2014年『キトラ古墳壁画展』-その5
会場におかれていた朝日新聞の別刷りより。「-中国・朝鮮の文化融合-長さ7・8メートル、高さ1・8メートル。巨大な大きな口から雲気(うんき)をふき出す。モンゴル草原のオラーン・ヘレム墳墓(7世紀)の地下道で2011年夏に見つかった、東アジア最大級の四神(ししん)壁画「白虎(びゃっこ)」。奈良県明日香村の特別史跡、キトラ古墳(7世紀末~8世紀初め)の白虎は長さ約42センチ、高さ約24センチ。同じ白虎だが大きさや表情、体の模様などかなり違う。オラーン・ヘレムは、トルコ系騎馬遊牧民、突厥(とっけつ)(552~744)の時代に造られたとみられる。突厥(とっけつ)は630年に唐(618~907)に服属し、以後、唐の間接統治を受ける。被葬者は唐から将軍か地方長官の地位を授けられた突厥(とっけつ)人と想定され、墓制から墓...2014年『キトラ古墳壁画展』-その5
2024/01/31 20:06