★★★★★ デビュー作『君の顔では泣けない』が良かった君嶋彼方さんの三作目となる本作も素晴らしかった。「何事にも一番になれるように」という父の願いで付けら…
韓国俳優ソ・ジソブさんを応援するブログです♪ 遊びにいらしてくださいね〜^^
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リカシリーズ第8弾。元刑事・青木孝子に12発の銃弾を撃ち込まれ、内9発は顔面に命中、だがリカは生きていた。もはや人ではなくゾンビ、サイボーグ、怪物?一体…
身の毛もよだつ恐ろしさに震えた。 北海道の旭川に位置するアイヌの人々が怖れてきた禁域、『黄泉の森』。 悪い神様が住んでいると言われるこの場所で、次々と起…
生き辛さを共有出来る存在を求めて立ち上げた『生き辛さを克服しようの会』。参加者の語りに耳を傾けると、やることなすこと空回りしていたり、不器用さが際立ち確か…
5月25日に大人になって賞状を頂いた話のタイトルで記事を書き6月7日に『かがみの孤城』 辻村 深月~賞状再び~の記事を書きました。 二年連続での受賞に気を良く…
SNSに溢れる膨大な数の言葉。誰かを支え救う事もあれば、刃となり心に一生残る深い傷を刻む事もある。2.5次元俳優・鈴木翔馬に向けられる称賛と攻撃。純粋に応…
『「死ね、クソババア!」と言った息子が55歳になって帰ってきました』保坂 祐希
過激なタイトルだが内容は至って大真面目。どこにでもいそうな母と息子の関係を描いた家族小説。 両親が遺した鎌倉の家で一人暮らしをしている75歳の晴恵の元に…
くー、見事に騙された。大好きな従姉の転落死に不審を抱いた大学生・沢木高文が、彼に片思いするフリーター女子・来宮美咲とバディを組み真相を探っていく。合間に犯…
注目している『女による女のためのR18文学賞』。本作は友近賞を受賞しての著者デビュー作品。「今はまだ言えない」「雪解け」「落ちないボール」「ひかり」「折り…
ごきげんよう(*´▽︎`*)ノ゙ここに来て急に暑くなって来ましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 さてタイトルの件。 数日前からリビングのエアコンの調…
メロスと言えば『走れメロス』。国語の教科書で作品を知り子供心にその友情と信頼関係に感動した事を今も覚えている。本作の主人公は毛利翼。幼くして母親を亡くし児…
無償の愛とは親から子ではなく、親に対して向かう子の想いだと本作で思い知らされた。地方の温泉街の河原で次々と発見される子どもの惨殺死体。殺人の容疑を掛けら…
この作品は文句なしの面白さ。 昨日、6月13日に文庫化されましたが、書店のポスターに私のレビューが掲載されました。 「素晴らしく面白い。作者の手のひらの上で転…
言わずと知れた辻村 深月さんの名作。この作品は本当に素晴らしかったです。 登場人物の心の機微を繊細に描いた心理描写が秀逸。先が見えない不妊治療、無精子症と…
私の嫌いな虫ワースト1がGだ。昨年の夏、初めてエアコンを稼働した日に送風口から飛び出して来たGが私のパジャマの右肩に着地した。 死ぬかと思った。 命をも脅か…
韓国で10万部超えのベストセラーでドラマ化も進行中の話題作。最近読んだ中でも一番の衝撃作でした。 衝撃を受けた。思い込みが真実へと姿を変えていく恐ろしさに…
『SHELTER/CAGE 囚人と看守の輪舞曲』織守 きょうや
民営刑務所が舞台だが、荒々しさは感じられず、むしろ静けさを伴いながら物語は進んでいく。五話収録の連作短編は各話ごとに視点が変化する。新人の女性刑務官・河合…
憧れのタワマンに住みながら息が詰まる日々を送る家族の物語。高層階で暮らす人は低層階の住人を見下し、低層階で暮らす人は高層階の住人を羨みながらも平常心を装う…
5月25日に大人になって賞状を頂いた話のタイトルで記事を書きました。 初めて応募したコンテストで、ベストレビュアー賞を頂いた事に気を良くした私は、翌年に開催さ…
「アルバローズの床」「わたしのいけない世界」「明るいひかげ」「わたしの素敵な世界」四話収録の連作短編集。終始不穏な空気に包まれていた。小学6年生の志摩佳…
