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東の遊覧船 http://momomin0206.blog.fc2.com/

東方神起、ユノとチャンミンが主役の妄想ホミンBL小説です。R18仕様記事有り。

こんな設定のこんな2人ならいいな(≧∇≦)という妄想を小説仕立てにしたサイトです。切ないシーンも多いですが、甘くなるためには欠かせません^ ^キャラ設定はホストや教師、これからもいろんな職業についてもらう予定です(笑)メインは会話でお話が繋がっていきます。 現実世界から逃避して美しい2人に癒されたくて書いています

百海
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2015/10/01

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  • 花をあげよう 完

    〜ユノside〜温かいコーヒーの香りに俺はベッドで薄らと目を開けた香ばしいベーコンの香りとトーストされたバターの香りがそれに混じるベッドに寝たまま、片目で部屋を見回すとロングTシャツから、すんなりと伸びた細くて長い脚が目に入ったふんふんと楽しそうに鼻歌をハミングしながらチャンミンが忙しそうにキッチンで何かしているベッドの側には昨日俺が買ってきた花がコップに活けられているキッチンにも、テーブルにもそれは...

  • 花をあげよう 13

    チャンミンが中庭に行くと真ん中のベンチに座っていたユノが立ち上がったスッと背の高いユノ綺麗に整えられた花壇には色とりどりの花が植えてあった「ユノさん…」ユノの顔が少し緊張しているように見える「忙しかった?呼び出して大丈夫?」「はい…大丈夫です」ユノがベンチに座ったのでチャンミンもその横に少し距離を置いてすわったその距離が、チャンミンの気持ちを表しているようでユノは少し落ち込むけれど、気を取り直してユ...

  • 花をあげよう 12

    その日、チャンミンはスヨンに了解を得て花屋のバイトを休んだアレンジメント教室でイベントがあり、その準備を手伝う為だったいろいろと忙しくしてユノのことを考えないようにしたいとそんな思いもあって、手伝いを引き受けたイベントの趣旨も共感できた敷居が高そうなフラワーアレンジメントが手軽にできることを、みんなに知ってもらうためのイベント。チャンミンは先週教室でイベントの主催者から声をかけられたのだ「チャンミ...

  • 花をあげよう 11

    ショックで何も考えられない僕のことを、そういうコトに飢えているとユノさんはそう思っていたのだろうだから、僕はあんな風に言われたんだ僕が女の人に興味がなくてユノさんを好きだとどうしてだかわからないけどバレているしかも僕はすごく飢えてガッツいてるイメージなのだろう抱かれたがっているように見えたんだ直接あんな話をしたら乗ってくると思われていたのだなんてことだ…チャンミンは深いため息をついた瞼を閉じると目...

  • 花をあげよう 10

    チャンミンは、悲しい日々を送っていたユノに会えない毎日バイトの帰りに、そっとクラブサランの重厚なドアの前に立ってみることもあったふと、ユノがこのドアを開けて出てきてはくれないかとそんな淡い期待を抱いて…けれども着飾った女の出入りはあってもユノが出てくることはなかったユノは店長の言う通り売れっ子になって今日も上客の相手をして稼いでいるのだろう深くため息をついて、チャンミンは家路に着くそんなある日その...

  • 花をあげよう 9

    ユノに対する気持ちを大事に胸にしまって、たまに1人取り出してみては切なくなったり、嬉しくなったりするそんなチャンミンとなんとしてもチャンミンとどうにかなりたいと画策しているユノとその想いの持っていきかたは大きく違っていた根本は相手が大好きでたまらないとそこは同じ気持ちなのだけれどユノは意を決して行動に出始めていたなにしろ、男であるチャンミンとどうにかなりたいというのだからどんな高嶺の花の女を狙うよ...

  • 花をあげよう 8

    花屋に新入りが行くようになって何週間か過ぎた。ユノは店からの帰り道、チャンミンが勤める花屋の前で立ち止まるもう店は閉まっていてこんな時間なら、きっとチャンミンは家のベッドで夢の中だろうユノは今日も忙しかった自分が人気があるとは自覚してなかったけれど言われてみれば、結構固定客がついている気がするいつも銀行に入金された給料から決まった金額しか下ろしていなくて気づかなかったけれど残高を確認したら、かなり...

  • 花をあげよう 7

    ユノは今までと違う、少しウキウキした気持ちで今日は出勤したなにが自分を高揚させているのかよくわからないたぶん、チャンミンだろう今日もまた花を注文しにチャンミンの店に行けることがその理由の1つであることは間違いないクラブサランで毎月行われる定例会先月の売り上げが発表になった驚いたことにユノは店のベスト3に入る好成績だった売り上げを示す棒グラフに店全体が感嘆の声をあげた「ユノ、やるなぁ!」「ヒョン!さ...

  • 花をあげよう 6

    翌日、チャンミンは教えられた通りにユノのアパートへ向かった単身者用の部屋が連なるレンガ色のアパートこれからユノの部屋に行くと思うとそれだけでドキドキした郵便受けで名前を確認してインターフォンを押したチャンミンの心の準備も待たずヒョイとドアが開いてユノが顔を出したカムフラージュ柄の短パンから長くて引き締まった脚が出ている胸に何か英文の入った白いタンクドアノブを押した二の腕が思いのほか逞しくて、チャン...

  • 花をあげよう 5

    チャンミンはアレンジメントの教室でレッスンを受けていても落ち着かなかったユノが子犬を手離すという悲しい決断をして、寂しい思いをしていることを考えると切なくてあのとき…ユノは、無理に…笑っているように見えた強がってみせてはいたけれど本当はあの子犬を手離したくないのだろうそれでも、自分の思いは抑えて笑顔で子犬を飼い主に返そうとしているチャンミンは涙が出そうだったマダム・リンがそんなチャンミンの様子に気づ...

  • 花をあげよう 4

    エプロンをはずしたチャンミンはユノについて歩いた心なしか、ユノの大きな背中が今日は寂しげに見えるやがて近所の小さなカフェに入った「悪いね、休憩時間なのに」「いえ、大丈夫ですよ」「何飲む?」「じゃ、紅茶をいただきます」ユノはコーヒーと紅茶を頼むとテーブルの上で手を組み、深いため息をついた切れ長の瞳を伏せて意外にも長い睫毛がその瞳に影を落とす高く通った鼻筋にすっきりとした頬のライン本当にカッコいい…「...

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