あっという間に授業が終わり、 放課後。 「和、私、部活行ってくるね!新入生も来たし、気合入れてかないと!」 鞄を肩にかけ、咲月が元気よく言う。 彼女は陸上部の…
松井玲奈さんと松井珠理奈さんが大好きな じゅりれなクラスタです。主に妄想小説書いています。
投稿タイトル 「世界が泣いてるなら」 「強がり時計」 「片想いFinally」 などなど
朝の6時私は小鳥のさえずりで目が覚める。 友梨奈はベッドに覆いかぶさるように眠っていた。 私が大好きだったあの頃の友梨奈と全然かわらないよ。 私と友梨奈がおか…
(平手友梨奈side)理佐の家に上がると彼女の部屋に案内され理佐はお茶を入れてもてなしてくれた。 理佐はベッドの上に座り私は床の座布団の上に座っていた 理佐…
(平手友梨奈side) 楽しい時間はあっと云う間だ。 勇気を出して理佐の家前まで 送ることを申し出て了承され、 私は久しぶりに理佐と恋人気分に戻れたんだ。 だ…
(渡邉理佐side)私が1人寂しく駅のホームに向かう時だった 後ろから走ってくる足音がしたのだ 私は振り向いた 「やっぱり心配だから家の前まで送ってもいいかな…
(渡邉理佐side)私の目の前に友梨奈が現われた。 “ねる”に振られて、 失意のどん底にいた私は友梨奈にSOSを求めて電話をしてしまった。 いる場所を告げてい…
麻衣の部屋からカフェまで走れば5分ぐらいの距離だ。 私は懸命に走った・・・ そして、カフェが見えてきた。 店の前で息を整え、 何気ない顔で店の中にはいったんだ…
理佐はいつのまにか和やかな雰囲気を醸し出していた。 15分程私達は話しをしていた。 「ありがとう・・・友梨奈の声を聞けてうれしかったよ。」 「私もだよ。」 「…
(平手友梨奈side) その電話がなったのは恋人である麻衣と愛し合った後のことだった。 私が先にシャワーを浴び麻衣が今シャワーを浴びていた。 スマホの表示に私…
“ねる”はたどたどしい口調で話す。 「わざわざ、会いに来てくれたんだ。うれしいなあ・・・紹介するね、同じ職場の齋藤飛鳥さん。」 「齋藤です。…じゃあ、長濱さん…
(渡邉理佐side) それから、3か月が経過した 私は”ねる”に例の彼女のことを聞けずにいたのだ。 夏のお盆も“ねる”は仕事でろくに休みが取れていない。 なの…
理佐と久しぶりに話せて本当に幸せだよ。 もっと、話がしたい。 私に欲が出たんだ。 この駅から私たちの家は反対方向なんだ。 だから、私は駅まで送ろうと思ったのだ…
私は偶然に理佐と出会いカフェにいる。 「理佐は大学へ通っているの??」 私は自然体で理佐に話しかけた。 「うん、私は〇〇大学の語学部だよ。友梨奈は?」 「私は…
よし、自然に声をかけよう。 私は理佐の前方から声をかける。 「・・・あ!理佐??理佐じゃない!久しぶり!」 わざとらしくないか? 自分では自然に声をかけれたは…
(平手友梨奈side) ある6月の半ば 私は麻衣の部屋をでて駅に向っていた。 今夜は実家へ帰るつもりであった。 天気は雨だった・・・ そして、運命のいたず…
そして6月の半ばに差しかかった頃 私は最近あまり会えないので 買い物がてら“ねる”の職場に足を運んだのだ。 丁度店に到着する少し手前でもう、仕事を終えたんだろ…
(渡邉理佐side) 私は大学へ進学して2回生になっていた。 一方、私の恋人である長濱ねるは大学へは進学せず、雑貨店の販売員として就職していた。 「こうして、…
私は立ち上がり、眠い目をこすっていた。 「友梨奈、適当にご飯を食べてね。私はバイトがあるからもう出るね」 麻衣は身支度をしていた。 「もう行くの??」 私は麻…
風に吹かれても ~切ないね~「友梨奈~~」 「友梨奈~~」 私を起こす声が微かに聞こえてきたんだ。 「友梨奈~~もうお昼だよ。早く起きてよ。」 夢心地の中,…
当ブログにお越し頂き誠にありがとうございます。 今週、管理人は海外出張することになり2月19日まで更新を休ませていただきます。 20日からまた更新いたします…
(平手友梨奈side)終わったんだ・・・ 今度こそ本当に終わったんだ。 これで、私も踏ん切りがつく・・・ いや、つくわけがないよ。 こんなに好きなのに 本当に…
