松尾小笠原宗家の創立まで 第七話
松尾小笠原宗家の創立まで第七話小笠原長政:長忠の子・小笠原長政のことも、小笠原家の家系図に載っているだけで、ほとんど判りません。小笠原長氏:長政の子:生没:安貞元~延慶三(1227-1310)年・長氏の時に、松尾小笠原家は劇的に変化して行きます。小笠原長忠、小笠原長政のことは資料が乏しく、考証しようにも手立てが思いつきません。確認してきたのは、小笠原に残る家系図と小笠原家から幕府に提出されて作成された寛政譜のみです。真偽のほども小笠原家系図だけで、小笠原家の当主として”名前”だけの記載になります。群書類従にも、小笠原家の系譜の記載があります。こちらを確認してみましょう。長忠の項:長径の子・嫡男。母武田大膳太夫朝信女。・土御門院御宇建仁二壬戌四月二十六生於信州伊那松尾館。童名豊松丸。・建保二甲戌二月十二於祖神社壇...松尾小笠原宗家の創立まで第七話
2016/01/21 16:28