あるく あかるく

日曜日は川柳の日

おせちも外注。女房がそう宣言し初めて注文しました。テレビや新聞でバンバン宣伝している通販に。豪華三段重が売り物だそうで。写真を見れば凄く美味しそう。さて実物はどうだろか。感激の歓声か怒りの爆発か。元旦の食卓の反応が凄く気になります。そこで今年最後の駄作です。＜三段重我が家に轟く大音声＞お読みくださりありがとうございました。来年も「あるくあかるく」は毎日更新目指します。2024年第1週の予告編です。1日（月）健康長寿：歩きはじめ2日（火）雑草の日：世界一の花3日（水）身近な生き物：海の干支4日（木）国語のおさらい：年初めの文字5日（金）昭和のプロレス：元旦興行6日（土）日々の愚問：初詣の流儀三段重を開いて、さて反応は。散弾銃の暴発みたいな阿鼻叫喚にならぬことを願います。日曜日は川柳の日

2023/12/31 06:29

日々の愚問：合衆国誕生

続報はありません毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。多くの愚問を抱いた2023年でしたが、極めつけは年末に流れたこのニュース。架空の国が国連に出没し、実際の国と文書のやり取りをしていた。嘘でしょと言いたくなるこの話に愚問が止まりません。12月4日の地元紙からの抜粋です。＜パラグアイ政府は存在しない国と協力関係を約束する覚書に署名したとして幹部を解任、文書の効力を否定した。＞相手の国は「カイラサ合衆国」文書はパラグアイがカイラサと外交関係樹立を検討し、国連などへの加盟を支持する内容。これだけでも驚きなのに続きがありました。＜今年2月に国連の会議にカイラサの代表を名乗る女性が現れて発言していた。＞（信濃毎日新聞より）ぶっ飛んでしまう嘘のような本当の出来事ですが、...日々の愚問：合衆国誕生

2023/12/30 06:29

昭和のプロレス：馬場とは絡まず

試合後に豪語「甦れ！金曜8時の昭和のプロレス」では主役を支えた脇役達を振り返っています。2023年最後に登場するのは今年の8月23日に亡くなった「テキサスの荒馬、テリー・ファンク」です。全日本プロレスに毎年のように来日しブッチャー相手に狂乱ファイトを展開。そのため馬場との関連が強く印象付けられますが、初来日当時は全く様相が異なりました。1969年の11月の日本プロレスに初来日した若きNWA王者のドリー・ファンクJR。馬場と猪木を相手にNWA王座を2日連続で守り抜きファンの度肝を抜きました。翌年7月の再来日には弟のテリーを帯同。シリーズ開幕戦の7月27日のメインで猪木・吉村と対戦しています。結果は1本目が19分36秒の熱戦の末に猪木がテリーにアバラ折り。2本目はドリーとテリーが吉村を連続してスープレックスで...昭和のプロレス：馬場とは絡まず

2023/12/29 06:29

国語のおさらい：飛び交う英単語

○○と××の関係毎週木曜日は国語をおさらいする日。2023年最後のおさらいは国語でなくて英語です。ラジオで音楽番組を聞いていると、ごく自然に英単語が飛び交います。正確な意味を知らぬまま前後の流れから適当に推察して聞き流してきましたが、年に一度くらいは正しい意味を調べなくちゃ。そう思い立って普段から気になっていた英単語を調べてみました。先ずは「○○とコラボする」の「コラボ」何となく共同作業って思っていましたが正解は如何に？＜コラボレーション、異なる分野の人や団体が協力して制作すること。または制作した物。＞（goo辞書より）ほぼ正解で出だしは好調です。次は「○○とフィーチャリングして」などと使われるこの単語。協力してを意味するかと思っていましたが、それじゃコラボと同じになってしまいます。＜featuring：...国語のおさらい：飛び交う英単語