(渡邉理佐side) 私の目の前で友梨奈が再び交際を申し込んできた。 想定はしていた・・・ でも、なぜ?? “ねる”と決めていたのに… 何故心が揺れるの? ま…
(平手友梨奈side) ふと、理佐の気配を感じたんだ。 私はベンチから立ち理佐を探しすぐに見つけた 理佐は公園の入り口前で立ち止まってこちらを見ていた。 …
私は理佐家の近くに到着するとラインを入れる。 【突然ごめん。どうしても話しておきたいことがあるんだ。5分で済むから、家の近くの公園にいるから来てほしいの。】 …
私が外に目をやると理佐が手を振って小走りにかけていく姿を目にして立ち止まってしまった。 理佐はある女性に近づき、そして手を繋いで校門の方へむかったんだ。 私は…
(平手友梨奈side) 期末テストから1週間が経過して答案が続々と帰ってきた。 私は5教科合計423点であった。 そこそこの手ごたえがあるぞ。 あとは夕方のH…
(渡邊理佐side)私と”ねる”はディズニーランドを満喫していた。 そして夜の8時を過ぎた頃 パレードが終了し、私達は出口を出て、駅へと向かっていた。 「理佐…
やがて、開門して私はファストパスに並び “ねる”はポップコーン売り場へ走っていったのだ。 一人になった私はようやく友梨奈のことが頭に浮かんできた。 そういえば…
(渡邉理佐side) 期末テストの翌日 私は“ねる”と東京ディズニーランドへ行く約束をしていたのだ。 朝、7時30分に舞浜の駅に待合せだった。 私は7時20分…
(平手友梨奈side) 私は今、人生で一番集中している。 バスケでレギュラーを取る。 期末試験において学年で80番以内にはいる。 これら二つをクリアーできれば…
(渡邉理佐side) 2学期の期末テストの日がやってきた。 友梨奈とはあの車両で乗り合わせて以来一カ月は顔も見ていない。 だんだん、友梨奈の記憶が薄れていくの…
ある休日私はクラスメイトの渡辺梨加の家で試験勉強していたのだ。 2時間程集中した後休憩することになり梨加がコーヒーを運んできてくれた。 「はい、一息つきましょ…
(平手友梨奈side) 私は今、ガッカリしていた。 そう、理佐が私から逃げていったからだ。 昨日、普通に会話できたことで私に欲が出来たんだ。 朝練を体調が悪い…
(渡邉理佐side) 私は足早に自宅へ向かっていた。 なんとか友梨奈と普通に会話をすることができた。 でも、やっぱりあの時の辛い記憶が蘇る・・・ もう、あん…
(平手友梨奈side)「理佐、今更だけど謝りたかったんだ。本当にごめん。」 私は頭を下げた。 「やめて、もう済んだことだし私は忘れたよ」 理佐は私の肩に触れ頭…
(平手友梨奈)どうしよう・・・ 理佐が私の横に座っている・・・ こうなることは今から5分ほど前にさかのぼる。 私は、理佐との思い出に浸りたいがために 理佐の最…
「…友梨奈、久しぶりだね。」 私は立ち止まり友梨奈を見た。 「理佐がこの時間帯に、帰ってくるのって珍しいよね。」 「うん、ちょっと友達とおしゃべりしていたら遅…
私は駅に着くと下車し、改札へ歩きだす。 するとなんと友梨奈も下車したではないか。 友梨奈は私の進行方向にいたが私にはきづかず、そのまま歩いていた。 私は彼女を…
乗車口付近に立った私は窓から景色を見る。 すると、一緒に理佐と帰っていたときの思い出が蘇り胸が苦しくなるんだ。 理佐・・・ こんなに好きなのにもう、あの時には…
部活を終えた私は同じ部員の渡辺梨加と守屋麗奈の2名と一緒に駅に向っていた。 「しかし、友梨奈は凄いよね。あっさり、由依からレギュラー奪うんだものね~」 私の右…
風に吹かれても ~さよならをもう一度~ 好きだよ・・・ 抱きしめて壊したくらいに・・・ なのに、私の慢心から、彼女が一番傍にいて欲しい時に私はそれを拒否し…
結局、私は自分から理佐に話しかけることもラインを送ることもできず、7月20日を迎えていた。 明日から夏休みだその前に話しかけないと… でも、私は足がすくんで …
翌日、私は理佐を傷つけたことを正当化したかったんだろうか? より一層にバスケの練習に励んでいたんだ。 「お!平手、頑張ってるな!レビュラー落ちして凹んでいると…