大好きな奥田さんの新刊は17ぶりの登場・伊良部一郎あー、たくさん笑いました(≧ω≦。) スカッと爽快。「いらっしゃーい」と甲高い声で悩める患者を迎える…
最近、注目している作家さん。瑞々しい文章に惹かれます。 『アパートたまゆら』『炭酸水と犬』2021年に同日発売された二作で心を鷲掴みにされた砂村かいりさ…
第21回 『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作。帯の「二転三転四転五転の展開にねじ伏せられました」の通り転がされました。 アブナイ人大…
カナダでがんになった西加奈子さん初のノンフィクション本。 壮絶でした。乗り越える事が出来て本当に良かった。 壮絶な内容であるにも関わらず西さんの人間性に触…
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★★★★★ デビュー作『君の顔では泣けない』が良かった君嶋彼方さんの三作目となる本作も素晴らしかった。「何事にも一番になれるように」という父の願いで付けら…
★★★★ 本を閉じ深い溜息が出た。1992年、福岡県飯塚市で小学1年生の女児二人が登校中に何者かに連れ去られ殺害された。犯人とされた久間三千年は逮捕・起訴…
★★★ 島本理生、村田沙耶香、藤野可織、西加奈子、鈴木涼美、金原ひとみ、千早茜、朝吹真理子、エリイ、能町みね子、李琴峰、山下紘加、鳥飼茜、柴崎友香、宇佐見…
★★★★ 「ジンが願いをかなえてくれない」「子供部屋おじさんはハグがしたい」「屋上からは跳ぶしかない」「ユキはひそかにときめきたい」「妻への言葉が見つから…
★★★ 人の心に巣食う鬼の存在を感じた一冊。物語の舞台は、人口300人ほどが暮らす岡山県津山市姫野村。終戦直後に起きた惨殺事件により、令和になった現在も鬼…
★★★★ 益田ミリさんのコミックエッセイ、シリーズ第三弾。素朴な絵とシンプルな言葉で描かれているけれど温もりを感じ、読みながら心が柔らかくなっていく。雨の…
★★★★ 益田ミリさんのコミックエッセイ。2017年に発売された『今日の人生』から3年半。第二弾のこのエッセイもしみじみと良かった。なんて事のない日常が描…
★★★ 「パンドラのひみつ箱」「食堂ミツコ最後の日」「いつかのファンレター」「孔雀石の母子像」の4話とエピローグで構成された連作短編集で『天国からの宅配便…
★★★ 『北海道新聞』連載と『暮しの手帖』などに掲載されていたものを纏めたエッセイ集。なんといっても角がない本に驚き。直角部分がまあるくカットされていてそ…
★★★★ 「赤い星々は沈まない」「ローズとカサブランカ」「soir rouge」「カラーレス」「肉桂のあと味」緩くリンクした5話収録の短編集で、表題作は第…
『セクシー田中さん』大好きだったんです。毎週欠かさず視聴していました。 生き辛さを抱えた人達がそれぞれに悩みながらも前へ進んでいく姿に心を打たれました。最終…
★★★ しんどい。タイトルから感動ものを想像していたが終始不穏。結婚へ向かう一組の男女を軸に物語は展開する。「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」とはよ…
★★★ かつて特撮ヒーローもので主役を演じ、人気を博していた堂城駿真のジェットコースター物語。すっかり落ちぶれた駿真が麻薬を吸った帰り道、轢き逃げ事故を起…
図書館帰りにあまりに綺麗だったので、チャリンコを停めてパチリ。 紫陽花は華やかな色も美しいけれど、こんな淡い色合いがとても好きです。 …
★★★ 主人公は、正しいことが何より強いと信じている相田愛奈。元保育士で現在無職、だが銀行口座には宝くじ当選金の2億円がある。福祉団体に多額の寄付をする一…
★★★ マッチングアプリを題材にしたサスペンス小説。マッチングアプリへの警鐘を鳴らす内容かと思いきや、本当の愛を問われる作品だった。主人公は恋に奥手の唯島…
★★★ 「竜舌蘭」「結露」「この世のすべての」「林檎のしるし」「指の記憶」「グリフィスの傷」「からたちの」「慈雨」「あおたん」「まぶたの光」傷に纏わる10…
★★★ 鬱蒼とした森の中に佇むぐにゃりと歪んだ建造物。装丁から不気味さを醸し出している。カルト企業「T」の内部で行われているのは、「レクチャー」という名の…
