復活ののろし【森へ行く道<128>】
狼煙<のろし>と言っても、山賊が獲物(旅の商人など)を狙う時、あるいは村に敵が近づいて来ることを知らせる場合、または戦争における襲撃・開戦の合図などのような威勢の良いものではない。3ヶ月前に屋根から落ちてかかとの骨を骨折したこと、1週間前に椎葉・栂尾神楽を見ながら目が充血するという症状(脳内出血でなくてよかった)などから回復し、草刈りと薪割りを再開しているという程度の情報。要するに焚き火の煙である。足の痛みも軽減し、草刈り機や電動チェンソーも使えるようになった。薪割りは一本足でもできることは実験済み。これから冬場の仕事を本格化してゆこう。そして、長い間使わずに弱った筋肉を鍛え直してゆこう。森へと流れてゆく煙を眺めること、草の香りを嗅ぐこと、森を歩くことなどの幸福。体力とともに気力が充実してくることの充足感...復活ののろし【森へ行く道<128>】
2023/11/29 13:56