ヤマキチョウ
ヤマキチョウGonopteryxrhamnimaximaButler,1885は、シロチョウ科(FamilyPieridae)モンキチョウ亜科(SubfamilyColiadinae)ヤマキチョウ属(GenusGonepteryx)のチョウで、国外では北アフリカから中国、朝鮮半島にかけて分布し、岩手県、長野県、山梨県、岐阜県に分布するが、極めて局所的であり、アザミ類やマツムシソウが生育する乾燥した広く明るい標高1,000m以上の高草原地帯に生息している。幼虫の食草は、本州(中部以北)の山地や高原に生える落葉低木であるクロツバラのみで、成虫は8月上旬頃から出現し9月中旬頃まで見られる。年一化で、初夏から夏に羽化した成虫はそのまま越冬し、翌年の5月から7月頃にかけ産卵する。翅を開くと(開帳)60~75mmほど...ヤマキチョウ
2024/08/25 13:59