手を繋いで 34
民宿の仕事をひととおり終えたユノは浜辺にシートをひいて、ひとり寝そべり、空を見ていた風は秋の香りを孕んで浜辺の人影もめっきり少なくなったそろそろ、この民宿での仕事は終わりに近づいている契約は来週までサンウとミヒの小さな愛の出来事を側で見守ってからユノの心はずっとザワついているなぜかユノの気持ちは焦りを感じていた旅をしている意味もわからなくなってきたような気がするだからといってバニョレに帰るのは怖い...
2020/06/30 20:00
2020年6月 (1件〜100件)
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