2023/12/28 06:29

身近な生き物：優しい女房

2019年が最初の被害水曜日のテーマは身近な生き物ですが、2023年最後の今回は絶対に「身近に現れて欲しくない生き物」です。それは「怒った女房」いやいや冗談、本当は「OSO18」です。これは北海道を恐怖に陥れたヒグマの名前。2019年夏以降、釧路市に隣接する標茶町と厚岸町で合計66頭の飼育牛を襲ったとされています。被害が初めて確認されたのは19年の7月。標茶町オソツベツにある牧草地の茂みの中で乳牛1頭が死んだ状態で見つかり、足跡の幅を計測すると約18センチだった。それが名前の由来です。これまでに少なくとも2300万円の被害が発生しているとされますが、素人観察者としてはそんなに時間が経過しながらどうして駆除できないのかと思ってしまいます。＜自治体は対策を練るが警戒心が非常に強い。体長約2メートル、体重約23...身近な生き物：優しい女房

2023/12/27 06:29

雑草の日：クルミとハサミ

異質な姿毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。今年最後の雑草は、サルトリイバラ科シオデ属サルトリイバラです。森林公園のユキヤナギの生け垣内に生えていました。ユキヤナギの葉が勢いのある緑色だった夏には全く気付かなかったけれど、葉が減り始めたらいきなり存在感があらわになりました。何しろこちらの葉はつやつやした鮮やかな黄緑色、しかも厚ぼったい肉質でくっきりと葉脈が浮かびます。周囲の葉とは全く異なる姿です。最初に目にした時に「何だろか」、そう思って手を伸ばして痛い目に遇いました。鋭いトゲに触れてしまったのです。＜サルトリイバラが繁茂した所に追いやられるとサルさえも逃げ場を失い捕まってしまう、と言う意味の名前。＞サルでもないのに絡み取られてしまいました。＜ツルにはカギ状のトゲがあり、葉元か...雑草の日：クルミとハサミ

2023/12/26 06:29

健康長寿：避けられない事実

良いことずくめ私の願いは健康長寿。頼りにしている健康法はウォーキング。毎日1時間歩き、毎週月曜日にこのふたつに関連するテーマの駄文を書き散らしています。2023年最後は「ウォーキングの凄い点」です。歳をとれば体のあちこちに不具合が生じますが、特に気になるのは頭。血管が破れたり詰まったりすれば大惨事だし、自覚症状が無いまま認知症が進むのも恐怖です。だからウォーキングの効果は数あれど、何と言っても「脳」に関する寄与が一番気になります。どうしてウォーキングが脳の健康に良いのか？それは血流を促進し、何やら凄い物質を放出することにありました。＜ウォーキングは脳の血流と酸素供給を改善する。その結果脳の神経活動が活発になり、情報処理のスピードや記憶力が向上する。また創造性が促進され問題解決の能力やアイデアの発想力が増加...健康長寿：避けられない事実

2023/12/25 06:29

日曜日は川柳の日

若年層が市販薬を過剰摂取。そんなことしても何も良いなんかありゃしない。止めようよ、薬の過多は。この問題は若者だけじゃありません。高齢者の薬漬けも目に余ります。この機会に自分の摂取内容を調べるのはいかが。そこで今週の駄作です。＜お薬手帳よく見りゃオレもオーバードーズ＞2023年最終週の予告編です。25日（月）健康長寿：ウォーキングのレジュメ26日（火）雑草の日：輝くイバラ27日（水）身近な生き物：早くお眠り28日（木）国語のおさらい：英語のおさらい29日（金）昭和のプロレス：テキサスの荒馬30日（土）日々の愚問：騙された国滅多に病院に行かない自分。それでもお薬手帳を見返したら驚いた。飲み薬に貼り薬に痛み止め。思った以上に薬をのんでいました。日曜日は川柳の日

2023/12/24 06:29

日々の愚問：危い瞬間

3つのステップ毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。今週は「謎のメルカリ」です。メルカリって仕組みが世の中にあるってことは知ってます。ご飯が進むママカリとは似ても似つかないモノだとも分かってます。でもその先は全くの未知の世界。どんな方法でネットの市場に出してどうやって決済するのか、今の世の中、基本情報くらい承知してなきゃ恥ずかしい！メルカリのホームページを覗いてみました。出すも買うも3つのステップで完了するそうで。＜STEP1：売りたい商品を撮影2：商品説明を入れる3：出品終わり＞これで売る準備は完了、続いて買う際のSTEP。＜1：「購入手続き」をタップ2：支払方法を選ぶ3：商品を購入＞これで欲しい物が手に入るのだとか。簡単すぎて拍子抜けしてしまいました。メル...日々の愚問：危い瞬間

