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悲嘆が生んだ幸福論 https://ameblo.jp/miyu-briller/

小児がんを患った長男との闘病、別れの中で知った「本当の幸せの意味」「愛のすがた」について綴ります。

中村 美幸
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住所
千曲市
出身
佐久市
ブログ村参加

2015/03/13

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  • 「目は口ほどにモノを言う」を超えた「一心同体」

    闘病当初、4ヶ月だった渓太郎はまだ話をすることができなかった。 それまでは話せなくても、表情を見ればどんなことでも意思疎通することができて困ることはなかったの…

  • 巻貝

    病室で渓太郎の添い寝をする夜。 自分の身体が、海辺にポツンと取り残されているような感覚にあることがよく合った。 その時の私は「巻貝」で、グルグルと巻かれた固い…

  • 「不要なものは与えられていない」

    (お腹の子、大丈夫なのだろうか・・・) 妊娠初期の頃は激しつわりにより、わずかな食事しかとれないというのに嘔吐が止まらなかった。 私の身体から栄養分を吸収して…

  • 「便りがないのが良い便り」

    先日、20年前一緒にパートをしていた友人に会った。 彼女と会うのは半年ぶりくらいだったのだけれど、「元気だった?」とか「おー!久しぶりだね」という挨拶もなく、…

  • 「個体の命」と「連続するいのち」の両輪で生きる

    昨日は、信州こどもホスピスプロジェクト主催「イノチのあり方」についての講座をさせていただきました。 講座ではおもに「個体の命」と「連続するいのち」(いのちの流…

  • 光輝く壮大な花火の裏で・・・

    おととい、長野えびす講煙火大会に行ってきた。 今年の目玉は、東京ディズニーリゾート40周年記念のスペシャルドローンショー!そのような最先端(笑)のショーを見る…

  • 「自分のことかも・・・」と思っている人が次々と・・・

    先日、友人3人で出かけた時のこと。 後部座席に座ったAちゃんが、ケラケラ笑いながら話し出した。 「この間のブログって、私のことだよね!!ほんと、読んでて笑っち…

  • 人とのご縁とは、想いのご縁

    ここのところ、何年か前に講演を聴いてくださった方から連絡をいただいたりして、改めてご縁が繋がることが続いております。 「何年か前に講演を聞いたことがありました…

  • その人にとっての幸せのカタチ

    先日、投稿させていただいた「豊かさ」についての記事。 中村美幸『豊かさの違い』「戦争のあとは悲惨だよ。本当になんにもないんだから・・・」 これは、父がよく言う…

  • 悲しみを超える安堵感が生まれるとき

    先住犬キラが亡くなって、1年半がたった。  キラは一年間の半分以上を私の実家で過ごしていたため、キラを失った両親の悲しみは私が想像していた以上で、特に弱音を吐…

  • 全神経は我が子のために・・・

    寒さが厳しくなってくると、思い出す光景がある。  ―――その日は渓太郎を1時間ほど看護師さんに預け、私は食材を買うために病院近くのスーパーに向かった。 駐車場…

  • 渓太郎からのご褒美は意外なもので・・・

    以前、取材を受けていたテレビ局の方にこんなことを言われたことがある。  「中村さんは底抜けに明るいですね」  「そうですかぁ」と、yesでもnoでもない返事を…

  • 子どもを亡くした親の呼び名

    こうしてブログを書かせていただくうえで、時々ちょっと困ることがある。 それは、子どもに先立たれた自分のことをどう呼んだらいいのか問題。  子どもを亡くした親の…

  • 昔の生活

    先日、友人あわちゃんから、超絶うれしいサプライズプレゼントをいただきました!  その日は「11時に家までお迎えに上がります」とだけ聞いていたので、私はてっきり…

