三国志 陶謙2 『呉書』などから見えてくる陶謙の姿 張温相手にも揉め、左遷されてもまだ盾突く強情な人物
それによれば、陶謙は剛直で節義があったため、若くして孝廉に選ばれ、尚書令にとりたてられ、舒県の令に任命される。上司は父の友人で、陶謙と親しく付き合おうとしたのですが、陶謙は付き合いを拒否し、仲は険悪なものとなりました。 清廉な一方で犯罪を追求しようとはしなかったそうですので、この点は陳寿の本文と一致するところですね。羌族が侵入すると、討伐を命じられた皇甫嵩の要請に従って西方へ赴き、羌族を散…
2020/10/31 12:00