2023/12/23 06:29

昭和のプロレス：平凡な悪役

3番手にもなれず「甦れ！金曜8時の昭和のプロレス」ではリングを盛り上げた脇役達を振り返っています。今週は「鋼鉄ゴリラ、ジョージ・スチール」です。188cm132kgの全身は剛毛で覆われ、スキンヘッドの下は凶悪な悪党面。ひと目で悪役だと分かるキャラクターは本場マットで大うけし、1968年5月20日にMSGでニューヨークの帝王サンマルチノに挑戦しています。その評判が日本にも伝わり、来日が待たれる選手のひとりになりました。初来日は71年7月の日プロ。前年のワールドリーグの決勝で猪木を血だるまにしたクリス・マルコフと同時来日なので、ファンは凶悪外人の揃い踏みに大注目。しかし巧みに凶器を隠し持ちファンの興奮を自在に操るマルコフと、大げさな仕草と殴る蹴るだけのスチールでは比べ物になりません。当時の日プロではエース外人...昭和のプロレス：平凡な悪役

2023/12/22 06:29

国語のおさらい：鋭く光る眼

政治家の答弁毎週木曜日は国語をおさらいしています。今週おさらいするのは「軽々」パーティ券の売り上げ還流で弁明をする政治家。「適切な時期に」とか「しかるべき時に」とか、意味不明な言葉を連発します。適切な時期やしかるべき時とは、今でしょう。日本語を知っている者なら普通そう考える筈。どうもあの方々の日本語は怪しくて仕方ない。そんなことを考えていたら頭に浮かんだ言葉が「軽々」20年程前に読んだ新聞紙面にこんな内容の話がありました。「政治家が国会答弁で軽々（けいけい）になどと発言するが、本来はそんな使い方は無かった」概ねそんな内容でした。記憶が薄れてしまったので、今改めておさらいします。単独で「軽々」とあった場合、「かるがる」なのか「けいけい」なのか読み方に悩みます。その点についてはこんな決まりがあるそうで。＜軽々...国語のおさらい：鋭く光る眼

2023/12/21 06:29

身近な生き物：息も絶え絶え

針で突いた穴寒くなったのでさすがに気配が消えたけれど、我が家の花壇を秋まで好き放題に蹂躙してくれたのがハダニ。名前を知るだけの縁遠い存在だったのに、猛暑の今年は実害をしっかりと体験させてもらいました。ハダニは極々小さなクモの仲間。日本には72種類がいるそうで。＜全長0．3～0．5mm程なので肉眼では確認しづらい。クモの様に糸を出して葉や花に糸を張る。3月から10月頃まで活動し、梅雨明けから9月に掛けて盛んに繁殖する。草花、野菜、庭木、果樹などほとんどの植物が被害に遭う。＞（アースガーデンより）被害に遭っても最初はなかなか気付きません。＜葉裏に寄生して汁を吸う。葉の表面から見ると吸われた部分の葉緑素が抜けて、針で突いた様に白い斑点が生じる。数が少ないうちは判別しにくく、被害が増えると白いカスリ状に見えてくる...身近な生き物：息も絶え絶え

2023/12/20 06:29

雑草の日：樹の下の女の子

苦し紛れのひと言毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。今週は、ビャクダン科ヤドリギ属ヤドリギです。森林公園の芝生広場を歩いていたら足元に幾つもの小さな黄色い玉。おもちゃのBB弾みたいな物が一面に散らばっていました。柔らかいけれどかなりな弾力があり簡単には潰れません。何かの実の様ですが周囲に生えているのはケヤキとコナラ。こんな実は付きません。帰宅してから調べようとポケットに一粒入れたタイミングで声が聞こえてきました。「これ何の実？」いつの間にか散歩中の園児が周りを囲み、引率の先生がBB弾を持って微笑んでいました。目の前の女の子も掌に乗せた実をこちらに向けて答えを待っています。さあ弱った！困った末に苦し紛れのひと言が漏れてしまいました。「コナラの実、かな」口にしてから凄く恥ずかしくな...雑草の日：樹の下の女の子

