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プロフィール
PROFILE

桂城尚道さんのプロフィール

住所
アメリカ
出身
埼玉県

細胞生物学、生化学分野の研究で博士号を取得後、「視野を広げたい」という理由だけで、外資系の経営コンサルティング会社に入社。紆余曲折ありつつも3年ほど勤めた後、アメリカに渡って、イェール大学のポスドクとして再びアカデミアの道へ。 このブログでは、学生時代の終盤に会社に内定した頃から始まり、コンサルタント時代、その後の紆余曲折時代、そして現在のポスドク生活を綴っています。

ブログタイトル
Beyond Imagination
ブログURL
http://katsuragi-phd-consulutant.blog.jp
ブログ紹介文
イェール大学の生物学ポスドク1年目。以前は経営コンサルタント。新卒内定者時代、コンサルタント時代、就活時代、そして今の海外ポスドク生活を綴るブログ。
更新頻度(1年)

32回 / 365日(平均0.6回/週)

ブログ村参加:2015/06/05

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桂城尚道さん
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桂城尚道さんの新着記事

1件〜30件

  • ニューヘイブンの街を見下ろしながら

    今日は自分が住んでいる町、ニューヘイブンの名物である「イーストロック」の「山頂」に登った。イーストロックとは「ロック(岩)」というその名の通り、見た目は巨大な岩石のような風貌の丘である(地質学的には丘ではないかもしれないが)。ニューヘイブンの街の北側にあ

  • 自分の音楽はデビューしてから奏でればいい

    ボスと自分とで、研究における「音楽性」が少しずつ違って来ているのを感じている。いや正確に言うと、音楽性が違うことが顕在化してきている。いま自分はNIH(National Institute of Health)という、日本でいう厚労省のような機関(正確にはだいぶ違うが)の拠出する研究費

  • 1日に1本の論文を

    科学雑誌ネイチャーの記事で、1日に必ず1本の論文を読むことを自分に課している教授がいるということを知った。こちらの記事:This scientist read a paper every day for 899 days. Here’s what she learned実は自分も、3月のコロナシャットダウン以来、「なるべく毎日論文

  • デビュー戦:初の対外発表

    昨日、うちのデパートメント(日本の大学の学部のようなもの)の全体集会があり、そこで初めて自分のラボ以外の人向けに発表をした。全体集会は、例年は1泊2日の泊まり込みでやるのだが、今年はそれは無理なので、例のごとくZoom開催である。去年参加したときに、「来年はこ

  • ミシェル・オバマの演説:民主党大会

    一昨日から、こちらアメリカでは民主党大会が開かれている。大会といってももちろんバーチャルなのだが、そのおかげで、登壇者がテレビ画面いっぱいに映し出されてこちらを見ながら語りかけてくる様は迫るものがある。一昨日の第一日目の目玉の登壇者は、何といってもオバマ

  • 5回目のラボ内発表を終えて

    昨日、このラボに来て5回目のラボ内発表をした。うちのラボは小さいので(ボス以外で8人)、発表は2ヶ月に一度回ってくる。学生時代のラボは大きかったので(学生だけで25人くらい)、発表は3ヶ月に一度くらいしか回ってこなかった。さすがに5回も発表していると、慣れてはく

  • 生命科学研究はミルクボーイの漫才に似ている

    自分の研究の日々の「あーでもない、こーでもない」の試行錯誤や議論を見ていると、どうも昨年M-1王者のミルクボーイの漫才に似ているなと思うことがある。研究のはじめに何かふと面白い現象を見つける。と同時に仮説が湧く。(その特徴は完全にコーンフレークや!)↓検証1

  • 質の高い論文とは:ピラミッドの石を積むように

    質の高い、あるいは価値の高い研究論文とは何かという議論は昔からある。大雑把に言えば、「皆が関心のある大きな研究課題に答えを提示していて、その答えの出し方(研究手法)が洗練されていて、データに説得力がある論文」ということになるだろうし、その考え方には反論す