私は理佐に抱きつきベッドに押し倒す。 「友梨奈~!どうしたの…」 私は理佐の唇を奪い、強引に舌を絡ませる。 そして、右手で理佐のスカートをまくり上げ下着の中に…
その1週間後、いよいよ9月からの公式戦のレギュラーメンバーの発表があったんだ。 私は監督の声に耳を傾ける。 次々と発表されてゆき、ついにポイントガードの発表が…
翌日、お昼休み、 だが、少し昨日事が心配になった私は理佐のクラスに顔を出した。 教室で理佐を探すも見当たらない。 「ねえ、理佐はどこにいるの?」 私は傍にいた…
待ち合わせ場所に到着すると理佐は風に吹かれながら、寂しそうな表情をしていた。 だが、私はめんどくさかったのだ・・・ とにかく早く練習したくてうずうずしていたん…
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あっという間に授業が終わり、 放課後。 「和、私、部活行ってくるね!新入生も来たし、気合入れてかないと!」 鞄を肩にかけ、咲月が元気よく言う。 彼女は陸上部の…
休み時間になると、早速、咲月の前の席に座った女子生徒、中西アルノがくるりと身体を後ろに向けた。 「ねえねえ、菅原さんと井上さんって、姉妹なの?顔にてないけど双…
高校2年の新学期を迎えた、春の日。 A高等学校。 ここは共学で、各学年に5クラスが編成されている。 新学期のクラス発表の掲示板には、今年も「2年A組 井上和」…
井上和(いのうえ なぎ)、17歳。 高校2年生。 菅原咲月(すがわら さつき)、 16歳。同じく高校2年生。 二人は一つ違いの姉妹。けれど、血の繋がりはない…
あれから数日。東京の空は、何事もなかったかのように青く澄んでいた。 だが、裏通りに吹き溜まる空気は、まだどこか湿り気を帯びている。 喫茶「ブラックレイン」。 …
最初の標的、宮本は派手好きで、女好きだった。 その夜も、彼は西麻布の会員制ラウンジで、取り巻きを侍らせて高級シャンパンを浴びるように飲んでいた。 その中に、ひ…
筒井あやめが、震える指で闇サイトのエンターキーを押した翌日。 松井玲奈のスマートフォンが、無機質な振動音を立てた。 ディスプレイに表示されたのは、非通知の番号…
北村匠が筒井あやめから弟・隼人の相談を受けてから、 一週間も経たないうちに、その恐れていた事態は最悪の形で現実となった。 深夜、けたたましく鳴り響く電話の音…
その頃、東京の別の街角。 賑やかなカフェのテラス席で、北村匠は深刻な表情の筒井あやめと向かい合っていた。 高校時代の同級生である彼女は、明らかに憔悴しきってお…
ガラスを割れ~東京ノクターン~ 東京、その巨大な都市の片隅、 迷路のような路地裏に、その店は存在した。 ドアに刻まれた控えめな「L」のサイン。 そこは、かつて…
最後までご愛読していただきまことにありがとうございます。 この物語「遠距離恋愛の終着駅」は、そのタイトルの通り、愛し合う二人が距離によって翻弄される難しさ、…
それから、1ヶ月が過ぎた。 ある金曜日の夜、私は昴さんと、少しお洒落なバーで食事をしながらお酒を飲んでいた あれ以来、友梨奈は一度も私に接触してこなかった。 …
その日以来、友梨奈は私に気安く話しかけることはなくなった。 やがて週末を迎え、友梨奈の歓迎会が営業所全体で行われた。 営業職、事務職合わせて30名が参加する、…
そんな4月のことだった。 「ねる~~、今度の人事異動の話、聞いた??」 明るい声で私に話しかけてきたのは、同期の事務員である渡邉理佐だった。 彼女はいつも明る…
あれから2年。私は社内の給湯室で、営業部の男性社員と二人きりになった。 湯気が立ち上る中、彼の低い声が耳に届く。 「ねる…今晩、少しでも会えるかな?」 私は少…
友梨奈は、しばらくの間、テーブルの一点を見つめていたが、やがて、意を決したように顔を上げ、真っ直ぐに私の目を見て言った。 「ねる…本当に、ごめん。でも…私は…
どれくらい彷徨っただろうか。 気づけば、私は煌々と明かりの灯る、ネットカフェの個室ブースの中にいた。 もう、終電の時間はとっくに過ぎている。東京へ帰る手段も…
夜の21時過ぎ、私は友梨奈のマンションの前に立っていた。 ドキドキしながら、合鍵を使って、できるだけ静かにドアを開ける。 (友梨奈、ただいまー!って言って驚か…
