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2015/03/04

  • 国語のおさらい:答えはその差の中に

    採用基準毎週木曜日は国語をおさらいする日。先週の本欄で新明解国語辞典には何故か「最速」が載っていないことに触れました。今週は「どうして」の好奇心から、謎の解明に取り掛かります。同辞書には「細則」と「催促」があるけれど「最速」はありません。ならば「最」の項で触れているかと引いてみました。<最:同類の中でその傾向が一番進んでいる。最大・最良・最高・最低。>とあり「本文を参照せよ」と書かれています。それで本文に目をやると<最:同類の中で第一等とされるもの。最敬礼・最後部・最尖端・最前列・最重点>ここに最速がさりげなく混じっていれば一件落着なのに、そうはなりません。「下駄箱」も載っていない言葉のひとつです。「けたてる」と「けたはずれ」の間にありそうなのに姿が見えません。「下駄」の項をひくと<厚手の板をくり抜いて歯...国語のおさらい:答えはその差の中に

  • 身近な生き物:死刑を宣告

    悪評いっぱい森林公園を歩いていたら足元から伝わる空気の振動。ブーンの重低音は大型のハチの羽音です。一瞬警戒したけれど今はまだ4月、スズメバチの飛翔には早すぎます。案の定、地面を目で追うとハナバチが辺りを偵察するかの様にゆっくりと飛んでいました。体全体が黒い毛で覆われお尻が鮮やかなオレンジ色のクロマルハナバチです。本州・四国・九州に分布し、働きバチは12~18mm女王バチは21~23mmになる大型のハチ。冬を越した女王バチは野ネズミの巣穴などに巣を作ります。たった一匹がやがては比較的小規模なものでも総繭数350個以上にもなるコロニーに仕上げます。足元を飛び回る女王バチは安住の地を探し求めている真っ最中でした。クロマルハナバチが注目されるようになったのは2006年のこと。それまで農業従事者が愛用していたセイヨ...身近な生き物:死刑を宣告

  • 雑草の日:着眼点がさすがプロ

    隠れた名所毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。満開のサクラに心の隅々まで癒された先週末。それで今回は雑草でなく、バラ科サクラ属サクラを取り上げます。毎日歩く森林公園は隠れたお花見スポット。ソメイヨシノの老木やシダレザクラの巨木、列をなすオオヤマザクラや珍しい緑の花を咲かせるギョイコウなど各種のサクラが咲き誇ります。でも近隣の人気スポットに比べれば人出はさほど多くありません。時間帯によっては満開のサクラをひとり占めした気分を味わえる素敵な場所です。ところがこの春、一部のサクラに異変が生じました。ほとんど花が咲かない樹があったのです。気になったのはオオヤマザクラ。植樹されて数年のエリアと15年以上たつエリアがありますが、共に満開には程遠い状態で葉桜になってしまいました。15年物に至...雑草の日:着眼点がさすがプロ

  • 健康長寿:不幸の手紙

    不安なベッド私の願いは健康長寿。私の健康法はウォーキング。だから毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。今週は「ウォーキングと謎の痛み」についてです。忘れもしない3週間以上前の3月24日。みぞおち辺りを掴まれている様な違和感が昼過ぎから気になっていました。力いっぱいの鷲掴みじゃないけれど、何時まで経っても力を抜いてくれない感じの痛みです。変な物を食べてもいないからお腹を冷やしたのが原因かな、ゆっくり風呂で暖まれば痛みは消えるだろうと高を括っていました。でも風呂から出ても全く変化は無く、むしろ痛みが増した様にも感じます。さすがにおかしいと思って夜間の緊急病院に向かいました。問診を終えると血液と心電図とCTスキャンを受け、点滴を施されながらベッドで診断結果を待ちました。この時間の心細さったら...健康長寿:不幸の手紙

  • 日曜日は川柳の日

    毎朝目にする地元紙のお悔やみ欄。たまに知った名前が出てきます。婚礼などのめでたい席にはとんと縁は無し。伝え来るのはお別れの連絡だけ。歳をとるってそういうものかもしれません。そこで今週の駄作です。<お悔やみ欄心の名簿またひとつ>気を取り直して次週の予告編を。「あるくあかるく」は死ぬまで続きます。たぶん、ですが。17日(月)健康長寿:突然の腹痛18日(火)雑草の日:サクラを診断19日(水)身近な生き物:穴の奥20日(木)国語のおさらい:先週の答え21日(金)昭和のプロレス:初の暴動22日(土)日々の愚問:お墓事情サクラが散るとどうもいけません。毎年のことながら、気分が下がり気味です。それもどんなに多くてもあと30回。そう考えれば・・・余計気が沈みます。日曜日は川柳の日

  • 日々の愚問:マナーの悪いハムスター

    大谷のプレゼント毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。WBC三昧の今週最後の話題は、決勝戦を取材した報道陣がネットに掲載した写真。「どうして日本チームのベンチはこんなにきれいなのか」ゴミひとつ落ちていないベンチの写真が載っていましたが、一方のアメリカチームはゴミだらけ。解説によると床に散乱しているのはヒマワリの種なのだとか。唐突に出て来て戸惑いますが、「何故ヒマワリ?」なのか知りたくなるってものです。大リーグの選手がクチャクチャしながら、時々ペッペッと何やら吐き出す仕草はよく見る光景です。何をしているかと思ったら、あれは噛みタバコなんだそうで。<1845年頃のグランドは土だったので乾燥するとひどく口の中が渇いた。そこで大量の唾液が出る噛みタバコが愛用された。芝...日々の愚問:マナーの悪いハムスター

  • 昭和のプロレス:秘密の暴露

    散々な結果「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」ではリングを盛り上げた脇役達を振り返っています。WBCに助っ人参戦して日本中を盛り上げたのはラーズ・ヌートバー選手。「ラーズ」と聞いて昭和のプロレスファンが思い起こすのは「タッグの名手、ラーズ・アンダーソン」です。初来日は注目の大舞台でした。日本プロレスが1970年9月に開催した第1回NWAタッグリーグで、本格的なタッグのシリーズは初の試みでした。日本陣営は猪木と星野、馬場とヒライ、大木と山本、吉村と小鹿。対する外人組は共に初来日のアニー・ラッド、ロッキー・ジョンソンが優勝候補とされていました。だからシリーズ・パンフレットの外人紹介ページの筆頭はラッドとジョンソン、次いでニックボック・ウインケル。ラーズは4番手に据えられ、日プロ側がかなりな期待を持っていたことが...昭和のプロレス:秘密の暴露

  • 国語のおさらい:おさらいは「つづく」

    とにかく速い毎週木曜日には国語をおさらいしています。1週間まるごとWBC三昧の今週取り上げるのは・・・どうしてbaseballが日本では野球になったのか、私以外にも疑問に思われた方がいるのでは。棒打ちとか投打球とか、別の表現でも良さそうな気がします。調べてみるとそれなりの歴史がありました。<日本に伝わった当初は、玉遊びとか打球鬼ごっこ、あるいは底球などと訳された。しかしいずれも定着しなかった。明治28年に中学の教育者が、野外または野原で行う球技だから野球と訳した。この言葉を部史に用いて発行したため、一般でも広く用いられるようになった。>(語源由来辞典より)野球の語源が分かったところで本題に入りましょう。今週のおさらいのテーマは「足の速さを最も的確に伝える言い回し」です。準決勝のメキシコ戦。さよならのホーム...国語のおさらい:おさらいは「つづく」

  • 身近な生き物:球場は動物園

    世界中の球場に出現今週はWBC三昧、水曜日は球場に現れる生き物たちの話です。ネットで検索するとプロの試合中に球場に迷い込んだ生き物の動画が見られます。登場するのはイヌ、ネコ、リス、ネズミ、ヘビ、ガチョウ、カモメ、カモ、鳥の大群、チョウ、セミ、カマキリなどなど。放っておいてもこれだけの生き物が集ってきますが、それらとは全く次元が違う生き物も球場を闊歩します。それが球団のキャラクターマスコット。今週はこのなんちゃって生き物を取り上げます。ヤクルトスワローズはつば九郎、阪神はトラッキー、巨人はジャビット、ベイスターズはスターマン、広島はスラィリー、中日はドアラ、オリックスはバッファローブル、ロッテはマーくん、ソフトバンクはハリーホーク、西武はレオ、楽天はクラッチ、日本ハムはフレップ・ザ・フォックス。これらは実際...身近な生き物:球場は動物園

  • 雑草の日:球場の雑草

    あれこれの工夫WBCの決勝が行われたローンデポ球場は違った様ですが、アメリカのメジャー球場のほとんどは天然芝。一方で日本のプロ野球場では阪神甲子園と楽天パークとMAZDAスタジアムが天然芝を使用。屋根が付いたスタジアムでは日照時間と空気の滞留の影響で、どうしても芝枯れが発生してしまうと言います。先日お披露目された日本ハムのエスコンではその悩みを解決するために、様々な対策をとったと報道されていました。<25分で開く屋根を設置し、朝日が差し込む様に南東の壁を高さ70mのガラスで覆った。冬場は氷点下になるので芝生の表面から30cm下に地温をコントロールするシステムを埋め込んだ。もちろん猛暑の際には冷却にもなる。>(シラベル力より)海外のスタジアムでは地下に広大な張替え用芝の育成スペースが設けられているのだとか。...雑草の日:球場の雑草

  • 健康長寿:鳥肌の咆哮

    機会が無い私の願いは健康長寿。私の健康法はウォーキング。それで毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。WBC三昧の今週は「大声とウォーキング」です。3週経ってもWBCの感動が薄れません。本来野球は私の好みじゃないけれど今回だけは別物。印象深い場面の連続で虜になってしまいました。人により感動した場面は違うでしょうが、私にとって最高の鳥肌物は準決勝のメキシコ戦。9回裏で大谷が初球を痛打し一塁ベースを駆け抜けながらヘルメットを投げ捨て、二塁ベースで仁王立ち。すぐさま両手を上げて大声を発した場面です。おそらく「カモン、カモン」と言っていたのでしょうが、正に咆哮!目に焼き付いて消えません。スポーツ選手には大声がよく似あいます。<大声を出して気合を入れると脳が刺激され、心と体がリフレッシュされる。ス...健康長寿:鳥肌の咆哮

  • 日曜日は川柳の日

    昭和世代のオヤジは巨人大鵬卵焼き。なのに私、野球には全く興味ありません。プロ野球中継なんて見たこともないし。ところがところが先日のWBC。日本チームのあの雰囲気に魅了されました。特に陰でチームを支えたダルビッシュにぞっこん。完全にハマって未だに余韻に浸っています。そこで今週の駄作です。<ダルビッシュあの手で俺のダル、プッシュ>熱に浮かされ次週の「あるくあかるく」はWBC三昧。野球ネタの1週間です。10日(月)健康長寿:咆哮の健康11日(火)雑草の日:天然芝を敷き詰める12日(水)身近な生き物:マスコット集合13日(木)国語のおさらい:何故野の球?14日(金)昭和のプロレス:3兄弟の関係15日(土)日々の愚問:何を食べてる?身長196cmの巨大なダルビッシュ。彼のマッサージは凄く効きそう。ダルさを押されて、...日曜日は川柳の日