  • 人種差別問題に当事者意識を持つのは難しい

    10日ほど前に、日本からアメリカに戻ってきた。戻ってきてすぐに目の当たりにしたのは、コロナウイルスによって冷え込んだ街ではなく、黒人差別問題に関する運動と、それがもたらす街や国全体の緊張感である。今月に入り、他の大学の例に漏れずイェールでも、この長らく続く

  • 知らないことを「知らない」と認めること

    うちのボスから学ぶことはたくさんあるが、その中で一つ大きなことは「知らないことは知らないと認めて周りに聞く姿勢」だと思っている。ボスは、とにかくよく質問をする。セミナーに参加すると、学生よりも誰よりも一番質問している。それも、偉そうに質問をするのではなく

  • コロナは世界にニュートンを生むか

    コロナウイルスが世界中で強いている「研究者の自宅勤務」は、第二、第三、のアイザック・ニュートンを生むだろうか。そして、自分はその中の一人(っぽい人)になれるだろうか。ニュートンは、英国で大規模な疫病が蔓延し大学が閉鎖に追い込まれたため、やむを得ず故郷に帰

  • こんなときだからこその行動指針

    こんなときだからこそ、今大切にすべきこと。小さな目標と行動指針。1. 健康でい続けること。自分も、家族も。三食、屋外での運動、笑い2. 目の前の引越しと、ビザ更新を無事に終わらせること3. ボスとの密なコミュニケーションを続けること。週一のZoomコールを続けること4.

  • ネイティブにも英語の論文執筆は難しい

    最近、ボスと一緒に小さな論文解説記事を書いた。論文解説記事は、英語ではCommentaryとかPerspectiveとか、掲載される雑誌によって様々な呼び方をされる。要は、最近出た大きな論文について、その論文の著者とは無関係の第三者の研究者が「最近、こんな論文が〜雑誌に掲載さ

  • 限りある(研究者)生命

    明日、日本に一時帰国するので、なんとなく、部屋を片付け、ゴミを捨て、一つの「区切り」を付けた。空になったゴミ箱を床に置き、ふと窓の外を見ると、いつも通りの、しかし今日はなぜだかすごく愛おしい、夕空の景色があった。ふと、「自分がイェールを辞め、このニューヘ

  • 賢者との一問一答

    賢者「久々だな。実に3年ぶりじゃないか」自分「そうですね」「前回話をしたときは、ずいぶんと病んでいたが、あれから本当にいろんなことがあったみたいだのう」「はい、前回話をしたときはまだコンサルタントでした。あれから3年の間に、コンサルタントを辞め、結婚し、医

  • アメリカの混乱と混迷

    「研究なんてしている場合じゃないよな」3.11の震災の直後、当時自分が所属していた研究室の助教の先生が口にした一言が、今でも忘れられない。彼は非常にストイックで厳しい人として通っていて、それこそ朝から夜までを研究に費やすことを是とし、それを学生に暗に強いるよ

  • アメリカでも結局ハードワークするやつが生き残る

    日本人は働きすぎだ、欧米人はオンとオフを切り替えてやっていて、それでも結果を出している。誰もが一度は聞いたことのある言説だと思う。本当だろうか?今日、日本で博士号取得後、ポスドクとしてアメリカに来て、その後業績を積んで今はイェールでラボを持っている日本人

  • コンサルで学んだことがアカデミアで活きるとき

    日々ラボに来て、実験をしたり論文を読んだりして、結果をラボ内でディスカションするという生活のリズム自体は、学生時代と殆ど変わるものではなく、そういった意味では学生生活に戻ったようではある。しかし、3年間のコンサル生活を経て(うちコンサルタントとしての勤務は

  • 生命科学における細胞株の問題

    現代の生命科学では、いわゆる「培養細胞株」を使って研究を行うことが多い。培養細胞株(単に細胞株とも。英語ではCell line)とは、元々人間や動物などの体の一部だったものを、手術/解剖で取り出した上で、培養液の中で無限に増えるように「飼いならされた」細胞たちのこ