しかし、次に私が大阪へ行く約束の前日、木曜日の夜のことだった。 友梨奈からLINEが入った。 「ごめん、ねる! 急なんだけど、明後日の土曜日に、どうしても外せ…
ベッドの中でうとうとしながら、友梨奈を待っていた。時計の針が午前1時10分を指していたのをぼんやりと見た記憶はあるが、その後はいつの間にか深い眠りに落ちていた…
次の日、 私は目がさめるとある覚悟を決めていた。 おそらく、この体調不良は白血病が慢性から急性に変化したのであろう。 でも、不思議と恐怖はなかった。 なぜな…
理佐の体調の異変に気付いたのは、12月の終わりのことだった。 私はいつものように、理佐の家にお泊まりに来ていた。 食後のコーヒーを私の元へ運ぼうとした時、理佐…
私は理佐の家に泊りに来ていた 家政婦の佐藤さんが作ってくれた今日の夕食はパスタだった。 いつ食べても佐藤さんの料理はおいしい。 食後、理佐が先にお風呂にはいり…
二人で海を見に行ってからというもの、 理佐からのラインが頻繁にはいるようになった。 友梨奈にはやく会いたいよとか、今日はカレーだからねとか、今度は映画行きたい…
(平手友梨奈side)突然、私の頬に感じた温かさに、私は驚きとともに動揺を覚えた。それは理佐からのキスだった・・・ 「タイム!!いきなりすぎだよ。覚えてない!…
(渡邉理佐side)翌日、私は退院し、迎えに来た佐藤さんとタクシーに乗って帰宅した。 友梨奈は部活の合間を縫って2日に1回は自宅に遊びに来ては夕食を共にしてく…
私は歩きながら、ラインで玲奈さんに理佐が目を覚まして、少しよくなったことを伝えた。 そのメッセージを送った後、私の心は少し安堵した。 私は家で仮眠したのち、D…
私の手は、理佐の手をずっと握りしめている。 その手の温もりが私の心を満たしている。 彼女の手は、柔らかくて小さく、私の手の中で完全に包み込まれている。 理佐は…
どれだけの時間が経ったのか目を覚ますと友梨奈の顔が視界に浮かんでいた。 「友梨奈、ここはどこ?」 「病院だよ、理佐。試合中に突然倒れてしまったんだ。でも大丈夫…
暫くすると、医者(せんせい)が処置室からでてきて、佐藤さんに説明をはじめた。 「薬の副作用による、吐血と貧血ですね。数値は安定していますが、念の為一週間程入…
いよいよ、試合当日。 客席は、まばらにしかお客さんがいなかった為に、理佐の居場所がすぐに確認できた。 彼女の笑顔が私の心を落ち着かせ、自信を与えてくれた。 私…
(渡邉理佐side)私が部屋で本を読んでいるときだった。 窓から差し込む夕日が部屋を暖かく照らしていた。 その時、スマホが振動し、画面には友梨奈からのラインが…
(平手友梨奈side)食後、佐藤さんが入れてくれたコーヒーを飲み終えた後に私は発言する 「もう、こんな時間か?遅くなると両親うるさいから、わたし帰るね」 理佐…
(平手友梨奈side)私が持参したDVDを見せると、理佐の顔は一瞬で明るくなった。 彼女の目はキラキラと輝き、その笑顔はまるで太陽のように輝いていた。 しかし…
(渡邉理佐side)思いがけない友梨奈の一言が、私の心の奥底に眠っていた思い出を呼び覚したのだ。 彼女の瞳は、私の心の中に深く入り込み、私の過去を探り始めた。…
それから3日後、毎日のようにラインのやり取りをしてようやく彼女からの招待のラインが届いた。 私の心は喜びで満ち溢れ、そのことを監督の玲奈さんに伝えると、 「え…
(渡邉理佐side)私は友梨奈の強引さに驚いた。 彼女は突然私の前に現れ、私の日常を一変させた。 それはまるで台風のようなものだった。 しかし、その強風に吹き…
どれぐらい時間が経過したのだろうか。 私の頭は、柔らかな感触とハチミツのような甘い香りに包まれていた。 それは、まるで夢の中にいるかのような感覚だった。 しか…
(平手友梨奈side)私の名前は平手友梨奈、都内の某大学に通う3回生で、まだ21歳の若さだ。 今は夏休みで、私が所属するバスケットボール部の練習に大学の広々…
Pure Love夏の日差しは容赦なく地面を焼き、蝉たちはその暑さを忘れさせてくれるように一斉に鳴き始める。 その声は辺り一面に響き渡り、子供たちが河…