  • 日々の愚問:慰めのアンケート

    せいぜい紙飛行機毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。今週は「折り紙のあれこれ」です。情報誌の一ページに「孫といっしょに遊ぼうよ折り紙相撲を楽しもう!」の記事がありました。折り方を説明する図解も載っていましたが、昔からこの種の説明がどうにも苦手。全13工程の最初の「裏返す」とか「真ん中に向けて点線で折る」の注釈まではできても、「うしろを開く」や「つまんであげる」などは指示通りにやったつもりでもうまくいった試しがありません。そんな体たらくなので誰もが簡単に折る「ツル」でさえ折れません。どうにか折れるのはほとんど飛ばない紙飛行機くらい。世の中の人はどうしてこんな厄介なものを苦も無く仕上げるのでろう、首を捻る思いです。<紙を折って動植物や生活道具などの形を作る日本伝...日々の愚問:慰めのアンケート

  • 昭和のプロレス:得意技は暴動

    主戦場は前座の試合「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」では主役を引き当てた脇役達を振り返っています。今週は日本では脇役中の脇役、でも本国アメリカではカリスマ的な人気者だった「3回来日のリッパー・コリンズ」です。その経歴には意外なレスラーとの絡みがありました。初来日は1965年の日本プロレス。ソルダー・イゴールとイワン・カメロフのロシアンコンビが看板のシリーズだったため、目だった活躍はありません。記録で残っているのは3月26日の「日米バトルロイヤル」くらい。この時の参加選手はルー・グラハム、ボリス・マレンコ、ドン・ダフィ、馬場、芳の里、吉村、長澤、そしてコリンズの計8選手でした。再来日は随分時間が経った73年の全日。5月13日の開幕戦でデストロイヤーと30分1本勝負を行い、12分14秒に逆片エビで敗退。以後は...昭和のプロレス:得意技は暴動

  • 国語のおさらい:再びの挑戦

    正体は魚毎週木曜日は国語をおさらいする日。時々使うけれど、よくよく考えると言葉の一部が謎過ぎて気になって仕方ない言い回し。それが「にべもない」です。いったい「にべ」ってなんだろか?あれこれ思いを巡らしていたら、何故かぼんやり思い浮かぶことがあるような、ないような。「にべもない」のおさらいをマジでやるつもり?そんな風に問いかけられた気がします。気を取り直して、先ずは意味の確認を。<にべもない:あいそが全く無くて、取り付きようが無い。>(新明解国語辞典より)意味を知ったら次はいよいよ「にべ」の正体探りです。調べたらすぐに解答が見つかりました。なんと魚だと言うのです。<にべはスズキ目ニベ科の魚。この魚の浮袋は粘り気が強いことから膠(にかわ)と呼ばれる接着剤の原料になる。精製度が低い物は工芸品などの接着に用いられ...国語のおさらい:再びの挑戦

  • 身近な生き物:チュー別帳

    性格は両極端ワシとタカの違いは大きさ。豹とチーターは足の長さと模様の違い。このあたりまでは何とか苦しまぎれの説明ができても、次の設問には白旗を上げます。「マウスとラットの違いは何か?」実験用に使うかペットとして飼うか。あるいは尻尾が長いか短いか。その辺に区別の基準がありそうな気がしますが、これは単なる思い付き。身近なところに潜むネズミの区分けを改めて学びました。英語圏ではこう区別しているそうで。<大きなネズミはラットで小さなネズミはマウス。ラットは食べ物を食い荒らす野生の害獣で、マウスは小型で可愛らしいペットにするネズミの認識。>(生活110番より)日本の区分けはこれとは全くの別物。<ラットはドブネズミを家畜化したもので、体調20~30cm体重200~700g。マウスはハツカネズミを改良したもので5~10...身近な生き物:チュー別帳

  • 雑草の日:季節外れの探し物

    憧れの画像毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。先週はこの時季にウォーキング中に探し続けながら、未だに出会えない草を取り上げました。おかげで遭遇しない理由も分かってスッキリしたので、ついでにもうひとつ。毎年晩秋に森林公園で探し求めるけれど、ついぞ出会ったことの無い草。それは、シソ科シモバシラ属シモバシラです。先週取り上げたギンリョウソウは葉緑素を持たないために白一色の姿でした。こちらのシモバシラの姿かたちは普通の植物、でもある時季になると白く変身するのです。そんな植物、是非見たいと思うじゃないですか。写真を見ればシモバシラは何処にでもありそうな普通の草。<茎は四角張ってやや硬く丈夫で分枝する。葉は8~20cm程の先が尖った長めの卵型で鋸歯がある。花は長さ7mmの白色小花で花茎の一...雑草の日:季節外れの探し物

  • 健康長寿:ウイルスの冒険2

    意外な事実私の願いは健康長寿。私の健康法はウォーキング。そこで毎週月曜日にはこのふたつに関連する話題を取り上げています。今週は「風邪とウォーキング」の先週からの続きです。寝て起きた時に風邪をひいたと感じるケースが多いのには理由があるそうで。<夜は室内の温度が下がりウイルスが増殖しやすい環境になる。睡眠中は口呼吸が増えるので、鼻から喉の奥に至る上気道の粘膜が乾燥し防御率が低下する。リンパ球は細胞性免疫細胞を含み夜間は高く維持されるが、ストレスや1日の寒暖差が激しいと自律神経のバランスが崩れリンパ球の数が減る。これらの要因により睡眠中にウイルスが体内に入り込むことが多い。>こちらの防御が手薄になった隙に乗じたウイルスが体でいよいよ暴れ出します。そんな風邪の辛い症状は、意外にもウイルスによるものではないのだとか...健康長寿:ウイルスの冒険2

  • 日曜日は川柳の日

    ソメイヨシノのボヤキ。雑草はいいよなあ、気楽に暮らせて。こっちは何時咲くか、と日本中から注目される身。咲いたらまるで黄金の様に崇められる日々。散るまで気の休まる日はまるでなし。散れば散ったで後が大変。花弁の掃除が面倒、下水に詰まった。今度は小言を言われる毎日だ。雑草は気楽で良いよなあ。そこで今週の駄作です。<草楽さ金似の人気桜咲く>くさらくさきんにのにんきさくらさく桜咲く中「あるくあかるく」は毎日更新目指します。次週の予告編を。3日(月)健康長寿:その後のウイルス4日(火)雑草の日:秋の幻5日(水)身近な生き物:ネズミの区別6日(木)国語のおさらい:にべもない7日(金)昭和のプロレス:マイクの達人8日(土)日々の愚問:折り紙の謎凄いじゃん、回文になってる!でも内容は無いよう。日曜日は川柳の日

  • 日々の愚問:恐怖の缶ビール

    利点と思い込み毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。今週は「缶ビールの不思議」についてです。WBCの優勝ビールかけで選手が手にしていたのはバドワイザーの瓶ビール。諸々のスポーツ中継で、海外のスポーツバーなどで応援する人々が飲んでいるのも大抵は瓶ビール。外国ではあまり缶ビールを目にしない印象です。翻って日本、実生活でもコマーシャルでもほとんどが缶入り。この違いは何故、気になります。数値を見ると一目瞭然。<平成18年の日本のビールの容器別出荷量は瓶が14.7%、缶が76.7%、樽が17.6%。缶はほぼ100%がアルミ缶。>(酒類の容器の状況より)作る方としては軽量の缶は圧倒的に物流費が軽減されます。茶色や緑色でも瓶では日光を100%遮断するのは不可能、でも缶なら完...日々の愚問:恐怖の缶ビール

  • 昭和のプロレス:巡り合わせの悪い奴

    ファンの目線「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」では主役を引き立てた脇役達を振り返っています。今週登場するのは「筋肉男、ジェシー・ベンチュラ」「まだ見ぬ強豪」としてたった1試合のために日本にやって来たのですが、結果は全くの期待外れ。193cm123kgの堂々たる体は筋肉の塊。そのスタイルはムキムキタイプの元祖スーパースター・ビリー・グラハムの完全コピー。アドニアン・アドニスとのコンビで本場マットを荒らし回る様子が専門誌で伝えられていました。待望の初来日は1982年4月21日の「難民義援金募集チャリティ特別興行」4月1日の蔵前大会以来負傷欠場していた猪木の復帰戦の相手としての大抜擢でした。でも実際にはこの間に新日本プロレスはアラブ首長国連邦へ遠征に出かけており、8日にはマードック、10日にはアレンを相手に猪木...昭和のプロレス:巡り合わせの悪い奴

  • 国語のおさらい:口内炎話法

    受け手の反応毎週木曜日は国語をおさらいする日。「甘い言葉」「苦言」「辛口の評価」の言い回しがあっても、酸っぱい言葉や酸言や酸口の評価は聞いたことがありません。酸っぱいが使われるときには「口を酸っぱくして言う」とか「口を酸っぱくする」など隣に「口」が付いています。他の言い回しは言われた方が甘さや苦さを感じるのに対し、こちらは口にした方が酸味にやられます。今週は一風変わった、この刺激あふれる「口ずっぱい」のおさらいです。先ずは言葉の意味から。<くちずっぱく(口酸っぱく):言うのが嫌になる程、同じことを何度も繰り返し注意をする様子。>(新明解国語辞典より)<口を酸っぱくして言う:同じことを繰り返して言うさま。念を入れて何度も繰り返し述べる様子を形容する表現。注意や訓戒の言葉などを指すことが多い。>(weblio...国語のおさらい:口内炎話法

  • 身近な生き物:命が消える時

    なぜそこに?冬鳥として日本にやって来る鳥。居並ぶ様子が名前の由来になった鳥。群れを好み数羽から十数羽、時には100を超える混群を為す鳥。でも年によって飛来数が大きく異なり、大群で押し寄せる年があれば全く姿を見せない年もある鳥。その鳥の名はヒレンジャクとキレンジャク。スズメよりひと回り大きくて体長はおよそ18cm。全身淡い紫色をしていて羽先には美しい青、そして尾羽の先端にはひと際目立つ色。そこが赤いのがヒレンジャクで黄色いのはキレンジャク。今週の主役は赤い方のヒレンジャクです。4日前のこと、近くの里山で歩道から3メートル程入りこんだ斜面を歩いていました。芽吹きを始めた枝をかき分けて進むと、目の前の落ち葉の上に動く何かの影。一瞬ヘビでも出たかと驚きましたがよく見れば羽が生えています。これが今シーズン初のキレン...身近な生き物:命が消える時

  • 雑草の日:キノコとゴキブリと

    らしくもないNHK毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。今週は、ツツジ科ギンリョウソウ属ギンリョウソウです。ツツジ科とありますが樹木ではありません。見た目はキノコみたいな姿で林床などに生えていますが、特徴的なのはその色。葉緑素を持たないので全身真っ白。しかも最大15cmになる茎には鱗片状の葉が多数付いています。こんな奇怪な姿ながら花も咲くし実もなるし。日本全国に分布していると聞けば絶対に実物を見たくなるのが人情ってもの。でも毎年森林公園を探るけれどこれまでに遭遇したことがありません。探し方が悪いのかと半ば諦めていましたが、先日見たNHKの番組で理由が分かりました。ギンリョウソウは菌従属栄養植物であり腐生植物。暮らしぶりはかなりユニークです。<周囲の樹木と外菌根を形成する菌類から栄...雑草の日:キノコとゴキブリと

  • 健康長寿:ウイルスの冒険

    敵は200種以上私の願いは健康長寿。私の健康法はウォーキング。そこで毎週月曜日にはこのふたつに関連する話題を取り上げています。今週のテーマは「風邪とウォーキング」です。先週金曜の夜から喉のイガイガが気になり始めました。暫くすると鼻水が出て咳もひどくなり、翌晩床に就く頃には悪寒まで感じました。熱が出るのかと怯えましたがどうやら免れました。でも鼻水や咳は治まりません。何年ぶりかに風邪をひいてしまいました。定年後はストレスや睡眠不足から解放され、毎日のウォーキングのお陰もあって免疫力はすこぶる快調。現役時代は毎年の様に罹っていたインフルエンザにも縁が無く、このまま事無く過ごせるだろうと安心していました。ところがその油断がいけなかった、さもない風邪にしてやられました。どこでウイルスを拾ったのか見当もつきませんが、...健康長寿:ウイルスの冒険

