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プロフィール
PROFILE

桂城尚道さんのプロフィール

住所
アメリカ
出身
埼玉県

細胞生物学、生化学分野の研究で博士号を取得後、「視野を広げたい」という理由だけで、外資系の経営コンサルティング会社に入社。紆余曲折ありつつも3年ほど勤めた後、アメリカに渡って、イェール大学のポスドクとして再びアカデミアの道へ。 このブログでは、学生時代の終盤に会社に内定した頃から始まり、コンサルタント時代、その後の紆余曲折時代、そして現在のポスドク生活を綴っています。

ブログタイトル
Beyond Imagination
ブログURL
http://katsuragi-phd-consulutant.blog.jp
ブログ紹介文
米国イェール大学の生物学ポスドク。日本の博士課程を修了後、3年間の経営コンサルティング会社勤務を経て渡米。新卒内定者時代、コンサルタント時代、アカデミアへの回帰を模索する時代、そして今の海外ポスドク生活を綴るブログ。
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2015/06/05
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桂城尚道さんの新着記事

1件〜30件

  • NPOという道

    PI (Principal Investigator. ラボの主宰者。教授や独立准教授など)になるか、企業の研究職として勤めるかという二項対立も極端が、もっと広くいうと、アカデミアかインダストリー(営利企業)か、という二択も極端というか視野狭窄なのだなと、今週気付かされた。アメリカ

  • 日本に帰るくらいなら、

    ...アメリカで就職するのもありかもしれないと、最近思っている。日本の研究環境の厳しさは深刻である。「アカデミアを離れてみたら」(岩波書店)という本に書いてあったが、いわゆる地方国立大学である山形大学では、財政難ゆえの電気代節約のため、事務室は昼休みに消灯、

  • 常に、前よりもちょっとだけ難しいことを

    自分が所属するデパートメント(日本でいう学部や研究科のようなもの)の全体集会(リトリート)での、口頭発表を終えた。去年はオンラインで、今年こそは集まって、ということだったのだが、デルタ株の急激な広がりにより、最終的にオンライン開催になった。去年は、このリ

  • ネイティブのようにしゃべりたい/しゃべるべきという幻想

    常々頭にあるのは、「どれくらい英語を話せる、使えるようになればいいのか」という疑問である。日本には、「英語をペラペラに話す」ことを過剰に奨励、崇拝しすぎの嫌いがあるように思う。しかしだからと言って、「英語なんて通じればいいのさ」と開き直るのも、またなかな

  • 可能性と限界

    前の記事に書いた、Computational Biophysicsのワークショップに参加してきた。4日間、自分の研究を離れて、ひたすら異分野の研究者たちと異分野の研究の話をした時間は、まるで海外旅行のような、普段の現実を離れて異邦人となった感覚に似ていた。Biophysicsというタイトル

  • 新しいフィールドへ

    来週月曜から木曜まで4日間行われる、アメリカ国立衛生研究所(NIH)が主催するComputational Biophysicsのワークショップに参加することになった。Computational Biophysicsと言われてもピンと来ないと思うが、要は種々の生命現象を、物理法則に基づいてコンピューター上で

  • 我慢強さと教育者と

    とある日の午後、実験をしていると、実験の待ち時間で暇を持て余していた学生のJが話しかけてきた。"K(僕のこと)はさ、ポスドクの後はどうしたいと思っているの?"僕) " 独立したいと思っている。別に大学教授でなくてもいいんだけど。今よりももう少し独立性が欲しいと思

  • あなたは何の研究者なのか

    と問われた時に、1文で(1行で)答えられるかが、独立した研究者すなわちラボのボスになれるかどうかを左右するという話を、8つ上の先輩から聞いた。何の研究者なのかって、そんなの聞くまでもないんじゃないの?と思われるかもしれない。確かに、私は「細胞生物学者です」「

