季節は巡り、爽やかな風が吹く5月のある朝だった。 いつものように、和と咲月が二人で並んで登校しているときだった。 前方から、すらりと背の高い男子生徒が、にや…
松井玲奈さんと松井珠理奈さんが大好きな じゅりれなクラスタです。主に妄想小説書いています。
投稿タイトル 「世界が泣いてるなら」 「強がり時計」 「片想いFinally」 などなど
やがて学校では竹内先生失踪の話題で持ちきりになったが私は自分可愛さの余り竹内先生と待ち合わせしていたこと友梨奈が関わっていることを警察には申し出なかったのだ。…
翌日の月曜日。 友梨奈はまだ欠席のようだ。 朝のHRが始まった。 そこに現われたのは、副担任の城島先生だった。 「竹内先生は、今日はお休みだ。」 私はその言葉…
教室に到着するとまだ友梨奈は来ていなかった。 取りあえず、友梨奈が来たら謝っておかないとね。 だが、この日友梨奈は来なかったんだ。 風邪で休むと連絡が入ってい…
その日の夜、 私は先生からのラインを待ち焦がれていた。 夜の21時頃だった。 「今いいかな??」 「はい!」 「なにしてたの?」 「音楽を聴いていました。」 …
帰り道、友梨奈が尋ねてくる 「ねえ、絶対竹内先生となにかあるでしょう」 「・・・この間、一緒に映画行ったの。」 私は先日のことを友梨奈に話した。 「やっぱり、…
そして、翌日 何時ものように友梨奈と登校する。 「なにか機嫌が良さそうだね。なにか良いことあったの??」 最寄りの駅を降りて歩いて学校に向う時、友梨奈が尋ねて…
食事を終え私と先生は最寄りの駅に向かっていた 「ありがとうな。楽しかったよ。」 「私もです。」 「なあ、よかったら、また行かないか?」 「え???」 「こんな…
私は担任の竹内先生と映画に行くことに 映画館につくと、飲み物を買って直ぐに着席する。 映画の内容は、ヒロインが病気で死ぬお決まりの恋愛映画だった。 約90分の…
そして、ある休日の土曜日 私はクラスメイトの小林由依に誘われて待ち合わせをしていた。 彼女とは3年で同じクラスになり、 そこそこ話はする仲ではあったがこうして…
私は竹内先生に恐る恐る話しかける 「あの・・・進路相談なんですか?」 「違うよ。菊池が居なくなって3ヶ月が経過したろ?理佐が悩んでいるんじゃないか心配になった…
年が明け、3学期を迎えた。 私はみたび、友梨奈と一緒に登校することに 「菊池君は見つからないんだね。」 友梨奈は車両に乗り込み直ぐに尋ねてきた。 「うん…心配…
やがて時間が17時30分を迎えた。 だが、17時30分を過ぎても彼は現れなかった。 どうしたんだろ?? 病気かな?? 私は菊池君にラインを送ることにした。 だ…
松井玲奈@renampme 本日は西九州新幹線の開業日。 なんと、嬉野市で映画の撮影をしたご縁で、嬉野温泉駅の1日駅長を務め、出発式に参加させていただきま…
次の日からまた私は菊池君と登下校するようになった。 彼は前とは違い、手も握らずかなり私に気を使ってくれていることが分かった。 もう、前のように自分の欲だけで動…
その日の夜の20時、私は友梨奈に電話をしていた。 「ところで、友梨奈・・・私、菊池君ともう一度やり直そうかなと思ってるの。」 「何言ってるの!だめだよ、あいつ…
そして、1ヶ月が経過した 菊池君はあれ以来、姿もみせずラインもよこさなかった。 もう自然消滅したかと思った矢先だった。 私が自宅近くに差し掛かった時 菊池君の…
翌日、私はひさしぶりに友梨奈と登校することに 菊池君にはラインを送ってしばらく登下校は友梨奈とすることを伝えていた。 だが、高校の最寄りの駅を出ると 菊池君が…
菊池君の家を飛び出した私は涙が止まらなかった… 優しい人だと思っていたのに。 私がお願いしても欲望のまま私を求めてきた。 駅の近くで息を整えた私は友梨奈に電話…
翌日から私は菊池君と登校することになり お昼ご飯も菊池君と食べるようになったので、友梨奈との会話が減ったのだ。 菊池君とつき合って2か月が経過した11月のある…