  • 日曜日は川柳の日

    春の訪れを実感させるフキノトウ。歩くコースの何か所かに顔を出しました。見つけた物をありがたく頂けば良いものを。苦みと香りを求めて品定めしてしまいます。何故か足元よりも、手の届かぬ場所の方が美味しそう。そこで今週の駄作です。<崖っぷち妙に旨そなフキノトウ>春めいても「あるくあかるく」は毎日更新目指します。次週の予告編を。27日(月)健康長寿:風邪の順番28日(火)雑草の日:ブナ林の宝物29日(水)身近な生き物:ネズミの違い30日(木)国語のおさらい:酸っぱい口31日(金)昭和のプロレス:出番は1日1日(土)日々の愚問:瓶ビールの秘密隣の芝生はきれいに見える。高嶺の花には手が届かない。分かり切った道理を確認した春の恵み採りでした。日曜日は川柳の日

  • 日々の愚問:5代目からの小言

    平安時代の牛車毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。先日新聞紙面に「家紋入りお守り刀」の広告が載っていました。金色の家紋が黒塗りの鞘に光り輝いている写真もありました。気を引かれたのは「ご指定下さい」と注釈が入った35種の家紋一覧。それを見て「えっ?家紋ってこんなに少ないの」と愚問が湧きました。まるで知識の無い分野なので、家紋って幾つあるのか、そもそも何のためにあるのか、その辺りが全く分かりません。先ずは家紋の意味から。<個人や家族を識別するために用いられる紋章。241種の一般的分類と5116種の個別の紋が存在する。ここに含まれない失われた紋や無名の紋も存在する。>歴史の始まりは平安時代。<公家が独自の紋を牛車に付け引き回して披露した。末期になると武家にも家紋が...日々の愚問:5代目からの小言

  • 昭和のプロレス:おひとり様

    2日連続のフルタイム「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」では主役を盛り立てた脇役達を振り返っています。今週登場するのは「カナダの怪力男、アデリアン・バイラージョン」その名を聞いてすぐに反応するのはプロレス学の権威!たいていのファンの記憶には、そんな名前はありません。来日したのは1957年の1月。いきなり力道山とシングル対決2連戦を行いました。開幕戦の4日の試合では1本目をココナッツ・クラッシュでアデリアンが先制。2本目は空手チョップの連打で力が取り返し、その後は60分の時間切れ引き分け。翌5日の1本目は空手チョップから場外カウントアウトで力が先制するも、そのまま60分時間切れ。2日続けての60分フルタイムの死闘で注目を集めました。決着戦の舞台は12日の沖縄大会。この試合は力が保持するアジアヘビー級王座の防衛...昭和のプロレス:おひとり様

  • 国語のおさらい:いくゆく問答

    話し言葉と文章言葉毎週木曜日は国語をおさらいする日。今週は「行く」の読み方のおさらいです。長いこと「行く」は「いく」と読むのが正しいと思い込んでいました。「ゆく」は明らかな間違い、漠然とそう決めつけていました。ところが先日「行方不明」の文字を目にした場面で今さらですが、思い込みの間違いに気付きました。さすがに「いくえふめい」はあり得ません。となると困るのは「いく」と「ゆく」の使い分けです。辞書を引くと「ゆ」の項には「行く先」「行く末」「行く手」「行く行く」などがあります。一方の「い」のページにはただひとつ「行く」があるだけ。でも「いき」で探すと「行き会う」「行き当たる」「行きつけ」「行き渡る」などが載っていました。さて「い」と読むか「ゆ」と読むかの境目は何処にあるのでしょう?こんな解説がありました。<「ゆ...国語のおさらい:いくゆく問答

  • 身近な生き物:ダチョウの頭

    7人マイナス6人森林公園に踏み入れた途端に頭上で響き始めた大きな鳴き声。暫し同じ方向から聞こえていましたが、歩みに連れて後を追ってきます。こちらを警戒する蚊の様な声を発するのはカラス。「グワァグワァ」と無気味に叫びます。この森で鳴き声を聞くのは珍しい話じゃないけれど、今日の鳴き方は妙にしつこい。大きさも鳴く頻度もいつになく激しい感じです。まるで危険人物の接近を仲間に知らせているかの様な鳴き声を、暫くの間聞かされ続けました。カラスの鳴き声は回数に意味があるそうで。<1回は挨拶、2回は注意喚起や空腹、3回は安全や満足、4回は警戒・危険・威嚇、5回は逃げろ、6回は敵がいる、7~8回は集団行動の合図。鳴き声の種類や回数の組み合わせで複雑な会話をしていると思われる。>(ミツモアより)と言うことは、カラスは数を数えら...身近な生き物:ダチョウの頭

  • 雑草の日:明日の幸せ

    東京五輪の名台詞毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。今週は、サクラソウ科ヤブコウジ属ヤブコウジです。東京オリンピックのスケボー中継で大評判になった「真夏の大冒険」のフレーズ。鮮烈な言い回しでしたが、私は真冬の大冒険に挑戦しました。先月、沢を上ったのです。と言っても大げさな沢登りじゃありません。森林公園の北斜面を降りきると、スギ木立をぬう沢に小さな橋が架かっています。そこに佇んで見る景色は針葉樹とシダと清流が織りなす異空間。遡れば見たことの無い景観に出会えそうなので、幾度も心が誘われました。でも足を踏み出せずにいました。沢の両側は結構な角度の斜面で、苔むした地面から針葉樹の根がむき出しになって気味悪さ満載。草が茂れば何が潜んでいるか分かったものじゃありません。しかし今ならマムシも...雑草の日:明日の幸せ

  • 健康長寿:牛肉400g

    老若男女私の願いは健康長寿。私の健康法はウォーキング。毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。今週は「タンパク質不足とウォーキング」です。戦後の混乱期じゃあるまいし、栄養不足なんて縁の無い話。そう思っていたから、先日の地元テレビ局の報道には驚きました。「摂取量が昭和の数値と同じ」と言うのです。何が?<現在の1日のタンパク質の摂取量は70g弱。これは昭和25年の数値と同じ。>(meijiより)飽食の時代にそんなバカな話はないだろうと、ネット検索しました。先ずは厚労省のHPを開くと栄養摂取に関するこんな説明がありました。<戦後の経済成長に伴い食生活は豊かになった。1960年~70年代にかけエネルギー摂取量の増加に伴いタンパク質・脂質の摂取量も増加し炭水化物は減少した。しかし76年以降はエネル...健康長寿:牛肉400g

  • 日曜日は川柳の日

    いよいよシーズン到来。地元のコースも昨日仮オープン。雪が降らなければそのまま開幕です。さむ~い北信濃は4月から11月初旬がシーズン。年に8カ月しかゴルフができません。月一ヘボゴルファーはますます下手になるばかり。練習もしないのでデビュー戦はきっとへとへとです。そこで今週の駄作です。<グリーン上パターが何時やら杖替わり>「あるくあかるく」、次週の予告編です。20日(月)健康長寿:タンパク不足21日(火)雑草の日:冬の出会い22日(水)身近な生き物:カラスの会話23日(木)国語のおさらい:いくとゆく24日(金)昭和のプロレス:唯一の外人25日(土)日々の愚問:家紋の謎予約を入れて驚きました。待ち人多数で今月末まで空きは無し。助かった様な悔しい様な。日曜日は川柳の日

  • 日々の愚問:現時点のWBC1位

    金より名誉毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。今週は「WBCの愚問あれこれ」です。野球には興味は無いけれどお祭り騒ぎは大好き。開催中のWBCの熱い報道ぶりに、ついつい連日の中継を最後までみてしまいました。見ながらあれこれ抱いた愚問を周囲の野球好きに質問をしたのですが、誰からも答えはありません。そんなこと気にしたことも無いって反応です。ゲスの勘繰りですが、先ず抱いた愚問はお金。所属も知名度も実力も異なる選手相手に、誰に幾ら払うか決めるだけでも至難の業に思えます。漸く決まった金額をいったい誰が払うのかも気になります。<NPB(野球連盟)から選手一人200万、コーチ150万が支払われる。優勝すると2億5920万円のボーナスが入るが、半分はNPBとアマチュア団体に支...日々の愚問:現時点のWBC1位

  • 昭和のプロレス:小さな人

    受賞できず「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」では主役を盛り上げた脇役達を振り返っています。今週は「和製マットの魔術師、マイティ井上」です。プロレスラーは巨体が当たり前だった時代。まだジュニアヘビー級の概念が無かった昭和40年代末に、175cm105kgの軽量級の井上が国際プロレスの看板タイトルのIWAヘビー級王座を獲得。一躍トップに上り詰めましたが如何せんファンには受け入れる土壌がありません。約半年でエースの座をヘビー級の木村に譲る屈辱を味わっています。翌年に提携していた全日本プロレスの世界オープン選手権に国プロ代表として参加。10月30日にはスーツ姿で木村と共に全日マットに上がって挨拶しています。しかし本番では12月7日のラシク戦、11日のマツダ戦などが多少話題に上った程度。木村が敢闘賞を受けたのに対し...昭和のプロレス:小さな人

  • 国語のおさらい:とりとめのないチャガチャガ

    語源や由来毎週木曜日には国語をおさらいしています。今週おさらいするのは「しどろもどろ」です。この言葉から漠然と浮かぶのは、しゃべるべき内容を上手くまとめられずにあたふたしている光景。本人は焦るし、周囲はいらいらするし。滑らかな会話とは程遠いとげとげしい雰囲気さえ感じます。見当違いな解釈でなければ言葉の意味はそのくらいにして、問題の解決に向かいたいところです。「しどろ」と「もどろ」のおかしな語感は何処から生まれたのか、気になります。辞書には<しどろ:「しまりがない」意の雅語的表現。しどろもどろ:(話の筋道などが)乱れて、取りとめのない様子だ。>(新明解国語より)とあります。単体で「もどろ」を引くと、該当する解説はありません。どうやら「しどろもどろ」は、セットでとらえなければいけない様です。もう少し探ってみま...国語のおさらい:とりとめのないチャガチャガ

  • 身近な生き物:うつむくオヤジ

    ニオイがしない気持ち良い日差しを浴びて森林公園のベンチでひと休み。そこに1匹の虫がやって来ました。角ばった体の肩の辺りには漢字の日を横にした様な模様、その下にYの字があって、更に下には一の横棒が2本。黒い地に鮮やかなオレンジの幾何学模様が浮き出ています。全体の雰囲気からカメムシの仲間と判断しました。ちょっとした好奇心から摘まみ上げて鼻に近づけてみました。恐る恐る息を吸い込むと、おやっ?嫌なニオイがしません。カメムシじゃないのかな。帰宅後に検索したら「ナガメ」の名の付く立派なカメムシ。<アブラナ科の植物を食草とするので、菜の花で見つかることが多い。それで菜亀の名が付いた。臭気が幼虫の天敵のアリを忌避する。>(Wikipediaより)先ほどはニオイの洗礼を受けなかったけれど、この虫、やっぱり臭いを出している様...身近な生き物:うつむくオヤジ

