シンプル授業の作り方《初級編》(2)音読
初級編(2)は「音読の指導」です。ここでは中学年を想定してみましょう。 まずはねらいを考えます。そもそも音読の目標とはなんでしょう。 学習指導要領によれば、中学年は「内容の中心や場面の様子がよく分かるように音読すること」。ちなみに、低学年は「語のまとまりや言葉の響きなどに気を付けて音読すること。」、高学年は「自分の思いや考えが伝わるように音読や朗読をすること。」となっています。 しかし、1時間1時間の学習の中では、「まず、スラスラ読めるようにさせたい」、「内容を把握させるために繰り返し音読させたい」というように、読みの下地を作るための音読が大切になります。上記の低・中・高のねらいは、年間に数回…
2016/01/23 14:13