私は意を決して菊池君のことを友梨奈に告げる 「私ね・・・菊池君とつき合うことにしたの。」 「え???なんで、なんであいつと!」 友梨奈の顔が急に険しくなった。…
びぃーてぃー@vtlb0305 『よだかの片想い』言葉にならない感情を表情と口調で見せ切る松井玲奈と、クズ男にも捉えかねない飛坂を彼なりのピュアなんだと…
そして、9月を向かえた頃ある変化が起こった。 私はとなりのクラスの菊池風磨君とつき合うことになった 6月頃からモーションをかけられていた。 だが、だんだん彼と…
私と友梨奈の出会いは高校2年の春だった。 ―6年前の4月― 「今日から、このクラスの担任になる竹内涼真だ。よろしくな!」 私のクラスは2年c組で担任の竹内先生…
さよならのエトランゼ私は公園を歩き、待ち合わせ場所に移動している。 辺りは赤い落ち葉が風に吹かれた舞い上がり 秋の到来を私に印象づけてくれる。 待ち合わせ場所…
私のアパートに訪ねてきた理佐さんを見て私は再び友達として理佐さんを支える決心をした すると理佐さんが言葉を投げかける 「この間はごめんなさい!突き飛ばしたりし…
少年のアビス第3話 一線を超えた玲奈さんの演技が大評判です みぃ@FANT_mii 松井玲奈の演技がすばらしい‥🤦♀️ #少年のアビス2022年09月…
それから更に1カ月が経過した。 「最近、理佐さんは来なくなったなぁ~~」 店長の仲居さんが何気なしに呟いた。 「私のせいなんです・・・」 「え???」 「いえ…
それから、3カ月が経過していた・・・ 理佐さんの支えになっていた私にある変化が起こっていた。 それは理佐さんを夫である三浦さんから奪いたいと云う欲求が芽生えて…
さて、本日より公開でございます。 全国で現在54館での上映が決まっております。 是非、皆様お近くの劇場に! JUNON(ジュノン)編集部@JUNON_jp …
私のアパートにやってきた理佐さんは自分のことを話し出した。 ご主人とは、同じ大学で知り合い2コ上らしい。 そして、私には旧姓の渡邉を名乗っていたが 現在は三浦…
理佐さんの衝撃的な告白に私は呆然として言葉が漏れる。 「そうだったんだ・・・」 でも、それなら別に私を見かけて 無視する必要はないんじゃないの? 私達友達なん…
そして、仕事を終えて私は理佐さんと一緒に喫茶“絆”を出た。 お互い一言もしゃべることもなく 3分ほど歩いていたんだ。 なんか気まずいなあ・・・ すると理佐さん…
さて、連日もうすぐ公開の映画「よだかの片想い」の宣伝の為TVに出まくっている松井玲奈さん そんな合間を縫って11月から始まる舞台『歌妖曲~中川大志之丞変化~』…
そして、すぐに金曜日がやってきた。 私は何時ものように喫茶“絆”で働いていた。 「どうした友梨奈??最近おかしいぞ?何か心配事でもあるのか?」 店長の仲居さん…
(not) HEROINE movies /ノットヒロインムービーズ 公式@NotHeroineM ୨୧‥∵‥‥∵‥‥∵‥‥∵‥‥∵‥୨୧ 映画『#よだか…
そして、日曜日、 理佐さんと映画にいくことができない私は。買い物をしようと繁華街に出かけていた 私は次に会った時理佐さんにプレゼントを渡しより親密になろうと考…
ま~あぁ~目がいっちゃってます 松井玲奈さんの狂気の始まりですSNSは期待以上の演技で大盛況です。 ざ@akamyaza 何度でも言おう。こういう役や…
やがて、1ヶ月が経過ある金曜日、 いつものように理佐さんが喫茶店を訪れ店が終わると二人で居酒屋にいた。 毎週会っていた私はつい欲がでて休日に会おうと誘いをかけ…
仕事を終えた私は理佐さんと1時間だけだがカラオケに行った。 私は弾けまくり、理佐さんも笑い転げていた。 店をでると理佐さんが話しかけてくる。 「友梨ちゃん、あ…
土曜日の朝、”サタプラ”と”せやねん”に出演した松井玲奈さん そのコメント力の凄さとビジュアルの透明感でSNSが湧きました ぴょω@hara_pyonpy…