  • 雑草の日:歴史のおさらい

    模範解答毎回あれこれの植物話をしていますが、実は私の知識は浅くて怪しさ満載。そこで「草の謎を解くシリーズ」の最終回では、普段曖昧にごまかしていたことに正面から向き合います。何かといえばそれは「植物の分け方」についてです。植物は葉っぱの形状で細長い葉の針葉樹と幅広い葉の広葉樹に大別されます。ならば細長いイネ科の植物は針葉樹に区分けされるか、と問われれば、迷うことなくN0と言えます。ではその理由を述べよとなると、途端に迷路にはまります。先ずはこの辺りのモヤモヤした疑問の解消から始めましょう。それには植物の進化を辿るのが良いそうで。<進化の初期に現れたのは、種になる部分の胚珠がむき出しの状態になっている裸子植物。更に進化したのは胚珠が子房に包まれている被子植物。針葉樹は裸子植物に分類されて世界で約540種。一方...雑草の日:歴史のおさらい

  • 健康長寿:80過ぎのくじ引き

    9割がウイルス保有者私の願いは健康長寿。私の健康法はウォーキング。毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。今週は「帯状疱疹とウォーキング」です。国会中継を見ていたら帯状疱疹が取り上げられていました。チャンネルを替えたら帯状疱疹ワクチン接種の広報が流れていました。瞬間的に同じ話題を振られると気になるのが人情。詳しいことは知らないけれど、かなり厄介な病気らしいし。縁なく過ごせればいいのだけれど、歳をとると感染の確率が高くなるらしいし。検索したら恐ろしい話が出てきました。日本の成人の9割は帯状疱疹の原因となるウイルスを体内に持っている、しかも80歳までに3人にひとりは発症すると言うのです。このウイルスとの出会いは遥か昔に罹った水ぼうそう。<水痘・帯状疱疹ウイルスに子供の頃に初めて感染すると水ぼ...健康長寿:80過ぎのくじ引き

  • 日曜日は川柳の日

    3月と言えば異動の内示がある季節。現役時代は結構楽しみにしていました。でも定年したらもはや縁がありません。狭い範囲で決まりきった行動を送る日々。もしも次に動く先があったとしたら。思いつくのはあそこしかありません。そこで今週の駄作です。<定年後次の異動はあの世だけ>とは言え、まだまだ元気。「あるくあかるく」毎日更新続けます。次週の予告編です。13日(月)健康長寿:国会で審議14日(火)雑草の日:植物の進化15日(水)身近な生き物:赤いカメムシ16日(木)国語のおさらい:もどろって何さ17日(金)昭和のプロレス:マイティな奴18日(土)日々の愚問:家紋のあれこれあの世のことを考えるとは。森羅万象、いずれは潰える時は来る。ならばその日まで思い切り楽しまなくちゃ。日曜日は川柳の日

  • 日々の愚問:水より軽いもの

    孫の質問毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。今週は「白い氷の謎」です。長野市も少しずつ春めいてきました。朝晩も氷点下になることはあまり無く、アスファルトの水溜まりも凍らなくなりました。先月の今頃は白く凍った氷を見ながら自問自答していました。「白い濁りは空気が混じるから。そのくらいは理系オンチなオレでも分かる。でも水溜まりの氷はどうして上から凍るの?孫にそう問われたら戸惑うし。そもそも何故水が氷になるのかもよく説明できないし」恥ずかしながら小学生向けの解説を見つけて読みました。<水の分子は普段は自由に動き回っている。しかし気温が0℃より低くなると動きを止め、きちんと並んで結合する。これが氷。>(キッズネットより)分かった様な気分ですが、じゃあ何故空気が混じって...日々の愚問:水より軽いもの

  • 昭和のプロレス:コイントス再び

    勝負を賭けたリーグ戦「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」では主役を支えた脇役達を振り返っています。今週登場するのは反則をしない「マットの魔術師、エンリケ・トーレス」です。NHKでも放送される程の圧倒的な人気を誇ったプロレスも、マンネリでいつしか人気は凋落。起死回生の大勝負に出た力道山は1959年5月に世界中から強豪を集めたワールドリーグを開催。莫大な経費を掛けた大会は大当たりし、再びプロレスは人気ジャンルに返り咲いたのでした。185cm110kgのエンリケはメキシコ代表として5月19日に来日。22日にイギリス代表のロード・ブレアースと対戦し時間切れ引き分け。一切の反則を行わないクリーンファイトはファンを魅了し一躍脚光を浴びました。6月15日の決勝進出トーナメントでは同じくメキシコ代表の凶暴なジェス・オルテガ...昭和のプロレス:コイントス再び

  • 国語のおさらい:行司の失敗

    相撲協会審判部御用達毎週木曜日は国語をおさらいする日。何気に聞き流している言葉の中には、考えれば考える程由来の分からないものが紛れています。日曜日から始まる大相撲はそんな難語の宝庫。今週は中でも凄く気になる「はっけよい」のおさらいです。12日が春場所の初日。贔屓の力士の勝ち負けに一喜一憂する日々が楽しみです。その15日の間、幾度となく耳にするのが「はっけよい、のこった、のこった」の行司の掛け声。奇妙な言葉はどこから生まれてきたのかと調べたら3つの説がありました。先ずは日本相撲協会の審判規定にある「発揮揚々」。本家本元が言うのだから間違いなさそうに思いますが、別の説も捨てがたいものです。<「当たるも八卦当たらぬも八卦」の「八卦良い」が一般的な解釈とされている。>(コトバンクより)更には「早く競え」を語源とす...国語のおさらい:行司の失敗

  • 身近な生き物:フクロウなんて怖くない

    罰金100万円数年前から急に姿を見るようになった大きな鳥。リンゴ畑の上などで滑空しています。晴れても降っても同じ場所で舞い続け、やがて羽はボロボロに破れます。そう、大きなこの鳥は紙でできているのです。鳥の食害に悩まされる農家が果樹園などにタカの姿に似せた物を設置しています。その名は「鳥追いカイト鷹」ネットで検索したらフクロウの置物などと一緒に紹介されていました。ポール付きで3890円で<本物の鷹の様な不規則な動きと両翼175cmの迫力サイズで追い払う効果は抜群。>の売り込み文句。使用者の平均満足度はおおむね好評な3.65。<とにかくスズメやカラスが近づかない。>の絶賛から<バランスよく飛びカラスを寄せ付けなかったが、1年でポールが折れてしまった。>の改良を求める声まで。中には<最初は効果があったが2~3日...身近な生き物:フクロウなんて怖くない

  • 雑草の日:タイガーの思い

    踏まれる戦略4回目となる「雑草の疑問を解消するシリーズ」、今週は最強の雑草は何かを探ります。地球上には27万種の植物があるそうですが、中には人の暮らしを邪魔する草もあります。でも向こうにも言い分はあります。遅れて地球に現れたくせに、踏みつけたり刈り込んだりして邪魔ばかりする人間。植物にとっては大きなストレスです。それをへとも思わずに暮らす草こそ最強の雑草と言えそうです。踏み付けられても平気なのはオオバコ。公園の遊歩道など人が引っ切り無しに通る場所に平気で生えています。<オオバコは背が低いので競争相手がいる場所では日光に当たれない。そこで誰も生えたがらない人に踏まれる場所を選んだ。>そのために<5本の葉脈は並行なので丈夫で踏まれても千切れない。茎はしなやかで折れず、根はあらゆる方向に伸びて抜けにくい。>(n...雑草の日:タイガーの思い

  • 健康長寿:いざ掛け声を!

    1週で1割減私の願いは健康長寿。私の健康法はウォーキング。毎週月曜日のテーマはこのふたつに関連したものを取り上げています。今週は「廃用萎縮とウォーキング」です。健康関連の用語が次々と紹介されるので、頭の整理が追いつきません。たとえばこの廃用萎縮、はいよういしゅくと読み筋肉量の減少を指す用語らしいのですが、横文字のサルコペニアと何が違うのか迷います。先ずは基本的なその辺りの話から。<どちらも筋肉量の急減を指すが、サルコペニアは加齢によるもの。廃用萎縮は病気や怪我などによる長期入院で安静が続くことが原因なので、若年層でもあり得る。>細かい点で言うならば筋肉の減り方にも違いがあるそうで。<サルコペニアでは筋線維の数と横断面積が共に減る。廃用萎縮では筋線維の数はあまり変わらず、横断面積だけが減少する。>(デイアケ...健康長寿:いざ掛け声を!

  • 日曜日は川柳の日

    弥生3月。北信州の寒さは格別。でもここ数日は若干温もりを感じます。凍り付いた地面が緩み、花芽も膨らみ。日毎春の気配が濃くなります。となれば楽しみなのは花見です。お供に酒があればなお結構。いいないいなと春を楽しみます。そこで今週の駄作です。<3月はやぁ良いやぁ酔いの花見酒>6日(月)健康長寿:廃用萎縮とは7日(火)雑草の日:踏まれる望み8日(水)身近な生き物:鳥型凧9日(木)国語のおさらい:大相撲春場所10日(金)昭和のプロレス:マットの魔術師11日(土)日々の愚問:不透明な氷新聞のお天気欄。週間予報に雪マークが見当たりません。これは嬉しい兆し。でも最低気温はまだ氷点下なのですが。日曜日は川柳の日

  • 日々の愚問:不要宣告

    フケとコメント毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。今週は「AIの本音」についてです。何時の間にか人工知能(AI)が私たちの暮らしのあちこちに、当たり前の様に入り込んでいます。人の存在を感知するエアコン、最適な掃除方法を見つけるお掃除ロボット、自動運転システムを搭載した自動車、これらはAIが可能にした技術です。最近のNHKではAIによるニュースも流れています。新聞のスクラップをめくるとその急速な進歩が分かります。原子力規制委員会がAIを使って会議記録を作製したところ、誤字だらけだったと報じられたのはたったの2年前。<会議にマイクを設置して録音し、AIが自動で文字化した。変換ミスや文脈にそぐわない文字の挿入が散見された。>(信濃毎日新聞より)一例として<フケとコ...日々の愚問:不要宣告

  • 昭和のプロレス:夢の小道具

    国際プロレス団脱コロナに伴い脱マスクが波及しそうです。待ち望んでいた流れではありますが、ことプロレスに限っては断固抗って欲しいもの。この業界ではマスクは異次元世界に誘う大事な小道具、脱がれては困ります。「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」ではマットを盛り上げた脇役達を取り上げていますが、今週の脇役はこの「マスク」。脇役的小道具ながらプロレスには不可欠な存在です。日本人で初めてマスクを被って試合をしたのはストロング小林。国際プロレスの前座時代に覆面太郎のリングネームを名乗っています。日本に初めてマスクマンが出現したのは1956年4月。プロレス黎明期の団体、国際プロレス団を主宰する木村政彦がメキシコから一人のレスラーを招聘しました。ルチャの仙人と言われたラウル・ロメロです。本国では素顔で試合をしていましたが、何...昭和のプロレス:夢の小道具

  • 国語のおさらい:逆転親父

    規模と時間毎週木曜日は国語をおさらいしています。今週は「先祖と祖先」の違いについてのおさらいです。ご先祖さまとは言うけれど、ご祖先さまとは言いません。同じ漢字の組み合わせなので、意味は同じ系統にありそうですが微妙な違いもありそうな気がします。辞書を引くと<先祖:①家系の初代②その家系に属した過去の人々><祖先:①家系の初代②家系の先代以前の人々③一族のもと>どちらも似た意味合いなので、違いが分かりません。解説を読み進めると<先祖は比較的小さな規模の意味合いで使われ、ある家系に属している過去の人々の意味合い。一方祖先はより広い範囲を指して使われる。人類の祖先とは言うが人類の先祖とはあまり使わない。また先祖は口語的であるのに対し、祖先は学術的なニュアンスを持ち、教科書などの公的書物で使われることが多い。>(マ...国語のおさらい:逆転親父

