大河ドラマ『べらぼう』がもっと面白くなる《江戸の出版事情》蔦屋重三郎から講談社へ…江戸エンタメの精神がつながった!
前編記事『大河ドラマ『べらぼう』がもっと面白くなる《江戸の出版事情》…粋(いき)の精神がエンタメを作った!こんなにすごい「江戸の本屋」』では、蔦屋重三郎と彼が生きた時代の江戸っ子たちの精神を紹介しました。その精神は明治の世に、講談社にどうつながっていったのでしょうか。 明治時代にも和本は出版されていた 蔦屋重三郎の死から70年あまり後、徳川幕府は倒れ、江戸は明治と名を変えます。 和本というと江戸時代のものというイメージがありますが、実は製造数自体は明治初年~20年代頃が最大だったと考えられています。 「ご一新」と言われても、庶民はいきなり生活を変えられません。 鉛筆も洋紙も高級品で、世間に行き…
2025/03/31 22:08