  • 探しものは何ですか

    ここのところの過剰労働が少し体に来ているようなので、今日は平日だが思い切って休むことにした。ラボに来て以来、丸一日休むのは初めてだ。自分では学生のときか、それ以下のペースでやっているつもりなのだが、どうも20代中盤のような体力はないらしい。量ではなく質で勝

  • 新しいボス候補の公開面接

    現在自分がいるDepartmentでは、新しいラボのボスを公募しており、その選考の最終段階にある。新しいボスを、と言っても、今すでにいるボスが辞める/辞めさせられるということではなく、新しいビルに移ってスペースが余っているので、そこに新しいラボを立ち上げさせる、と

  • サイエンスを知らない大物サイエンティスト

    先日、日本人の集まる新年会があり、そこで面白い話を聞いた。その中の一人のポスドクが、自分のボスのことを話していた。彼曰く、ボスは「サイエンスを知らない」らしい。ボス、つまり医学のプロフェッサーが、サイエンスを知らないなんてことがあるかと思ったが、彼は本当

  • 変化する人間関係と、後に残る仲間の存在

    人生も30年経つと、人間関係の有様も多様化し、かつ生成と消滅と再生を露骨に繰り返すようになる。かつて大学にいた頃には「友達」だと思っていた人たちが、大学卒業と同時に急激に疎遠になり、一切の連絡を取らなくなったりする。たまに連絡を取って会ってみても、首をかし

  • アメリカで浸透している「パワポのアニメーション機能」の功罪

    アメリカに来て以来こちらの人たちの研究発表プレゼンを見ていて、驚き、かつ違和感を未だに拭えないことが、みなPowerpoint(パワポ)のアニメーション機能を多用することだ。パワポのアニメーション機能とは、プレゼン中に、スライド上にある文字や図や絵などを、ワンクリ

  • 自分が日本に捨てて来たもの

    日本に戻って来た。久々、という感じが全くしなかった。自分には人生が2つあり、片方の人生から、もう一つの別の人生に戻って来たような感覚である。日本を出発した、7月16日の続きとして。太平洋によって分かたれている空間同様に、アメリカでの自分と日本での自分は不連続

  • データ製造者のその上の次元へ

    アメリカに来て5ヶ月。いったん実験を休止し、明後日に一度日本に帰る。束の間のオフである。5ヶ月間、本当にいろいろなことがあった。5ヶ月前、キャンパス内の土地勘もなく、街のどこに何があるかも分からず、全てが未知の状態で飛び込んで来た。今は、当初ボスに車で案内さ

  • 日本で習った変な英語と習わなかった正しい英語

    こちらに来て、日々アメリカ人たちと接していて痛感するのが(幸い今のラボはボスを含めてアメリカ人だらけでネイティブの用例に困らない)、自分が日本の学校教育でいかに変な英語を習って来たか、そして実際に使われている英語をいかに習って来なかったかということである

  • アメリカのラボ間の垣根の低さ

    アメリカに来て驚いたことはたくさんあるが、その中の最大のものの一つは、ラボ間の垣根の低さである。特に、以前にこちらの記事にも書いたが(日本の学会と欧米の学会との違い(仮説))、未発表データをお互いにガンガンと見せ合う姿勢はすごいなと思った。イェールは非常

  • 細胞が分裂する様子

    昨晩から今朝にかけて、一晩中、生きた細胞を動画で撮影する実験を行った。一晩中と言っても、夜に細胞をセットして撮影の設定をすれば、後はコンピューターが自動で撮り続けてくれるので、自分はそこにい続ける必要はない。そんなことをしたら体力が持たない。実験の目的は

  • 寒すぎる町における「室温」実験の問題

    科学の実験においては、実験を行う温度がしばしば問題になる。試験管内の化学反応や、動物や細胞の飼育・培養において、「何℃で行うか」は結果を大きく左右することが多い。「25℃ならいいけど、26℃だとダメ」な実験があったりする。しかし、そんな温度に敏感な科学(特に

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