  • 身近な生き物:樹上の嘆き

    独特な指の構造冬は鳥を観察する絶好の時季。森林公園で今一番目を楽しませてくれるのはアオゲラです。本州以南に生息する日本固有種で、全身灰色がかった黄緑色をしていて頭頂部の赤が目立ちます。樹の幹にとまって樹皮の下に潜む虫などを漁ります。大きな音を立てて餌探しをする割には、人影を見ると幹の反対側に回り込んで隠れてしまう用心深さ。キツツキの仲間なので、4本の指と軸が硬くなった尾羽を器用に使って垂直姿勢を保ちます。尾羽はまるで紙やすりの様にザラザラしていて滑りません。個人的な感想ですがこの鳥の際立った特徴は、木から木に飛び移る際の動き。大抵の鳥は枝に掴まりますがアオゲラはダイレクトに幹にしがみ付きます。余程のテクニックが無ければ激突してしまいそうな場面です。どうすればあんな芸当ができるのかと見る度に感心します。<鳥...身近な生き物:樹上の嘆き

  • 雑草の日:説明不能

    最初は目詰まり先々週から始まった5回続きの「雑草の疑問を解消するコーナー」、3回目の今回は「中空の茎の謎」についてです。ハルジオンとヒメジョオンはよく似た雑草ですが、簡単に見分けられます。茎を折ってスカスカなのがハルジオン、しっかり中身が詰まっているのがヒメジョオン。初めて知った時にはちょっとした感動ものでした。その後に改めて考えたら不思議な気分。同じキク科なのにどうしてこれ程の違いになったのだろう、理由を知りたくなりました。素人考えでは中が空ならその茎は凄く脆そう。ところが強度にそれ程違いは無いのだそうで。<同じ断面積ならば詰まった円筒も中空の茎も、外からの力に対する抵抗力にあまり変化は無い。中空にすればそこにあるべき組織を保持するためのエネルギーを使わずに済むので経済的。>ハルジオンも最初から中空の茎...雑草の日:説明不能

  • 健康長寿:目的地は警察署

    必ず来る終わり私の願いは健康長寿。私の健康法はウォーキング。毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。今週は「免許返納とウォーキング」です。高齢者が運転ミスをして悲惨な事故を起こしたニュースには、もはや驚かなくなりました。考えてみればこれは凄く危険な話。自分自身がその高齢者の仲間入りをしていることを忘れて、評論家みたいに感想を口にしています。自分だけは大丈夫、の根拠なき自信は捨てなければならないのに。幾つで免許を返納したらよいのか、まじめに考えてみました。女房との買い物や好きなラーメン屋巡り、歯医者に行ったり銀行に寄ったり図書館や本屋に向かったり、時にはスーパー銭湯でまったりしたりパチンコ屋で遊んだり。何をするにも車が無ければ動きがとれません。でも運転が難しくなる日は必ず来ます。先日も地元...健康長寿:目的地は警察署

  • 日曜日は川柳の日

    今日は何の日?血液銀行開業記念日。何故か脱出の日。226をツツムと読んでラッピングの日。あるいは長野県では「雪の日」「スノーリゾート信州」プロモーション委員会。そこが2017年に2月の第4日曜を制定しました。正直言って県内でも余り浸透してはいませんが。そこで今週の駄作です。<雪の日は布団跳ね除く勇気の日>寒さ厳しき中、「あるくあかるく」は毎日更新目指します。来週の予告編です。27日(月)健康長寿:免許返納28日(火)雑草の日:中空の謎1日(水)身近な生き物:幹に飛びつく2日(木)国語のおさらい:ご先祖様3日(金)昭和のプロレス:覆面登場4日(土)日々の愚問:AIの秘密次週は3月になりますが。朝の寒さは緩みません。布団の中で逡巡する日は当分続きます。日曜日は川柳の日

  • 日々の愚問:検索不能の数値

    エスカレーター条例毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。今週は地元紙で読んだ「エスカレーター条例」から始まったハテナの連鎖です。埼玉県でエスカレーター条例が定められたと紙面にありました。<駅や商業ビルのエスカレーターで歩いたり走ったりしないように呼び掛ける動きが各地で広まっている。埼玉県では2021年に安全確保のために止まって乗るよう求める条例を全国で初めて施行した。>場所によっては結構な勾配のあるエスカレーター。接触などでバランスを崩したら転げ落ちて大惨事になりかねません。エスカレーターでの事故はどの程度発生しているのか気になります。長野県人口を上回る全国には約7万台もエスカレーターがあるそうで。平成27年に消費者庁が行った調査では、東京消防庁管内では3年間...日々の愚問:検索不能の数値

  • 昭和のプロレス:3度目はご褒美

    主役不在のリング「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」ではリングを盛り上げた脇役達を振り返っています。今週登場するのは「ビッグKことスタン・コワルスキー」初来日は堂々の主役扱いでした。191cm136kgの32才の巨漢は1958年11月21日に日本プロレスに登場。開幕戦のメインでタイニー・ミルズと組んで豊登・東富士と対戦し時間切れの引き分けを演じています。ミルズとのタッグは「マーダー・インク」を名乗り、NWA認定のハワイタッグ王者の触れ込みでした。このシリーズの開幕からのひと月は主役の力道山がブラジル遠征で不在。話題を盛り上げるには外人勢の活躍が不可欠でした。その期待に応えるべくスタンは28日に豊登と対戦し見事勝利。翌月17日に力が帰国するとさっそく力・豊登対マーダー・インクの対戦が組まれます。熱戦だったのか...昭和のプロレス:3度目はご褒美

  • 国語のおさらい:ご禁制のフレーズ

    謎の語源毎週木曜日は国語をおさらいする日。日常会話で何気に使っているけれど、改めて口にすると何だか違和感を抱く言葉ってたくさんあります。そのひとつが「てっきり」何処から生まれたのだろうかと不思議に思う語感です。意味するところは<①確かだと思っていた予想や推測が反対の結果になって現れた場合に用いる語。②間違いなく確かなさま。まさに。>(weblio辞書より)別の解説では<①断定表現を伴う場合は、間違いなくの意味。②推量表現を伴う場合は、きっと、さだめて、たしかに、の意味。>ここでは類義語として「まちがいない」「決まって」「必ずや」が取り上げられ、てっきりとの違いが説明されていますが、その内容が小難しい。<「まちがいない」は、確実であるという話者の判断を表すのに留まるが、「てっきり」は主体が確信を持っている様...国語のおさらい:ご禁制のフレーズ

  • 身近な生き物:生存の可能性

    結末を想像冬の森林公園で目にするのは、雪上に残る足跡。くっきりと4本の爪先が見えるほぼ円形をした足跡の主は、人の気配など気にしないのか堂々と遊歩道を歩いています。何かを見つけたのかいきなり道を逸れて斜面を駆け下りたり、ぐるっと回ってまた歩道に戻ったり。マタギの様な観察眼は無いけれど、毎日眺めていれば正体の推察くらいはつくってもので。これはこの森に棲むつがいのタヌキの足跡。そうとなると気になるのは、昨年の夏に目にした子タヌキたちの行方です。梅雨明けの頃、薮の中からごそごそ音がしてタヌキの子供が這い出してきました。掌に乗る程しかない頼りなげな子タヌキが3匹。こちらに気付いても警戒する素振りはありません。おそらく薮の中で親タヌキが息をひそめて様子を伺っているのでしょう。暫くすると3匹は出て来た場所に戻っていきま...身近な生き物:生存の可能性

  • 身近な生き物:生存の可能性

    結末を想像冬の森林公園で目にするのは、雪上の足跡。くっきりと4本の爪先が見えるほぼ円形をした足跡の主は、人の気配など気にしないのか堂々と遊歩道を歩いています。何かを見つけたのかいきなり道を逸れて斜面を駆け下りたり、ぐるっと回ってまた歩道に戻ったり。マタギの様な観察眼は無いけれど、毎日眺めていれば正体の推察くらいはつくってもので。これはこの森に棲むつがいのタヌキの足跡。そうとなると気になるのは、昨年の夏に目にした子タヌキたちの行方です。梅雨明けの頃、薮の中からごそごそ音をたてて這い出してきたのは、掌に乗る程しかない頼りなげな3匹の子タヌキ。こちらに気付いても警戒する素振りはありません。おそらく薮の中では親タヌキが息をひそめて様子を伺っているのでしょう。暫くすると3匹は出て来た場所に戻っていきました。10カ月...身近な生き物:生存の可能性

  • 雑草の日:雑草根絶

    ふかふかの土先週から5回シリーズで始まった「雑草の疑問を解消する火曜日」、今回取り上げるのは「雑草の正しい駆除の仕方」です。雑草の規定は数あれど、私が定めるのはこれ。「道端にあれば観察の対象、ひとたびに庭に生えたらすぐさま抜きたくなるのが雑草」そんな雑草を相手に草取り作業をしていて感じるのは種による違い。根から簡単に抜けるエノコログサがあれば、大げさなくらいにたくさん生えた根がしっかりと土を抱いているのでなかなか抜けないウシノケグサも。同じイネ科なのに全く違います。差を生む要因のひとつがその草の生い立ち。一年生雑草は引き抜くと容易に根ごと抜けるし、多年生雑草は力を込めると地下茎や根の一部が地中に残ってしまいます。一年生のエノコログサは限られた時間で花を咲かせて実を付けるので根は浅く、多年生のウシノケグサは...雑草の日:雑草根絶

  • 健康長寿:10万本のワクチン

    赤ちゃんに5種私の願いは健康長寿。私の健康法はウォーキング。毎日歩き続けているのですこぶる体調は良いのですが、それでも不安の種はあるものです。「最近ワクチンを立て続けに打ったけれど、大丈夫かな」、今はそんな気がかりがあります。昨年末から3回もワクチンを打ちました。11月にインフルエンザ、12月に破傷風の3回目、そして年明けに新型コロナの5回目接種です。ひと月開ければ問題ないと医者は言いますが、どうしても気にはなります。3種のワクチンが体の中で互いに作用しあって暴走を始めるイメージを消せません。<免疫学的理論では同時に10万本打つのも可能。>(しだ小児科クリニックより)そんな凄い話が書いてありました。同時に打った場合と別々に打った場合で、抗体のでき方に差は無く重篤な有害事象も増えないことが確認されているのだ...健康長寿:10万本のワクチン

  • 日曜日は川柳の日

    男には幾つになっても気になる日。それがバレンタインデーです。今年はとうとう義理チョコからも見放されました。大げさですが、人生の落日を感じました。そこで今週の駄作です。<チョコ値上げ理由はそれかと納得す>傷心のまま「あるくあかるく」の次週の予告編です。20日(月)健康長寿:踊るワクチン21日(火)雑草の日:地中の姿22日(水)身近な生き物:タヌキの一生23日(木)国語のおさらい:手を切る話24日(金)昭和のプロレス:偽殺人鬼25日(土)日々の愚問:エレベーターの掟チョコが溢れた栄光のもて期。記憶違いだったと忘れましょう。そうだ、何より結構な話じゃないですか。今年はお返し選びで悩まずに済みます。日曜日は川柳の日