  • 2度目のYale Nucleus Club

    での発表を終えた。通常は半年に1回の発表なのだが、元々去年の10月に発表するはずだったものを1月に延期してもらい、その後のスケジュールは変わっていないので、今回は間隔が短くなった。注)Yale Nucleus Clubとは、イェール内で細胞核について研究している4つのラボが合

  • トンネルの出口

    この4ヶ月ほど、ある問題を抱えてきていたのだが、今週、トンネルの出口が見え始めて来た。それは、以前の記事にも書いた、A -> X -> Bの因果関係の問題。Aの条件下でBが起きるのは、Xが機能不全だからではないかと考え、「Aに依存しないX」を入れればBが起きなくなるかを調

  • 一度立ち止まり、So what?を考える

    ちょっと速く走りすぎだろうか。データが出ていることは、いいことである。しかし以前にも書いた通り、自分は「データが出ていればそれでいい」という時代をとうに終えている。その上の次元にいなければならない。前職の言葉を借りるのならば、"So what?"(それってどういう

  • シフト制からの解放

    パンデミック後のラボの再開以来、うちのラボで敷いて来た「シフト制」が、今日をもって解除された。これまでは、コロナウイルスの感染を防ぐため、「ラボの中に同時にいる人数は、ラボ所属人数の半数以下でなければならない」という制約があり、それを守るためにラボメンバ

  • 他人のスマホいじりを見なくていい日々

    アメリカに来て良かったと思うことの一つは、電車内でスマホをいじる集団の光景を見なくてよくなったことだろう。日本では、それが苦痛だった。ホームに電車が来る。ドアが開き、電車に乗る。周りを見渡す。お客はみな、首を30度ほど下に傾かせ、スマホを見ている。微動だに

  • 論文が読めない地方国立大学

    先日、とある地方国立大学で講師をしている、大学院時代の先輩から連絡があった。「Developmental Cellに載った〜〜という論文を送ってほしい。うちの大学ではこの雑誌の論文が読めない」びっくりした。Developmental Cellとは、生命科学の世界では世界最高の科学雑誌Cell誌

  • 研究者コミュニティの一員に

    先週の水曜日、初めて、「4ラボ合同セミナー」で自分の研究の発表をした。この4ラボ合同セミナーは、イェールの中で、「細胞核」という共通の研究対象を主戦場としている4つのラボが、2週間に1度、自分たちの最新の研究成果を発表する場である。細胞核がテーマなので、"Yale

  • サイエンスを大事にする国

    次期副大統領のカマラ・ハリスの話を聞いて、アメリカという国が心底うらやましくなった。動画がこちら(ツイッターに飛びます)以下、彼女の言葉の抜粋:"私の母はサイエンティストでした。(中略)サイエンティストとして、母は私に大切なことを教えてくれました。それは、

  • Keep the faith! - 「信じない」が蔓延する時代に

    2021年のアメリカは、衝撃的な出来事で幕を開けた。アメリカの民主主義が進行される、その中心的な場所である議事堂(Capitol)が、トランプ支持者たちの暴動によって破壊されてしまった。今のアメリカが危機的な状況にあることを世界に知らしめるには十分すぎただろう。民主

  • 2020年はいい1年だったと思う - 感情とプライベート編

    2020年をいい1年だったなんてことが言えるのは、そもそも、自分や自分の身内に、コロナウイルスによる不幸がなかったからである。それは全く運がよかったとしかいいようがない。ただ、自分や自分の身内に不幸がなかったのであれば、この人類史に残る災禍の中、なんとか1年を

  • 2020年はいい1年だったと思う - 時系列的振り返り編

    2020年が終わろうとしている。新型コロナウイルスに翻弄され続けた1年だったが、「自分個人としては」いい1年だったと思う。ここでは、この1年を時系列的に振り返りたい。1月:日本での休暇を終え、アメリカに戻る。早々にラボ内の発表があるため、その準備で図書館にこもる