それから、一週間後の午後19時前。 私はソワソワしていた。 そう、今日は理佐さんが何時も来る日だ。 「どうした友梨奈?落ち着きがないぞ!」 「別に・・・なんで…
さて、ドラマ「オクトー」が最終回を迎え無表情のまま涙を流しその心で演技する玲奈さんに大絶賛の声が多数あがっております かささぎ@uruunengetu …
「さあ、寒いからこのコタツに入って!」 私の部屋に出してあるコタツに理佐さんを誘導して熱いお茶を沸かして彼女に差し出した。 「あったかい・・・」 理佐さんは強…
上田と女が吠える夜に松井玲奈さんが出演しましたそのガチなオタクぶりに世のオタク仲間から共感と感謝の嵐でSNSが大変なことになっています。 美ら🌝@chula…
私は高校卒業後、定職にはつかず、この喫茶店“絆”でアルバイトをしてもう2年である。 まあ、早い話がフリータである。 帰り道、何気に歩いていると公園のブランコで…
彼女は泣いていた・・・ 私の作ったサンドウィッチを前にして一人涙していた。 だが、その美しい姿に私はすぐに心を奪われていた。 なんで、あんな悲しい表情をしてい…
翌日の夜 友梨奈はいつもの屋上にいた。 地面に座って缶チューハイを飲んでいた 「やっぱり、生きているんじゃない。」 白石麻衣が現れた。 「ニュースで見たわ。絢…
友梨奈が中に入ると冷蔵庫が7つ倒れて並んでいた。 「どういうこと!」 友梨奈が再び臨戦体制に入った瞬間敦子が1つの冷蔵庫を開けた。 するとそこには冷蔵された鈴…
敦子は髪を洗い念入れに体も洗う。 約20分シャワーを浴びた敦子は服を着て洗面所で髪を乾かた。 そして、リビングへと足を運ぶ。 すると友梨奈が椅子に座りながら机…
その2時間後、 友梨奈は前田敦子のマンションへ招待されていた。 友梨奈は15畳はあるリビングの机の椅子に座っていた。 一方、前田はキッチンでお酒と少しの料理を…
「少年のアビス」&「恋と弾丸」【ドラマ特区公式】@1話配信中🌿@dramatokku_mbs · ·🌿 #少年のアビス 1話配信中 🐠· · ナギ(…
ガラスを割れ ―悪魔と死神― 過去のエピソードは下記からどうぞ ガラスを割れ ガラスを割れ ―氷を揺らす人― ガラスを割れ ー風になりたい夜- ガラスを割れ…
そして、1カ月が経過した・・・ 私は会社を辞めて友梨奈の店を手伝うことに専念した。 まさかこんな日が来るとは思っていなかった 私が友梨奈を救うのが運命ならば …
私はモニターを見ながら友梨奈に問いかける 「どうしたの??店の準備はいいの?」 「話しがあるんだ。中に入れてよ。」 正直、もう逢いたくない。 逢えば辛くなるだ…
今期2本目の連ドラ「少年のアビス」では第2話の予告編の1コマだけで狂気が伝わりSNSが期待で溢れかえりました。 路地@gyozaism_ 1話色々あっ…
現在、2本の連続ドラマに出演中の松井玲奈さん。 そのうちの1本オクトーでは無表情で言葉を発っしない役。 そんな玲奈さんの目だけの演技に沢山の賛辞が送られていま…
(渡邉理佐side)日曜日、 ホントなら友梨奈の店を手伝う日だった 私は友梨奈から告白されたのにその申し出を断り、友梨奈の手伝いも辞めてしまった。 あれだけ、…
友香の言葉に私は返答する。 「だって、仕方が無いじゃん!理佐を苦しめたくないもの。」 私は友香から視線を反らしてしまった。 「いい?理佐は大学時代、あなたを振…
訪ねてきた友香を部屋に招き入れた 「適当に座ってよ。 「じゃあ、失礼するね。」 友香が食卓のイスに座り 私はその横に座った。 「で、どうしたの??」 「理佐か…
それは唐突な別れだった まさか、こんな幕引きが待っていようとは・・・ 私は理佐と再会して再び彼女を愛してしまった。 いや、きっと忘れていたんだ・・・ でも、理…
私の発言に友梨奈はすぐに言葉を返してくる。 「“ねる”のことは確かに愛していたよ。でも、今は理佐が一番好きだよ!」 「ありがとう・・・そこまで言ってくれて、で…