2023/12/19 06:29

健康長寿：カロリー消費に非ず

3大健康作用私の願いは健康長寿。お迎えの来るその日まで自分の足で歩いていたいもの。そこで頼りにする健康法はウォーキング、毎日1時間歩いています。ついでに毎週月曜日にはこのふたつに関連するテーマで駄文も書き散らしています。今週は「風呂とウォーキング」です。冬になると殊更恋しくなるのが風呂。じっくり湯船につかってジンワリ暖まるのが毎日の恋しいひと時です。たまに日帰り温泉で2時間ゆったり過ごすのも心身のリフレッシュに不可欠。改めて入浴の効果を調べてみました。どうせ入るなら医学的に効果のある入浴法にするのが得策。こんな方法が良いそうで。＜基本は40度のお湯に10分間、肩までしっかり浸かること。最も健康効果が高く体への負担が少ない絶妙な温度と時間。＞これで得られる効果は様々あるけれど、代表的なのが「3大健康作用」＜...健康長寿：カロリー消費に非ず

2023/12/18 06:29

日曜日は川柳の日

史上最高の契約金。1015億とはもはや理解不能のスケールです。どれ程膨大な数字なのか実験しましょうか。河原に行って小粒の石を拾い集め数えて100個。それを10回繰り返して漸く1000個。更に1億回以上同じ作業をひたすら続ける。集めた小石を全部1円玉に替えれば1015億。それができるのがスーパースター。凡人にできるのはほんの真似事です。そこで今週の駄作です。＜石ころを集めて数え1015置く＞2023年も残すところ2週間。「あるくあかるく」は今後も毎日更新目指します。18日（月）健康長寿：お風呂パワー19日（火）雑草の日：幼稚園児の不思議20日（水）身近な生き物：ハダニの脅威21日（木）国語のおさらい：軽々な発言22日（金）昭和のプロレス：鋼鉄ゴリラ23日（土）日々の愚問：どんな手続き？今年の漢字は「税」なの...日曜日は川柳の日

2023/12/17 06:29

日々の愚問：誤審を無くす

最大の狙いは毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。今週は「ロボット審判」のハテナです。大谷移籍の話題一色に染まった今週のMLB（アメリカ大リーグ機構）ですが、ついひと月前にほとんど話題にもならない小さなニュースが流れました。それがロボット審判の導入です。事の起こりは韓国プロ野球界。＜ストライク、ボールを機械で自動的に判定するシステムが導入されることが決まった。MLBでも将来的な導入を視野に、提携する独立リーグなどで試験的に実施しているだけに先行する事例として注目される。＞（信濃毎日新聞より）正確性と一貫性を高め、判定を球審に伝える時間が短縮された。全ての投手と打者に同じストライクゾーン判定が適用でき、公正な試合進行が可能になる。記事にはそうありましたがあれこれ...日々の愚問：誤審を無くす

2023/12/16 06:29

昭和のプロレス：レスラー甚句

上々の滑り出し「甦れ！金曜8時の昭和のプロレス」では主役を盛り立てた脇役達を振り返っています。今週は「横綱を引き立てたトム・ジンク」です。185cm100kgの均整のとれた体格に甘いマスク。北米AWA圏での活躍が日本に伝わり初来日が待たれる存在になりました。1986年暮れの最強タッグリーグに初来日して以来、全日本、新日本に幾度も登場しましたが悲しいかな、評価は及第点止まり。そんな評判が固まってしまった理由、それは初来日の最終戦での不甲斐ない負け方にありました。11月22日の後楽園ホール、暮れの人気シリーズ最強タッグの開幕戦の入場式。先頭を切って姿を現したのが白のTシャツにブルーのショートタイツ姿のジンクとリック・マーテルでした。いきなりファンクスとの公式戦でメインに登場すると、ジンクがテリーを回転エビ固め...昭和のプロレス：レスラー甚句

2023/12/15 06:29

国語のおさらい：ふたりの神様

どちらの読み方？毎週木曜日は国語をおさらいする日。今週取り上げるのは「疫病」、終息の気配を見せつつもいまだ根絶とは程遠い新型コロナ。正体不明のウイルスの登場と共に頻繁に使われたのがこの言葉でした。今更なにを言うかと訝られますが、何て読むのでしょう？「えきびょう」「やくびょう」、どちらを使うべきか知るのはコロナ禍の終焉に相応しいおさらいです。辞書をひいてみました。＜えきびょう：悪性の伝染性の病気。やくびょうを参照せよ。＞＜やくびょう：一度はやると多くの人々が死んだ、伝染性の病気。＞（新明解国語辞典より）言葉の意味は説明されているけれど、どちらの読みが適しているかの解説はありません。小説家がどんな思いを込めてこの言葉を使ったか。それを調べて集計したのが「ふりがな文庫」、そこに「疫病」がありました。集計結果は＜...国語のおさらい：ふたりの神様

