ヶ月が経過していた。 その間、私たちは約束通り2週間ごとに行き来…
私は理佐の家に泊りに来ていた 家政婦の佐藤さんが作ってくれた今日の夕食はパスタだった。 いつ食べても佐藤さんの料理はおいしい。 食後、理佐が先にお風呂にはいり…
二人で海を見に行ってからというもの、 理佐からのラインが頻繁にはいるようになった。 友梨奈にはやく会いたいよとか、今日はカレーだからねとか、今度は映画行きたい…
(平手友梨奈side)突然、私の頬に感じた温かさに、私は驚きとともに動揺を覚えた。それは理佐からのキスだった・・・ 「タイム!!いきなりすぎだよ。覚えてない!…
(渡邉理佐side)翌日、私は退院し、迎えに来た佐藤さんとタクシーに乗って帰宅した。 友梨奈は部活の合間を縫って2日に1回は自宅に遊びに来ては夕食を共にしてく…
私は歩きながら、ラインで玲奈さんに理佐が目を覚まして、少しよくなったことを伝えた。 そのメッセージを送った後、私の心は少し安堵した。 私は家で仮眠したのち、D…
私の手は、理佐の手をずっと握りしめている。 その手の温もりが私の心を満たしている。 彼女の手は、柔らかくて小さく、私の手の中で完全に包み込まれている。 理佐は…
どれだけの時間が経ったのか目を覚ますと友梨奈の顔が視界に浮かんでいた。 「友梨奈、ここはどこ?」 「病院だよ、理佐。試合中に突然倒れてしまったんだ。でも大丈夫…
暫くすると、医者(せんせい)が処置室からでてきて、佐藤さんに説明をはじめた。 「薬の副作用による、吐血と貧血ですね。数値は安定していますが、念の為一週間程入…
いよいよ、試合当日。 客席は、まばらにしかお客さんがいなかった為に、理佐の居場所がすぐに確認できた。 彼女の笑顔が私の心を落ち着かせ、自信を与えてくれた。 私…
(渡邉理佐side)私が部屋で本を読んでいるときだった。 窓から差し込む夕日が部屋を暖かく照らしていた。 その時、スマホが振動し、画面には友梨奈からのラインが…
(平手友梨奈side)食後、佐藤さんが入れてくれたコーヒーを飲み終えた後に私は発言する 「もう、こんな時間か?遅くなると両親うるさいから、わたし帰るね」 理佐…
(平手友梨奈side)私が持参したDVDを見せると、理佐の顔は一瞬で明るくなった。 彼女の目はキラキラと輝き、その笑顔はまるで太陽のように輝いていた。 しかし…
(渡邉理佐side)思いがけない友梨奈の一言が、私の心の奥底に眠っていた思い出を呼び覚したのだ。 彼女の瞳は、私の心の中に深く入り込み、私の過去を探り始めた。…
それから3日後、毎日のようにラインのやり取りをしてようやく彼女からの招待のラインが届いた。 私の心は喜びで満ち溢れ、そのことを監督の玲奈さんに伝えると、 「え…
(渡邉理佐side)私は友梨奈の強引さに驚いた。 彼女は突然私の前に現れ、私の日常を一変させた。 それはまるで台風のようなものだった。 しかし、その強風に吹き…
どれぐらい時間が経過したのだろうか。 私の頭は、柔らかな感触とハチミツのような甘い香りに包まれていた。 それは、まるで夢の中にいるかのような感覚だった。 しか…
(平手友梨奈side)私の名前は平手友梨奈、都内の某大学に通う3回生で、まだ21歳の若さだ。 今は夏休みで、私が所属するバスケットボール部の練習に大学の広々…
Pure Love夏の日差しは容赦なく地面を焼き、蝉たちはその暑さを忘れさせてくれるように一斉に鳴き始める。 その声は辺り一面に響き渡り、子供たちが河…
理佐は一人、校庭を見つめた。 彼女の心には、友梨奈との3年間の思い出が溢れかえっていた。 そして、理佐は友梨奈と過ごした教室へと足を運んだ。 理佐は、友梨奈の…
校門に戻った理佐の前に、小林由依と菅井友香が立っていた。 由依の瞳は、何かを伝えたいという強い意志で輝いていた。 「理佐、私、あなたに伝えたいことがあるの。…