【人事労務 NEWS】就業規則と労使協定を正しく運用できていますか? ~尼崎市(武庫之荘) 税理士 笠原会計事務所~
労務トラブルが急増し、対応に頭を悩ませている会社様からのご相談が後を絶ちません。就業規則は、常時10人以上の労働者を使用する事業場において作成と届出が必須です。(10人未満の事業場でも労務トラブル防止のため作成をお勧めしています。)また、労使協定を適正に締結しないと、労基法違反となる場合があり、訴訟等では厳格に取り扱われる傾向が続いています。今回は労務トラブル防止対策としての基礎となる就業規則と労使協定について解説いたします。1就業規則の役割就業規則は、使用者(以下、会社)が労働者(以下、社員)に対して従うべき職場のルールや規定を定めた労働基準法に基づいた文書です。①職場ルールの明確化職場のルールを就業規則に定めることで、「職場で遵守すべきこと」、「職場で禁止すべきこと」が明確になります。なお、就業規則は...【人事労務NEWS】就業規則と労使協定を正しく運用できていますか?~尼崎市(武庫之荘)税理士笠原会計事務所~
2024/08/19 09:00