2023/12/14 06:29

身近な生き物：オヤジの未来

死亡率60％足元にはトチノキの大きな枯葉。寒さで凍り付いてパリパリになったのを踏みしめて歩いていたら、ふと夏の日にこの場所で見た光景が浮かんできました。半年前ここは大賑わい、地中から這い出し人の背よりも高い場所までよじ登ったもの達が大きな葉っぱの上に列をなしていたのです。それは早朝に脱皮をしたセミの抜け殻。わざわざこんな高い所まで這い上がらなくても脱皮できる場所は下の方にもあるだろうに。無数の葉が茂っているのだから何も特定の一枚に数匹も集う必要は無いだろうに。毎朝ここを通るたびに見上げては不思議に思いました。でもそれ程探求心が無いのが身上、いつの間にか忘れてしまい季節は冬。遅ればせながらあの夏の日の謎解きに挑戦です。セミの羽化にはセオリーがあります。＜蒸し暑い日が続いた後の雨の降っていない日。陽が落ちた6...身近な生き物：オヤジの未来

2023/12/13 06:29

雑草の日：やなマメ

3種の花毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。今週は、マメ科ヤブマメ属ヤブマメです。日本中の林の縁などに育つツル性の一年草。周囲の草や低木にツルで辛み、花柄の先に淡紫色のマメ科独特の形の花を咲かせるありきたりの草。薮に生える豆なのでヤブマメ、名前まで何の捻りも無いありのまま。ところがこの草、ただ一点で他のマメ科と大きく異なります。まるで落花生の様に地中に花を咲かせるのです。ヤブマメの花は3種類。先ずは地上に咲く開放花。他の株の花粉で受粉し3～5個の豆を作ります。豆は完熟すると弾けて3～4メートルも飛び散ります。親とは異なる遺伝子を持った種は硬くて乾燥に強いので、飛散先の新天地で新たな芽生えを目指します。それと同時に地上部に咲くのが閉鎖花。花弁が開かずに蕾のままで自家受粉して結実す...雑草の日：やなマメ

2023/12/12 06:29

健康長寿：頑張るファシア

網目模様のコラーゲン私の願いは健康長寿。お迎えの来るその日まで自分の足で歩いていたいもの。そこで頼りにしている健康法がウォーキング、毎日1時間歩いています。ついでに月曜日にはこのふたつに関連したテーマで駄文を書き散らします。今週は「ファシアとウォーキング」を。健康関連の新しい用語は濁流の様に切れ間なく流れてきます。先日も週刊誌の広告にこんな文句を見つけました。＜すごいぞファシア伸ばし腰痛・肩こり・体の痛み・・・長年の悩みが一瞬で消えるただのストレッチとは違います＞聞いたことの無い「ファシア」に目がひかれ、長年の悩みが一瞬で消えるのセリフに心が動きました。広告主の狙い通りに瞬時に情報に溺れましたが、狙いと違っていたのはその後の行動。週刊誌を買いに行かずに、ネットでファシアを検索し始めました。ファシアとは近年...健康長寿：頑張るファシア

2023/12/11 06:29

日曜日は川柳の日

流行語大賞は「アレ」それに乗っかったわけじゃないけれど。今週の主題は「アレ」長野県のど真ん中。諏訪市にある評判のステーキ屋。そこでレアなステーキを頬張りたい。そんな夢物語を川柳にしてみました。今週の駄作です。＜食いに行く師走の諏訪市レアなアレ＞師走のど真ん中。「あるくあかるく」次週の予告編です。11日（月）健康長寿：謎のファシア12日（火）雑草の日：薮の豆13日（水）身近な生き物：セミの抜け殻14日（木）国語のおさらい：疫病と疫病15日（金）昭和のプロレス：レスラー甚句16日（土）日々の愚問：ロボット審判今週の駄作は回文仕上げ。苦労した割に満足感は、かなり薄！日曜日は川柳の日