  • 日々の愚問:夜空のランキング

    もっと驚くのは毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。今週は「冬の星座を見上げてハテナ」です。何気にネットを漁っていたら「冬の星座一覧」に遭遇。天空図を見ながら、星座ってこんなに数があるのかと驚嘆しました。聞いたことのある名前はたまにあるだけ、ほとんどがお初にお目にかかる名前です。中にはこんな変てこな名前もありました。先ずは西北の空に浮かぶ「さんかく」座。「冬の大三角」は私でも知っている有名な名前。それに対してただのさんかくとはあまりにあっさりし過ぎて拍子抜けします。次なる変てこは東の方角で見られる「かみのけ」座。他の星座の様に星同士を結ぶのではなく、星団を結んで髪の毛の束に見立てたとあります。髪の毛なんて一直線に星を拾えば何処にでも作り出せる、そんな突っ込みを...日々の愚問:夜空のランキング

  • 昭和のプロレス:珍的生き方

    第1級障害者「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」では、主役を引き立てた脇役達を振り返っています。今週登場するのは「キャラ立ち過ぎのミスター珍」強さを標榜する世界にあって、ひとり別次元のプロレスを展開した唯一無二の存在でした。1955年に23才で力道山のライバル団体でプロレスデビュー。その後すぐに本プロレスに入団しています。168cm83kgは一般人と変わらぬ体格。余程の特徴がなければ生き残れません。そうして身に着けたのが珍妙なキャラクター。どじょう髭で中国服を纏ったり、日の丸の鉢巻き姿に下駄を履いたり、観客の目を惹く姿で登場。緩い反則攻撃で笑いを誘い、大げさな受け身をとって敗退するスタイルで前座を賑わしました。64年に日プロを退団すると70年からはライバル団体の国際プロレスに登場。81年の最後のシリーズの1...昭和のプロレス:珍的生き方

  • 国語のおさらい:底気味悪い奴

    香りと味毎週木曜日は国語をおさらいする日。今週は「いい気味の『気味』ってなんだろう」のおさらいです。いい気味を辞書で引くと<自分が好意を持っていない者の失敗や不幸などを、いい気持だとあざける言葉。>とあります。いい気味全体の解釈は分かりましたが、知りたいのは「きみ」の正体。想像をめぐらしてもどんな背景から生まれて来たのか浮かんできません。再び辞書を引いてみました。<きみ(気味):①何かを見たり聞いたりした時に受ける、快・不快の気持ち。②どちらかと言えば、その様な傾きがあること。>(新明解国語辞典より)たぶん①の使い方はいい気味の場合。②は風邪気味などの使い方だと思われます。何となく頭に入ってきましたが、まだしっくりしません。深堀していたらこんな解説が見つかりました。weblio辞書に①と②に加えて別のふた...国語のおさらい:底気味悪い奴

  • 身近な生き物:放っておいて

    先祖からの伝統長野県は本州のチベット、場合によっては北海道より寒い日もあります。そんな過酷な環境で生き物達はそれぞれに知恵を絞って冬を越しています。個人的に最も損な選択に思えるのが成虫で冬を越す昆虫。寒さから守るべき体の面積は大きいし、春まで生き延びて産卵しなければ種が滅んでしまうし。効率の良さそうな卵や幼虫や蛹での越冬をどうして選ばなかったのかと不思議です。答えを求めてあれこれ検索すると、こうありました。<昆虫は種により体の凍結防御システムが異なる。卵は乾燥や低温に耐える強固な殻を持つ。幼虫や蛹や成虫の場合は、糖分などの成分を体内で合成し凍結開始温度を低くして、体液が凍結しない様にしたうえで休眠する。>(微に入り細に入りより)<休眠には卵休眠・幼虫休眠・蛹休眠・成虫休眠があるが、これは遺伝子的に決められ...身近な生き物:放っておいて

  • 雑草の日:数を数える

    千本万本毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げていますが、残念ながら周りを見ても目に入るのは白色だけ。取り上げたい草になかなか出会えません。仕方がないので暫し趣向を変更。これまで雑草を観察しながら漠然と抱いていた疑問のあれこれを、この機会に整理して解決しようと思い立ちました。今週からの5回シリーズは「雑草にまつわる謎解き」第1回は「その数、どうやって数えた?」です。1週間前の地元紙の<フクジュソウ陽光に抱かれて>の記事。豊岡村で見頃を迎えたフクジュソウを紹介する記事の中に気になる一節がありました。<約3000株といわれる~>とありますが、実際に数えたとしたら途方もない作業。花見の時季になれば「高遠城址公園の1500本の桜」とか「千鳥ヶ淵の1000本桜」などの数字も目にします。長野市のお隣の...雑草の日:数を数える

  • 健康長寿:百厄の徴

    カナダからの便り私、大酒のみです。ビールもどきに熱燗にバーボンに赤ワインに芋焼酎、気分に任せてジンやウォッカやラム酒まで手を出します。正月は朝から飲んでいたいし、用事が無ければ平日の午後から飲むのも厭いません。酒に関しては好き勝手をやっていますが、それもこれもこのフレーズが頭に染み込んでいるから。「酒は百薬の長」このありがたい言葉に最近疑問符が投げかけられていると聞きました。困った話です。私の願いは健康長寿。私の健康法はウォーキング。毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。今週は「飲酒とウォーキング」です。大酒のみは家族の攻撃から身を守るために理論武装をします。曰く「日本酒は発酵の過程で700種の栄養素を生み出すしアミノ酸も豊富。焼酎は血栓予防に良いとされ、においを嗅ぐだけでも効果がある...健康長寿:百厄の徴

  • 日曜日は川柳の日

    日曜日の度に駄作を披露しています。その数、年に50を超えますが。読み返して満足できるのはひとつかふたつ。低レベルを毎週お読みいただき恐縮します。もちろん今週も駄作です。<五七.五6割満たぬ満足度>来週こそはと願いを込めた予告編です。13日(月)健康長寿:百薬の長にあらず14日(火)雑草の日:数える方法15日(水)身近な生き物:辛い冬越し16日(木)国語のおさらい:いい気味17日(金)昭和のプロレス:負け続け18日(土)日々の愚問:澄んだ冬空次週の日曜日、来るのが怖い!日曜日は川柳の日

  • 日々の愚問:旅先の名物

    桁外れの単位毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。今週は「国際度量衡総会で承認された単位」についてのハテナです。SI接頭語ってものがあるのだそうで。たとえば10の3乗を表す「キロ」日常生活で何気にキロメートルと口にしていますが、これはメートルに1000倍を意味するSI接頭語のキロが付いた言葉。1km=1000mの変換を瞬時に頭の中で行えるから、会話で使っても互いに意味を理解できるのです。SI接頭語はこれまで上に向かっては10の24乗のヨタ、下に向かっては10のマイナス24乗のヨクトまで設定されていました。そこに今回10の30乗を表すクエタ、27乗のロナ、10のマイナス27乗のロント、マイナス30乗のクエクトが追加された。フランスで開催された国際度量衡総会でそう...日々の愚問:旅先の名物

  • 昭和のプロレス:権威の象徴

    新王座に箔付け「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」では脇役達を振り返っています.今週登場する「NWAのドン、サム・マソニック」はレスラーではありません。本場アメリカでプロレス興行を行うプロモーターでした。広大なアメリカには各地にプロモーターが存在します。彼らが集ってできたグループが1940年代に誕生したNWA。マソニックは50年からの10年間、2代目会長を務めました。一度任を離れますが63年から再び会長職に復帰しNWAの黄金時代を作り上げます。NWAは世界王者のルー・テーズを筆頭に未知の強豪がひしめくマット界の最高峰、当時の日本ではそう認識されていました。その会長たるマソニックの存在はプロレスの権威付けにおおいに利用されました。67年8月10日に田園コロシアムで行われた馬場対キニスキーのインター戦をリングサ...昭和のプロレス:権威の象徴

  • 国語のおさらい:実力は小学生以下

    成り立ちをおさらい毎週木曜日は国語をおさらいしています。今週はよく似た漢字「未と末」のおさらいです。見た目がそっくりなので時として「あれ?」と迷うことがあります。生き恥を晒さぬ様にこの際徹底的におさらいします。未は訓読みでいま(だ)・ひつじ、音読みでミ。末は訓読みがすえで音読みがマツ・バツ。漢和辞典では共にきへんの1画のページに隣り合わせで載っています。<未は「いまだ~せず」の否定の意味で使われる。未が頭に付く言葉は後ろに続く事柄を否定する。>未開はいまだ開かれず、未解決はいまだ解決していない。確かにその通りです。末を使う熟語は全て読み方がマツで、終わりの部分を意味します。字の成り立ちを覚えれば迷うことは無いのだそうで。<未は木の先端の枝が伸びる様子を表した象形文字。一方の末は木の漢字に上部の一印を付け、...国語のおさらい:実力は小学生以下

  • 身近な生き物:蛍のひかり

    無限すごろく森林公園の北側斜面を下りるとそこは沢。澄んだ水が見るからに冷たそう。岸辺近くの水面が薄氷になっているので余計に冷たさが伝わります。厳寒のこの時期には近寄りたくない場所ですが実はここ、夏になればホタルの景勝地。毎年かなりの数のゲンジボタルが舞う所です。冷たい水の中で冬ごもりをしている幼虫の暮らしをみてみましょう。6月頃に成虫が100~1000個を産卵し、およそ一か月後に孵化。それだけの数が生まれても生き抜くのはたったの5%。ここから水の温度に踊らされるホタルの幼虫の暮らしが始まります。羽化した幼虫はたったの2mm、すぐに水の中に潜り込みます。ゲンジボタルがエサにするのは巻貝のカワニナだけ。これを捕って成長を続けます。<10月頃の若令期の幼虫にとって快適なのは21℃の水。この時に25℃超えが長時間...身近な生き物:蛍のひかり

  • 雑草の日:天空の窓

    おしとやかな雰囲気森林公園の芝生広場は先週降った雪で一面の銀世界。若干の傾斜があるから子供達には格好のそり遊び場。雪だるまや小さなかまくらも出現して今は完全なる冬バージョンです。この広場の片隅に、夏バージョンになると小さな花を咲かせる草があります。誰も気付かない場所で、今年も空を見上げて誓いを立てています。毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。今週は、クマツヅラ科クマツヅラ属クマツヅラです。いかめしい名前ですが実物は随分と華奢な姿をしています。妻楊枝より細い茎は角ばっていて、まっすぐに上に伸びます。先は三又に分かれ、その先を目で追うと葉が対生しています。よく見れば羽状に裂けていますが、凄く細いのでパッと見は紐の様。<対生する葉の付け根から伸びる細くて長い花茎の先に花穂を付ける。小...雑草の日:天空の窓

  • 健康長寿:喜んで、骨折ります

    骨粗鬆候補生私の願いは健康長寿。私の健康法はウォーキング。それで毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。今週は「カルシウムとウォーキング」です。地元紙に医薬品の一面広告が載っていました。カルシウムを訴求する内容です。<意外と知られていないカルシウム医薬品>と大きく書かれていますが、医薬品のカルシウムとは確かに珍しい。吸収を助けるビタミンDやマグネシウムまで配合とあります。<「転んだだけで骨折?」「いつの間にか身長が縮んでいた」なんてことを避けたいから>そんな文言も載っています。歳をとると骨粗しょう症が心配になりますが、あれはどちらかと言えば女性の悩み。オヤジには関係ないと思っていましたが、実際のところどうなんでしょう。骨の強さは骨密度と骨質で決まるそうで。全身の骨は新たに形成され日々古い...健康長寿:喜んで、骨折ります