★★★★ 斜線堂有紀さん、初の児童書だが大人が読んでも面白い。「この世界をちょっとだけ正しくしたいと思ってる」と言い切るのは謎の転校生・杜屋譲。瞬間記憶能…
★★★★ 「彼の名は」「有情無情」「わたしが告発する!」「君は認知障害で」「死にゆく母にできること」「無実が二人を分かつまで」「彼女の煙が晴れるとき」「花…
この作品は文句なしの面白さ。 昨日、6月13日に文庫化されましたが、書店のポスターに私のレビューが掲載されました。 「素晴らしく面白い。作者の手のひらの上で転…
言わずと知れた辻村 深月さんの名作。この作品は本当に素晴らしかったです。 登場人物の心の機微を繊細に描いた心理描写が秀逸。先が見えない不妊治療、無精子症と…
私の嫌いな虫ワースト1がGだ。昨年の夏、初めてエアコンを稼働した日に送風口から飛び出して来たGが私のパジャマの右肩に着地した。 死ぬかと思った。 命をも脅か…
韓国で10万部超えのベストセラーでドラマ化も進行中の話題作。最近読んだ中でも一番の衝撃作でした。 衝撃を受けた。思い込みが真実へと姿を変えていく恐ろしさに…
民営刑務所が舞台だが、荒々しさは感じられず、むしろ静けさを伴いながら物語は進んでいく。五話収録の連作短編は各話ごとに視点が変化する。新人の女性刑務官・河合…
憧れのタワマンに住みながら息が詰まる日々を送る家族の物語。高層階で暮らす人は低層階の住人を見下し、低層階で暮らす人は高層階の住人を羨みながらも平常心を装う…
5月25日に大人になって賞状を頂いた話のタイトルで記事を書きました。 初めて応募したコンテストで、ベストレビュアー賞を頂いた事に気を良くした私は、翌年に開催さ…
「アルバローズの床」「わたしのいけない世界」「明るいひかげ」「わたしの素敵な世界」四話収録の連作短編集。終始不穏な空気に包まれていた。小学6年生の志摩佳…
大好きな奥田さんの新刊は17ぶりの登場・伊良部一郎あー、たくさん笑いました(≧ω≦。) スカッと爽快。「いらっしゃーい」と甲高い声で悩める患者を迎える…
最近、注目している作家さん。瑞々しい文章に惹かれます。 『アパートたまゆら』『炭酸水と犬』2021年に同日発売された二作で心を鷲掴みにされた砂村かいりさ…
第21回 『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作。帯の「二転三転四転五転の展開にねじ伏せられました」の通り転がされました。 アブナイ人大…
カナダでがんになった西加奈子さん初のノンフィクション本。 壮絶でした。乗り越える事が出来て本当に良かった。 壮絶な内容であるにも関わらず西さんの人間性に触…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『母、八十歳、認知症。姉、四十七歳、ダウン症。父、八十一歳、酔っ払い。』家族紹…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『透明な夜の香り』に続くシリーズ第二弾。 広い庭園の中に佇む古風な洋館で、香りのサロンを…
1992年に刊行された『火車』以来、時々手にしている宮部作品。 新作は『ぼんぼん彩句』 カラフルな装丁からイメージしていた物語とは全く違っていたけど面白かった…
薬丸さん、昔から好きなんです。 読んでると辛くて苦しくて、呼吸困難に陥りそうになるけれど、重厚感が溜まりません。 先日読み終えた作品は『最後の祈り』薬丸 …
来る日も来る日も本を読んで過ごしています。 物心ついた頃からずっと活字が好きで、最初は漫画本にドハマり。りぼん、なかよし、別フレ、別マ、少女コミックetcお小…
1年に1度、巡回健康診断なるものを受けている。それが今日だった。昨日、一日中降っていた雨は上がり、今日は暑いくらいの晴天。バスの中で行う検査もあって外を歩くの…
今日、5月19日は大好きな("だった"と過去形にしたくない)父の命日。2008年に亡くなってもう15年。日にち薬なんて言葉もあるけれど、寂しさは増すばかり。朝…
どなたも来られていないと思うけれど、アンニョン~♪↑久々に使ったアンニョン 2020年04月09日以来、約3年ぶりの更新です。 これといって何かあったわけでは…