  • 2021年はいい1年だったと思う

    2020年が終わろうとしている。新型コロナウイルスに翻弄され続けた1年だったが、「自分個人としては」いい1年だったと思う。ここでは、この1年を時系列的に振り返りたい。1月:日本での休暇を終え、アメリカに戻る。早々にラボ内の発表があるため、その準備で図書

  • 研究に「着想」なんて要らない

    先生のご研究は独創性にあふれていますが、その着想はどのように得ているのですか?とある大御所(といってもまだ40代の方だが)の先生のキャリア講演で、上記のような質問が出た。先生の答えは明快だった。着想なんて、していないと思います。その先生が言うには、自然科学

  • モチベーションは何か?

    少し前のボスとの会話(対話)。ボス「あなたの研究のモチベーションは何?」自分(少し考えて)「目の前にあるものを知りたい、メカニズムを解き明かしたい、という気持ちだと思います」ボス「他には?」自分「その結果を、科学コミュニティーに共有して、皆がどう考えるか

  • 「何々が私の人生の全て」の思考からいかに抜け出すか

    ポスドクという期間を「成功裏に」終えたいのであれば、とにかく論文を出さねばならないと言われる。それも、いい論文をである。"Publish or Perish" (論文を出すか、さもなくば死ぬか)という言葉は、それを端的に表現している。しかし、他の研究分野ならいざ知らず、現代

  • ニューヘイブンの街を見下ろしながら

    今日は自分が住んでいる町、ニューヘイブンの名物である「イーストロック」の「山頂」に登った。イーストロックとは「ロック(岩)」というその名の通り、見た目は巨大な岩石のような風貌の丘である(地質学的には丘ではないかもしれないが)。ニューヘイブンの街の北側にあ

  • 自分の音楽はデビューしてから奏でればいい

    ボスと自分とで、研究における「音楽性」が少しずつ違って来ているのを感じている。いや正確に言うと、音楽性が違うことが顕在化してきている。いま自分はNIH(National Institute of Health)という、日本でいう厚労省のような機関(正確にはだいぶ違うが)の拠出する研究費

  • 1日に1本の論文を

    科学雑誌ネイチャーの記事で、1日に必ず1本の論文を読むことを自分に課している教授がいるということを知った。こちらの記事:This scientist read a paper every day for 899 days. Here’s what she learned実は自分も、3月のコロナシャットダウン以来、「なるべく毎日論文

  • デビュー戦:初の対外発表

    昨日、うちのデパートメント(日本の大学の学部のようなもの)の全体集会があり、そこで初めて自分のラボ以外の人向けに発表をした。全体集会は、例年は1泊2日の泊まり込みでやるのだが、今年はそれは無理なので、例のごとくZoom開催である。去年参加したときに、「来年はこ

  • ミシェル・オバマの演説:民主党大会

    一昨日から、こちらアメリカでは民主党大会が開かれている。大会といってももちろんバーチャルなのだが、そのおかげで、登壇者がテレビ画面いっぱいに映し出されてこちらを見ながら語りかけてくる様は迫るものがある。一昨日の第一日目の目玉の登壇者は、何といってもオバマ

  • 5回目のラボ内発表を終えて

    昨日、このラボに来て5回目のラボ内発表をした。うちのラボは小さいので(ボス以外で8人)、発表は2ヶ月に一度回ってくる。学生時代のラボは大きかったので(学生だけで25人くらい)、発表は3ヶ月に一度くらいしか回ってこなかった。さすがに5回も発表していると、慣れてはく

  • 生命科学研究はミルクボーイの漫才に似ている

    自分の研究の日々の「あーでもない、こーでもない」の試行錯誤や議論を見ていると、どうも昨年M-1王者のミルクボーイの漫才に似ているなと思うことがある。研究のはじめに何かふと面白い現象を見つける。と同時に仮説が湧く。(その特徴は完全にコーンフレークや!)↓検証1

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