2023/12/10 06:29

日々の愚問：70過ぎの掟

悪評高きデザイン毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。今週は「高齢者マークのハテナ」です。年が明けると69になる身としては、是非確認しておきたいこと。車に貼る高齢者マーク、あれは幾つから付けなけりゃいけないのだろか。それを調べてみたら意外な禁止事項などあれこれ出てきました。先ずはあのマークの正式名称、「高齢運転者標識」って呼ぶそうで。現状使われているデザインは2種、先ずは1997年から使われ始めた所謂もみじマーク。こちらはオレンジと黄色の雫のデザインで、「枯葉マーク」が通り名でした。悪評に付き＜イメージ一新のために2009年デザインが公募され、15000点の応募作の中から4点が選ばれた。その中からアンケートなどにより現在のデザインに決まった。＞（MOTAより）...日々の愚問：70過ぎの掟

2023/12/09 06:29

昭和のプロレス：負ける仕事

不名誉な記録「甦れ！金曜8時の昭和のプロレス」では主役を盛り立てた脇役達を振り返っています。今週は「鋼鉄の腹筋、アンジェロ・ポッフォ」です。海軍時代に4時間腹筋運動をやり続け当時の世界記録を打ち立てたポッフォですが、プロレスはその経歴で食っていける程甘い世界じゃありません。客を呼べない筋肉自慢は主役を盛り立てる負け役になりました。とは言え、それとて簡単にできる仕事じゃありません。初来日は1968年の日本プロレス、第10回ワールドリーグでした。4月6日の開幕戦で吉村と対戦したポッフォは片エビ固めを決められ敗退。当時の吉村は初来日選手と実際に当たり力量を測る大事な役を担っていました。吉村の評価は「負け役に適任」だったのでしょう。10日に猪木、14日に大木と主力に連敗すると、23日には山本、25日には星野、5月...昭和のプロレス：負ける仕事

2023/12/08 06:29

国語のおさらい：誤用の許容

誤読に基づく新造語毎週木曜日は国語をおさらいする日。おさらいして知識が広がれば、「ああ良かった」ってのが普通の反応。でも逆に「知らなければ良かった」と思うこともたまにあります。人生の永きにわたって口にしてきた読み方が、実は大間違いだったと今になって気付くとは。これから先に残された時間の方がよっぽど短いのだから、最後まで知らずにいれば楽だった。そう考えてしまう程面倒な事態になったのが「独擅場」の読み間違えでした。過去幾度も自信たっぷりと口にしてきた読み方は「どくだんじょう」漢字で書くならば「独壇場」です。それを国語辞典で引くとこう書かれていました。＜独壇場（どくだんじょう）：独擅場（どくせんじょう）の誤読に基づく新造語。＞この解説に初めて気づいた時、わが目を疑いました。もしかして誤植だろうかと。それから訝り...国語のおさらい：誤用の許容

2023/12/07 06:29

身近な生き物：コガネムシの分際で

見分け方今年もあれやこれやの生き物に出会いました。12月なので、振り返りの意味で観察メモを見直していたら「コフキコガネ」の文字。さて、どこでどんな風に出会った虫だったか、思い出そうとしたけれどさっぱり記憶が蘇りません。昆虫図鑑によると＜体長25～32mm、黄褐色の短毛が生え粉をふいたように見える虫。＞あああれね、真夏の日差しの下でクヌギの葉にとまっている姿を見つけたことを漸く思い出しました。たしかあの時は、「触角の大きさで雌雄が容易に区別できる」とあったので周囲を捜索。何匹かを見つけたけれどどれも触角が同じ大きさに見えて違いが分からず。結局全てが「オス」ってオチになったのでした。ひと回り名前が大きい「オオフキコガネ」って種類もあるそうで。体長はほとんど同じなので見分けるポイントは体に生えた毛の色。黄褐色の...身近な生き物：コガネムシの分際で

