蔵前神社の桜とミモザ
ぽかぽか陽気の日曜日、蔵前神社を訪ねました。都営大江戸線「蔵前駅」から徒歩2分です。1694年、徳川綱吉公が石清水八幡宮と称して創建しました。この錦絵は1824年の春、八幡宮で行われた「力持」の技芸の奉納を描いたもので、作者は歌川国安です。奉納力持が開催された御蔵前八幡宮は、勧進大相撲の発祥の地であり、1833年に本所回向院が定場所となるまでは、回向院、深川八幡とともに大相撲三大拠点の一つでした。この日、小さな境内は早咲きのピンクの桜と、黄色いミモザの競演を見守る人々で大賑わいでした。オーストラリア原産のミモザの花は、春を感じさせる魅力的な花です。3月8日は「国際女性デー」で、イタリアでは「女性の日」といわれ、ミモザの花を贈る習慣があるそうです。日本でも定着しつつあるかもしれませんね。既に満開を過ぎていま...蔵前神社の桜とミモザ
2024/03/24 11:53