友梨奈の突然の告白に私は返事する。 「友梨奈・・・ありがとう。私も友梨奈のこと愛してるよ」 その言葉に友梨奈は笑みを浮かべた。 「でも・・・ごめんなさい。貴方…
夜の21時、店を閉める時間だ。 「理佐、今日もありがとう。これ、バイト料!」 私はその日の終わりにいつもバイト料を受け取っている。 「ありがとう。病み上がりだ…
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季節は巡り、爽やかな風が吹く5月のある朝だった。 いつものように、和と咲月が二人で並んで登校しているときだった。 前方から、すらりと背の高い男子生徒が、にや…
そして、ある日の放課後だった。 いつものように咲月の練習を見に行こうと、和が教室を出てグラウンドへ向かう渡り廊下を歩いていた時だった。 行く手を阻むように、…
あっという間に授業が終わり、 放課後。 「和、私、部活行ってくるね!新入生も来たし、気合入れてかないと!」 鞄を肩にかけ、咲月が元気よく言う。 彼女は陸上部の…
休み時間になると、早速、咲月の前の席に座った女子生徒、中西アルノがくるりと身体を後ろに向けた。 「ねえねえ、菅原さんと井上さんって、姉妹なの?顔にてないけど双…
高校2年の新学期を迎えた、春の日。 A高等学校。 ここは共学で、各学年に5クラスが編成されている。 新学期のクラス発表の掲示板には、今年も「2年A組 井上和」…
井上和(いのうえ なぎ)、17歳。 高校2年生。 菅原咲月(すがわら さつき)、 16歳。同じく高校2年生。 二人は一つ違いの姉妹。けれど、血の繋がりはない…
あれから数日。東京の空は、何事もなかったかのように青く澄んでいた。 だが、裏通りに吹き溜まる空気は、まだどこか湿り気を帯びている。 喫茶「ブラックレイン」。 …
最初の標的、宮本は派手好きで、女好きだった。 その夜も、彼は西麻布の会員制ラウンジで、取り巻きを侍らせて高級シャンパンを浴びるように飲んでいた。 その中に、ひ…
筒井あやめが、震える指で闇サイトのエンターキーを押した翌日。 松井玲奈のスマートフォンが、無機質な振動音を立てた。 ディスプレイに表示されたのは、非通知の番号…
北村匠が筒井あやめから弟・隼人の相談を受けてから、 一週間も経たないうちに、その恐れていた事態は最悪の形で現実となった。 深夜、けたたましく鳴り響く電話の音…
その頃、東京の別の街角。 賑やかなカフェのテラス席で、北村匠は深刻な表情の筒井あやめと向かい合っていた。 高校時代の同級生である彼女は、明らかに憔悴しきってお…
ガラスを割れ~東京ノクターン~ 東京、その巨大な都市の片隅、 迷路のような路地裏に、その店は存在した。 ドアに刻まれた控えめな「L」のサイン。 そこは、かつて…
最後までご愛読していただきまことにありがとうございます。 この物語「遠距離恋愛の終着駅」は、そのタイトルの通り、愛し合う二人が距離によって翻弄される難しさ、…
それから、1ヶ月が過ぎた。 ある金曜日の夜、私は昴さんと、少しお洒落なバーで食事をしながらお酒を飲んでいた あれ以来、友梨奈は一度も私に接触してこなかった。 …
その日以来、友梨奈は私に気安く話しかけることはなくなった。 やがて週末を迎え、友梨奈の歓迎会が営業所全体で行われた。 営業職、事務職合わせて30名が参加する、…
そんな4月のことだった。 「ねる~~、今度の人事異動の話、聞いた??」 明るい声で私に話しかけてきたのは、同期の事務員である渡邉理佐だった。 彼女はいつも明る…
あれから2年。私は社内の給湯室で、営業部の男性社員と二人きりになった。 湯気が立ち上る中、彼の低い声が耳に届く。 「ねる…今晩、少しでも会えるかな?」 私は少…
友梨奈は、しばらくの間、テーブルの一点を見つめていたが、やがて、意を決したように顔を上げ、真っ直ぐに私の目を見て言った。 「ねる…本当に、ごめん。でも…私は…
どれくらい彷徨っただろうか。 気づけば、私は煌々と明かりの灯る、ネットカフェの個室ブースの中にいた。 もう、終電の時間はとっくに過ぎている。東京へ帰る手段も…