2023/12/06 06:29

雑草の日：美味しい駆除

自分の居場所毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。今週は、イネ科オヒシバ属オヒシバです。以前メヒシバを取り上げましたが、それによく似た草がオヒシバです。同じような場所に生えているので一見すると区別がつきませんが、ポイントを抑えれば見分けは簡単。私の得意技は茎をガン見して判別する方式です。メヒシバの根元付近は紫がかった色をした丸い茎。対するオヒシバはその部分が白っぽくて平べったい形。これを覚えて見比べれば意外な程簡単に判別できますが、難点は対象が発育途上の場合。色にも形状にも違いがはっきり出ておらず迷います。株全体を見比べる方法もあるそうで。＜メヒシバは這いながら節から根を下ろし横に広がっている。オヒシバはその様な広がり方はせずまとまった茎になる。＞（身近な草花300より）穂で見分...雑草の日：美味しい駆除

2023/12/05 06:29

健康長寿：自分の正体

7回目の接種私の願いは健康長寿。お迎えの来るその日まで自分の足で歩いていたいもの。そんな私が頼る健康法はウォーキング、毎日1時間歩いています。ついでに毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマで駄文を書き散らしています。今週は「ワクチン副反応とウォーキング」です。これまで6回新型コロナワクチン接種をしたけれど、いずれも副反応の気配は全くなし。だから油断していました。先日7回目の接種を受け翌朝目覚めると何だか体がだるい。あまり気にせずにいたら次第に咳き込むようになり、検温すると38度。その日は早めに就寝しました。たっぷり寝れば体調は回復するだろうとの願いは無惨に潰え、翌朝の体温も38度。寒気も感じるし喉に違和感があるし体のあちこちも痛みます。発症したとなると家族への感染が心配なので、だるい体に鞭打ってネットで情...健康長寿：自分の正体

2023/12/04 06:29

日曜日は川柳の日

ひと月前の話です。森林公園を歩いていたら足元にクリの実が。小ぶりながらかなりの数を拾いました。茹でて食べればほのかな甘み。思った以上の美味でした。それにしても目についたのは虫食いの跡。一説では8～9割の実に虫が潜り込んでいるそうです。そこで今週の駄作です。＜甘栗の虫食い穴は見ないふり＞毎日更新の「あるくあかるく」、次週予告編を。4日（月）健康長寿：ファシアって何？5日（火）雑草の日：大いなる草6日（水）身近な生き物：気褐色のコガネムシ7日（木）国語のおさらい：恥ずかしい過ち8日（金）昭和のプロレス：息子が大成9日（土）日々の愚問：マークの名称茹でてしまえば虫だって栄養。美味しいから虫は無視。日曜日は川柳の日

2023/12/03 06:29

日々の愚問：消える記憶

ちょんまげ小僧毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。今週はこの時季恒例のアレ、「流行語大賞のハテナ」です。2023ユーキャン新語・流行語大賞の候補30語の発表がありました。世間の情報は一通り仕入れているつもりですが、知らない言葉が混じっていてショックです。考えてみれば私の情報源は新聞とネットのニュース。テレビはあまり見ないしSNSとは無縁の暮らし。と言うことはある方面からの情報は全く入っていないって話です。30候補中分からない言葉が6つもありました。先ずはそれらの解明から。「新しい戦前」って何？＜来年はどんな年かと問われたタモリが「新しい戦前となるんじゃないですかね」と発言したことが端緒となり、台湾有事を起因とする日本の政治状況を表した呼称。＞（wikiped...日々の愚問：消える記憶

2023/12/02 06:29

昭和のプロレス：2秒でギブアップ

初戦でメインイベント登場「甦れ！金曜8時の昭和のプロレス」ではリングを盛り上げた脇役達を振り返っています。今週は「4日王者、トミー・リッチ」です。昭和の時代にプロレスの最高権威とされたのはNWA世界チャンピオン。歴代王者が日本プロレスに登場し熱戦を繰り広げました。その後日プロが消滅するとNWA王者を独占したのが全日本プロレス。ドリーとレイスとブリスコの元・前・現の3人を同時に招聘する離れ業を実現しました。その流れで是非日本マットに呼ばねばいけなかったのが1981年4月27日にレイスを破って第59代チャンピオンに輝いたリッチ。たったの4日で王座を失ったとは言え歴代の系譜に名を連ねている以上、NWAに強いと自他ともに認める全日は無視できません。初来日は83年2月11日から3月3日まで、全17戦が行われたエキサ...昭和のプロレス：2秒でギブアップ

2023/12/01 06:29