令和6年6月 冠嶽神社行事予定 いちき串木野市
旧暦六月を「みなづき」と呼びます。「み」は「水」で、「な」は「の」、「づき」は「月」の意味です。六月が水の月であるのは、禊(みそぎ)と関わりがあるようです。「万葉集」には「・・ひさかたの天の川原に出で立ちて潔身(みそき)てましを・・」「・・千鳥鳴くその佐保川に石に生(お)ふる菅の根取りてしのふ草祓へてましを行く水に禊てましを・・」と詠まれています。罪や穢れを取り除くために行われたのがミソギとハラヘでした。ミソギは古くはミソキと言いました。ミは「身」、ソキは「滌(そ)き」で水で身を滌(スス)グという意味です。水で身を洗い清めることでした。また、ハラエは程度に応じ科料(罪科をあがなうもの)を差し出し祓えつもの(大祓の形代など)を棄てることでした。今日では、ミソギはもっぱら神事に関わる人々の行うものとなりました...令和6年6月冠嶽神社行事予定いちき串木野市
2024/05/27 09:39