夜の21時過ぎ、私は友梨奈のマンションの前に立っていた。 ドキドキしながら、合鍵を使って、できるだけ静かにドアを開ける。 (友梨奈、ただいまー!って言って驚か…
(平手友梨奈side)病室を2人ででたときに、私は正気になった。 「ごめん!取り乱したりして!ほんと、ごめん!」 理佐は、ニッコリ笑いながら答える 「いいのい…
次の日、 私は目がさめるとある覚悟を決めていた。 おそらく、この体調不良は白血病が慢性から急性に変化したのであろう。 でも、不思議と恐怖はなかった。 なぜな…
理佐の体調の異変に気付いたのは、12月の終わりのことだった。 私はいつものように、理佐の家にお泊まりに来ていた。 食後のコーヒーを私の元へ運ぼうとした時、理佐…
私は理佐の家に泊りに来ていた 家政婦の佐藤さんが作ってくれた今日の夕食はパスタだった。 いつ食べても佐藤さんの料理はおいしい。 食後、理佐が先にお風呂にはいり…
二人で海を見に行ってからというもの、 理佐からのラインが頻繁にはいるようになった。 友梨奈にはやく会いたいよとか、今日はカレーだからねとか、今度は映画行きたい…
(平手友梨奈side)突然、私の頬に感じた温かさに、私は驚きとともに動揺を覚えた。それは理佐からのキスだった・・・ 「タイム!!いきなりすぎだよ。覚えてない!…
(渡邉理佐side)翌日、私は退院し、迎えに来た佐藤さんとタクシーに乗って帰宅した。 友梨奈は部活の合間を縫って2日に1回は自宅に遊びに来ては夕食を共にしてく…
私は歩きながら、ラインで玲奈さんに理佐が目を覚まして、少しよくなったことを伝えた。 そのメッセージを送った後、私の心は少し安堵した。 私は家で仮眠したのち、D…
私の手は、理佐の手をずっと握りしめている。 その手の温もりが私の心を満たしている。 彼女の手は、柔らかくて小さく、私の手の中で完全に包み込まれている。 理佐は…
どれだけの時間が経ったのか目を覚ますと友梨奈の顔が視界に浮かんでいた。 「友梨奈、ここはどこ?」 「病院だよ、理佐。試合中に突然倒れてしまったんだ。でも大丈夫…
暫くすると、医者(せんせい)が処置室からでてきて、佐藤さんに説明をはじめた。 「薬の副作用による、吐血と貧血ですね。数値は安定していますが、念の為一週間程入…
いよいよ、試合当日。 客席は、まばらにしかお客さんがいなかった為に、理佐の居場所がすぐに確認できた。 彼女の笑顔が私の心を落ち着かせ、自信を与えてくれた。 私…
(渡邉理佐side)私が部屋で本を読んでいるときだった。 窓から差し込む夕日が部屋を暖かく照らしていた。 その時、スマホが振動し、画面には友梨奈からのラインが…
(平手友梨奈side)食後、佐藤さんが入れてくれたコーヒーを飲み終えた後に私は発言する 「もう、こんな時間か?遅くなると両親うるさいから、わたし帰るね」 理佐…
(平手友梨奈side)私が持参したDVDを見せると、理佐の顔は一瞬で明るくなった。 彼女の目はキラキラと輝き、その笑顔はまるで太陽のように輝いていた。 しかし…
(渡邉理佐side)思いがけない友梨奈の一言が、私の心の奥底に眠っていた思い出を呼び覚したのだ。 彼女の瞳は、私の心の中に深く入り込み、私の過去を探り始めた。…
それから3日後、毎日のようにラインのやり取りをしてようやく彼女からの招待のラインが届いた。 私の心は喜びで満ち溢れ、そのことを監督の玲奈さんに伝えると、 「え…
(渡邉理佐side)私は友梨奈の強引さに驚いた。 彼女は突然私の前に現れ、私の日常を一変させた。 それはまるで台風のようなものだった。 しかし、その強風に吹き…
どれぐらい時間が経過したのだろうか。 私の頭は、柔らかな感触とハチミツのような甘い香りに包まれていた。 それは、まるで夢の中にいるかのような感覚だった。 しか…
(平手友梨奈side)私の名前は平手友梨奈、都内の某大学に通う3回生で、まだ21歳の若さだ。 今は夏休みで、私が所属するバスケットボール部の練習に大学の広々…