絵本『赤いおおかみ』/犬版「置かれた場所で咲きなさい」
(ネタバレあり)主人公の赤いおおかみは、小さな犬(ヨークシャテリア?)です。おおかみに拾われ、おおかみとして育った犬の自伝で、生きる厳しさを描きながら、愛情に溢れた物語です。犬の一生は人間に左右されてしまいます。人の一生も環境に左右されるところがあります。「幸せ」に生きるにはどうすればいいのでしょう。小さな犬は愛情に恵まれ、幸せな一生でした。小さな犬はあたたかな人の家に生まれ、馬車で運ばれる途中、あやまって、冷たい道に落ちてしまいます。人にかわいがられ過ごしていたのに、突然、おおかみの群れの中に置かれます。おおかみのお母さんに拾われ、他の兄弟と一緒に大切に育てられますが、生きていくには戦いに勝つ必要がありました。小さな犬は自分は他の者と違い、体力が劣るとわかっていましたが、知恵と強みを生かし、尊敬されるおおかみ...絵本『赤いおおかみ』/犬版「置かれた場所で咲きなさい」
2019/08/20 06:18