  • 日曜日は川柳の日

    長野市は降雪地帯。でも雪よりも深刻なのは異常な低温です。予報図を見れば、連日本州の最低気温。北海道より低い日だってあります。来週からは2月。いよいよ正念場を迎えます。そこで今週の駄作です。<冬来たりなば貼る唐辛子>唐辛子の刺激で血行を促進。脳みその血流を良くして「あるくあかるく」毎日更新目指します。次週の予告編です。30日(月)健康長寿:カルシウムの話31日(火)雑草の日:夏に見た草1日(水)身近な生き物:冷たい水の底2日(木)国語のおさらい:未と末3日(金)昭和のプロレス:NWA会長4日(土)日々の愚問:10の30乗酷すぎる川柳に少々補足です。イギリス人のシェリーの「西風に寄せる歌」冬来たりなば春遠からじをもじった駄作です。寒いからカプサイシンで血管拡張を。そのネタは2018年6月28日にも使ってました...日曜日は川柳の日

  • 日々の愚問:大騒ぎの対価

    10月開始毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。今週は「インボイス制度ってなにさ?」です。最近よく耳にします。外国人観光客のことでしょ、って返答したら笑われそうなので概略くらいは知っていなければ。そう思うのですが、何とも不得手な分野の話なので気が進みません。活を入れて、先ずは制度の概略を調べました。<2023年10月に導入される消費税の新ルール。対象になるのは事業者間の取引。>個人の売買には関係しないと分かってひと安心。新設の理由は、外食を除く食品や新聞は8%、その他は10%とした15年導入の軽減税率が発端。この税改革で税収を管理する国としては少々困ったことが起きました。<単一税率の下では仕入れ総額が書かれた請求書類だけで税率控除の計算が簡単にできた。ところが...日々の愚問:大騒ぎの対価

  • 昭和のプロレス:義兄弟タッグ

    凹凸コンビ「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」では主役を盛り上げた脇役達を振り返っています。今週は「デストロイヤーのパートナー、ビリー・レッド・ライオン」です初来日は1965年5月の日本プロレス。6月3日にデストロイヤーと組んで、当時の看板タイトルのアジアタッグを馬場・豊登組から奪っています。22日の初防衛戦は61分闘いきって死守。7月15日の再戦で惜しくも敗れて王座を明け渡しています。長い間日本で活躍したデストロイヤーが唯一獲得した国内タイトルの相棒がビリーでした。それにしても奇妙なチームです。語り継がれる名チームとは体格が似通っていたり兄弟だったり同じキャラクターだったりで、何かしら共通した部分があるもの。でもこのチームはビリーが身長190cmでデストは178cmの凸凹コンビ。かたや素顔で一方はマスクマ...昭和のプロレス:義兄弟タッグ

  • 国語のおさらい:疲れる話

    辞書に無い言葉毎週木曜日は国語をおさらいする日。今週は「疲れのオノマトペ」です。朝FMラジオのスイッチを入れたら聞こえて来たのが「ファイト―いっぱあーつ」のコマーシャル。製薬大手のドリンク剤を寸劇風に宣伝する内容が結構おもしろいのですが、立場が変わればそんな悠長なことは言っていられません。朝一番から通勤の車の中で「疲労回復に」と聞かされる現役世代の身にもなってくれって話です。疲れを表現するオノマトペには、「くたくた」「へとへと」「へろへろ」「よれよれ」「ぐったり」「げんなり」「バタンキュー」、色々ありますが、それぞれ微妙な違いがありそうです。今週はその違いのおさらいです。先ずは辞書で引いてみました。<くたくた:まともに立っていられない程、くたびれた様子。><へとへと:ひどく疲れて何をする元気もない状態。>...国語のおさらい:疲れる話

  • 身近な生き物:森の悪役

    歯ぎしりの強さ森林公園を歩いていたら響き渡る鳥の声。高い場所で鳴いている気配なので、首が痛くなるほど梢を見上げ続けました。暫しの観察の末、鳴き声と鳥のシルエットが漸く一致しました。老眼で分かったのは、スズメより大きくて頭が黒く、太くて黄色いくちばしがあること。イカルです。以前ラジオの子ども電話相談室でこんなやりとりがありました。「どうして鳥のくちばしには色があるのですか」「どんな色のくちばしを見た?」「黄色いイカル」「ああイカルを見たのか。鳥の身体には羽があるだろ、くちばしや肢には羽が無いよね。だから鳥の肌の色が直接見える場所なんだ。鳥はお互いのくちばしを見て相手の体長を知るんだよ。」そんなやり取りだった記憶ですが、なるほど、と納得しながら「くちばしに色が付いている理由は不明なままだけど」と突っ込みを入れ...身近な生き物:森の悪役

  • 雑草の日:オヤジの種蒔き

    一株1億円毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。今週は、キジカクシ科オモト属オモトです。落ち葉に一面覆われた歩道を進んでいたら、茶褐色の視野に突然緑色が映りこみました。靴ベラみたいな幅広の葉が地面から生えだしているオモトの一株です。たった数枚の葉っぱですが、モノトーンに近い世界では飛び抜けた色彩。しかも中心部には真っ赤な数粒の実まであるので、緑と赤の補色が一段と目を惹きます。結構な広さがある森林公園ですが、オモトが生えているのはここしかありません。赤い実を摘んで別の場所に蒔いて増やしてやろうかな。そんなことを思いました。オモトは日本原産の多年草。昭和の時代の家庭では庭の隅っこによく植えられていました。愛玩の歴史は古くて400年以上前から交配が繰り返され、1000種以上が作り出され...雑草の日:オヤジの種蒔き

  • 健康長寿:ひび割れ、まさかの原因

    真皮までダメージ私の願いは健康長寿。そのために続けているのがウォーキング。毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。今週は「ひび割れとウォーキング」です。冬になると目立つのがひび割れを治す薬のコマーシャル。水仕事や外仕事で痛めた箇所をすぐに修復すると宣伝しています。数年前までは気にもしなかったコマーシャルですが、最近はやたらと反応してしまいます。そう私の指先もぱっくり割れるようになってしまったのです。今も右手の親指の左先が割れています。先月は爪を挟んだ反対側、右の端が割れていました。割れたその個所が痛いこと痛いこと。人間の皮膚は3層構造。<一番外側の表皮が接触などから刺激を防ぎ、その下には水分や弾力を維持する真皮があり、最も内側には主に脂肪で構成される皮下組織がある。ひびは表皮の深い部分、...健康長寿:ひび割れ、まさかの原因

  • 日曜日は川柳の日

    この冬は雪が少なめ。昨年末に2日程雪かきしただけです。雪が少なければ作業も減るし運転も楽だし。ありがたい話です。と思っていたら4日前の大寒波&豪雪。倍返しどころかシーズン分の雪をかきました。誰もが雪を呪っているかと思いきや。そこで今週の駄作です。<雪うれしイヌと子供とスキー場>大雪の中、「あるくあかるく」は毎日更新目指します。次週の予告編です。30日(月)健康長寿:指先の怪我31日(火)雑草の日:伝統植物1日(水)身近な生き物:樹上の集団2日(木)国語のおさらい:お疲れです3日(金)昭和のプロレス:義兄弟タッグ4日(土)日々の愚問:知らない仕組み大雪と言っても長野市はまだ良い方。豪雪地帯のご苦労を思えば初心者級の降り方です。でも寒さと腰痛はこたえます。日曜日は川柳の日

  • 日々の愚問:気になる週刊誌の見出し

    M8のメガ地震毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。今週は「週刊誌の見出し」です。新聞に毎週載る週刊誌の広告をつい見てしまいます。健康情報、老後の始末、有名人のゴシップなどに混じって時々差し込まれるのが大地震の予測。曰く「〇月に△地方に震度6の地震が来る」と書かれているので書店で立ち読みしたり、内容によっては購入したり。つい先日もその手の見出しがありました。そこで頭をよぎったのがふたつのハテナです。先ずはこれらの予測の信頼度はどうなのか?昨年の見出しを日付順に並べると<4月12日までに北陸に巨大地震><6月22日までに原発エリアで大地震><9月7日までに東北でM6.0>などなど。一方2022年には震度1以上の地震は1945回、3以上が206回、5以上が15回。...日々の愚問:気になる週刊誌の見出し

  • 昭和のプロレス:レフェリーのスタミナは無尽蔵

    どしゃ降りの大観衆「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」では試合を盛り上げた脇役達を振り返っています。縁の下の力持ちはレスラーだけではありません。今週登場の「ブルドック、ダニー・プレチェス」には悪役レスラーと公平なレフェリーのふたつの顔がありました。日本マットとの最初の絡みはサンフランシスコ遠征中の力道山と1954年1月2日に行った試合。翌々年8月にはボボ・ブラジル、ロード・レイトンと共に初来日。このシリーズで最高の盛り上がりを見せたのは9月25日の川崎球場での最終戦でした。あいにくのどしゃ降りながら力道山・豊登対プレチェス・ブラジルを目当てに15000もの大観衆が集まりました。前年から漂っていたプロレス人気低迷の気配など感じぬ程に観客は大興奮。これを契機にテレビ中継のレギュラー化や新聞各紙のプロレス報道のス...昭和のプロレス:レフェリーのスタミナは無尽蔵

  • 国語のおさらい:危ない慣用句

    個人と集団毎週木曜日は国語をおさらいする日。書けて当たり前の簡単な漢字さえ忘れることがあるのに、身の程知らずなことを思いつきました。今週のおさらいは「ちみもうりょうを覚えよう」です。漢字で書けば魑魅魍魎、見ただけで腰が引けてしまいます。もはや記号にしか見えない字面を覚える前に、意味の確認から。辞書を引くと<ちみ:山の精。もうりょう:さまざまの化け物。>(新明解国語辞典より)と書かれています。もう少し深堀すると<ちみは山林の化け物。もうりょうは川や木や石の精霊。よって化け物を総称する言葉。転じて悪い人や悪い事、悪意のあるものといった意味で使われる。部首は鬼へん。>(Suttsweb.comより)意味するところと見た目のインパクトが見事に一致しています。似たような言葉に「百鬼夜行」があります。辞書には<いろい...国語のおさらい:危ない慣用句

  • 身近な生き物:雪待ちオヤジ

    糸で舞う年末に雪が積もった翌日、森林公園を歩きました。足を取られて進みづらいし、太陽光が反射して眩しいし。こんなに降るなと悪態をつきながら歩いていると、何やらチラリと小さなものが目に飛び込みました。真っ白の背景に数ミリ程の棒の様な物が動いています。目を凝らすと胴が細長くて脚が長いクモに見えました。雪上にクモ?検索すると同じ光景を目にした何人かの投稿がありました。風に乗って移動したクモがたまたま雪の上に着陸した場面を、私は目にした様です。知らなかったけれど、空を飛ぶクモの話は有名なのだとか。<小春日和の無風の日に小さなクモが糸を引いて飛ぶ。これは雪迎えと呼ばれ、飛んだ後は決まって雪が降る。>優雅な名前ですが、もうひとつ別の呼び方もありました。<晩秋や早春に空中に糸が浮遊する様を糸遊と呼ぶ。この名は古今和歌集...身近な生き物:雪待ちオヤジ