  • 豊かさの違い

    「戦争のあとは悲惨だよ。本当になんにもないんだから・・・」 これは、父がよく言う言葉のひとつ。 終戦を迎えたのは父が小学校2年生の時だったから、父の記憶の中に…

  • ワンちゃんたちからのクレームの声が・・・

    先日、友人とペットの話になった時のこと。 「つい最近、保健所からワンちゃんを引き取って家族が増えたの」と言う彼女に、私が「保健所のワンちゃんをね・・・。いのち…

  • 「幸せを願う薬」

    ある女性はがん細胞のことを「ポンちゃん」と呼び、またある女性は「がん細胞くん」と呼んだ。  「『がん』ていう言葉は、なんかトゲトゲしているんだよね。だから『ポ…

  • 不思議な小瓶

    先日、私が小学5年生の時に亡くなった祖父との不思議であったかい思いで話をブログに綴った。 中村美幸『「じいちゃんは、じいちゃんでなにも変わらない」』母方の祖父…

  • 「病気を診るのではなく、その子のことを診る」

    渓太郎が入院していた「長野県立こども病院」腫瘍科にいたのは、「病気を診るのではなく、その子を診る」先生たちだった。 それはたぶん、当時、腫瘍科部長をされていた…

  • 「足尾鉱山」命がけの労働に笑顔を浮かべる逞しい坑夫

    先日6日、一泊二日で日光旅行へと行ってきました。 中村美幸『日光東照宮にて感じた「優雅さ」とは・・・』先ほど、日光旅行から帰ってきました。 紅葉の見ごろは終え…

  • 与えられた対応力

     「幼い子どもたちにとっては、多様性があることの方が自然で、当たり前なんだよね。だから教えられなくても子どもたちは、どんな多様性にも当たり前に対応できるんだよ…

  • 「伝えない」愛のカタチ

    以前、がんを患われた女性と長いこと交流させていただいていたことがあった。 当時はコロナ禍だったため、メールのやり取りやお手紙のやり取り、プレゼント交換などをし…

  • あさま山荘事件秘話 ⑦

    ⇒これまでの記事はこちらからあさま山荘事件の陰で① / あさま山荘事件の陰で②/ あさま山荘事件の陰で③/あさま山荘事件の陰で④ /あさま山荘事件の陰で⑤あさ…

  • 日光東照宮にて感じた「優雅さ」とは・・・

    先ほど、日光旅行から帰ってきました。 紅葉の見ごろは終えていますが、日光東照宮のもみじはまだまだきれいに色づいています。     陽明門は、本当にきらびやかで…

  • 亡くなった人のいる場所

    『千の風になって』の歌詞の中に、亡くなった人のいる場所について「そこ(お墓)にわたしはいません」とある。  じゃあ、亡くなった人は今どこに?   ―――私の中…

  • 「じいちゃんは、じいちゃんでなにも変わらない」

    母方の祖父は、私が小学5年生の時に他界した。 その祖父の家に私が最後に遊びに行ったのは、亡くなる1か月くらい前だった。 亡くなる前の1か月間は意識不明のまま入…

  • 後悔

    先日、『お先に!あとはよろしく!』と言って、その1か月後に亡くなった義母のことを記事にした。  その義母が遺した逸話は他にあって、これは旅立ちの数日前の会話。…

  • つい笑ってしまう「矛盾」

    私の日常の中で、「私、なにやってるんだろう・・・」と、つい、笑ってしまうことがある。  ―――我が家には1歳になる愛犬「ヒマ」(先住権キラのイメージが「ひまわ…

  • 「なにも悲しくないよみんなありがとう」と・・・

    ブロ友さんのプロフィールから教えていただいたkAtさんのブログ。 8月に他界されたあと息子さんが引き継がれたkAtさんのブログを、私は過去へ、過去へと辿って読…

  • あさま山荘事件秘話 ⑥

    ⇒これまでの記事はこちらからあさま山荘事件の陰で① / あさま山荘事件の陰で②/ あさま山荘事件の陰で③/あさま山荘事件の陰で④ /あさま山荘事件の陰で⑤ ~…

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