  • 雑草の日:夢中になる子供達

    凄く痒い毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。今週は、ウルシ科ウルシ属ウルシです。地元紙の記事に触発されてウルシの存在を思い出しました。夏場に森林公園を歩き回る際にいつも気になる相手です。直に触れたらかぶれそうで近寄らないようにしています。ところが先日の紙面には、塩尻市の小中学生がウルシを塗る作業を体験したとありました。盆にウルシを塗り、今後更に3回上塗りをして完成。学校の敷地にウルシを植えて、将来はそこからウルシを採取する構想もあると書かれていました。子供達、ウルシかぶれは怖くないの?ウルシにかぶれると凄く痒い!<主成分のウルシオールが肌に触れると接触性の皮膚炎になる。強い痒みが2~3日続き赤い発疹が1~2週間現れる。>皮膚科に行っても有効な薬品は無し、ひたすら我慢するしかあり...雑草の日:夢中になる子供達

  • 健康長寿:寿司がどんどん目の前に(SDM)

    SDMにEBM世の中はアルファベットの短縮形が大氾濫。EVにDAOにSDGs。覚えたと思えば次が出てきて手に負えません。ならば「知らない」と言い切ってしまえば良いのだけれど、小心者なのでそれもできません。今週もまたそんな言葉に出くわしました。紙面にあった週刊誌の広告に<医療の新常識「SDM」と生活習慣の「良き選択」>はて、SDMってなんだろか?私の願いは健康長寿。頼りにする健康法はウォーキング。それで毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。今週は「正体不明のSDMとウォーキング」です。検索すると<治療方針決定に関して患者と医療者がともに参加して意思決定することをSDMという。>とありました。続けて<SDMを伴わないEBMは医療者による患者への押し付けになると言えるかもしれない。>と書かれ...健康長寿:寿司がどんどん目の前に(SDM)

  • 日曜日は川柳の日

    悩める年寄りに朗報!エーザイが認知症薬の製造販売を申請。病気の進行を遅らせると期待大。うまく行けば年内に承認も。ボケを案ずる私を喜ばせてくれるニュースです。でもこの薬、名前が厄介。以前同社が開発していた薬の名は「アデュカヌマブ」今回の薬品名は「レカネマブ」幾らか短くなったけれど、相変わらず面倒な名前です。そこで今週の駄作を。<レカネマブ覚えられないオレ認知?>覚えが悪くても「あるくあかるく」は毎日更新目指します。次週の予告編です。23日(月)健康長寿:なんだ?SDM24日(火)雑草の日:伝統工芸の罠25日(水)身近な生き物:雪上のクモ26日(木)国語のおさらい:ちみもうりょう27日(金)昭和のプロレス:公式レフェリー28日(土)日々の愚問:地震予測ロシュが以前研究していた薬は「ガンテネルマブ」アメリカで開...日曜日は川柳の日

  • 日々の愚問:空飛ぶ長野市

    飛ぶ方向が逆毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。今週は長野市が実施したアンケートのハテナです。市民を対象にしたアンケートの結果が広報にありましたが、その質問が実にユニーク。「長野市のカタチ、何に見えますか?」と問うていたのです。地図を見て頂くのが一番正確に伝わる方法ですが、敢えて拙い説明をしてみます。正方形の四隅をそれぞれ対角線の反対方向に引っ張ります。右下と左上は太めに引っ張り、右上方向はそれよりぐっと細めに、左下方向は先端をふたつに割った形に。それが大雑把な長野市のシルエットですが、はて、何に見えます?私は左に向かって走るテリアが浮かびました。LINEの公式アカウントで発信した質問に対して、1505件の回答があったそうです。集計した結果、最も多かったのが...日々の愚問:空飛ぶ長野市

  • 昭和のプロレス:脇役が主役

    無敗の戦績「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」では、主役を引き立てた脇役達を振り返っています。今週登場するのは「バーリトゥードの雄、イワン・ゴメス」。新日本プロレスに1年所属し故郷ブラジルに凱旋したゴメス。そこで新日勢を相手にして故郷のマットで主役になりました。その試合で脇役に徹したのがストロング小林でした。1974年12月13日に猪木率いる新日はブラジルに遠征。そこに飛び入りで挑戦を表明したのがゴメスでした。ゴメスが習得していたバーリトゥードは柔術から派生した格闘技。後に世界を席巻する総合格闘技の技術ですが、当時は世間一般の認知度は限りなく低いもの。正体不明を相手に戦うよりも懐柔してしまえ、とばかりに新日は留学生として日本に連れ帰りました。75年5月16日の第2回ワールドリーグ決勝戦がゴメスのプロレスデビ...昭和のプロレス:脇役が主役

  • 国語のおさらい:味方は4割

    もったいない日本人を70年近くやっているのだから、日本語は正確に使いたいもの。でも漢字を間違って覚えていたり、正しい表現を知らなかったりで、私の日本語はかなり怪しげ。だから毎週木曜日に国語をおさらいしています。こんな設問がありました。<「寸暇を惜しまず勉強する」の過ちはどこか?>私の頭は「間違いありませ~ん」と即答です。何がいけないのか分かりません。答を読むとこうありました。<「寸暇を惜しむ」は僅かな暇を取ることももったいないと思う、という意味の慣用句。貴重な休憩時間である寸暇を惜しまず勉強する、という表現は正しいようにも思える。しかし「寸暇を惜しむ」とするのが適切。>(日本語ノートより)こう聞かされても、何やら違和感を抱いてしまって腑に落ちません。今週は「寸暇を惜しむか惜しまぬか」をおさらいします。ネッ...国語のおさらい:味方は4割

  • 身近な生き物:マイホーム作りのお手伝い

    マメコバチの巣ハチは刺す虫、嫌いな人も多いでしょう。でもそんなハチの巣作りを、敢えて応援をする方も世の中にはいらっしゃる。地元紙に載っていた2つの話を取り上げます。先ずは2019年4月26日の紙面から。<長野市長沼地区のリンゴ栽培は人工授粉が主だが、ハチも活用されていた。しかし台風19号によりリンゴ畑にあったマメコバチの巣箱が全て流失。再び巣箱を設置する取り組みを農家の有志が行っている。>人工授粉は綿棒の先に付けた花粉を、ひとつひとつの花に付けていく気の遠くなる様な作業。かわりに受粉を助けてくれるのが蜜蜂より少し小さなマメコバチ。<内径6~8mmの木の穴の奥に花粉を運び込み産卵し、隔壁を作るとまた花粉を運び込み産卵。これを繰り返して穴の中に10個以上の部屋を作る。奥の卵から順に孵化し花粉を食べて成長、やが...身近な生き物:マイホーム作りのお手伝い

  • 雑草の日:雪の下の犬

    水田雑草毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。今週はまだ雪が積もる前の森林公園で見た、アブラナ科イヌガラシ属イヌガラシです。秋の終わりに見つけた時にはとうに花は終わり、茎の先端付近に1~2cm程の棒状の物が幾本も飛び出していました。これがこの草の特徴的なシルエットを作り出している長角果。完熟すると果皮がめくれ、中から2列に並んだ種子が現れます。種子のサイズは1mmにも満たない極小サイズ。でもしっかりと芽を出して分布域を広げます。あぜ道などに芽吹いて黄色い可憐な花を咲かせますがその後が大変。<イヌガラシの個体当たりの角果数は126.0個。個体当たりの種子生産数は約1万個。>これだけの数の種子が芽を出す機会を狙います。それだけでなく、刈り取ったり掘り返したりして裂けた根も再生します。...雑草の日:雪の下の犬

  • 健康長寿:未来予想図

    親の介護私の願いは健康長寿。お迎えの来るその時まで自分の足で歩いて、自分のことは自分でやっていたい。そこで頼るのはウォーキング。だから毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。・・・とお題目の様に唱えていますが、ふと考えました。「お迎えの来るその時」っていったいどんな風になるのだろう。最後の状況を知った上で、そこまでの生き方を考えよう。年の初めに殊勝なことを思いつきました。先日読んだ「家で死のう」(萬田緑平氏著)にこんな記述がありました。<①食欲が低下し体力が衰え寝ている時間が長くなる。起きている間も朦朧とする時間が多くなり、夢と現実の間を行き来する。②終末期せん妄(突発的に手足をバタバタさせ意味不明のことを口走る)が起き、肩や顎を上下させあえぐように呼吸する。手足が冷たくなり血色の悪さが...健康長寿:未来予想図

  • 日曜日は川柳の日

    1ドル132円30銭。大幅なドル高円安で推移。そんな見出しが躍ります。知識は薄いけれど良くない状況とは分かります。どうなる2023年の日本経済!?あれ?このフレーズどこかで聞いた様な。浮かんできたのはNHKの大河ドラマです。今年は、どうする家康、だそうで。そこで今週の駄作です。<注目はどうする家康どうなる円安>「あるくあかるく」、次週も怒涛の7連続!予告編です。16日(月)健康長寿:家で死のう17日(火)雑草の日:卯年のイヌ18日(水)身近な生き物:蜂の巣建設19日(木)国語のおさらい:寸暇はどうする20日(金)昭和のプロレス:柔術の師匠21日(土)日々の愚問:相撲の一門毎週日曜日は川柳の日。3回目ですが、今年も駄作が豊作です。日曜日は川柳の日

  • 日々の愚問:一問一答

    きつい縛り毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り上げています。今週は「大相撲の一門」のハテナです。大相撲の仕組みでいまいち分からないのが「一門」です。本場所前に一門の連合稽古が行われた、とか、一門総出で綱を結った、などのニュースで名前を聞くのがせいぜい。何を目的にどんな役割をしているのか、部外者には分からない組織です。長い大相撲の歴史の中で、一門制度ができたのは比較的最近のこと、明治時代だといいます。<師匠と弟子の繋がりから、幾つかの相撲部屋がグループを作った。これを一門という。>昔は関取にも月給というものは出ず、贔屓からのご祝儀や巡業での収入で生活していました。その地方巡業も今の様に協会総出で行うのではなく、グループごとで仕切っていました。<巡業に出るグループがやがて一門...日々の愚問:一問一答

  • 昭和のプロレス:猪木の伴走者

    レスラーとしては先細り「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」では主役を引き立てた脇役達を振り返っています。今週登場するのは主役アントニオ猪木をレスラー兼レフェリーとして支えた「要所要所に顔を出した、ユセフ・トルコ」です。プロレスデビューは1954年の2月6日。山口利夫や清美川が所属した全日本プロレス協会が大阪府立体育館で開催した興行にキラーユセフの名前で出場。この大会の外人選手は駐留米軍から仕立てた俄かレスラー。団体は地元大阪で3連戦した勢いで、翌月の3月14日には東京蔵前国技館に進出してここでも3連戦を決行。しかし知名度の低さから興行は大失敗。トルコはその後力道山の日本プロレスに移籍しました。当時の日プロの試合結果で名前が残るのは、入門して半年の猪木との対戦です。60年の10月20日に初対決して首固めで勝利...昭和のプロレス:猪木の伴走者

  • 国語のおさらい:大きな話

    漢字が違う毎週木曜日は国語をおさらいする日。昨年を振り返るとちまちましたことばかりおさらいしているので、年の初めは逆の方向に目を向けました。日本語の表現で一番大きいのは何だろう。その表現を自在に使いこなしたい。そんな願いを込めたおさらいです。先ず浮かんだのは「膨大と莫大」どちらも大きな表現ですが、微妙な違いがあります。たとえば「膨大な資料」とは言うけれど「莫大な資料」とは言わない。あるいは「莫大な財産」はあっても「膨大な財産」はしっくりこない。感覚的には何となく違いが分かるのですが、どう定義すれば良いかははっきりしません。<膨大:内容や数量が膨れ上がる程大きく多いさま。大きな計画を表す際などに使う。>一方の莫大は、先ずは漢字の解説から。<莫の「艸+日」は草むらに陽が沈むのを表す。そこから派生して「無い」の...国語のおさらい:大きな話

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